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第284話 救世主4
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第285話 救世主4
神妙な話を終えようとしたらシャーロットが前に出てきて話し始めた。
「お父様、また、他の王様も聞いて欲しいんですが、私はオーリス王国の王の娘のシャーロットと言います」
何を話すんだろう?
「おお、シャーロットか」オーリス王
「ここにいるクリス公爵は、称号を持ったんですよ」
俺は、焦った、言わないようにしていたのに、シャーロットが 喋ってしまう。
シャーロットの口を手で塞いで、シャーロットは、モゴモゴ言っている。
「ちょっと待て、公爵?」
しょうがない感じで
「はい」
「今、シャーロットは称号と言ったのか?」
「‥‥‥はい」
「それは、なんの称号だ?、うちの国に伝わる伝承には、称号を持つ者には、敬意を払い、最大限の協力をせよと言われてきている」
「‥‥‥」
「公爵? 頼む、貴殿の性格からすると言いたくないんじゃろう」
「‥‥‥はい、シャーロットが言ったように、私には、称号がついています」
「な、なんの称号なのだ、教えてくれ‥‥‥」
「そ、それは‥‥‥」
他の王様からも言われた「頼む、教えてくれ」
ちらっとメンバー一人、一人の顔を見てアリシアで目を止めた。
アリシアの顔には、笑みが浮かんでいる。
しょうがないか
「私の獲得している称号は、勇者です」
「おぉっ」という声が、大きく聞こえる。
そこにシャーロットがまた出てきて、「 実はお父様それだけじゃないんですよ」と口を出してきた。
「な、なんと、公爵、勇者以外にもあるのか?」
俺は横に立っているシャーロットの頭をポンポンと叩きながら
「はい、救世主という称号です」
「な、なんと救世主か」
「誠なのか」
「はい」
「 本当は言うつもりはなかったんですけど、シャーロットが、自分のことのように、あまりにもうれしそうに言ってくれたから」
「そうか、勇者であり救世主と言う称号まで獲得していたのか」
「 では、オーリス王国は何の要請があっても貴殿に従うことを約束しよう」
「 ダイラス連邦も同じことを誓う」
「ライオネル公国も同じだ」
「ブラッドフォード大公国はもちろん神に従います」
「リッチェスト国も同じ気持ちです」
「サイラス国も盟主に従う」
全部の国が俺に協力することを約束してくれた。
もう、 シャーロットのおかげと言うような感じもある。
本当は話したくなかったんだけど、全員が協力を申し出てくれたのは嬉しい
これで今回の各国との通信は終了した。
俺が後ろを振り向くと全員が俺の方を見ていたが、ため息が出た。「はぁー」
みんなに笑われてしまった。
「仕方ないよ、クリス、シャーロットは嬉しかったんだから」アリシア
「みんな、同じよね」とシャーロット
「もちろん」ソフィア、コリン、イザベラ、セラフィーナ、そして神獣たちも。
神獣たちが、これまで幾度も世の中を収めたり、または国を滅ぼすしたりしながら数百年、または数千年にわたってやってきたこと。
その多くが、今、目の前にいる神獣たち。
そんなことを考えながら神獣たちメンバーを見ていたが、
アレクが「クリス、何か勘違いしているようだから一応いっとくね」
「私たちは交渉したり、事をおさめる方だから」
「えっ…」
「そしてウルフになったやつが、破壊する担当だから」
「‥‥‥」
「担当があるの?」
「そりゃそうだよ、破壊する方が簡単だもん」
「あっ、そうか」
「私たちが主に担当していたのは、平和に戻すこと、ウルフになったやつは破壊しまくるだけだから」
「勘違いするなんて失礼だなぁ」
「ごめん、ごめん」
「私たちは、悪い奴以外の人を殺すなんて、やっていないよ。」
「そりゃ悪い奴もいるから、悪い奴は、どうしようもないしね」
「その点、違うのが転生したウルフだよ」
「やつは、破壊しまくって、人もいっぱい殺してるから」
「そう、なんだ…」
もしかしたら破壊しているウルフも 昔の俺と同じように人を殺すことに精神をすりつぶしてきたのかもわからない。
そんな話を聞いていると、俺が300年前に巻き込まれた戦争も、もしかしたら、神獣たちが参戦していたのか?、または破壊しようとしたのか?
