27 / 41
二十六話 イケメン執事の悲しい過去
しおりを挟む
「ひょっとしてレスターさんも平民出身だったりします? でも王子の専属執事になれるぐらいの人となると、貴族や名家の関係者に占められるんじゃないんですか?」
近衛騎士は実力主義で採用されることもあるけど、王族の身の回りの世話をする執事やメイドは上流階級の人間が多いと聞いている。だからてっきりレスターさんも貴族階級の人だと思っていたんだけど。
「ワイズマン家は地方の名門貴族だが、俺は実子ではなく養子だ。俺の生家は没落寸前の貧乏貴族だった。日々の暮らしぶりは農民と大差ないレベルの、な」
「そうだったんですか」
「俺は幼い頃から文武両道、才気煥発で知られていた。……何だ、その目は。客観的な事実を述べたまでだ。だからこそ俺は、嫡子のいなかったワイズマン家に目をつけられた。俺の生家は息子を養子に出すことでワイズマン家に取り入り、家の立て直しを図ろうと目論んだ」
「そんなことが……」
「俺が養子に出されたのは、八歳の時だった。しかし翌年、ワイズマン家に待望の跡取りが誕生した。俺という養子を取ったことで、跡取りを作るプレッシャーから解放されたのかもしれないな」
「うわあ……」
「生まれたのは元気な男の子だった。一応俺の義弟ということになるが、まあ俺は用済みになったというわけだ。ワイズマン夫妻は実子を跡取りにすると決めたからな。一方で今さら俺を元の家に戻すわけにいかず、実家の方でも受け取りは拒否された。ワイズマン家との縁を失いたくなかったのだろうな」
「そんな……ひどい! ワイズマン家はともかく、レスターさんの実家は血の繋がった家族なんでしょう!? それなのに……」
「よくある話だ。お前が気にすることじゃない」
「そうかもしれませんけどっ」
レスターさんは何気ない口調と態度だった。私に心配をかけまいとして気丈に振る舞っているって感じでもない。本当にもうどうでもいいんだ。
家族のことなのに……。
もちろんレスターさんが悪いんじゃない。私はレスターさんにどうでもいいと思わせてしまった彼の家族に腹を立てていた。
「ワイズマン家でも俺の扱いをどうするかが懸念材料になったが、最終的には王宮へ奉公に出されることに決まった。王宮仕えなら一応面目が立つからな。こうして俺は生まれ育った土地を離れ、王都に向かったというわけだ」
「そしてルゥと知り合ったんですね」
「最初は厨房で働いていたがな。数年働いた後、執事として抜擢された。王宮の執事はただ主君の身の周りの世話をするだけではない。いざとなれば主君を護る技術も必要だ。俺としては願ったり叶ったりだったがな。いざとなれば誰も頼れない俺には、生きる為のスキルが必要だった。だからどんなことでも積極的に学んだ。調理も、礼儀作法も、諜報術も、戦闘技術も。それらの働きが認められ、晴れて王子専属の執事になれたというわけだ」
感心する反面で、ちょっと悲しくなる。いつもおいしいレスターさんのご飯。おいしさの裏に、そんな切ない背景があったなんて。
「レスターさん。その、何て言ったらいいか……」
「重ねて言うが、お前が気にすることじゃない。同情してほしくて話したわけでもない。俺にもそうした事情があるから、お前の気持ちも分からないでもないと言いたかっただけだ。一度上の生活を知ってしまうと、今さら元には戻れないからな。俺もそうだった。俺の実家もそうだった。それだけの話だ」
レスターさんは最後の皿を拭き終わって食器棚に戻した。背中を向ける彼からは、「これで話はお終いだ」と言われているように感じた。
「さて。そろそろ休暇の予定を話し合うとするか」
「あ、はい!」
リビングに戻って、ルゥと一緒に三人でテーブルを囲む。
「先日、王子から例の男について報告を受けてから、俺の方で調査を進めておきました」
「一体どうやって調査したんですか?」
「企業秘密だ。……だが、そうだな。相手の“欲望”に訴えるのがもっとも効果的な手段だとでも言っておこうか」
「欲望……」
ひょ、ひょっとしてエッチなこと!?
