上 下
9 / 84
第1章 悪兎うさび君

第1話 初めまして②

しおりを挟む
その後、私達は村長さんから
逃げて…逃げて 逃げまくり…




「ちっ!どこにもいねー!」



見つからないように隠れて、


村長さんがようやく去った後、




ひょこっ


「い…行ったかな」

うさび「おい…嬢ちゃん…」

「はい…」

うさび「さっきは巻き込んで悪かった」


「ううん、大丈夫だよ。」

でも凄くこわった村長さんが
あんなに恐ろしかったなんて


まさか…



「あの…村長さんって
いつもあんな感じなの?」

うさび「いや、普段は優しいぞ」

なんだよかった~


うさび「ただ…」

ただ?何だろう?


うさび「1ヶ月に1回キレるだけだ!」

平然そうに言ってるけど…

「すごい冷や汗だよ!!」


多分、前に村長さんにやられたんだね
可哀想に…


うさび「あっ!それと紹介が遅れた
俺の名前はウサビだ!
よろしくな」

…自己紹介だよね?



…………はっ!!
来たー!!こ、これは…
友達デビューよ絶対!
(※違います)

ここで成功しないと
今後上手くいかないという
試練の道!!

よっよ~し!M iいっきまーす!

「わ、私はM iっていいます!
よ…よかったら私と
ともっ…!」


うさび「やべっ!もうこんな時間!」


「えっ?!」

うさび「悪いM i!俺ソロソロ、
ダチと待ち合わせしてるから
もういくわ!」

ちょっ…そんな…
せっかくの…

友達デビューがぁぁ~
待って~まだ私、名前しか
いってないよ!


うさび「あっ!そうだ!」

ピタッ


うさび君がとまった…



うさび「また明日!学校で会おうな」


「………」



えっと…学校って…何?



うさび君が言ってた
学校って言う意味を考えてたら
すぐに家についた。

そう言えば、村長さんに
お届け物渡してなかったなあ

逃げるのに必死だったから…




「ただいま~お母さん…お父さん…」

そのことがばれてませんように…



お母さん「おかえりなさいM i
お届け物ご苦労様!!」


「あれっ?2人とも
何か私がいない時いいこと
あった?」


何か凄いハイテンション…
オマケに鼻歌まで歌ってる。

お母さん「フフフ…実はさっき村長さんが来てね…!」

ビクッ!
そ…村長さんが…いいい家に…



お母さん「じゃーん!お届け物の
お礼にとこんなに野菜を
くれたのよ!」


お母さん「本当に助かるわ♪村長さんって良い人ね」

お母さん…呑気に
そんなこと言わないで


これ私への…口止めだよ!!
村長さんの裏の顔の!!

絶対それしかない(ガタガタ)





お母さん「あっ、それと村長さんが
M iにって」

「えっ?!こ…これは何?」
バッグの中に見たことが
無いものがある…


それにキラキラ光る
メダルみたいのは?


お母さん「えっと…学校って言う
場所に必要な道具ですって
後、もう一つはい手紙!村長さんが
読んでほしいって…多分、詳しいことは手紙に
書かれてると思うわよ」


そっか!もしかして「学校」について
詳しく…



「よしっ!読んでみよう」


……………~M iちゃんへ~……………………………

ようこそメチル森へ
あ、先程の姿は…

見なかったこと
にしてね?

……………………………………………………

「…………」

あんな恐ろしいの
忘れないよ…(:_;)

……………………………………………………

それと突然ですが…
M iちゃんには明日から
学校に通ってもらいます。

今日、渡したバックや教材、証メダルを
持って地図を見ながら
学校に来てね。

M iちゃんにとって
楽しい学校生活が
送れますように



        村長より

………………………………………………………………


バックに教材かあ…


「なんとか道具の意味は
分かった…」



けど…



学校って何??
それとどういう意味?

