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第236話 ブラッドフォード大公国4
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第237話 ブラッドフォード大公国 4
ライオネル公国にいるセラフィーナに説明して了承してもらい、また瞬間転移でオーリス王国の屋敷に一度、立ち寄り、今は城にきている。
俺とアリシアの2人はオーリス王国のシャーロット王女の部屋に来ている。
今は、誘拐事件を起こした主犯格の国であるブラッドフォード大公国と友好関係を結ぶかと言う話になっている。
以前の悪かった王族は、全員、牢屋に入れられて裁判を待っている状態だ。
今は事件に関係がない第二王子のハワードが王様になろうとしている。
今はシャーロット王女の部屋のベランダに出てアリシアとシャーロット王女と俺と3人で世間話をしている。
俺の周りに、なんだかわからないけどアリシアとシャーロット王女が普段よりも近くにいるんだけど!
話の流れから突然、シャーロット王女が俺の腕をとって胸に押し付けると、アリシアも頬を膨らませて、俺の腕をとって胸に押し付けた。
なんだか俺は冷や汗が出てきた。
こういう状況に俺は慣れていないんだ!!
そこに救いの神が訪れた。
王様と宰相が部屋の中に入ってきた。
俺はアリシアとシャーロットから抜け出すためにベランダから部屋の中に歩き出した。
置いていかれたアリシアとシャーロットは、2人して、もうっ、と言っている。
アリシアが小さい声で「どうして私のクリスに近づくんですか?」
シャーロット王女に聞いているが、シャーロット王女が何て答えたのか、よく聞こえなかった。
俺が部屋に入っていくと、王様と宰相がテーブルの椅子に座ったので、俺も座った。
その後に続いてアリシアと、シャーロットが入ってきて、両隣に座った。
「公爵殿、今回も、ご苦労だが、国交樹立の件、前向きに検討したいと思う。」
俺は「そうですか」
話を続けて「王様と宰相様、私は、最近なんだか異様な雰囲気を感じているんです。もちろん、取り越し苦労であればいいんですが。何か情報をお持ちではないですか?」
王様は「貴殿の取り越し苦労であれば良いのだが、今のところそういう情報は入ってはいない。」
宰相が「もしそういう情報が入ったときには、貴殿のほうに優先に回すようにしている」
王様だ、「これまでも何回も貴殿の能力には驚いている。それとともに信用もしている。娘のシャーロットも気にいっているようだ」
シャーロットが俺を気にいっている事は無視して、話を続ける
「私は、今回のブラッドフォード大公国との件が終わりましたら、少し世界を見てみたいと思っています。」
「もちろん私の気のせいであればいいんですが、どこかに何かを企てる奴がいるかも分かりませんので、見つけられるか、どうか分かりませんが、早めに対処できればと思っています。」
王様が「貴殿にしかできないことだ。私も若ければ貴殿に同行したいと思っているが、今回はできたらシャーロット王女を同行を許してくれないだろうか?」
えっ、何のために? いらないけど? と心の中で思った
それを聞いていたシャーロット王女が、「えぇっ、父上いいんですか?」
「お前も、世界を見ておく必要があるので、まずはブラッドフォード大公国から経験してみなさい。」
なんだか姫様の経験を理由に押し付けられているような気がするんだけど…
「はい、お父様、私がんばります」と拳を握っているシャーロット
シャーロットが一緒に行くことになってしまった。
最後の抵抗として、「一緒に行くのは構いませんが、危険なこともありますよ。」
と俺が言うと、「それは貴殿が守ってくれるであろう」と、ニヤつきながら言われた。
王様たちは、「じゃぁ、よろしく頼む」と言って部屋から出て行った。
シャーロット王女は、嬉しそうな顔をしているが、アリシアの方を見ると、ほっぺたを膨らませていた。
待てよ、じゃあ一緒に行くメンバーが、9人全員が女の子だと言うことだ。
シャーロット王女と侍女が急いで旅の準備をするそうだ。
俺たちは屋敷に帰った。
帰って、パーティーメンバーに話しながら紅茶とクッキーを食べていると、魔法道具から音がした。
その魔法道具は、ライオネル公国のセラフィーナに通じる通信魔法道具だ。
まだ、実験段階なので、俺がスイッチを入れなければいけないが立ち上がってスイッチを入れると、セラフィーナが、今、俺たちが、どうしているのかと聞いてきた。
今から、ブラッドフォード大公国に行って国交を樹立できるか、どうか試みると説明したら、自分も一緒に行きたいと言い出した。
セラフィーナはブラッドフォード大公国に誘拐されていたわけだけど、その国に行くと言う事は勇気が必要だと思う。
以前セラフィーと話したときには何とか了承をもらう事はできたが、セラフィーナ自身が発言するとは思わなかった。
つらい経験をしただろうに!
