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第165話 旅行

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今は旅行の最中なので温泉がある屋敷をもらったダイラス連邦を過ぎて、次のブラッドフォード大公国に行こうとしている。

俺が飛行魔法を使えるのし、透明化の魔法も重ね掛けできる。

今までは馬車に揺られながら、旅をしてきたけど、王都にいくのに、数日どころか、数週間かかってしまう。

しかも馬車に乗っていくと、寝る時に俺は焚火の横で寝ることになる。 

一応、危険余地の魔法を使えるので、魔物が来ても盗賊ができても、あらかじめ、わかるけど。

でも安全のため、結界魔法も張って寝るけど。

ブラッドフォード大公国に行くのは飛行魔法を使って飛んでいく方が便利だから、ブラッドフォード大公国までは、透明化の魔法を使って人の目に見えないようになって、飛んでいく事にした。

始めはゆっくりと飛んでいくが、様子を見て大丈夫そうだったので、徐々にスピードを上げて高速飛行した。

そうしたら数週間かかる距離を、数時間で飛んでこれた。

上空から街並みを確認して、誰もいない、人からも見られにくい路地裏を見つけたので、そこに降りて、透明化の魔法を解除した。

路地裏から5人で出てきたけど、このブラッドフォード大公国は、どんな国なんだろう。

昔はなかった国だから、よくわからないけど、動く前に聞いた情報では、独裁的な王族が統治していると言っていた。

俺たちは買い物をしながら、情報を仕入れていく。

情報を聞くなら、買い物をするのが一番だと思う。

以前の時にも、いい宿を紹介してもらおうと思ったら、ものを買ってくれたら教えるよと言っていた店主のおばちゃんがいたけど、その宿は店の前だと言われたことがあった。

希望は女の子たちの希望になるがキレイなのと、部屋が広いのと、4人部屋と1人部屋を希望したけど、今度はお風呂は希望に入れなかった。

どうしてかと言うと、ダイラス連邦でもらった屋敷の温泉に入りにいくからだ。

瞬間転移を使えるので、一瞬で温泉にいく事ができるからだ。

宿のお風呂入りも、温泉に入った方が良いから。

だから部屋重視で見つける。

お店に入って、色々なものを物色しながら、買いたいものを見つける。

主には、部屋の飾り物、工芸品、アクセサリー、そして洋服、下着になると思う。

俺が荷物を持つようになってから、洋服を購入するのが増えた。

俺は公爵になったので、アリシアたちがドレスを着る機会も増えてきているので。

今では公爵のおつきの人がメンバーだから。
公式ではメンバーの女の子たちは、俺の部下と言うことにしている。

そして公爵の俺が荷物を持つわけだけど。荷物を持つと言っても、異空間収納にすぐ入れるだけだから、重たくはない。

買い物をした店主に、いい宿を聞いて、宿にいき空室があったので、泊まることにした。

宿屋にチェックインをすると、夕食を済ませたら、全員で屋敷に温泉に入りにいくことにした。

そして、1時間半から2時間後に宿に戻ってくる。

屋敷の温泉は、他の人もいないので4人と1人で、温泉でゆっくりできるし、次の日でも我々が戻るとタオルも新しくされているし掃除もしてくれているので、常に綺麗な状態で使う事ができる。

なので新鮮な気分で使うことができるんだよね
今日も街の宿屋に泊まって、食事が終わったら、屋敷の温泉に入りに来ているところ。

街の宿屋に泊まっているような喧騒もなく、静かだし、星空も見れるし、と言う感じで好評のようだ。

星空と言えば、俺が先に露天風呂に入っていても、女の子4人がまとまってタオルを巻いて入ってきてくれるようになったんだよね。

裸じゃないけど!

でも露天から出て行くときには、目隠しされるようになったけど。

目隠しされている俺を後ろに残して、扉を閉めるときに、アリシアがいいよって言ってくれると目隠しを外すことができる。

お風呂から上がって着替え終わったらお風呂棟の前に集合して転移する。

そして、それぞれの部屋で、寝て朝を迎えるわけだ。

旅行に来ている気分も味わいたいけど、基本的に宿屋と言うのはお風呂が小さかったり、人が多かったり、汚かったりすることもあるので、お風呂があるからといって宿を決めても安心はできない。