レスターさんってば、情報を入手為にあんなことやこんなことを!?
「ダメですよ、レスターさん! そんなことをするなんて! いくら情報を手に入れる為とはいえ、そんな……ああっ、ダメ! 自分の体は大切にしてください!」
「……少なくともお前が考えているようなことは一切していない。というか、何を考えているんだ」
視線が冷たい。ていうか怖い! すっごい睨まれてる!
「でも、欲望って……」
「欲望にも種類があるだろう。お前の場合は食欲。ある人間は金銭欲。ある人間は承認欲求。ある人間は名誉欲。千差万別だ。もちろん性欲も欲望の一つではあるがな。すぐ性欲に直結させたお前の脳内は、意外にもピンク色なのか」
「ううう……」
「アイリのパーソナリティを更新する必要があるかもな。食欲だけかと思いきや、人並みに色事にも興味津々――と」
「あ、あんまりイジメないでくださいよおっ!?」
とはいえ、実際変な妄想をしてしまった手前、否定しきれない……。
「まあまあ、レスター。アイリをいじめるのはそれぐらいにして、話の続きを」
「はい。情報源を使って例の男について調べてみたところ、それらしき男がアルスター近くの宿場町にいるらしいという話を入手しました」
「本当かい!?」
「出没した時期、詳しい人となりを聞いてみると、まず間違いないようです。しかし何の目的で宿場町にいるのか、いつまで滞在するのかは分かりません。情報提供者によると、しばらく町に腰を落ち着けるのではないかという予想ですが、あくまでその男の判断ですからね。どこまで当てになるものか」
「……ということは、なるべく早くその宿場町に向かわないといけないってことですね!」
「そうだな。できれば明日にでも出発したいのですが……」
「僕は構わないよ。今すぐ出発したっていいぐらいだ」
「準備がありますので、明日の朝までお待ちください。アイリ、お前も構わないか?」
「問題ありません!」
さらに詳しい予定を練っているうちに、夜が更けていく。大まかな流れは次の通りだ。
(1)宿場町に着いたらまず宿を取って、例の男を探す。
(2)例の男を見つけたら、王子の誘拐事件に関わっていたのか確認を取る。
(3)関係を認めたら、誘拐事件に摂政が関与していたのではないか、情報を聞き出す。
「そんなに上手く行きますかね?」
「交渉や尋問は俺が行う。アイリは相手の捜索と、暴れた時の対応を頼んだ」
「分業分担ってわけですね! 任せてください!」
「僕は何をすればいいの?」
「王子は尋問を行う際に同席をお願いします。それ以外ではなるべく男に近寄らず、安全な場所に待機していてください」
「僕だって騎士学校に入学して以来、ずっと鍛えているんだ! レスターやアイリ任せではなくて、もっと協力したいんだ」
「では俺やアイリが負傷した時に、治療をお願いします」
「……」
「治療も大事な役割です。王子、お願いします」
「……分かったよ」
ちょっと拗ねたような返事をするルゥに、私は少し同情してしまう。
ルゥは腕力こそ強くない。だけど騎士学校で厳しい訓練に励み、空いた時間には自主訓練も重ねて強くなろうとしている。
私は同じ分隊の仲間、そしてルームメイトとしてルゥの努力を知っている。
それでもやっぱり、ルゥの安全は最優先事項だ。危ないことはさせられないというレスターさんの判断も分かる。
どっちの立場も分かる以上、私には何も言えなかった。
「明日の出発は早いので、そろそろ床に入りましょう。アイリ、お前は俺のベッドで寝ろ」
「えぇっ!? レスターさんのベッドで!? ま、まさか、同衾……!? そんな、ダメですよ! 若い男女が同じベッドで寝るなんて……!」
「俺はリビングのソファで寝る。このアパートに寝室はないからな。気心知れたお前とはいえ、女性かつ客人をソファで寝かせて、自分がベッドで寝るわけにはいかないだろう」
「あ――あははははははっ! そうですよねっ」
ううう、私ってばさっきから何を考えているの!
あ、でもレスターさん、一応私を女性って考えてくれてるんだな。そこはちょっと嬉しいかも。
「……アイリってば、僕とは同じ部屋で生活してるのに。どうしてレスターに対しては過剰反応するのかな?」
「え? だってルゥは性別を超越した存在だし」
「それって褒め言葉?」
「うん、そのつもりだけど」
「ならいいや」
ルゥはどこか面白くなさそうに、素っ気なく言った。
「部屋は掃除してある。マットレスや布団も干してあるから問題ないだろう。アイリ、構わないか?」
「もちろん構いませんよ。それじゃ、お休みなさーい」
野宿と比べればどこだって天国だ。ソファに横になって毛布をかぶると、私は即眠りに落ちていった。
近衛騎士は実力主義で採用されることもあるけど、王族の身の回りの世話をする執事やメイドは上流階級の人間が多いと聞いている。だからてっきりレスターさんも貴族階級の人だと思っていたんだけど。
「ワイズマン家は地方の名門貴族だが、俺は実子ではなく養子だ。俺の生家は没落寸前の貧乏貴族だった。日々の暮らしぶりは農民と大差ないレベルの、な」
「そうだったんですか」
「俺は幼い頃から文武両道、才気煥発で知られていた。……何だ、その目は。客観的な事実を述べたまでだ。だからこそ俺は、嫡子のいなかったワイズマン家に目をつけられた。俺の生家は息子を養子に出すことでワイズマン家に取り入り、家の立て直しを図ろうと目論んだ」
「そんなことが……」
「俺が養子に出されたのは、八歳の時だった。しかし翌年、ワイズマン家に待望の跡取りが誕生した。俺という養子を取ったことで、跡取りを作るプレッシャーから解放されたのかもしれないな」
「うわあ……」
「生まれたのは元気な男の子だった。一応俺の義弟ということになるが、まあ俺は用済みになったというわけだ。ワイズマン夫妻は実子を跡取りにすると決めたからな。一方で今さら俺を元の家に戻すわけにいかず、実家の方でも受け取りは拒否された。ワイズマン家との縁を失いたくなかったのだろうな」
「そんな……ひどい! ワイズマン家はともかく、レスターさんの実家は血の繋がった家族なんでしょう!? それなのに……」
「よくある話だ。お前が気にすることじゃない」
「そうかもしれませんけどっ」
レスターさんは何気ない口調と態度だった。私に心配をかけまいとして気丈に振る舞っているって感じでもない。本当にもうどうでもいいんだ。
家族のことなのに……。
もちろんレスターさんが悪いんじゃない。私はレスターさんにどうでもいいと思わせてしまった彼の家族に腹を立てていた。
「ワイズマン家でも俺の扱いをどうするかが懸念材料になったが、最終的には王宮へ奉公に出されることに決まった。王宮仕えなら一応面目が立つからな。こうして俺は生まれ育った土地を離れ、王都に向かったというわけだ」
「そしてルゥと知り合ったんですね」
「最初は厨房で働いていたがな。数年働いた後、執事として抜擢された。王宮の執事はただ主君の身の周りの世話をするだけではない。いざとなれば主君を護る技術も必要だ。俺としては願ったり叶ったりだったがな。いざとなれば誰も頼れない俺には、生きる為のスキルが必要だった。だからどんなことでも積極的に学んだ。調理も、礼儀作法も、諜報術も、戦闘技術も。それらの働きが認められ、晴れて王子専属の執事になれたというわけだ」
感心する反面で、ちょっと悲しくなる。いつもおいしいレスターさんのご飯。おいしさの裏に、そんな切ない背景があったなんて。
「レスターさん。その、何て言ったらいいか……」
「重ねて言うが、お前が気にすることじゃない。同情してほしくて話したわけでもない。俺にもそうした事情があるから、お前の気持ちも分からないでもないと言いたかっただけだ。一度上の生活を知ってしまうと、今さら元には戻れないからな。俺もそうだった。俺の実家もそうだった。それだけの話だ」
レスターさんは最後の皿を拭き終わって食器棚に戻した。背中を向ける彼からは、「これで話はお終いだ」と言われているように感じた。
「さて。そろそろ休暇の予定を話し合うとするか」
「あ、はい!」
リビングに戻って、ルゥと一緒に三人でテーブルを囲む。
「先日、王子から例の男について報告を受けてから、俺の方で調査を進めておきました」
「一体どうやって調査したんですか?」
「企業秘密だ。……だが、そうだな。相手の“欲望”に訴えるのがもっとも効果的な手段だとでも言っておこうか」
「欲望……」
ひょ、ひょっとしてエッチなこと!?
