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第253話 トリスタン王国8
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第254話 トリスタン王国 8
俺は、なんとか将軍を味方に引き入れることができたと思う。
しかし、安心はしていられない、俺の振る舞い1つで、将軍は裏切ることもある。
ダグラス将軍を監視対象にしておくことにした。
ダグラス将軍には、必要な時以外は普通に振る舞ってもらって、いざと言う時に協力してほしいと言った。
将軍は、それだけで、いいのか?と言ったが、俺は構わないと言った。
しかし将軍には、いつ実行に移すのかと言う詳しい話はしていない。
裏切られる可能性もあるので。
最後まで信用はできない。
ダグラス将軍に話を済ませた後、誰もいない路地に転移してきた。
そしてカフェに戻ってきて、ケーキをもう一つ注文した。
俺が食べているケーキを、テーブルに座っているメンバーが、じーーっと見ている。
いるんだったら注文しようか? と俺が言うと、全員がうなずいたので、人数分注文した。
しかし、残念なことに1つ足りなかったので、俺は食べる前だったので、その1つを他のメンバーに差し出した。
あなたたち、ここに何時間かいるのに、いくつ食べてんだよ? と思ったが心の中にしまっておくことにした。
今日は大変なことが起きるので、甘いものも必要だ。
そして食べ終わったら宿に帰ることにした。
宿で、しばらくの待機時間があったが、11時に俺は、セラフィーナの国まで転移した。
今回は部屋に転移しても、着替えていなかったし、ちゃんと転移する前に連絡したよ。
俺は、思い立つと行動が早くなるから、連絡もなしに転移してしまうクセがあるから注意しないと。
セラフィーナに、カフェで食べてのは無くなったので別のお土産のケーキを渡しながら、「準備はいい?」と聞いたら、セラフィーナはうなずいた。
でも「緊張してるからケーキ食べて良いですか?」と言われたので、それくらいの時間はあると考えて、いいよ、と言ったら、全部、食べてしまった。
ケーキ5個もあったのに、俺の分もあったのに‥‥‥
さっき、カフェでケーキ食べなかったから二人で食べようと買ってきたのに~
ケーキには残念な思いをしたけど、時間になったので準備が整って用意されている場所まで歩いて行った。
用意されていた場所は広大な空き地だ。
その広い敷地に今は多くの人がいる。
セラフィーナが話を進めておいてくれたので、俺からはあまり話すこともなく、全員が指示に従ってくれた。
その指示とは、俺の空間に入ることだ。
俺の空間に入る人数は、3000人の選りすぐりの兵士たちだ。
空間に入れておく時間は、1時間か2時間くらいだ。
3000人を空間に移したあと、3000人を率いる将軍も5人いるが、兵を安心させるためにセラフィーナも入ってもらった。
3000人はライオネル公国の精鋭で、選りすぐった兵士ばかりだ。
3000人の兵士を空間に入れたあと、瞬間転移で俺はトリスタン王国の宿に戻ってきて、メンバーと宿を歩いてでた。
城の近くまで来て、城の上層階の誰もいない部屋に転移した。
そして俺は、城全域に睡眠魔法をかけて人を眠らせる。
全員が眠ったのを確認して、作戦行動開始だ。
空間を一部だけ解放して、中に入っている将軍から出てもらう。
その時に、将軍と一緒にセラフィーナも出てきた。
セラフィーナが将軍たちに、お願いしますねと言うと、将軍たちは、かしこまりました姫様、と言って走って配置につく。
空間から、出てきた兵士たちが部屋に満たされるのを待って、全員で一斉に兵士が部屋を出て行く。
それを何度も繰り返しながら3000人を空間から出した。
俺は、トリスタン王のところに行く。
トリスタン王と側近たちは俺の睡眠魔法で眠ったままだ。
そこにいる全員を縛っていく。
王城に潜入した兵士たちも、3000人で全員を縛っている。
魔法が切れて覚醒する前に捕縛を終えなければいけない。
そして俺はダグラス将軍を探した。将軍は隣の部屋で待機していたみたいだ。今は睡眠魔法で眠っている。
将軍だけ睡眠魔法を解除した。将軍は徐々に、まぶたが開いて目が覚めていく。
「ダグラス将軍!」と言って目を覚まさせる。
将軍は目を開けて部屋の中を見渡していたが、近くにいた俺に目が止まった。
ゆっくりと起き上がると、「貴殿だったのか」
そして頭を振りながら椅子に座ると、「今、俺は、貴殿の魔法で眠らされていたのか?」
俺は、うなずいた。
「貴殿の、魔法はすごいな」
「でも俺は、自分の魔法を戦争に使う事はありません。」
「今、城の中は、どうなっているのだ」
「全員が、眠ったままです」
「城、全部に魔法をかけたのか?」
「はい」
「これから、貴殿は、どうするのだ?」
「いいえ、将軍、俺のする事は、もう終りました。」
「どういうことだ?」
俺は説明を始める
「今、現在、俺の国の兵隊が城を占拠しました。」
ここでは、わかりやすいように自分の国の兵士だといった。
「つまり、トリスタン王国は、今はありません。俺の国が戦争を仕掛けて侵略しましたので、トリスタン王国は負けたんです」
「そして、これからは、ダグラス将軍の出番です。あなたは戦争になると言う時点で、自分は死んでいると言いましたので、わが国に寝返ったことにしてもらいます。」
