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第354話 オズワルド王国
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第354話 オズワルド王国
次期国王に、誰がふさわしいのか、その話し合いに俺たちは呼ばれたみたいだけど、そんなの、勝手にやってくれって感じだけど。
「王の器にふさわしいものが王になるべきかと。
この国では、前王は、悪事を働いたわけですから、本来ならクーデターや国民の謀反なども起きていても、いいくらいですから、本来なら、ここにいる王子でさえ、同罪と言えるでしょう。
トップとなる王が、隣国に迷惑をかけ、人の命を危険な目に合わせようとしたわけですから。
しかし、王が悪事を働いた証拠は、私しか知りません」
俺は、そこまで、ここにいる人に告げながら、再生する映像を投射するために結界魔法を白くしてスクリーンにして投射した。
俺が瞬間的に作り出した結界魔法にも驚いていたけど、今から見せる光景を見ればもっと驚くことになるだろう。
再現をするように、王と鏡のやりとり、そして、あの会議室での光景を、第一王子、第二王子に見せた。
再現した映像を見せたことでも俺の実力を図っていると思うし、威圧的に行かないと王子と言うのは影で企てをするから。
第一皇子と第二王子を見ても性格的にも金持ちのボンボンと言う感じで苦労もしていない感じだった。
テーブルの上に置かれている手を見てもどこかの坊ちゃんのような手をしている。
俺が再現している英三2人の王子に見せると、王子2人は暗い顔をした。
「これで証拠は確定したわけですけど、まだ、何か言いたい人はいるんですか?」と怒気を含めて言った。
「今、ここで次期国王に反対の人がいなければ、約束してもらいます、それを文章にして血判してみらいます」
「次期国王に、あとでも、逆らえば、どうなるか、わかっていますよね」
俺は、こんなことが早く終わるように、ゆっくりと脅すように各王子に告げた。
もう早く帰りたいから。
俺は、 次期国王になる会議を継続することよりも、休憩することを選んで1時間後にまた集まるように指示した。
その間に、俺たちは部屋をお城の中に借りて、ゆくっりすることにした。
もちろん俺は部屋でも、暇ではない。
それぞれの王子が、何を話しているのか情報を集める。
1番気になるのは第二王子よりも、第一王子の方だ、
第一王子は剣の稽古なんかしたことがあるような気配もなく、ぽっちゃり体型で多分、前の王様から溺愛されていたんだろう。
そこに王子たちの母親が乱入してきた。
「私の子供が王になるのは、当然だわ、あんな汚らわしい子供が王になるなんて、許せないわ、私が会議で言ってあげるわ」
もう、本当に帰りたい。
話らしいことはしていないで、言い張るばかりの1時間になってしまった。
俺は、第一王子について情報を求めるようにジャネットに指示を出した。
お城を歩きまわって、情報を集めてもらう。
これにも理由がある、俺が前に検索していた時に、王妃の顔を見たことがあった。
こいつは、王でなない人とベットの上にいたから。
お城の構造から言って、お城の一番、上に住むのは、王族だから、そこを念入りに調べる必要があるから。
その時に、見た光景が、あの王様とは違う男性だった。
だからジャネットたちには、よくない情報を提供してもらう人を探してもらう、特に侍女に。
侍女ならば、ベットのあと処理をしていることもあるから。
ジャネットたちが、行って、そんなに時間を取ることもなく、多くの情報が集まってきた。
王妃とよろしくしていたのは、宰相みたいだ。
今は宰相は、囚われの身になっているから、俺は金縛りをかけた時に、王の横にいた宰相の顔を知っている。
もう1時間は過ぎようとしているけど、宰相の牢屋に瞬間転移で飛んだ。
