上 下
12 / 276
暗いダンジョンの中で捨てられました──捨てる勇者あれば拾う妖精あり?

じゅうに。『【勇者】候補の率いるパーティにしてはずいぶんなドタバタ戦闘は終了した』──そして、無能な遊び人は棄てられる

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

欲しいのならば、全部あげましょう

杜野秋人
ファンタジー
「お姉様!わたしに頂戴!」 今日も妹はわたくしの私物を強請って持ち去ります。 「この空色のドレス素敵!ねえわたしに頂戴!」 それは今月末のわたくしの誕生日パーティーのためにお祖父様が仕立てて下さったドレスなのだけど? 「いいじゃないか、妹のお願いくらい聞いてあげなさい」 とお父様。 「誕生日のドレスくらいなんですか。また仕立てればいいでしょう?」 とお義母様。 「ワガママを言って、『妹を虐めている』と噂になって困るのはお嬢様ですよ?」 と専属侍女。 この邸にはわたくしの味方などひとりもおりません。 挙げ句の果てに。 「お姉様!貴女の素敵な婚約者さまが欲しいの!頂戴!」 妹はそう言って、わたくしの婚約者までも奪いさりました。 そうですか。 欲しいのならば、あげましょう。 ですがもう、こちらも遠慮しませんよ? ◆例によって設定ほぼ無しなので固有名詞はほとんど出ません。 「欲しがる」妹に「あげる」だけの単純な話。 恋愛要素がないのでジャンルはファンタジーで。 一発ネタですが後悔はありません。 テンプレ詰め合わせですがよろしければ。 ◆全4話+補足。この話は小説家になろうでも公開します。あちらは短編で一気読みできます。 カクヨムでも公開しました。

ダンジョンの奥底で殺された「下等種族」の僕、古代神と同化して最強のチカラを手に入れたので、奴らに復讐してやろうかと思います

ピコっぴ
ファンタジー
「だって、オマエ、ニンゲンじゃねぇか」 その一言で、ダンジョンに置き去りにされたボク 猫人や犬人がたくさん住んでて、兎人や鳥人も少しいる 僕のように獣相のない人間は少ないけど⋯⋯ たったひとりでも、生きて帰る! そして、アイツらに⋯⋯!!

攻撃特化と守備特化、無敵の双子は矛と盾!

天眼鏡
ファンタジー
とある辺境の地で母とともに暮らす双子の姉妹。 一見、普通の女の子としか思えない二人だが……? 「どこの世界に単なる貧乏ゆすりで地震を起こす餓鬼がいるんだよ!!」 「何で崩落に巻き込まれておいて身体どころか髪や服にすら傷一つ無いのよ!!」 そう、残念ながら彼女たちは普通ではなかった。 これは、攻撃に特化しすぎている為に異常なほど魔法が効きすぎてしまう脳筋な姉と。 守備に特化しすぎている為にナイフやフォークより重い物は全く持てない馬鹿真面目な妹の。 ほんのり姉妹百合風味なドタバタ冒険譚である。

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く

ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。 5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。 夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…

聖女も勇者もお断り🙅

ピコっぴ
ファンタジー
何しに喚ばれたんか知らんけど ( 'ω'o[お断りします]o 【萌々香の場合】 子供の頃から、なぜか水辺が苦手で酷いと卒倒することもあった私は、水濠で清水に飲み込まれ、異世界に召喚された 『聖女』として でも、無色の私は『月无』──憑き無しとして捨て置かれた 後から聖女さまと呼んでも、誰が助けてなんかやるものか ※ヒーローの本文内での確定がやや遅めです 表紙は自筆 富士通のAndroidで、SONYのアプリSketch にて☝左手中指を使用

【完結】離縁ですか…では、私が出掛けている間に出ていって下さいね♪

山葵
恋愛
突然、カイルから離縁して欲しいと言われ、戸惑いながらも理由を聞いた。 「俺は真実の愛に目覚めたのだ。マリアこそ俺の運命の相手!」 そうですか…。 私は離婚届にサインをする。 私は、直ぐに役所に届ける様に使用人に渡した。 使用人が出掛けるのを確認してから 「私とアスベスが旅行に行っている間に荷物を纏めて出ていって下さいね♪」

追放されてから数年間ダンジョンに篭り続けた結果、俺は死んだことになっていたので、あいつを後悔させてやることにした

チドリ正明@不労所得発売中!!
ファンタジー
世間で高い評価を集め、未来を担っていく次世代のパーティーとして名高いAランクパーティーである【月光】に所属していたゲイルは、突如として理不尽な理由でパーティーを追放されてしまった。 これ以上何を言っても無駄だと察したゲイルはパーティーリーダーであるマクロスを見返そうと、死を覚悟してダンジョンに篭り続けることにした。 それから月日が経ち、数年後。 ゲイルは危険なダンジョン内で生と死の境界線を幾度となく彷徨うことで、この世の全てを掌握できるであろう力を手に入れることに成功した。 そしてゲイルは心に秘めた復讐心に従うがままに、数年前まで活動拠点として構えていた国へ帰還すると、そこで衝撃の事実を知ることになる。 なんとゲイルは既に死んだ扱いになっており、【月光】はガラッとメンバーを変えて世界最強のパーティーと呼ばれるまで上り詰めていたのだ。 そこでゲイルはあることを思いついた。 「あいつを後悔させてやろう」 ゲイルは冒険者として最低のランクから再び冒険を始め、マクロスへの復讐を目論むのだった。

【完結】お父様に愛されなかった私を叔父様が連れ出してくれました。~お母様からお父様への最後のラブレター~

山葵
恋愛
「エリミヤ。私の所に来るかい?」 母の弟であるバンス子爵の言葉に私は泣きながら頷いた。 愛人宅に住み屋敷に帰らない父。 生前母は、そんな父と結婚出来て幸せだったと言った。 私には母の言葉が理解出来なかった。

処理中です...