セラフィーナが勇気を出したことに対して、俺は反対することができなかった。
明日の朝、早くに迎えに行くと言って通信魔法道具を切った。
パーティーメンバー全員に向かって、明日からブラッドフォード大公国に行くことになったけど、姫様と、次期国王のセラフィーナが2人加入したから、全員で守ってあげてね、とメンバーに対して行った。
そうすると全員が、嫌な顔をしている
特にアリシアが、ほっぺたを膨らませている。
ライオネル公国にいるセラフィーナに説明して了承してもらい、また瞬間転移でオーリス王国の屋敷に一度、立ち寄り、今は城にきている。
俺とアリシアの2人はオーリス王国のシャーロット王女の部屋に来ている。
今は、誘拐事件を起こした主犯格の国であるブラッドフォード大公国と友好関係を結ぶかと言う話になっている。
以前の悪かった王族は、全員、牢屋に入れられて裁判を待っている状態だ。
今は事件に関係がない第二王子のハワードが王様になろうとしている。
今はシャーロット王女の部屋のベランダに出てアリシアとシャーロット王女と俺と3人で世間話をしている。
俺の周りに、なんだかわからないけどアリシアとシャーロット王女が普段よりも近くにいるんだけど!
話の流れから突然、シャーロット王女が俺の腕をとって胸に押し付けると、アリシアも頬を膨らませて、俺の腕をとって胸に押し付けた。
なんだか俺は冷や汗が出てきた。
こういう状況に俺は慣れていないんだ!!
そこに救いの神が訪れた。
王様と宰相が部屋の中に入ってきた。
俺はアリシアとシャーロットから抜け出すためにベランダから部屋の中に歩き出した。
置いていかれたアリシアとシャーロットは、2人して、もうっ、と言っている。
アリシアが小さい声で「どうして私のクリスに近づくんですか?」
シャーロット王女に聞いているが、シャーロット王女が何て答えたのか、よく聞こえなかった。
俺が部屋に入っていくと、王様と宰相がテーブルの椅子に座ったので、俺も座った。
その後に続いてアリシアと、シャーロットが入ってきて、両隣に座った。
「公爵殿、今回も、ご苦労だが、国交樹立の件、前向きに検討したいと思う。」
俺は「そうですか」
話を続けて「王様と宰相様、私は、最近なんだか異様な雰囲気を感じているんです。もちろん、取り越し苦労であればいいんですが。何か情報をお持ちではないですか?」
王様は「貴殿の取り越し苦労であれば良いのだが、今のところそういう情報は入ってはいない。」
宰相が「もしそういう情報が入ったときには、貴殿のほうに優先に回すようにしている」
王様だ、「これまでも何回も貴殿の能力には驚いている。それとともに信用もしている。娘のシャーロットも気にいっているようだ」
シャーロットが俺を気にいっている事は無視して、話を続ける
「私は、今回のブラッドフォード大公国との件が終わりましたら、少し世界を見てみたいと思っています。」
「もちろん私の気のせいであればいいんですが、どこかに何かを企てる奴がいるかも分かりませんので、見つけられるか、どうか分かりませんが、早めに対処できればと思っています。」
王様が「貴殿にしかできないことだ。私も若ければ貴殿に同行したいと思っているが、今回はできたらシャーロット王女を同行を許してくれないだろうか?」
えっ、何のために? いらないけど? と心の中で思った
それを聞いていたシャーロット王女が、「えぇっ、父上いいんですか?」
「お前も、世界を見ておく必要があるので、まずはブラッドフォード大公国から経験してみなさい。」
なんだか姫様の経験を理由に押し付けられているような気がするんだけど…
「はい、お父様、私がんばります」と拳を握っているシャーロット
シャーロットが一緒に行くことになってしまった。
最後の抵抗として、「一緒に行くのは構いませんが、危険なこともありますよ。」
と俺が言うと、「それは貴殿が守ってくれるであろう」と、ニヤつきながら言われた。
王様たちは、「じゃぁ、よろしく頼む」と言って部屋から出て行った。
シャーロット王女は、嬉しそうな顔をしているが、アリシアの方を見ると、ほっぺたを膨らませていた。
待てよ、じゃあ一緒に行くメンバーが、9人全員が女の子だと言うことだ。
シャーロット王女と侍女が急いで旅の準備をするそうだ。
俺たちは屋敷に帰った。
帰って、パーティーメンバーに話しながら紅茶とクッキーを食べていると、魔法道具から音がした。
その魔法道具は、ライオネル公国のセラフィーナに通じる通信魔法道具だ。
まだ、実験段階なので、俺がスイッチを入れなければいけないが立ち上がってスイッチを入れると、セラフィーナが、今、俺たちが、どうしているのかと聞いてきた。
今から、ブラッドフォード大公国に行って国交を樹立できるか、どうか試みると説明したら、自分も一緒に行きたいと言い出した。
セラフィーナはブラッドフォード大公国に誘拐されていたわけだけど、その国に行くと言う事は勇気が必要だと思う。
以前セラフィーと話したときには何とか了承をもらう事はできたが、セラフィーナ自身が発言するとは思わなかった。
つらい経験をしただろうに!
セラフィーナが勇気を出したことに対して、俺は反対することができなかった。
明日の朝、早くに迎えに行くと言って通信魔法道具を切った。
パーティーメンバー全員に向かって、明日からブラッドフォード大公国に行くことになったけど、姫様と、次期国王のセラフィーナが2人加入したから、全員で守ってあげてね、とメンバーに対して行った。
そうすると全員が、嫌な顔をしている
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