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本編
プロローグ
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……………………………………………………
プロローグ
…………………………………………………
一体何が起きているの?
煌びやかなシャンデリア…
豪華なご馳走…
ドレスやタキシードに身に纏った、
人々…
…たしか、今日は魔王様不在での
ダンスパーティーだった…
私、オーロラ・オリベは
ある理由でこのパーティーに参加した…
なのに…
魔王「汚い手で触るな オーロラは我の女だ」
不在のはずの魔王様は目の前にいて、
私の肩を抱き寄せている。
「…あっあの…シルク様?!」
我の女って…どういう事?!
びっくりして、魔王様の方に振り向いたら、
整った顔が至近距離にあって…
カチッと視線が合わさった。
まずいっ!
なぜか、直感でそう思い、
顔を背けようとしたが、
向こうの動作が早かった。
ガッと勢いよく頬を掴まれ、
「………へっ…あっ…んぅぅ…」
熱い口付けが交わされる。
舞踏会の中、みんなが見ている前で……
「シッ…シルク……っ様……やめ…」
なんで?!私達、今が初対面ですよね!!
…私のファーストキスが……
結婚式で好きな人に初めてを捧げるって
夢見ていたのに…
バンッ!バン!!
必死に抵抗しようと 手を魔王の胸に
叩いても、押してもビクともしない。
顔を必死に背けようと力を入れるが、
動かない。
そればかりか、頬に触れられている手は
固定が強まり、否定は許さないと、
さらに口付けは激しくなった。
舌を入れられ、私の舌を絡め取る、
唾液も自分の口の中へと流されて
どちら物なんて分からない…
周りの人達に見せつけるように
クチュ…グチュと音を立てて
「……………っ」
ガクンッ!
恥ずかしさと息の苦しさ
あまりに激しい口付けで、
途中、私は意識を失った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
魔王「……オーロラ!オーロラ!
…意識を失ったか…口付けだけで
ふふっ…可愛い…」
ふっと魔王は微笑み、
彼女の頬に口付けを落とす。
そして、彼女に不埒な視線を送っていた
輩に睨みを利かせ、
魔王「……オーロラを医務室に運ぶ、
お前達、愚民どもは引き続き
ダンスパーティーを楽しむといい」
おどろおどろしく呟き、
魔王はオーロラを壊れ物を扱う様に
そっとだき抱え、医務室へと歩き出した。
「「………………」」
いきなりの出来事で、
しーん…と静まり返った大広間
そんな魔王の姿を見て
城の従事者「……怒りと嫉妬に狂った
表情をした魔王様…初めてみた…」
1人の従事者の独り言が
誰の耳にもはっきりと聞こえた。
プロローグ
…………………………………………………
一体何が起きているの?
煌びやかなシャンデリア…
豪華なご馳走…
ドレスやタキシードに身に纏った、
人々…
…たしか、今日は魔王様不在での
ダンスパーティーだった…
私、オーロラ・オリベは
ある理由でこのパーティーに参加した…
なのに…
魔王「汚い手で触るな オーロラは我の女だ」
不在のはずの魔王様は目の前にいて、
私の肩を抱き寄せている。
「…あっあの…シルク様?!」
我の女って…どういう事?!
びっくりして、魔王様の方に振り向いたら、
整った顔が至近距離にあって…
カチッと視線が合わさった。
まずいっ!
なぜか、直感でそう思い、
顔を背けようとしたが、
向こうの動作が早かった。
ガッと勢いよく頬を掴まれ、
「………へっ…あっ…んぅぅ…」
熱い口付けが交わされる。
舞踏会の中、みんなが見ている前で……
「シッ…シルク……っ様……やめ…」
なんで?!私達、今が初対面ですよね!!
…私のファーストキスが……
結婚式で好きな人に初めてを捧げるって
夢見ていたのに…
バンッ!バン!!
必死に抵抗しようと 手を魔王の胸に
叩いても、押してもビクともしない。
顔を必死に背けようと力を入れるが、
動かない。
そればかりか、頬に触れられている手は
固定が強まり、否定は許さないと、
さらに口付けは激しくなった。
舌を入れられ、私の舌を絡め取る、
唾液も自分の口の中へと流されて
どちら物なんて分からない…
周りの人達に見せつけるように
クチュ…グチュと音を立てて
「……………っ」
ガクンッ!
恥ずかしさと息の苦しさ
あまりに激しい口付けで、
途中、私は意識を失った。
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魔王「……オーロラ!オーロラ!
…意識を失ったか…口付けだけで
ふふっ…可愛い…」
ふっと魔王は微笑み、
彼女の頬に口付けを落とす。
そして、彼女に不埒な視線を送っていた
輩に睨みを利かせ、
魔王「……オーロラを医務室に運ぶ、
お前達、愚民どもは引き続き
ダンスパーティーを楽しむといい」
おどろおどろしく呟き、
魔王はオーロラを壊れ物を扱う様に
そっとだき抱え、医務室へと歩き出した。
「「………………」」
いきなりの出来事で、
しーん…と静まり返った大広間
そんな魔王の姿を見て
城の従事者「……怒りと嫉妬に狂った
表情をした魔王様…初めてみた…」
1人の従事者の独り言が
誰の耳にもはっきりと聞こえた。
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