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12話 奉仕活動 婦警さんとお茶会2
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名前を聞き忘れるとか言う凡ミスをしてしまった。
「ついでに剣道・柔道どっちやってる?」
握手会とか集団相手で自己紹介も名前聞く事もなかったからな。
2人は目を合わせ「小百合からが良いんじゃない?」と柔道の人(黒井さん?)が言い剣道の人から自己紹介を始めた。
たしかデータだと2人は同い年だったな。仕事場が県違いだけど警察学校とかで同じだったとかあるのかも?
「男性耐性2級。黒武者 小百合です。剣道、大会で2連覇中です///」
「スゴイね。」
「男性耐性2級。黒井 凛です。柔道やってます。大会は去年の14位から今年1位に上がりました。」
「!それも凄いね。」
黒武者さんはポニーテールでッシュとした体格の女性。
黒いワンピースに白いネックレスが似合っている。
黒井さんは短髪で体感がしっかりしてそうな体格な女性だ。
上は水色、下は黒色でスカートみたいに見えるパンツスタイルだ。
セットアップなのか色の組み合わせが映えている。
「黒武者さんも黒井さんもキレイな服着てるね。私服?」
「いえ・・・実は定員さんのオススメで急いで買っちゃいました。」
「恥ずかしながら、私も今日のために買いました///」
お茶会の話は一週間前からでその間に急いで買ったようだ。
「良かった。実は最近暇つぶしにで女性向けの恋愛本を読んだんだけどね。
世の女性は男を手に入れるために万能超人を目指しているかと思ちゃってね。けど、普通の感覚の人もちゃんといると分かって良かったよ。」
服屋の店員さんの営業トークの
『ちょっとしたパーティにも着ていけますよ~』とか
実際にはパーティに参加する機会ないよな?
俺は前世友人の結婚式の二次会に呼ばれての位しかない上に普通のスーツ着て行った。
服の種類については男はスーツで大概大丈夫なのが強い。
今もスーツを着ている。紺色で上着は脱ぎベスト姿だ。
これが女性だと選択肢が多すぎて困りそうだ。
そして、お茶会はちょっとしたパーティ扱いなんだなぁ・・・
たぶん握手会や会社見学という集団でもちゃんとおめかししてたんだろうな。
「男性なのに恋愛本を読むんですか!?」
「持ってる本を読み飽きて、毛色の違うのもたまにはいいかと思って、この前初めて読んだよ。」
施設長の寺田さんの教えの元に恋愛にそこまでの興味はない。のスタンスを取る。
「頼りになる女の方が良くないですか?小動物系が好きですか?」
「凛。女性のタイプを聞くのちょっと早いんじゃない?」
「ぁ、すみません。(汗)何度も質問されてますよね。」
「!そっか、確かに何度も聞かれる質問の類だから男性によっては気になっちゃう人もいるかもね。」
「すみません!」
「いやいや、最初に言った通り俺はお茶会初めてだし、今まで握手会とか見学とかの相手の名前も聞かない感じの奉仕活動しかしてなかったから逆に新鮮で良いよ。」
どう答えよう?
「頼りになる人は純粋に尊敬するし、努力する人は応援したくなる。
ただ頑張り過ぎる人は過労死しないか心配になる・・・かな?」
質問に答えてないかな?
好きなタイプ言った方が良いのか?(汗)
「好きなタイプだけど・・・良く分かんないな好きになった人がタイプなんだと思う。」
濁す。2人がそうなるように変わりますとか宣言してきても困るから
俺がそういうと黒武者さんが覚悟したように
「神風さんは、ご結婚はされてるんですか・・・?」
「100歳だけど一度もしてないね。」
前世も結婚してないです。
15分質問攻めも辛いし話逸らすか
「ところで剣道は声が出てないと一本にならないって聞いたんだけど、どうなの?そういう未経験者が知らなそうな豆知識の話2人から聞きたいな。」
「はい。それは剣道の気剣体の一致といって1本となる条件があるんですが、
その一つの気合の表現としての発声が大事とされているんです。それが良くないと1本と認められない場合があります。」
黒武者さんは俺が話を変えたいのを察してくれたようで剣道の話をしてくれた。
黒井さんも黒帯の上に紅白帯・紅帯と種類があるなど全然知らない話をしてくれた。
基本は話を聞くスタンスで頷きながらお菓子を食べた。
「神風さん。」
施設員さんが声掛けしてくれた。
「ああ、もう15分?」
思ったより早かった。
15分って結構すぐだから30分の食事会か迷ったんだよな。
「初めてのお茶会だったけど、どうだった?楽しんでくれた?」
「はい、初めてのお茶会でしたがこんなに男性と話せるとは思いませんでした。ありがとうございます。」
「ステキな思い出が出来ました。ありがとうございます!」
「良かった。最後にお皿に残ってるお菓子、折角だし食べちゃおうか」
自分の更に残ってたお菓子を口にした。
2人は俺が選んだお菓子という事で多めにお皿にお菓子を選んで、主に話していた分お菓子がいくつか残っている。
「それって・・・もう少し一緒にいられるって事ですか!!///」
「ヨッシ!!柔道やってて良かった!!追加料金はいくらかかりますか?」
「追加料金は無くていいよ。ただ、その代わりゆっくり食べるの禁止と時間超えたのは内緒ね。」
「「はい、誰にも言いません!!」」
息ぴったり
そうして追加で雑談約10分をかけてお茶会は終了した。
「ついでに剣道・柔道どっちやってる?」
握手会とか集団相手で自己紹介も名前聞く事もなかったからな。
2人は目を合わせ「小百合からが良いんじゃない?」と柔道の人(黒井さん?)が言い剣道の人から自己紹介を始めた。
たしかデータだと2人は同い年だったな。仕事場が県違いだけど警察学校とかで同じだったとかあるのかも?
「男性耐性2級。黒武者 小百合です。剣道、大会で2連覇中です///」
「スゴイね。」
「男性耐性2級。黒井 凛です。柔道やってます。大会は去年の14位から今年1位に上がりました。」
「!それも凄いね。」
黒武者さんはポニーテールでッシュとした体格の女性。
黒いワンピースに白いネックレスが似合っている。
黒井さんは短髪で体感がしっかりしてそうな体格な女性だ。
上は水色、下は黒色でスカートみたいに見えるパンツスタイルだ。
セットアップなのか色の組み合わせが映えている。
「黒武者さんも黒井さんもキレイな服着てるね。私服?」
「いえ・・・実は定員さんのオススメで急いで買っちゃいました。」
「恥ずかしながら、私も今日のために買いました///」
お茶会の話は一週間前からでその間に急いで買ったようだ。
「良かった。実は最近暇つぶしにで女性向けの恋愛本を読んだんだけどね。
世の女性は男を手に入れるために万能超人を目指しているかと思ちゃってね。けど、普通の感覚の人もちゃんといると分かって良かったよ。」
服屋の店員さんの営業トークの
『ちょっとしたパーティにも着ていけますよ~』とか
実際にはパーティに参加する機会ないよな?
俺は前世友人の結婚式の二次会に呼ばれての位しかない上に普通のスーツ着て行った。
服の種類については男はスーツで大概大丈夫なのが強い。
今もスーツを着ている。紺色で上着は脱ぎベスト姿だ。
これが女性だと選択肢が多すぎて困りそうだ。
そして、お茶会はちょっとしたパーティ扱いなんだなぁ・・・
たぶん握手会や会社見学という集団でもちゃんとおめかししてたんだろうな。
「男性なのに恋愛本を読むんですか!?」
「持ってる本を読み飽きて、毛色の違うのもたまにはいいかと思って、この前初めて読んだよ。」
施設長の寺田さんの教えの元に恋愛にそこまでの興味はない。のスタンスを取る。
「頼りになる女の方が良くないですか?小動物系が好きですか?」
「凛。女性のタイプを聞くのちょっと早いんじゃない?」
「ぁ、すみません。(汗)何度も質問されてますよね。」
「!そっか、確かに何度も聞かれる質問の類だから男性によっては気になっちゃう人もいるかもね。」
「すみません!」
「いやいや、最初に言った通り俺はお茶会初めてだし、今まで握手会とか見学とかの相手の名前も聞かない感じの奉仕活動しかしてなかったから逆に新鮮で良いよ。」
どう答えよう?
「頼りになる人は純粋に尊敬するし、努力する人は応援したくなる。
ただ頑張り過ぎる人は過労死しないか心配になる・・・かな?」
質問に答えてないかな?
好きなタイプ言った方が良いのか?(汗)
「好きなタイプだけど・・・良く分かんないな好きになった人がタイプなんだと思う。」
濁す。2人がそうなるように変わりますとか宣言してきても困るから
俺がそういうと黒武者さんが覚悟したように
「神風さんは、ご結婚はされてるんですか・・・?」
「100歳だけど一度もしてないね。」
前世も結婚してないです。
15分質問攻めも辛いし話逸らすか
「ところで剣道は声が出てないと一本にならないって聞いたんだけど、どうなの?そういう未経験者が知らなそうな豆知識の話2人から聞きたいな。」
「はい。それは剣道の気剣体の一致といって1本となる条件があるんですが、
その一つの気合の表現としての発声が大事とされているんです。それが良くないと1本と認められない場合があります。」
黒武者さんは俺が話を変えたいのを察してくれたようで剣道の話をしてくれた。
黒井さんも黒帯の上に紅白帯・紅帯と種類があるなど全然知らない話をしてくれた。
基本は話を聞くスタンスで頷きながらお菓子を食べた。
「神風さん。」
施設員さんが声掛けしてくれた。
「ああ、もう15分?」
思ったより早かった。
15分って結構すぐだから30分の食事会か迷ったんだよな。
「初めてのお茶会だったけど、どうだった?楽しんでくれた?」
「はい、初めてのお茶会でしたがこんなに男性と話せるとは思いませんでした。ありがとうございます。」
「ステキな思い出が出来ました。ありがとうございます!」
「良かった。最後にお皿に残ってるお菓子、折角だし食べちゃおうか」
自分の更に残ってたお菓子を口にした。
2人は俺が選んだお菓子という事で多めにお皿にお菓子を選んで、主に話していた分お菓子がいくつか残っている。
「それって・・・もう少し一緒にいられるって事ですか!!///」
「ヨッシ!!柔道やってて良かった!!追加料金はいくらかかりますか?」
「追加料金は無くていいよ。ただ、その代わりゆっくり食べるの禁止と時間超えたのは内緒ね。」
「「はい、誰にも言いません!!」」
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