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ドラゴンと契約!

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今、俺は正座をしています。
「説明をしてくれますよね。ミカズキさん」
「・・説明をしないなら、お仕置きね」
「・・ドンマイ」
ということで、俺がピンチです。
「えっと、その・・」
ダメだ、絶対言い訳は通じない。
「それにアリンとリザはどうしたんですか?」
あ、忘れていた。
『これも2回目だね』
うるさいぞ、神様。
「私たちは、大丈夫だよ」
そんな声が聞こえたので、声の場所を見てみると、アリンとリザがいた。
「あの~、アリンさん、リザさん、もしかして、見ていましたか?」
すると、いい笑顔で
「もちろんだよ!」
「ええ、まさかドラゴンを説得するとは、思いませんでしたが」
そんな、見られていたなんて。
「では、ミカズキさん、説明できますよね」
怖い、インサの笑顔がとても怖い。
ということで、説明をします!

ーー説明中ーー

「なるほど、このドラゴンは、天使のペットでそれを話し合いをして開放したと・・」
説明をした俺は正座がきつくて普通に座っている。
「ああ、そうだな」
「で、このドラゴンはどうするのよ?」
「なあ、お前はどうする?」
【そうだな、復讐は終わってしまったからな・・】
う~ん、どうしよう?
「そうだ!お前、俺と一緒に来るか?」
「え、本気ですか!?」
「そうよ!?相手はドラゴンなのよ!」
「ミカズキ!ちゃんと考えている!?」
「そうですよ!」
なんか、女性陣の言葉が・・・
『これだから、君って奴は・・』
だから、なんで呆れたみたいに言っているんですかね!!
【いいのか?私はお前を殺そうとしたのだぞ】
「ん?そんなことか、別にいいよ」
【そうか・・なら最後に聞こう。お前はなぜ戦う?】
戦う理由か・・・
「決まっているよ、それは・・・」
【それは・・】
「誰かの笑顔のためだよ」
【・・貴様、本気だな】
「ああ、俺は誰かの笑顔のために戦う。ただ、それだけだよ」
ドラゴンが笑った。
【あはは、面白い!よかろう、契約だ!】
「ああ」
そう言うと、いきなり紙が現れた。
【ここに血を流せば契約完了だ】
なので、ナイフで自分の指から血を流そうとすると
「あれ?ナイフが折れた・・」
指にナイフを押し付けたらナイフが折れたのだ。
「きっと、ナイフが古かっただけ・・」
そう自分に言い聞かせ、【無限アイテムボックス】を開いて剣を取り出して
「よし、次こそは!!」
結果、折れました。
「なぜだ!!」
【・・契約は髪の毛でもよかったはず】
「それを先に言え!!」
こうして、俺は自分の武器を全て折りました。


「そういえば、ドラゴンのままだとやばいから猫に変身できる?」
【ああ、できるがなんで猫なんだ?】
「可愛いからです!!」
【なるほど!確かにメスの私にはピッタリだな!!】
言えない、頭に乗せたいだけとは・・・
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