部屋も屋敷の方が綺麗で豪華だけど、旅の気分も味わいたいので宿に泊まる。

そして食事も、現地の味覚を楽しみたいので。

町の宿に数日間、泊まって、ショッピングを楽しむ。
それぞれの街で、洋服や下着が少し違うらしい。

俺はいつも、同じ洋服を着ているんだが、ときには自分で洗濯しているよ。

俺の洗濯方法は、魔法で洗っているんだ。

魔法で水を丸くして作り出し、水の中に洗剤を入れて、手で洗うような感じでゴシゴシするんだ。

そして乾かすのも風魔法を応用して乾かしている。
だから乾くのも早い。

以前、俺が宿で洗濯をしているときに、女の子4人が突然きたんだが、俺が洗濯しているのを見て、驚いていたけど、自分たちのもしてもらえないかと言い出したが、下着もあるからといって自分たちで手で洗うと言ってた。

「じゃぁ下着なんかは自分たちで洗ってもらうとして、もし俺が触ったり見てもいい洋服だったら、洗ってあげるよ」と何気なく言ったら、女の子たちは、急いで部屋に戻って、洋服を持ってきた。

アリシアは、ワンピースとブラウスとスカートを洗って欲しいと

ソフィアは、ブラウスとスカートとスカーフを洗って欲しい

イザベラは、ブラウスとスカートを洗って欲しい

コリンは、ブラウスとスカートとブラジャーとパンツを持ってきたので、ソフィアがそれを見てブラジャーとパンツだけは隠して、コリンを注意していた。

最近俺もやり始めたばかりだから全員の分を一度に洗う事はできないので、まずはアリシアの分から洗ってあげる、それを全員が見ている。

アリシアからワンピースとブラウスとスカートを受け取って、新しく水魔法で水を作って、洗剤を入れて洗濯物を投げ入れる。

そして時間が少しかかるので、俺は反対のほうに向いて椅子に座った。

そうすると全員が俺の方を見ている。

気になったので振り向いて聞いてみたら、「見ていなくていいの?」と聞いてきたので、大丈夫だったよと答えた。

そしたら何か4人でヒソヒソ話している。

なんだろうと思っていると、
代表してソフィアが、「じゃぁ私たちの下着も洗ってくれるかなぁ?」と言ってきたので、見なくても大丈夫だからやってあげるよと答えたら急いで部屋に取りに行っていた。

下着を持ってきた3人と、さらに多くの下着を持ってきたコリン、どうもコリンは洗うのをためていたみたいだ。

手元に持っている下着類は見ないようにして、俺は別の方向を向いて水魔法を作り洗剤を入れて準備する。

そして反対を向いて、下着類を水の中に突っ込んでと俺は言った。

恐る恐る4人は下着を水の中に入れていく。

俺は魔法を発動させて水を回転させて、、ときどき、逆流を作ったり、上から叩き落したりして洗濯物を綺麗にしていく。

女性たちは自分たちの下着が洗われていくところを見ている。

20分ぐらい同じ動作を続けていたけれど、もう洗い終わったと言う感じになったので、別の新しい水魔法を作って古い水は、消す。

洗剤成分が徐々に取れていくので、「すすぎは終わったから洗剤成分もなくなったと思うので、それぞれの洗濯物をだして」と言って洗濯物を取り出してもらう。

じゃあ今度は乾かす風の魔法を使うから、と言って結界魔法で丸くボール型にして球体を作り出す。

そして4人が持っている濡れた下着を、もう一度、その中に入れてもらう。

「入れたよー」とアリシアが言ったので、俺はその中に風魔法発動する。

風魔法と、同時に火の魔法を使いながら、風を温めていく。もちろん火の魔法は加減しながら、調節して。

そうすると濡れた下着類が回転を始めて、乾かされていく。

普通の温度の風魔法を、生暖かい風魔法に変換する。

低音から始めていき、少し高くしたり、また低温に落としたりと繰り返しながら乾かして行く。

女性の下着は男の俺の下着と違って高級だしデザインも凝っているから必要なことだと思っている。

俺が、一応、後ろ向いて座っているが渇いたことを確認した。

「乾いたよー」と俺が言ったので、全員が、それぞれの下着を取り出している。

取り出した下着は、汚れも落ちていて、生地も傷んでいなくて、新品のような感じになっていた。

あとからアリシアが首下に抱きついてきた

「すごいよクリス」

でもアリシアの手に持っているのはパンツだった。

それを見た瞬間にじーっと見つめてしまった。

それに気がついたアリシアは、ぱっと顔を赤くして離れた。
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