俺が現れた牢屋には、数人がいたけど、すぐに宰相を見つけて、精神魔法をかけてみる
一瞬的な自白効果がある魔法だ。
「王妃といつから関係があるのか?」と聞くと
「初めに王妃と関係があったのは、随分前になる」
「では聞くが、第一王子は、あなたの子供か」
「そうだ、俺の子供で、王の子供ではない」と言ったので映像として残した。
俺は借りている部屋に戻って会議が行われる部屋に全員で歩いて行った。
もう全員が会議室に集まっていたが、やはり余計な人物が1人混ざっている。
俺たちが会議室に入っていくと、「あ、あなたね、私の王子を、即位させないのは、これは前王の意向なのよ」
王妃のことは知っていたけど「 あなたは誰ですか? ここにいる権利があるんですか?」
「あなたこそ、ここにいる権利はあるの?」と言ってきたので、
「俺は、前王の悪事を暴いて、本当は共和制を引いた方がいいと思っている一般人ですよ」と言った。
しょうがないないので、王の悪事の映像をもう一度、見せた。
「へー、よくできた嘘っぽい映像ね」
「王妃、あなたに発言する権利は認めません」
「なんですって、この平民が」後ろの兵士に向かって、「お前た血、何をしているの?、この平民を捉えてしまいなさい」
もちろん、誰一人、動かない、ここにいるのは、第三王子の兵士が多いから。
先ほどの俺の威圧で、まだ多くの兵士は気絶している。
「どうしたのよ、お前たち、さぁ、早く」
でも兵士は動かない。
動くことがない兵士に苛立って、王妃は、兵士の剣を奪おうとした。
王妃が奪おうとした剣は第三王子を守るための剣だから、それを奪われそうになったら、兵士は、王妃を突き放した。
倒れた王妃は、「あのものを捕らえなさい」と言ったけど、他の兵士は動かない。
「あまりに見苦しいです、王妃、いや、前王妃」
「なんですって、私のことを前王妃だなんて、呼ばないで」
「いいえ、あなたは、前王の王妃ですから、もう今となっては、罪人の前王妃です」
「そんな‥‥‥」
「じゃ、私の可愛い子供は王になるんでしょ、第一、王子ですから」
「いいえ、それはありません。今の王子から国政ができる王の器があるとは思えません」
「王の器?」
「そうですよ、王の器です」
「それなら、あるわ」
「だって、あの方の息子ですもの」
「彼の方とは?」
「 もちろん決まっているわよ、今となっては前王よ」
「それは違いますね」と言って俺は、牢屋で宰相と話した再現映像を流した。
それを見て王妃は驚愕の表情を見せた。
床にガックリと膝を落とした王妃はガクガク震え出した。
第三王子が、王妃を引っ立ていと言って連行した。
そして第一王子も、兵士に連れて行かれた。
そこに残るのは第三王子と、第二王子のみ。
「お兄様、あなたは、どうしますか?」
「俺は、ロードリックが王になると思っていたから‥‥‥」
「では、私が次期国王でいいんですね」
「うん、いいよ、血判も書くよ」と言って俺の方を向いて、「君が、あの有名な盟主様かい?」と聞いてきたので
「有名か、どうかわかりませんけど、加盟国では盟主をしています」とだけ答えた。
それを聞いて、第二王子は退出した。
あと第三王子のロードリックだけ。
「ロードリック、あなたの才能で、この国を立て直してください」
「わ、わかりました、クリス様、努力いたします」
俺たちが帰ろうとしていたら、王子から、もうしばらくこの国に留まってほしいと懇願された。
全員の顔を見て、了承したけど、泊まることになるのは、また、お城。
お城には、あまり泊まりたくないけど、しょうがない。
俺たちように貴賓室が与えられた。
俺たちが侍女に案内された部屋には、本当に大きくて、もちろん人数分のベットが置いてあった。
俺は人疲れして、ベットに倒れ込む。
もう、嫌だ。 早く帰りたい。
「ハァ、疲れたー」と自然に声が出てしまう。
その横にベットが沈む気配がして、俺は目を開けて顔を横に向けた。
そこにはイザベラがいた。
それも手を握ってくる。
「お疲れ様」と言って俺のおでこを撫でる。
「もう、本当に疲れたよ」
次期国王に、誰がふさわしいのか、その話し合いに俺たちは呼ばれたみたいだけど、そんなの、勝手にやってくれって感じだけど。
「王の器にふさわしいものが王になるべきかと。
この国では、前王は、悪事を働いたわけですから、本来ならクーデターや国民の謀反なども起きていても、いいくらいですから、本来なら、ここにいる王子でさえ、同罪と言えるでしょう。
トップとなる王が、隣国に迷惑をかけ、人の命を危険な目に合わせようとしたわけですから。
しかし、王が悪事を働いた証拠は、私しか知りません」
俺は、そこまで、ここにいる人に告げながら、再生する映像を投射するために結界魔法を白くしてスクリーンにして投射した。
俺が瞬間的に作り出した結界魔法にも驚いていたけど、今から見せる光景を見ればもっと驚くことになるだろう。
再現をするように、王と鏡のやりとり、そして、あの会議室での光景を、第一王子、第二王子に見せた。
再現した映像を見せたことでも俺の実力を図っていると思うし、威圧的に行かないと王子と言うのは影で企てをするから。
第一皇子と第二王子を見ても性格的にも金持ちのボンボンと言う感じで苦労もしていない感じだった。
テーブルの上に置かれている手を見てもどこかの坊ちゃんのような手をしている。
俺が再現している英三2人の王子に見せると、王子2人は暗い顔をした。
「これで証拠は確定したわけですけど、まだ、何か言いたい人はいるんですか?」と怒気を含めて言った。
「今、ここで次期国王に反対の人がいなければ、約束してもらいます、それを文章にして血判してみらいます」
「次期国王に、あとでも、逆らえば、どうなるか、わかっていますよね」
俺は、こんなことが早く終わるように、ゆっくりと脅すように各王子に告げた。
もう早く帰りたいから。
俺は、 次期国王になる会議を継続することよりも、休憩することを選んで1時間後にまた集まるように指示した。
その間に、俺たちは部屋をお城の中に借りて、ゆくっりすることにした。
もちろん俺は部屋でも、暇ではない。
それぞれの王子が、何を話しているのか情報を集める。
1番気になるのは第二王子よりも、第一王子の方だ、
第一王子は剣の稽古なんかしたことがあるような気配もなく、ぽっちゃり体型で多分、前の王様から溺愛されていたんだろう。
そこに王子たちの母親が乱入してきた。
「私の子供が王になるのは、当然だわ、あんな汚らわしい子供が王になるなんて、許せないわ、私が会議で言ってあげるわ」
もう、本当に帰りたい。
話らしいことはしていないで、言い張るばかりの1時間になってしまった。
俺は、第一王子について情報を求めるようにジャネットに指示を出した。
お城を歩きまわって、情報を集めてもらう。
これにも理由がある、俺が前に検索していた時に、王妃の顔を見たことがあった。
こいつは、王でなない人とベットの上にいたから。
お城の構造から言って、お城の一番、上に住むのは、王族だから、そこを念入りに調べる必要があるから。
その時に、見た光景が、あの王様とは違う男性だった。
だからジャネットたちには、よくない情報を提供してもらう人を探してもらう、特に侍女に。
侍女ならば、ベットのあと処理をしていることもあるから。
ジャネットたちが、行って、そんなに時間を取ることもなく、多くの情報が集まってきた。
王妃とよろしくしていたのは、宰相みたいだ。
今は宰相は、囚われの身になっているから、俺は金縛りをかけた時に、王の横にいた宰相の顔を知っている。
もう1時間は過ぎようとしているけど、宰相の牢屋に瞬間転移で飛んだ。
俺が現れた牢屋には、数人がいたけど、すぐに宰相を見つけて、精神魔法をかけてみる
一瞬的な自白効果がある魔法だ。
「王妃といつから関係があるのか?」と聞くと
「初めに王妃と関係があったのは、随分前になる」
