18 / 294
Ⅰ.納得がいきません
18.……目立たないって難しい②
しおりを挟む「お父さん、どうして……?」
どうして、お母さんばかりなの? 私は、要らない子だったの?
私を産んで、体が弱くなったから? 私が生まれたから、お母さんは早く死んじゃったの?
だから、私の事は嫌いだったの?
訊いても答えはないと解ってても、あの日以来どうしても、何度も繰り返して訊いてしまう。
それでも、やはり父の姿はいつも背中だった。
父が私の名を呼んだことが殆どなく、覚えてないのではないかと心配するのと同じように、私も、父の笑顔がどんなだったか、思い出せない。
「今は手が放せないから、あちらで好きにしてなさい」
シャツの裾を引く私に言い放った父の言葉。
「頼むから、あちらでいつものように本でも読んで大人しくしててくれ」
母の病室で、パイプ椅子に腰を下ろし、頭を抱えるようにして項垂れる父の背に、声をかけようとして追い払われた時の父の言葉。
特別邪険にしてるとか、機嫌が悪くて当たっているとか、冷遇しているとかって言うのではなく、これがいつもの自然な父との会話だった。
「お父さん、本当は私の事、嫌いだったの? 要らない子だったの?」
それを声に出して訊いてみたことは、ついぞなかった。
訊いたら終わりだと思ったから。
訊いてしまったら、家族という形が壊れてしまうと思ったから。
だから、私は、父の言うように、邪魔にならないように、与えられたお小遣いで買える限りの本を読み、具合のよくない母の代わりに家事をして、少しでも必要とされたかった。
でも、もうそんな努力は必要なくなってしまったけど……
* * * * *
ヒヨドリが鳴いてる。ヒ~ヨヨ、ヒ~ヨヨ。明け方なのかな?
チューハチュハチュハチュハ。
チーィチチーィチチーィチ。
チーフィチピピピチチピピピピ……
ヒタキや四十雀、コマドリなんかもいるの? 可愛い姿、観れるかな。
目を覚まして、最初に見たもの。
白い天井。ペーパークロスでも合板でもない。石膏かな? コンクリートとはちょっと違うみたい。
「え……どこ?」
「わたしの寝室だね。起きたかい? シオリ」
なんだかハリウッドスターみたいに、そんなに美形やハンサムって訳でもなくても、どこか目をひくような印象的な、金髪と青銀の眼が爽やかな外人が側にいる……居ル?
「え? ……誰?」
「おやおや、昨夜の事は忘れてしまったのかな。オニーサン、寂しいな」
日本語上手だな。移住して長い人かな……な?
急に頭がハッキリして大慌てで飛び起きる。
クイーンサイズの、私が3人寝ても余裕ある幅広いベッド。
天蓋はついてなかった。
「え……と。カインハウザー様?」
「頭も起きてきたようだね。よかった。忘れられたのかと焦ったよ」
「いえ、そんな、恩人を忘れたりしません。すみません、寝惚けてました」
「目が覚めたら何もかも忘れてしまうほど、心に傷を負って嫌われてしまったのかと思ったよ。
昨夜は失礼したね。もう、許可なく湯殿には立ち入らないと誓うよ」
顔に急速に熱が集まるのがわかる。手も右手だけ熱い。……右手だけ?
見ると、右手はカインハウザー様の大きな手に覆われるように、握られていた。強くなく、かといってすっと抜き取るには動かない程度の力で。
「熱にうかされて、よくない夢を見てたようで、少し魘されてたわ。もう大丈夫かしら?」
カインハウザー様の後ろから、リリティスさんが顔を出し、私の手を握るカインハウザー様の手をペシッとはたく。
「すみません、ご心配をおかけしてしまって……大丈夫です」
カインハウザー様は、傷ましげなお顔で、右手は私の右手を握ったまま、左手の人差し指の背で、私の頰をすっと引くように撫でる。
「まだ涙が。よほどつらい夢だったんだね」
お父さんの夢は、事故以来毎日のように見る。もう慣れたと思ったけど……
改めて周りを見てみると、明るい窓際に巨大なベッド。現代のもののようにスプリングは効いてないけど、マットレスの中は上等な詰め物のようで、体も一晩でスッキリしている。筋肉痛になるかと思ったけど。
真綿のつるやかな掛布も滑らかで温かくて、絹って素敵♡と改めて感じる。素肌に滑らせてみたい。
調度品も、飴色の木工品で、落ち着いたお部屋だった。
「えと、ここは、カインハウザー様の寝室で? どうして私がカインハウザー様のベッドに?