レスターさんってば、情報を入手為にあんなことやこんなことを!?
「ダメですよ、レスターさん! そんなことをするなんて! いくら情報を手に入れる為とはいえ、そんな……ああっ、ダメ! 自分の体は大切にしてください!」
「……少なくともお前が考えているようなことは一切していない。というか、何を考えているんだ」
視線が冷たい。ていうか怖い! すっごい睨まれてる!
「でも、欲望って……」
「欲望にも種類があるだろう。お前の場合は食欲。ある人間は金銭欲。ある人間は承認欲求。ある人間は名誉欲。千差万別だ。もちろん性欲も欲望の一つではあるがな。すぐ性欲に直結させたお前の脳内は、意外にもピンク色なのか」
「ううう……」
「アイリのパーソナリティを更新する必要があるかもな。食欲だけかと思いきや、人並みに色事にも興味津々――と」
「あ、あんまりイジメないでくださいよおっ!?」
とはいえ、実際変な妄想をしてしまった手前、否定しきれない……。
「まあまあ、レスター。アイリをいじめるのはそれぐらいにして、話の続きを」
「はい。情報源を使って例の男について調べてみたところ、それらしき男がアルスター近くの宿場町にいるらしいという話を入手しました」
「本当かい!?」
「出没した時期、詳しい人となりを聞いてみると、まず間違いないようです。しかし何の目的で宿場町にいるのか、いつまで滞在するのかは分かりません。情報提供者によると、しばらく町に腰を落ち着けるのではないかという予想ですが、あくまでその男の判断ですからね。どこまで当てになるものか」
「……ということは、なるべく早くその宿場町に向かわないといけないってことですね!」
「そうだな。できれば明日にでも出発したいのですが……」
「僕は構わないよ。今すぐ出発したっていいぐらいだ」
「準備がありますので、明日の朝までお待ちください。アイリ、お前も構わないか?」
「問題ありません!」
さらに詳しい予定を練っているうちに、夜が更けていく。大まかな流れは次の通りだ。
(1)宿場町に着いたらまず宿を取って、例の男を探す。
(2)例の男を見つけたら、王子の誘拐事件に関わっていたのか確認を取る。
(3)関係を認めたら、誘拐事件に摂政が関与していたのではないか、情報を聞き出す。
「そんなに上手く行きますかね?」
「交渉や尋問は俺が行う。アイリは相手の捜索と、暴れた時の対応を頼んだ」
「分業分担ってわけですね! 任せてください!」
「僕は何をすればいいの?」
「王子は尋問を行う際に同席をお願いします。それ以外ではなるべく男に近寄らず、安全な場所に待機していてください」
「僕だって騎士学校に入学して以来、ずっと鍛えているんだ! レスターやアイリ任せではなくて、もっと協力したいんだ」
「では俺やアイリが負傷した時に、治療をお願いします」
「……」
「治療も大事な役割です。王子、お願いします」
「……分かったよ」
ちょっと拗ねたような返事をするルゥに、私は少し同情してしまう。
ルゥは腕力こそ強くない。だけど騎士学校で厳しい訓練に励み、空いた時間には自主訓練も重ねて強くなろうとしている。
私は同じ分隊の仲間、そしてルームメイトとしてルゥの努力を知っている。
それでもやっぱり、ルゥの安全は最優先事項だ。危ないことはさせられないというレスターさんの判断も分かる。
どっちの立場も分かる以上、私には何も言えなかった。
「明日の出発は早いので、そろそろ床に入りましょう。アイリ、お前は俺のベッドで寝ろ」
「えぇっ!? レスターさんのベッドで!? ま、まさか、同衾……!? そんな、ダメですよ! 若い男女が同じベッドで寝るなんて……!」
「俺はリビングのソファで寝る。このアパートに寝室はないからな。気心知れたお前とはいえ、女性かつ客人をソファで寝かせて、自分がベッドで寝るわけにはいかないだろう」
「あ――あははははははっ! そうですよねっ」
ううう、私ってばさっきから何を考えているの!
あ、でもレスターさん、一応私を女性って考えてくれてるんだな。そこはちょっと嬉しいかも。
「……アイリってば、僕とは同じ部屋で生活してるのに。どうしてレスターに対しては過剰反応するのかな?」
「え? だってルゥは性別を超越した存在だし」
「それって褒め言葉?」
「うん、そのつもりだけど」
「ならいいや」
ルゥはどこか面白くなさそうに、素っ気なく言った。
「部屋は掃除してある。マットレスや布団も干してあるから問題ないだろう。アイリ、構わないか?」
「もちろん構いませんよ。それじゃ、お休みなさーい」
野宿と比べればどこだって天国だ。ソファに横になって毛布をかぶると、私は即眠りに落ちていった。
5
あなたにおすすめの小説
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
病弱少女、転生して健康な肉体(最強)を手に入れる~友達が欲しくて魔境を旅立ちましたが、どうやら私の魔法は少しおかしいようです~
アトハ
ファンタジー
【短いあらすじ】
普通を勘違いした魔界育ちの少女が、王都に旅立ちうっかり無双してしまう話(前世は病院少女なので、本人は「超健康な身体すごい!!」と無邪気に喜んでます)
【まじめなあらすじ】
主人公のフィアナは、前世では一生を病院で過ごした病弱少女であったが……、
「健康な身体って凄い! 神さま、ありがとう!(ドラゴンをワンパンしながら)」
転生して、超健康な身体(最強!)を手に入れてしまう。
魔界で育ったフィアナには、この世界の普通が分からない。
友達を作るため、王都の学園へと旅立つことになるのだが……、
「なるほど! 王都では、ドラゴンを狩るには許可が必要なんですね!」
「「「違う、そうじゃない!!」」」
これは魔界で育った超健康な少女が、うっかり無双してしまうお話である。
※他サイトにも投稿中
※旧タイトル
病弱少女、転生して健康な肉体(最強)を手に入れる~友達が欲しくて魔境を旅立ちましたが、どうやら私の魔法は少しおかしいようです~
黒騎士団の娼婦
星森
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。
異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。
頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。
煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。
誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。
「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」
※本作はAIとの共同制作作品です。
※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。
『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』
透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。
「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」
そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが!
突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!?
気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態!
けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で――
「なんて可憐な子なんだ……!」
……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!?
これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!?
ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
アワセワザ! ~異世界乳幼女と父は、二人で強く生きていく~
eggy
ファンタジー
もと魔狩人《まかりびと》ライナルトは大雪の中、乳飲み子を抱いて村に入った。
村では魔獣や獣に被害を受けることが多く、村人たちが生活と育児に協力する代わりとして、害獣狩りを依頼される。
ライナルトは村人たちの威力の低い攻撃魔法と協力して大剣を振るうことで、害獣狩りに挑む。
しかし年々増加、凶暴化してくる害獣に、低威力の魔法では対処しきれなくなってくる。
まだ赤ん坊の娘イェッタは何処からか降りてくる『知識』に従い、魔法の威力増加、複数合わせた使用法を工夫して、父親を援助しようと考えた。
幼い娘と父親が力を合わせて害獣や強敵に挑む、冒険ファンタジー。
「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
転生したので推し活をしていたら、推しに溺愛されました。
ラム猫
恋愛
異世界に転生した|天音《あまね》ことアメリーは、ある日、この世界が前世で熱狂的に遊んでいた乙女ゲームの世界であることに気が付く。
『煌めく騎士と甘い夜』の攻略対象の一人、騎士団長シオン・アルカス。アメリーは、彼の大ファンだった。彼女は喜びで飛び上がり、推し活と称してこっそりと彼に贈り物をするようになる。
しかしその行為は推しの目につき、彼に興味と執着を抱かれるようになったのだった。正体がばれてからは、あろうことか美しい彼の側でお世話係のような役割を担うことになる。
彼女は推しのためならばと奮闘するが、なぜか彼は彼女に甘い言葉を囁いてくるようになり……。
※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる