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やばい薬

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前回の最後のセリフを変えました。
すみません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「買い物に付き合ってくれてありがとう!ミカズキお兄ちゃん!」
今、俺たちは市場で買い物をしている。

「お!リアちゃん、今日はミカズキさんとデートかい?」
「はい!そうなんです!」
そう言って、市場の人と話していると

「今からこの市場を支配する!」

そう言ったのは、いかにも魔法使いの姿をした男であった。

「この私は【魔法使いの弟子】である!」
弟子かよ!と思っていると
「だが、それは今日までの話だ!この薬を使って私は世界の王となる!!」
そう言って、魔法使い(仮)が取り出したのは、紫色の液体が入っている瓶だった。
「さあ、まずはお前からだ!!」
そう言い、リアがいる所に投げたのであった。
「って、投げるのかよ!」
そんなことを言いながら俺はリアをかばった。
「ミカズキお兄ちゃん!」
「あははは、これでお前は私の部下だ!!」
『ミカズキ!!』
「さあ、私の部下よ!最初にそこの娘を殺すのだ!!」
くそ、ここまでか!!

「・・・あれ?」

「な、なぜ?命令を聞かない!?」
「ミカズキお兄ちゃん?」
「ああ、大丈夫みたい・・」
「そ、そんなはずはない!なぜなら私こそが偉大なる魔法使い・・・」
「うるさい!!」
そう言い、俺は魔法使い(仮)の所まで全力で走り、あごを殴ったのであった。
「こ、こんなはずでは・・・」
と言い、気絶した。


そのあとは、この町の【騎士】にこの男を引き渡したが、薬のことを聞いたら効果は【アンデット化】だったらしいが失敗したので安心である。



「本当に大丈夫?ミカズキお兄ちゃん」
「ああ、大丈夫だよ」
今は、宿に戻ってご飯を食べている。
リアは、今回のことを両親に言うと、感謝された。
「じゃあ、リアちゃん。俺は部屋に戻るから」
「あ、うん、おやすみなさい・・」
「うん、おやすみ」
そう言い、部屋に戻るのであった。

「そういえば、明日はインサと約束している日だったな」
『うん、そうだね!』
「よし、寝るか!」
そう言って、寝るのであった。








『・・カズキ!ミカズキ!』
「うわ!なんだよ!」
そう言い、神様に起こされた。
あれ?なんか服がぶかぶかのような・・
あれ?俺ってこんなに声だっけ?
そんなことを思っていると
「ミカズキさん!約束の時間ですよ!」
そんな声が聞こえたのでドアを開けようとすると
「あれ?ドアってこんなに大きかったけ?」
そう、今の俺はドアノブに手が届かないのである。
「どうしたんですか?ミカズキさん」
「インサ、ドアを開けてみて!」
そう言うと、インサがドアを開けた。
「もう、どうしたんですか?ミカズキさん・・・」
「あれ?インサ、身長伸びた?」
「・・ミカズキさんですか?」
「ひどい!俺は俺だよ!」
そう言うと、インサは
「ええええええ!」
と叫んだ!
「うるさいよ!インサ!」
「え、だって、え!?」
「一回、落ち着いて!」



「落ち着いた?」
「ミカズキさん、鏡を見ましたか?」
こっちの話はスルーですか。
「いや、見ていないけど・・」
「今すぐ、見てください!」
そう言ったので、部屋の鏡を見てみると
「あれ?鏡にいる子供って誰?」
鏡を見ると、6歳ぐらいの子供がいた。
「・・ミカズキさんですよ」
「・・・マジ?」
「・・はい」
「えええええ!?」
俺は、あの薬のせいで6歳になりました。


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