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・地下室調教編(Day7~)

三日目 2-5

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「まじかよ……っ」
 滝田は、そのまま腰を進めた。
 彼の口の中に、己のものが、飲み込まれていく。
 違う、そっちではなく、こっちだ。と、青年が抗議のうめき声をあげた。それでも、かわまず、滝田は青年の内側を膨れ上がった欲望で、うがつ。
 苦い声が漏れた。
 それから、腰を引けば、彼のすぼまった唇に擦られて気持ちがいい。強弱をつけるように、突けば、合間合間に、彼のうめき声が聞こえる。
「いいな、これは……」
 誰にいうわけでもなく、滝田はつぶやいた。
 なんとなく、あの藤滝美苑よしおが執心する理由も、なんとなくわかるような気がしてきた。
 彼のギャップだ。
 普段は、いかにも反抗的な目つきの野蛮な野犬だが、一度スイッチが入ってしまえば、大きく豹変する。この、二種類の顔と、前提としての反逆。主人がはまるのも、無理はないかもしれない。
 何度か、軽くゆすって、滝田は青年の唇から己を出した。
 途端に、先端から唾液と先走りが、交じり合ったものが、糸を引く。青年は、胸を弾ませながら出て行ったものをただ見ていた。
「後ろを向いてくれ」
 かすれた声で、滝田は言った。
 そのまま、青年は、素直に、後ろ側を向く。滝田に尻を突き出すような格好にさせると、そのまま、指でゆるみきったそこめがけて、欲望を、突き入れた。
「ひ、あああ~~ッ!!!!」
 差し込んだとたん、青年が、黄色い悲鳴をあげた。びゅっと前が弾んだ。
「おいおい、入れただけで、出しているって……どんなだよ」
 青年の前が、白濁を放っていた。素直に吐きだしてしまった前へと、滝田は腕を伸ばす。そこにふれると、青年がつらいのか、必死になって、身をよじった。
「ああ、ア、ひっ……」
「いい具合だ。動くぞ」
 滝田は、そう言うと、前を擦り上げながら、後ろも前後に振り始めた。
 最初はささいな、動かし方であったが、滝田のそれですら、感じてしまうのだとばかりに、青年は身悶えして、それにこたえた。
「んあ、あも、これっ……、ひ、ああっ……っ!!」
 びくびくと体中が震える。滝田が、奥へとひとつきすると、そのまま、青年は達した。今度は、前は出なかった。ドライだ。
「おいおい、すげえな」
 滝田は、思わず、達したばかりで弛緩している、青年の尻タブをたたいた。
「ひっ!」
 これでも感じるのか。さすがだな。もしかしたら、この屋敷で上客相手に出される上級のやつらに匹敵するんじゃねえか。このまま手をくわえたら」
 使用人としての経験が、そう告げていた。
「なるほど。だから藤滝は、こいつがてばなせねえ……こりゃ、面白い」
 滝田は納得したのち、大きく腰をふりあげた。
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