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第373話 ウルフ再び
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第373話 ウルフ再び
俺とアリシアの二人でデートを楽しんでいた時に、嫌な奴の顔を見つけてしまった。
それはウルフの顔を、この街中で見たことだ。
間違いなくウルフが、この国にいる。
しかし、ウルフは瞬間転移もできるが、少し前に確認した時には、この星の反対側にいたはずだ。
でも、間違いない、奴の顔と気配を一瞬しか判断できなかったが、奴に間違いない。
俺が奴を見つけるために、検索魔法を行使したけど、奴の存在を見つけることはできなかった。
おかしい
奴が、この国にいるのであれば、検索魔法でわかるはずだ。
一瞬だったけど、見えたや奴の顔を忘れることなんてない。
なぜ、検索魔法で探知することができない?
何か、トリックがあるのか、俺の知らないトリックが?
でも、今は、俺の顔から噴き出た汗をアリシアからハンカチを借りて吹いている。
倒れた椅子を起こしながら、椅子に座る。
目では見つけることができないので、検索魔法を数回してみたが、奴の気配もない。
検索魔法を駆使しても見つけることができないので、俺は、俺は椅子に座って落ち着くことにした。
テーブルに出された水を飲みながら、落ち着く。
「ふぅー」とため息をつく。
アリシアが「大丈夫?」と声をかけられたが、あまり大丈夫じゃなさそうだ。
俺は、ウルフよりも、奴の後ろにいる、もう一人の奴に恐れを抱いている。
ウルフがいると言うことは、もう一人の奴もいる可能性が大きくなってくる。
俺が、椅子にへたり込むように座り込んだので、アリシアが心配そうにみている。
そこに、先ほど注文した食事が運ばれてきた。
俺は、あまり食が進まない。
でもアリシアに、これ以上、心配かけるわけにも、いかず、「じゃ、食べようか?」と言って、食べ始める。
「うん、美味しそうだね」とアリシアは、食べ始めるけど、俺のことを気にしている様子がわかる。
俺は食は進まないが、少しでも腹に入れていく。
でも、これ以上は食べることができないので、ナイフとフォークを置いて、俺はコーヒーを飲むことにした。
熱々のコーヒーをちびり、ちびりと飲みながら、ウルフのことを考える。
もう一度、探知魔法を展開してサーチしてみたが、やはり見つからない、そして、俺を殺した奴の気配で探知魔法を展開しても、見つからない。
おかしい、見間違いはしていない。
どう言うトリックが働いているのか?
それを解明しなければならない。
俺はアリシアが、食べ終えるのを待って、路地に行き、瞬間転移で、一度、屋敷に戻ることにした。
戻ってきたのはオーリス王国の屋敷ではなく、ブラッドフォード大公国の山肌にある山荘だ。
「クリス、しばらくベットで横になっていた方がいいよ、顔色が真っ青だよ」
「うん、そうさせてもらうよ」と俺はアリシアに言って、ベットに横になったけど、頭から離れないことは、俺に夢を見せた存在のこと。
ウルフを追跡するためには、夢の存在が示した空間のことを究明する必要があるみたいだ。
空間、空間と言葉で言いながら、ベットに寝ていると、本当に寝てしまった。
俺は、誰かに誘い込まれるように寝てしまい、またもや夢に空間を見せられてしまう羽目になった。
夢では、俺が空間の中にいて、だたっ広い空間が、無限に広がっている。
空間は白いので、どこまで広がっているか、わからない‥‥‥
その中心に俺は立っている。
何をするわけでもなく、ただ立っているだけ。
そして空間で一人で立っている俺は目を瞑っている。
『目を瞑って俺は、何をしているんだ?』
俺は目を瞑って立っている自分を、他人が見るようにみている。
『これに何かのヒントがあるのか?』
俺が目を瞑って何かをすると言うことは、たぶん、検索魔法だろう。でも以前も検索魔法でサーチしても、何もなかったじゃないか!
何を言いたいんだ?
何を見せたいんだ!
誰が俺を助けてくれているんだ?
わからない‥‥‥
俺は、そこで目を開いた、目を開けると、山荘の俺の部屋の天井が見える。
横に暖かい人の温感と寝息を感じて、横を向くとアリシアが寝ていた。
俺はアリシアに触ることも考えもせず、アリシアが起きないように、ゆっくりとベットから出てきた。
今は、夜中の1時を回った時間になっていたので、驚かされた、俺は短時間しか寝た記憶しかなかったが、いつの間のか、夜の1時になっていたのか。
6時間以上、寝ていたみたいだ。
俺はアリシアに置き手紙で、『ちょっと空間に行ってくる、朝までには戻る』とだけ書いて、空間がある屋敷に瞬間転移してきた。
俺は直に地下に転移しないで、屋敷の外から小屋の扉を鍵で開けて、中に入り階段を降りていく。
一段、一段と階段を降りていく。
徐々に階段の先が見えてきて、下のフロアにたどり着いた。
この先にあることが、ウルフが探索魔法で見つからないことの問題が見つかると思っている。
だから、何回も見た光景だけど、俺は、わざとゆっくりと進んでいく。
まるで、そこにウルフが隠れているような感じを持って進んでいくけど、もちろんいない。
誰もいない狭いフロアがあるだけ。
俺は、フロアの中を見て回る。
置かれているものは、以前のままにしてある。
木箱を見たり、布袋を取って中を見たり、置かれている陶器を除いたり、引かれているカーペットをめくったりすると違和感を感じる。
違和感のもとは、カーペットだ。
どうして倉庫にしか使っていない部屋なのにカーペットを引く必要があるんだ。
ここで何かの作業をするためにか?
この部屋の大きさは4畳半くらいの大きさだけど、テーブルもなければ椅子も置いていない。
しかも空間に転移する魔法陣がある場所とカーペットの位置が違う。
魔法陣は、階段を降りて、2歩先にある。
しかしカーペットは、広げたままで奥に置いてある。
ここの位置に何かあるのか?
それとも、このカーペットが何かの起動させる因子か?
俺は空間を作った人の研究ノートがしまってある床の板を剥がして、ノートを取り出してみる。
しばらく研究ノートをみているけど、参考になるようなことは書かれていない。
ノートを読み進めて、終わり近くなると、何も書かれていない白い部分が数枚続いている。
ここで終わりかぁ。
と思ったけど、もしかしてと思い、俺のゆ勇者の魔力をノートにこめてみる。
そうすると研究ノートの白紙の部分に文字が浮かび上がった。
その文字を読んでいくと『親愛なる者よ、今、ノートを読んでいるのは後世の勇者だと思いたい』と書いてある。
『このノートは後世の必要とされた時に見つけるようにしている、それも見つけられるのは、勇者だろう。
そのため必要とされる魔力をノートに残しておいた。
だからノートの後半は私と同じ勇者しか読むことができない』
俺は読み進んでいくと、体が震え出すような感覚を覚える。
これを研究したのは、前の勇者なのか。
貪るように読み進めていくと『勇者へ、空間は表の空間と裏の空間がある。それを見つけることができるものが、勇者であると私は思いたい。
残念ながら私の命は持ちそうにもない。
勇者へ、裏の空間への入り口を見つけろ、私に言えるのは、ここまでだ』と書いてあるだけ。
そこから先はない、肝心な部分が欠けているじゃないか、前任者よ‥‥‥
でも、参考にはさせてもらうよ。
*
俺は違和感を覚えたのは、研究ノートじゃなく、カーペットの方だ。
俺とアリシアの二人でデートを楽しんでいた時に、嫌な奴の顔を見つけてしまった。
それはウルフの顔を、この街中で見たことだ。
間違いなくウルフが、この国にいる。
しかし、ウルフは瞬間転移もできるが、少し前に確認した時には、この星の反対側にいたはずだ。
でも、間違いない、奴の顔と気配を一瞬しか判断できなかったが、奴に間違いない。
俺が奴を見つけるために、検索魔法を行使したけど、奴の存在を見つけることはできなかった。
おかしい
奴が、この国にいるのであれば、検索魔法でわかるはずだ。
一瞬だったけど、見えたや奴の顔を忘れることなんてない。
なぜ、検索魔法で探知することができない?
何か、トリックがあるのか、俺の知らないトリックが?
でも、今は、俺の顔から噴き出た汗をアリシアからハンカチを借りて吹いている。
倒れた椅子を起こしながら、椅子に座る。
目では見つけることができないので、検索魔法を数回してみたが、奴の気配もない。
検索魔法を駆使しても見つけることができないので、俺は、俺は椅子に座って落ち着くことにした。
テーブルに出された水を飲みながら、落ち着く。
「ふぅー」とため息をつく。
アリシアが「大丈夫?」と声をかけられたが、あまり大丈夫じゃなさそうだ。
俺は、ウルフよりも、奴の後ろにいる、もう一人の奴に恐れを抱いている。
ウルフがいると言うことは、もう一人の奴もいる可能性が大きくなってくる。
俺が、椅子にへたり込むように座り込んだので、アリシアが心配そうにみている。
そこに、先ほど注文した食事が運ばれてきた。
俺は、あまり食が進まない。
でもアリシアに、これ以上、心配かけるわけにも、いかず、「じゃ、食べようか?」と言って、食べ始める。
「うん、美味しそうだね」とアリシアは、食べ始めるけど、俺のことを気にしている様子がわかる。
俺は食は進まないが、少しでも腹に入れていく。
でも、これ以上は食べることができないので、ナイフとフォークを置いて、俺はコーヒーを飲むことにした。
熱々のコーヒーをちびり、ちびりと飲みながら、ウルフのことを考える。
もう一度、探知魔法を展開してサーチしてみたが、やはり見つからない、そして、俺を殺した奴の気配で探知魔法を展開しても、見つからない。
おかしい、見間違いはしていない。
どう言うトリックが働いているのか?
それを解明しなければならない。
俺はアリシアが、食べ終えるのを待って、路地に行き、瞬間転移で、一度、屋敷に戻ることにした。
戻ってきたのはオーリス王国の屋敷ではなく、ブラッドフォード大公国の山肌にある山荘だ。
「クリス、しばらくベットで横になっていた方がいいよ、顔色が真っ青だよ」
「うん、そうさせてもらうよ」と俺はアリシアに言って、ベットに横になったけど、頭から離れないことは、俺に夢を見せた存在のこと。
ウルフを追跡するためには、夢の存在が示した空間のことを究明する必要があるみたいだ。
空間、空間と言葉で言いながら、ベットに寝ていると、本当に寝てしまった。
俺は、誰かに誘い込まれるように寝てしまい、またもや夢に空間を見せられてしまう羽目になった。
夢では、俺が空間の中にいて、だたっ広い空間が、無限に広がっている。
空間は白いので、どこまで広がっているか、わからない‥‥‥
その中心に俺は立っている。
何をするわけでもなく、ただ立っているだけ。
そして空間で一人で立っている俺は目を瞑っている。
『目を瞑って俺は、何をしているんだ?』
俺は目を瞑って立っている自分を、他人が見るようにみている。
『これに何かのヒントがあるのか?』
俺が目を瞑って何かをすると言うことは、たぶん、検索魔法だろう。でも以前も検索魔法でサーチしても、何もなかったじゃないか!
何を言いたいんだ?
何を見せたいんだ!
誰が俺を助けてくれているんだ?
わからない‥‥‥
俺は、そこで目を開いた、目を開けると、山荘の俺の部屋の天井が見える。
横に暖かい人の温感と寝息を感じて、横を向くとアリシアが寝ていた。
俺はアリシアに触ることも考えもせず、アリシアが起きないように、ゆっくりとベットから出てきた。
今は、夜中の1時を回った時間になっていたので、驚かされた、俺は短時間しか寝た記憶しかなかったが、いつの間のか、夜の1時になっていたのか。
6時間以上、寝ていたみたいだ。
俺はアリシアに置き手紙で、『ちょっと空間に行ってくる、朝までには戻る』とだけ書いて、空間がある屋敷に瞬間転移してきた。
俺は直に地下に転移しないで、屋敷の外から小屋の扉を鍵で開けて、中に入り階段を降りていく。
一段、一段と階段を降りていく。
徐々に階段の先が見えてきて、下のフロアにたどり着いた。
この先にあることが、ウルフが探索魔法で見つからないことの問題が見つかると思っている。
だから、何回も見た光景だけど、俺は、わざとゆっくりと進んでいく。
まるで、そこにウルフが隠れているような感じを持って進んでいくけど、もちろんいない。
誰もいない狭いフロアがあるだけ。
俺は、フロアの中を見て回る。
置かれているものは、以前のままにしてある。
木箱を見たり、布袋を取って中を見たり、置かれている陶器を除いたり、引かれているカーペットをめくったりすると違和感を感じる。
違和感のもとは、カーペットだ。
どうして倉庫にしか使っていない部屋なのにカーペットを引く必要があるんだ。
ここで何かの作業をするためにか?
この部屋の大きさは4畳半くらいの大きさだけど、テーブルもなければ椅子も置いていない。
しかも空間に転移する魔法陣がある場所とカーペットの位置が違う。
魔法陣は、階段を降りて、2歩先にある。
しかしカーペットは、広げたままで奥に置いてある。
ここの位置に何かあるのか?
それとも、このカーペットが何かの起動させる因子か?
俺は空間を作った人の研究ノートがしまってある床の板を剥がして、ノートを取り出してみる。
しばらく研究ノートをみているけど、参考になるようなことは書かれていない。
ノートを読み進めて、終わり近くなると、何も書かれていない白い部分が数枚続いている。
ここで終わりかぁ。
と思ったけど、もしかしてと思い、俺のゆ勇者の魔力をノートにこめてみる。
そうすると研究ノートの白紙の部分に文字が浮かび上がった。
その文字を読んでいくと『親愛なる者よ、今、ノートを読んでいるのは後世の勇者だと思いたい』と書いてある。
『このノートは後世の必要とされた時に見つけるようにしている、それも見つけられるのは、勇者だろう。
そのため必要とされる魔力をノートに残しておいた。
だからノートの後半は私と同じ勇者しか読むことができない』
俺は読み進んでいくと、体が震え出すような感覚を覚える。
これを研究したのは、前の勇者なのか。
貪るように読み進めていくと『勇者へ、空間は表の空間と裏の空間がある。それを見つけることができるものが、勇者であると私は思いたい。
残念ながら私の命は持ちそうにもない。
勇者へ、裏の空間への入り口を見つけろ、私に言えるのは、ここまでだ』と書いてあるだけ。
そこから先はない、肝心な部分が欠けているじゃないか、前任者よ‥‥‥
でも、参考にはさせてもらうよ。
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俺は違和感を覚えたのは、研究ノートじゃなく、カーペットの方だ。
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