しかし世界を破壊し尽くす奴が、今回は敵に回る可能性がある。
しかし神獣たちは、俺のことを救世主と思っている。
俺は、そんなに変わった気がしないが。
しかし、目の前にあることを解決しなければ先は見えてこない。
俺は、いつでもそうだけど、目の前にあるものを解決していくだけだ。
今度は肉体の強化は必要ないが、せっかく国からもらった山荘があるので、山荘で修練に励むことにした。
前回よりも、さらにレベルを上げるために。
今はウルフのやつは、目立って行動をしているわけではないと思えるので、奴の行動を監視しながら自分の修練に励むことにした。
ダラダラやるんではなく、自分で期限を決めてやることにした。
その期限は10日だ。
食事する間も時間を短くして、寝る間はとって10日間、集中して魔法力を上げることをした。
そして10日ののち、ステータスレベルを見てみると、総合レベルが上がっていた。
そして称号のところに、変化が見られる。
称号 勇者レベル4
救世主レベル3
なんじゃ、それは、そんなレベルってあるの??
勇者レベルって、4 これは、どういう意味?
もう、また、訳わかんなくなってきた。
勇者でもレベルがあるの?
じゃ、勇者レベルも上げなきゃダメなの? もう、本当に心が、くじけてしまう。
俺は久しぶりにウルフを確認してみることにしたけど屋敷から遠く離れた場所に移動して監視することにした。
もし仮に隠密行動が、うまくいっていなければ奴に見つかる可能性もあるし危険を避けたいと思うから。
そうすると奴は、どこかの城にいた。
神妙な話を終えようとしたらシャーロットが前に出てきて話し始めた。
「お父様、また、他の王様も聞いて欲しいんですが、私はオーリス王国の王の娘のシャーロットと言います」
何を話すんだろう?
「おお、シャーロットか」オーリス王
「ここにいるクリス公爵は、称号を持ったんですよ」
俺は、焦った、言わないようにしていたのに、シャーロットが 喋ってしまう。
シャーロットの口を手で塞いで、シャーロットは、モゴモゴ言っている。
「ちょっと待て、公爵?」
しょうがない感じで
「はい」
「今、シャーロットは称号と言ったのか?」
「‥‥‥はい」
「それは、なんの称号だ?、うちの国に伝わる伝承には、称号を持つ者には、敬意を払い、最大限の協力をせよと言われてきている」
「‥‥‥」
「公爵? 頼む、貴殿の性格からすると言いたくないんじゃろう」
「‥‥‥はい、シャーロットが言ったように、私には、称号がついています」
「な、なんの称号なのだ、教えてくれ‥‥‥」
「そ、それは‥‥‥」
他の王様からも言われた「頼む、教えてくれ」
ちらっとメンバー一人、一人の顔を見てアリシアで目を止めた。
アリシアの顔には、笑みが浮かんでいる。
しょうがないか
「私の獲得している称号は、勇者です」
「おぉっ」という声が、大きく聞こえる。
そこにシャーロットがまた出てきて、「 実はお父様それだけじゃないんですよ」と口を出してきた。
「な、なんと、公爵、勇者以外にもあるのか?」
俺は横に立っているシャーロットの頭をポンポンと叩きながら
「はい、救世主という称号です」
「な、なんと救世主か」
「誠なのか」
「はい」
「 本当は言うつもりはなかったんですけど、シャーロットが、自分のことのように、あまりにもうれしそうに言ってくれたから」
「そうか、勇者であり救世主と言う称号まで獲得していたのか」
「 では、オーリス王国は何の要請があっても貴殿に従うことを約束しよう」
「 ダイラス連邦も同じことを誓う」
「ライオネル公国も同じだ」
「ブラッドフォード大公国はもちろん神に従います」
「リッチェスト国も同じ気持ちです」
「サイラス国も盟主に従う」
全部の国が俺に協力することを約束してくれた。
もう、 シャーロットのおかげと言うような感じもある。
本当は話したくなかったんだけど、全員が協力を申し出てくれたのは嬉しい
これで今回の各国との通信は終了した。
俺が後ろを振り向くと全員が俺の方を見ていたが、ため息が出た。「はぁー」
みんなに笑われてしまった。
「仕方ないよ、クリス、シャーロットは嬉しかったんだから」アリシア
「みんな、同じよね」とシャーロット
「もちろん」ソフィア、コリン、イザベラ、セラフィーナ、そして神獣たちも。
神獣たちが、これまで幾度も世の中を収めたり、または国を滅ぼすしたりしながら数百年、または数千年にわたってやってきたこと。
その多くが、今、目の前にいる神獣たち。
そんなことを考えながら神獣たちメンバーを見ていたが、
アレクが「クリス、何か勘違いしているようだから一応いっとくね」
「私たちは交渉したり、事をおさめる方だから」
「えっ…」
「そしてウルフになったやつが、破壊する担当だから」
「‥‥‥」
「担当があるの?」
「そりゃそうだよ、破壊する方が簡単だもん」
「あっ、そうか」
「私たちが主に担当していたのは、平和に戻すこと、ウルフになったやつは破壊しまくるだけだから」
「勘違いするなんて失礼だなぁ」
「ごめん、ごめん」
「私たちは、悪い奴以外の人を殺すなんて、やっていないよ。」
「そりゃ悪い奴もいるから、悪い奴は、どうしようもないしね」
「その点、違うのが転生したウルフだよ」
「やつは、破壊しまくって、人もいっぱい殺してるから」
「そう、なんだ…」
もしかしたら破壊しているウルフも 昔の俺と同じように人を殺すことに精神をすりつぶしてきたのかもわからない。
そんな話を聞いていると、俺が300年前に巻き込まれた戦争も、もしかしたら、神獣たちが参戦していたのか?、または破壊しようとしたのか?
しかし世界を破壊し尽くす奴が、今回は敵に回る可能性がある。
しかし神獣たちは、俺のことを救世主と思っている。
俺は、そんなに変わった気がしないが。
しかし、目の前にあることを解決しなければ先は見えてこない。
俺は、いつでもそうだけど、目の前にあるものを解決していくだけだ。
今度は肉体の強化は必要ないが、せっかく国からもらった山荘があるので、山荘で修練に励むことにした。
前回よりも、さらにレベルを上げるために。
今はウルフのやつは、目立って行動をしているわけではないと思えるので、奴の行動を監視しながら自分の修練に励むことにした。
ダラダラやるんではなく、自分で期限を決めてやることにした。
その期限は10日だ。
食事する間も時間を短くして、寝る間はとって10日間、集中して魔法力を上げることをした。
そして10日ののち、ステータスレベルを見てみると、総合レベルが上がっていた。
そして称号のところに、変化が見られる。
称号 勇者レベル4
救世主レベル3
なんじゃ、それは、そんなレベルってあるの??
勇者レベルって、4 これは、どういう意味?
もう、また、訳わかんなくなってきた。
勇者でもレベルがあるの?
じゃ、勇者レベルも上げなきゃダメなの? もう、本当に心が、くじけてしまう。
俺は久しぶりにウルフを確認してみることにしたけど屋敷から遠く離れた場所に移動して監視することにした。
もし仮に隠密行動が、うまくいっていなければ奴に見つかる可能性もあるし危険を避けたいと思うから。
そうすると奴は、どこかの城にいた。
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