これで今回の戦争は終わりです。あとは国を、まとめるだけです。
俺は、なんとか将軍を味方に引き入れることができたと思う。
しかし、安心はしていられない、俺の振る舞い1つで、将軍は裏切ることもある。
ダグラス将軍を監視対象にしておくことにした。
ダグラス将軍には、必要な時以外は普通に振る舞ってもらって、いざと言う時に協力してほしいと言った。
将軍は、それだけで、いいのか?と言ったが、俺は構わないと言った。
しかし将軍には、いつ実行に移すのかと言う詳しい話はしていない。
裏切られる可能性もあるので。
最後まで信用はできない。
ダグラス将軍に話を済ませた後、誰もいない路地に転移してきた。
そしてカフェに戻ってきて、ケーキをもう一つ注文した。
俺が食べているケーキを、テーブルに座っているメンバーが、じーーっと見ている。
いるんだったら注文しようか? と俺が言うと、全員がうなずいたので、人数分注文した。
しかし、残念なことに1つ足りなかったので、俺は食べる前だったので、その1つを他のメンバーに差し出した。
あなたたち、ここに何時間かいるのに、いくつ食べてんだよ? と思ったが心の中にしまっておくことにした。
今日は大変なことが起きるので、甘いものも必要だ。
そして食べ終わったら宿に帰ることにした。
宿で、しばらくの待機時間があったが、11時に俺は、セラフィーナの国まで転移した。
今回は部屋に転移しても、着替えていなかったし、ちゃんと転移する前に連絡したよ。
俺は、思い立つと行動が早くなるから、連絡もなしに転移してしまうクセがあるから注意しないと。
セラフィーナに、カフェで食べてのは無くなったので別のお土産のケーキを渡しながら、「準備はいい?」と聞いたら、セラフィーナはうなずいた。
でも「緊張してるからケーキ食べて良いですか?」と言われたので、それくらいの時間はあると考えて、いいよ、と言ったら、全部、食べてしまった。
ケーキ5個もあったのに、俺の分もあったのに‥‥‥
さっき、カフェでケーキ食べなかったから二人で食べようと買ってきたのに~
ケーキには残念な思いをしたけど、時間になったので準備が整って用意されている場所まで歩いて行った。
用意されていた場所は広大な空き地だ。
その広い敷地に今は多くの人がいる。
セラフィーナが話を進めておいてくれたので、俺からはあまり話すこともなく、全員が指示に従ってくれた。
その指示とは、俺の空間に入ることだ。
俺の空間に入る人数は、3000人の選りすぐりの兵士たちだ。
空間に入れておく時間は、1時間か2時間くらいだ。
3000人を空間に移したあと、3000人を率いる将軍も5人いるが、兵を安心させるためにセラフィーナも入ってもらった。
3000人はライオネル公国の精鋭で、選りすぐった兵士ばかりだ。
3000人の兵士を空間に入れたあと、瞬間転移で俺はトリスタン王国の宿に戻ってきて、メンバーと宿を歩いてでた。
城の近くまで来て、城の上層階の誰もいない部屋に転移した。
そして俺は、城全域に睡眠魔法をかけて人を眠らせる。
全員が眠ったのを確認して、作戦行動開始だ。
空間を一部だけ解放して、中に入っている将軍から出てもらう。
その時に、将軍と一緒にセラフィーナも出てきた。
セラフィーナが将軍たちに、お願いしますねと言うと、将軍たちは、かしこまりました姫様、と言って走って配置につく。
空間から、出てきた兵士たちが部屋に満たされるのを待って、全員で一斉に兵士が部屋を出て行く。
それを何度も繰り返しながら3000人を空間から出した。
俺は、トリスタン王のところに行く。
トリスタン王と側近たちは俺の睡眠魔法で眠ったままだ。
そこにいる全員を縛っていく。
王城に潜入した兵士たちも、3000人で全員を縛っている。
魔法が切れて覚醒する前に捕縛を終えなければいけない。
そして俺はダグラス将軍を探した。将軍は隣の部屋で待機していたみたいだ。今は睡眠魔法で眠っている。
将軍だけ睡眠魔法を解除した。将軍は徐々に、まぶたが開いて目が覚めていく。
「ダグラス将軍!」と言って目を覚まさせる。
将軍は目を開けて部屋の中を見渡していたが、近くにいた俺に目が止まった。
ゆっくりと起き上がると、「貴殿だったのか」
そして頭を振りながら椅子に座ると、「今、俺は、貴殿の魔法で眠らされていたのか?」
俺は、うなずいた。
「貴殿の、魔法はすごいな」
「でも俺は、自分の魔法を戦争に使う事はありません。」
「今、城の中は、どうなっているのだ」
「全員が、眠ったままです」
「城、全部に魔法をかけたのか?」
「はい」
「これから、貴殿は、どうするのだ?」
「いいえ、将軍、俺のする事は、もう終りました。」
「どういうことだ?」
俺は説明を始める
「今、現在、俺の国の兵隊が城を占拠しました。」
ここでは、わかりやすいように自分の国の兵士だといった。
「つまり、トリスタン王国は、今はありません。俺の国が戦争を仕掛けて侵略しましたので、トリスタン王国は負けたんです」
「そして、これからは、ダグラス将軍の出番です。あなたは戦争になると言う時点で、自分は死んでいると言いましたので、わが国に寝返ったことにしてもらいます。」
これで今回の戦争は終わりです。あとは国を、まとめるだけです。
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