昨夜はちゃんとおやすみになられたのですか?」
「自分が倒れたのに、わたしの心配をしてくれるのかい? 優しい子だね。大丈夫、仕事をしながら君の様子を見て、それでもキリがついたらちゃんと休んだよ」
「看病させてしまったのですか?」
「解熱剤を飲ませたり、夜着に着替えさせたのは、私とメイドよ? 主は、魘されてないか、掛布を蹴り剥いでないか見守っただけ」
「そ……!」
「それだって、一の刻頃には休まれて、後はメイドが交代で看てたわ」
華麗にウインクするリリティスさん。
それでも……!!
「ベッドを占拠してしまって……!! 私なんか、床に転がしておいてくれれば……」
「シオリ」
それまでの柔らかい感じの言葉とは違って、ただゆっくりと名前を呼んだだけなのに、硬くて冷たい感じの声だった。鬼将軍と呼ばれてた頃はずっとこうだったのかな。
「君は、わたしが年端もいかない少女を床に転がして、自分はゆっくりベッドで眠るような男だと?」
「いいえ、そうではなくて……!!」
「君がそう思ってないのは解る。が、同じ事だよ。君がわたしに床に転がせと望むのはそういう事だ。わたしに、そういう男になれと言っているのだよ」
「ちっ、ちが……」
ポロッと零れた涙を、温かい大きな手の金星丘から地丘にかけてでぐいっと拭い、カインハウザー様は、私の左手を寄せて握っていた右手に重ねて、纏めて覆うように両手で、痛くない程度に力を込めて握り締める。
「詳しくは知らないが、育ちから自分を低く扱うのは、昨日の様子で解っているよ。
だがね、そういうのはもうやめなさい。もっと自分を大切にしなさい。君が君を大切にしてあげないと、せっかく生まれてきた君が可哀想だろう?」
一転、柔らかい声で、優しく諭すように言って聞かせてくれる。
せっかく生まれてきた私が可哀想? もっと大切にしてあげろ?
もしかしたら、初めてかもしれない……そんな風に言って貰うの。
たぶん、記憶にないほど小さい頃は、お母さんはそんな風に言ってくれてたのだと思う。他人にはそういう考え方出来るのだから、素地はあるはず。でも、お母さんがつらそうにしていて、お父さんはお母さんにかかりきりで、私は、誰からも相手にされなくなって……相手を思いやるのと同じくらい自分を大切にするという基本は、忘れてしまっていた。
後から後から、熱いものが流れて止めどなく流れて、声も震えて喉の奥が詰まったようになって、硝子の壁の流水越しに向こうを見てるようで、よく見えない。
「ふ……うっ、クッ……」
甘えた小さい子のように上手く泣けず、汚いすすり声がもれるばかり。
カインハウザー様は目尻を下げて微笑まれ、
「いいね? 私やリリティスを気遣うのと同じかそれ以上に、自分を大切にしてあげるんだよ?」
私の手を纏めて包み持っていた片手を、私の背中に回してそっと抱き寄せ、腕で背を支えながら頭を撫でてくれた。
お父さんとは違う。
お父さんより力強い腕。
お父さんより厚くて温かい胸。
お父さんより大きくて硬く、でも優しい掌。
昨日まで知らなかった人なのに。こんなに気を許して、泣き顔を見られても逃げ出したくならないなんてこと、あるんだ。
* * * * *
ティッシュペーパーがない世界、リリティスさんに手渡されたのは薄手の手拭いでした。
「さあ、泣いたら体力使うでしょう? 朝食にしましょう」
この部屋とリリティスさんの主人なのにカインハウザー様が追い出され、柔らかい木綿のワンピースに着替えると、にこやかにリリティスさんに促され、昨夜食事を摂った食堂へ移動する。
街並みや人々の様子は古代~中世ヨーロッパ風だけど、食事も西洋風かと思ったら、わりと無国籍風でした。いや、私がそんなに外国の食事に詳しくないだけかな?