「では聞くが、第一王子は、あなたの子供か」
「そうだ、俺の子供で、王の子供ではない」と言ったので映像として残した。
俺は借りている部屋に戻って会議が行われる部屋に全員で歩いて行った。
もう全員が会議室に集まっていたが、やはり余計な人物が1人混ざっている。
俺たちが会議室に入っていくと、「あ、あなたね、私の王子を、即位させないのは、これは前王の意向なのよ」
王妃のことは知っていたけど「 あなたは誰ですか? ここにいる権利があるんですか?」
「あなたこそ、ここにいる権利はあるの?」と言ってきたので、
「俺は、前王の悪事を暴いて、本当は共和制を引いた方がいいと思っている一般人ですよ」と言った。
しょうがないないので、王の悪事の映像をもう一度、見せた。
「へー、よくできた嘘っぽい映像ね」
「王妃、あなたに発言する権利は認めません」
「なんですって、この平民が」後ろの兵士に向かって、「お前た血、何をしているの?、この平民を捉えてしまいなさい」
もちろん、誰一人、動かない、ここにいるのは、第三王子の兵士が多いから。
先ほどの俺の威圧で、まだ多くの兵士は気絶している。
「どうしたのよ、お前たち、さぁ、早く」
でも兵士は動かない。
動くことがない兵士に苛立って、王妃は、兵士の剣を奪おうとした。
王妃が奪おうとした剣は第三王子を守るための剣だから、それを奪われそうになったら、兵士は、王妃を突き放した。
倒れた王妃は、「あのものを捕らえなさい」と言ったけど、他の兵士は動かない。
「あまりに見苦しいです、王妃、いや、前王妃」
「なんですって、私のことを前王妃だなんて、呼ばないで」
「いいえ、あなたは、前王の王妃ですから、もう今となっては、罪人の前王妃です」
「そんな‥‥‥」
「じゃ、私の可愛い子供は王になるんでしょ、第一、王子ですから」
「いいえ、それはありません。今の王子から国政ができる王の器があるとは思えません」
「王の器?」
「そうですよ、王の器です」
「それなら、あるわ」
「だって、あの方の息子ですもの」
「彼の方とは?」
「 もちろん決まっているわよ、今となっては前王よ」
「それは違いますね」と言って俺は、牢屋で宰相と話した再現映像を流した。
それを見て王妃は驚愕の表情を見せた。
床にガックリと膝を落とした王妃はガクガク震え出した。
第三王子が、王妃を引っ立ていと言って連行した。
そして第一王子も、兵士に連れて行かれた。
そこに残るのは第三王子と、第二王子のみ。
「お兄様、あなたは、どうしますか?」
「俺は、ロードリックが王になると思っていたから‥‥‥」
「では、私が次期国王でいいんですね」
「うん、いいよ、血判も書くよ」と言って俺の方を向いて、「君が、あの有名な盟主様かい?」と聞いてきたので
「有名か、どうかわかりませんけど、加盟国では盟主をしています」とだけ答えた。
それを聞いて、第二王子は退出した。
あと第三王子のロードリックだけ。
「ロードリック、あなたの才能で、この国を立て直してください」
「わ、わかりました、クリス様、努力いたします」
俺たちが帰ろうとしていたら、王子から、もうしばらくこの国に留まってほしいと懇願された。
全員の顔を見て、了承したけど、泊まることになるのは、また、お城。
お城には、あまり泊まりたくないけど、しょうがない。
俺たちように貴賓室が与えられた。
俺たちが侍女に案内された部屋には、本当に大きくて、もちろん人数分のベットが置いてあった。
俺は人疲れして、ベットに倒れ込む。
もう、嫌だ。 早く帰りたい。
「ハァ、疲れたー」と自然に声が出てしまう。
その横にベットが沈む気配がして、俺は目を開けて顔を横に向けた。
そこにはイザベラがいた。
それも手を握ってくる。
「お疲れ様」と言って俺のおでこを撫でる。
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