       
          つ.づ.く



しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ウブな政略妻は、ケダモノ御曹司の執愛に堕とされる

Adria
恋愛
旧題:紳士だと思っていた初恋の人は私への恋心を拗らせた執着系ドSなケダモノでした ある日、父から持ちかけられた政略結婚の相手は、学生時代からずっと好きだった初恋の人だった。 でも彼は来る縁談の全てを断っている。初恋を実らせたい私は副社長である彼の秘書として働くことを決めた。けれど、何の進展もない日々が過ぎていく。だが、ある日会社に忘れ物をして、それを取りに会社に戻ったことから私たちの関係は急速に変わっていった。 彼を知れば知るほどに、彼が私への恋心を拗らせていることを知って戸惑う反面嬉しさもあり、私への執着を隠さない彼のペースに翻弄されていく……。

疎遠になった幼馴染の距離感が最近になってとても近い気がする 〜彩る季節を選べたら〜

若椿 柳阿(わかつばき りゅうあ)
ライト文芸
「一緒の高校に行こうね」 恋人である幼馴染と交わした約束。 だが、それを裏切って適当な高校に入学した主人公、高原翔也は科学部に所属し、なんとも言えない高校生活を送る。 孤独を誇示するような科学部部長女の子、屋上で隠し事をする生徒会長、兄に対して頑なに敬語で接する妹、主人公をあきらめない幼馴染。そんな人たちに囲まれた生活の中で、いろいろな後ろめたさに向き合い、行動することに理由を見出すお話。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

出会ったのは間違いでした 〜御曹司と始める偽りのエンゲージメント〜

玖羽 望月
恋愛
 親族に代々議員を輩出するような家に生まれ育った鷹柳実乃莉は、意に沿わぬお見合いをさせられる。  なんとか相手から断ってもらおうとイメージチェンジをし待ち合わせのレストランに向かった。  そこで案内された席にいたのは皆上龍だった。  が、それがすでに間違いの始まりだった。 鷹柳 実乃莉【たかやなぎ みのり】22才  何事も控えめにと育てられてきたお嬢様。 皆上 龍【みなかみ りょう】 33才 自分で一から始めた会社の社長。  作中に登場する職業や内容はまったくの想像です。実際とはかけ離れているかと思います。ご了承ください。 初出はエブリスタにて。 2023.4.24〜2023.8.9

隠れオタクの女子社員は若社長に溺愛される

永久保セツナ
恋愛
【最終話まで毎日20時更新】 「少女趣味」ならぬ「少年趣味」(プラモデルやカードゲームなど男性的な趣味)を隠して暮らしていた女子社員・能登原こずえは、ある日勤めている会社のイケメン若社長・藤井スバルに趣味がバレてしまう。 しかしそこから二人は意気投合し、やがて恋愛関係に発展する――? 肝心のターゲット層である女性に理解できるか分からない異色の女性向け恋愛小説!

二人の甘い夜は終わらない

藤谷藍
恋愛
*この作品の書籍化がアルファポリス社で現在進んでおります。正式に決定しますと6月13日にこの作品をウェブから引き下げとなりますので、よろしくご了承下さい* 年齢=恋人いない歴28年。多忙な花乃は、昔キッパリ振られているのに、初恋の彼がずっと忘れられない。いまだに彼を想い続けているそんな誕生日の夜、彼に面影がそっくりな男性と出会い、夢心地のまま酔った勢いで幸せな一夜を共に––––、なのに、初めての朝チュンでパニックになり、逃げ出してしまった。甘酸っぱい思い出のファーストラブ。幻の夢のようなセカンドラブ。優しい彼には逢うたびに心を持っていかれる。今も昔も、過剰なほど甘やかされるけど、この歳になって相変わらずな子供扱いも! そして極甘で強引な彼のペースに、花乃はみるみる絡め取られて……⁈ ちょっぴり個性派、花乃の初恋胸キュンラブです。

5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?

gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。 そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて 「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」 もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね? 3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。 4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。 1章が書籍になりました。

処理中です...