蒸したジャガイモを潰して他の野菜と和えた、ポテトサラダっぽい主食と、大きめに切った温野菜のサラダ。昨日の猪肉かな?の薄切りの入ったスープ。
「朝からしっかり食べられるんですね?」
「そうかな? 朝と昼はしっかり摂らないと、働けないし体が保たないだろう?」
そこは元軍人さんなのね。
「でも、どうして私がカインハウザー様のお部屋に? これだけ広いお屋敷なら、客間でも納戸でも……」
「こら。女性を物置部屋に寝かせる訳ないだろう。そういうのはナシって約束したね?」
「……はい。すみません」
ニッコリ笑うが、ちょっと圧を感じる。
「主。女の子に威圧しないで。軍部の部下とは違うのですよ?」
「あ、あの、今のは私が悪かったので、カインハウザー様を叱らないでください」
小さく抗議すると、驚いた顔で、リリティスさんがこちらを見る。
「ハハハ。なんとも心強い、しかも可愛い、初めての味方が出来たな。みんな、いつもリリティスの味方なんだよ。冷たいねぇ」
本当にこの主従関係は良く解らない。
「君が私の部屋に泊められた理由、だったかな。簡単だよ。
まず、私の目の届く範囲である事。
これは、よく言えば保護の意味でもあり、悪く言えば監視の意味もある。
真実の精霊の判定もあるから、君の言葉を信用していないわけではないのだけどね。
しかも、君は、かなり神殿関係者の目を気にしていたから、周りからの隠蔽の意味もある。
領主の部屋に、許可なく踏み込む輩は、国王の勅書を持った上層のお役人くらいだろう?」
🔯🔯🔯 🔯🔯🔯 🔯🔯🔯 🔯🔯🔯
次回、Ⅰ.納得がいきません
19.ここはどこ? 目立たないって難しい③
7
お気に入りに追加
2,701
あなたにおすすめの小説
異世界でフローライフを 〜誤って召喚されたんだけど!〜
はくまい
ファンタジー
ひょんなことから異世界へと転生した少女、江西奏は、全く知らない場所で目が覚めた。
目の前には小さなお家と、周囲には森が広がっている。
家の中には一通の手紙。そこにはこの世界を救ってほしいということが書かれていた。
この世界は十人の魔女によって支配されていて、奏は最後に召喚されたのだが、宛先に奏の名前ではなく、別の人の名前が書かれていて……。
「人違いじゃないかー!」
……奏の叫びももう神には届かない。
家の外、柵の向こう側では聞いたこともないような獣の叫ぶ声も響く世界。
戻る手だてもないまま、奏はこの家の中で使えそうなものを探していく。
植物に愛された奏の異世界新生活が、始まろうとしていた。
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
異世界ってやっぱり異国よりも言葉が通じないよね!?
ピコっぴ
ファンタジー
《ファンタジー大賞にエントリー》
第12回ファンタジー小説大賞にエントリーさせていただきました。
これを機会に、初期の初心者な文法規則が守られてない部分を一部手直しします。
修正したらタイトルに⭐をつけます。
(本編に大きな変更はありません)
また、挿絵を入れてる回、追加した回には、タイトルに★をつけますね。
ラノベとかで見ると、大抵は異世界に召喚されたり転移しちゃっても、言葉、通じるよね?
しかも、勇者みたいなチート能力貰っちゃったりするよね?
どうしよう、周りの人みんなおっきいし、言葉も単語ひとつ解らないよ~
英語すらぼんやりな中年女(頭の中身は中二病レベル)には、異世界って異国よりもずっとずっと、コミュニケーションとれないのね……
結婚もした事なく子供も勿論居ないし、ちゃんと就職した事もなくて、実家でぼんやり過ごしてきた、そろそろ50手前(え?世間では初老に分類されるの?)の、夢見る子供のままオバサンになった女主人公が、異世界で、小柄童顔ゆえに子供と間違われて保護されて、可愛がられるけど言葉が通じなくて困ってるけど、概ね平和な日常を過ごす話……です。
ラブシーンはあるはずですが官能小説目指してませんので、過激な表現や濃厚な絡みを期待した人、ごめんなさいです。
世界最強の公爵様は娘が可愛くて仕方ない
猫乃真鶴
ファンタジー
トゥイリアース王国の筆頭公爵家、ヴァーミリオン。その現当主アルベルト・ヴァーミリオンは、王宮のみならず王都ミリールにおいても名の通った人物であった。
まずその美貌。女性のみならず男性であっても、一目見ただけで誰もが目を奪われる。あと、公爵家だけあってお金持ちだ。王家始まって以来の最高の魔法使いなんて呼び名もある。実際、王国中の魔導士を集めても彼に敵う者は存在しなかった。
ただし、彼は持った全ての力を愛娘リリアンの為にしか使わない。
財力も、魔力も、顔の良さも、権力も。
なぜなら彼は、娘命の、究極の娘馬鹿だからだ。
※このお話は、日常系のギャグです。
※小説家になろう様にも掲載しています。
※2024年5月 タイトルとあらすじを変更しました。
転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
異世界キャンパー~無敵テントで気ままなキャンプ飯スローライフ?
夢・風魔
ファンタジー
仕事の疲れを癒すためにソロキャンを始めた神楽拓海。
気づけばキャンプグッズ一式と一緒に、見知らぬ森の中へ。
落ち着くためにキャンプ飯を作っていると、そこへ四人の老人が現れた。
彼らはこの世界の神。
キャンプ飯と、見知らぬ老人にも親切にするタクミを気に入った神々は、彼に加護を授ける。
ここに──伝説のドラゴンをもぶん殴れるテントを手に、伝説のドラゴンの牙すら通さない最強の肉体を得たキャンパーが誕生する。
「せっかく異世界に来たんなら、仕事のことも忘れて世界中をキャンプしまくろう!」
夢のテンプレ幼女転生、はじめました。 憧れののんびり冒険者生活を送ります
ういの
ファンタジー
旧題:テンプレ展開で幼女転生しました。憧れの冒険者になったので仲間たちとともにのんびり冒険したいとおもいます。
七瀬千那(ななせ ちな)28歳。トラックに轢かれ、気がついたら異世界の森の中でした。そこで出会った冒険者とともに森を抜け、最初の街で冒険者登録しました。新米冒険者(5歳)爆誕です!神様がくれた(と思われる)チート魔法を使ってお気楽冒険者生活のはじまりです!……ちょっと!神獣様!精霊王様!竜王様!私はのんびり冒険したいだけなので、目立つ行動はお控えください!!
初めての投稿で、完全に見切り発車です。自分が読みたい作品は読み切っちゃった!でももっと読みたい!じゃあ自分で書いちゃおう!っていうノリで書き始めました。
【5/22 書籍1巻発売中!】
転生することになりました。~神様が色々教えてくれます~
柴ちゃん
ファンタジー
突然、神様に転生する?と、聞かれた私が異世界でほのぼのすごす予定だった物語。
想像と、違ったんだけど?神様!
寿命で亡くなった長島深雪は、神様のサーヤにより、異世界に行く事になった。
神様がくれた、フェンリルのスズナとともに、異世界で妖精と契約をしたり、王子に保護されたりしています。そんななか、誘拐されるなどの危険があったりもしますが、大変なことも多いなか学校にも行き始めました❗
もふもふキュートな仲間も増え、毎日楽しく過ごしてます。
とにかくのんびりほのぼのを目指して頑張ります❗
いくぞ、「【【オー❗】】」
誤字脱字がある場合は教えてもらえるとありがたいです。
「~紹介」は、更新中ですので、たまに確認してみてください。
コメントをくれた方にはお返事します。
こんな内容をいれて欲しいなどのコメントでもOKです。
2日に1回更新しています。(予定によって変更あり)
小説家になろうの方にもこの作品を投稿しています。進みはこちらの方がはやめです。
少しでも良いと思ってくださった方、エールよろしくお願いします。_(._.)_
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる