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第一章

01.押しかけ弟子は美青年

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 家の扉を叩く音に、魔女は腫れぼったくなったまぶたを開いた。
焦げ茶の瞳をぐるりと動かし、壁掛けの時計に目をやる。
真昼だった。
普段なら、とっくのとうに起き出して一仕事をし、昼食も食べ終えた頃だ。
昨日はいろいろあって、滅多にない深酒をしてしまった。
寝る前になんとか薬湯を飲んでいたので、気持ち悪くはない。
しかし、億劫ではある。
一瞬、居留守をしようと思ったが、思い直す。
魔女の住居兼工房は、海に面した地方都市ムエットにある。
中流階級が集まる住宅街の外れだ。
もしかしたら、魔女の作る薬を求めて客がやってきたのかも知れない。
ぼんやりした頭で、そう考えた。
魔女は現金収入の手段として、魔術薬を作成して問屋に納入している。
診療することはないし、薬を小売りすることもないが、それを知らない者が薬を求めて訪ねてくることはよくあった。
魔女とはいえど、商工会や町内会にも入っている善良な市民である。
無駄に居留守をして、あらぬ噂をばらまかれたくもない。
薬が必要なら、魔女の薬を置いている薬局を紹介しよう。
「もしかしたら、何か相談事かもしれないし、ねっ」
気合いを入れて寝台から起き上がり、長く少し癖のある黒髪を手櫛で簡単に整えて一つに縛る。
掛けてあった黒い厚手のローブをまとい、フードをかぶってしまえば、顔も口元しか見えない。
ローブの下がくたくたの寝間着でも、何の問題もないだろう。
よたよたと階段を下り、扉の前で誰何すいかの声をあげる。
「はーい。どちら様?」
自分で思ったより、しゃがれた声が出た。
明らかに、呑み過ぎた酒の影響だ。
「失礼。地方騎士団のゴドフロワだ」
聞き覚えのある声と名乗りに、魔女は眉を上げた。
地方騎士団にも問屋を通してだが魔女の薬を卸していて、その縁で地域の集まりの時にゴドフロワと挨拶を交わしたことはある。
しかし、直接魔女の工房へ訪ねてくるような仲ではない。
すわ立ち入り検査かと、魔女は恐る恐る扉を開いた。
「あら、まぁ。隊長さん? こんにちは。……何か、うちの薬に問題でもありました?」
薄暗かった屋内に、眩い日差しが照りつける。
そこに黒いローブをまとって立つと、だいぶ暑い。
暑いが、雰囲気作りも大事な商売だ。
なるべく平然としていたつもりだが、今日に限ってはそれもあまり上手くいっていなかった。
「魔女殿? 具合が悪いのか?」
心配げな声がかけられた。
魔女は首を横に振る。
「いえ、ちょっと昨日は根を詰めてしまって、寝不足でしてね。お恥ずかしい。でも大丈夫です。それで、ご用件をお伺いしても?」
「そうか。いや、これは個人的な頼みごとでな。少し、話をしても良いだろうか?」
真面目で職務に忠実と評判の隊長が個人的な頼みごととは、思ってもなかった申し出だ。
魔女は驚いたが、考えるのは話を聞いてからでも出来る。
街の魔女は、ちょっとした厄介ごとを頼まれて解決したりしなかったりも仕事のうちだ。
「どうぞ」
魔女は二人を招き入れた。
私的な空間は散々たる有様だが、工房の応接室ならいつでも人を通せるように片づけてある。
二人を応接室のソファに案内した魔女は、工房の給湯室でとっておきの茶葉と貰い物の干菓子を用意して戻った。
「粗茶ですが」
出来るだけ丁寧に淹れた茶を出して、魔女も向かいのソファに座る。
すると、二人の男が窮屈そうに二人掛けのソファに収まっている姿が正面から目に入った。
(ソファがすごく小さく見える)
普通の男性なら二人並んで座っても、ここまで窮屈にはならないはずだ。
ぱっと見た以上に、二人とも体格が良いようだ。
ゴドフロワ隊長が茶に口を付け、良い茶だと一通り褒めてから本題に入った。
「改めまして、魔女殿。突然の訪問で申し訳ない。時間をもらって感謝する。これは俺の母方の従弟で、フェリクスという男だ」
「初めまして、魔女様。フェリクス・ジャン・バラデュールと申します。お会い出来て光栄です」
にこやかに挨拶をしたのは、この辺りでは滅多に見かけない洗練された美男子だった。
少し癖のある柔らかそうな金髪、上質のサファイアのようにきらきらと輝く麗しい瞳。
顔の造作は男らしく精悍な中に、少したれた目尻が甘い色気を感じさせる。
体つきは上背もあり、服の上からでも見て取れるほど鍛え上げられていてたくましい。
彼の腕の方が、魔女の太股よりも太そうだ。
にこやかに笑うと、きらりと光る白い歯がまぶしい。
ついでに腰にくるような美声の持ち主。
欠点を見つけるのが難しいほどの美丈夫だ。
しかも、明らかな上流階級の香りがする。
つまり、一般庶民の魔女とはあまり縁がなかった人種である。
そんな人物を何故紹介されているのだろうと思いながら、魔女も口元に笑みを浮かべて挨拶を返す。
「ご丁寧にどうもありがとうございます。ジゼル・エランです。しがない街の魔術師ですから、そう畏まらずにいらしてください」
「いえ、そんな! これより師となって頂こうとしている方に、ぞんざいな口などとても利けませぬ!」
とんでもないと首を横に振るフェリクスに、ジゼルの笑顔が固まった。
ぎこちなく首を回し、ゴドフロワに説明を求める。
「どういうことでしょう?」
ゴドフロワは「あちゃー」と顔を片手で覆っていた。
彼の考えていた段取りと大きく違ってしまったのだろう。
だからといって、ジゼルは同情はしない。
「今し方のバラデュール様の言葉は、聞かなかったことにして良いですね? それでは、用事を思い出しましたので、今日のところはお引き取りください」
「いや、待ってくれ、魔女殿。話を、まずは話を聞いて欲しい」
ジゼルは有耶無耶にして追い出そうとするが、ゴドフロワが慌てて抑えにかかってくる。
「私にはなんにもお話することはありません」
けんもほろろに突き放すと、フェリクス青年がいきなり立ち上がり腰を直角に折った。
「魔女様、私を弟子にしてください!」
「お前は! 段取りというものがあるだろう!」
混沌とした室内に、ゴドフロワの怒号が響く。
しかし、フェリクスは頭を上げない。
ジゼルは冷淡に告げる。
「どうぞ、頭をお上げになってください。どんなに頭を下げられても、無理なものは無理ですから」
「……突然の申し出に驚かれたでしょうが、私は本気です。お願いします。話だけでも聴いては頂けないでしょうか」
すがるような視線が、ジゼルに突き刺さる。
まるで人懐こい捨て犬のようだ。
くぅーんという切なげな幻聴まで聞こえる。
(くっ。私が罪悪感を覚える必要はない、はず!)
心を鬼にして、ジゼルはフェリクスから視線を外した。
そうでなければ、子細を聞かずにうなずいてしまいそうだ。
気を削がれたジゼルは、うんざりした顔でソファに座り直した。
「隊長さん、説明をお願いします」
ゴドフロワがほっとした表情を浮かべ口を開く。
「あぁ。まず、頼みごとというのは、これの言った通り、フェリクスを魔女殿の弟子にしてやって欲しい、って話だ」
ゴドフロワの隣で、座り直したフェリクスがこくこくと首を縦に振る。
ジゼルは渋い表情を浮かべた。
「……まちのまじゅつしのところまで話が来たということは、他の高名な魔術師の方々にお断りされた後、ということでしょう?」
「ご明察。王都の魔術師連には軒並み門前払いされてる。……魔女殿には失礼な話であることも、重々承知の上だ。申し訳ない」
ゴドフロワとフェリクスが深々と頭を下げる。
二人の謝罪には触れず、ジゼルはフェリクスに尋ねた。
「失礼ですけど、バラデュール様はおいくつですか?」
「二十四になりました」
はきはきと、フェリクスが答える。
「それじゃあ、弟子入りは難しいでしょうねぇ……」
ジゼルより四つも年下であるし世間一般では若者の部類だが、魔術師に弟子入りするにはとうが立ち過ぎている。
「魔術師の修行は、遅くても十歳くらいには始めてないと」
「他の魔術師にも、軒並みそれで断られている」
「魔術回路は、幼少のうちに鍛えておかなければ発達しませんからね」
「あぁ。それは聞いた。が、どこでも詳しいことは説明してもらえずに、さっさと追い払われてな……。魔術については疎く、申し訳ないがどうして魔術回路を鍛える必要があるのか、教えてもらえないだろうか?」
魔術の修行は師弟関係を結んだ者の教えがすべて。
勝手に魔術を学んで大惨事にならないよう、書物には一般人に分かる形では具体的な修行の仕方や魔術発動の仕組みなどは記載しない。
『魔術師協会へ届け出なしに、素人に魔術を教えてはならない』
魔術の世界に一歩でも足を踏み入れた者に厳しく課せられる掟だ。
魔術師以外が詳しいことを知らないのも当然である。
「軽々しくお話することではありませんからね。必要性だけ、ご存じであれば十分でしょう」
ジゼルもさらりとお断りする。
掟は絶対なのである。
「自分に魔術師としての素質があるかどうかだけでも、見てもらえないでしょうか」
話を打ち切って立ち上がろうとしたジゼルの手を、フェリクスが掴んだ。
捕まれた手首は痛くないが、引いても押してもまったく動かない。
その逞しい外見は、見かけ倒しではないらしい。
「お願い致します」
澄んだ青い瞳が、ジゼルをひたと見つめてくる。
ジゼルは思わず問い返した。
「……どうして、そうしてまで魔術師になりたいのですか」
フェリクスは一瞬きょとんとした顔をした後、照れくさそうに笑って答える。
「私が子供の頃、我が家の離れに遠縁の魔術師のご老人が住んでいたのです。彼が見せてくれた魔術に憧れ、魔術師になりたいと願いました。家の事情で適齢期に弟子入り出来ずに寄り道をしましたが、どうしても諦めきれぬのです」
そこで言葉を切ったフェリクスが、真面目な顔でジゼルを見つめる。
「魔女様にはご迷惑な話でしょうが、どうか素質だけでも見て頂けないでしょうか。お願い致します」
その目の熱量に、ジゼルは圧倒された。
言っていることは陳腐でありふれているのに、彼はどうしようもなく本気だ。
こうしたたぐいの人間は、口で言っても納得しない。
証拠を突きつけなくては、諦めない。
更には、その証拠を自己検証して、別の方法はないかと考え出すような輩。
実に、魔術師向きの性格だ。
(あー、どうしよう。素質を見るくらいは、しないと駄目かな……)
今までの経験から、ジゼルは言葉での説得を諦めた。
席に座り直し、こほんと咳払いをする。
「まぁ。素質を見るくらいはしてもよろしいでしょう。その代わり、素質がなければ、すぐにお帰りくださいね」
「ありがとうございます!」
きらきらと輝く光が見えるほどの笑みを浮かべたフェリクスが、両手でジゼルの手を包んだ。
顔が近い。
特製のフードは、向こうからジゼルの顔は見えないが、ジゼルから周囲はよく見える。
近くで見ても、大変整った顔立ちだ。
ジゼルは思わず見とれそうになり、目をそらして早口で告げる。
「ちょうど良いので、このまま見ます」
相手の魔力とその流れを見るには、皮膚を触れ合わせる必要があるのである。
ジゼルは呼吸を整え、自身の魔力感度を上げていく。
『花の彼方かなた、海の此方こなた、巡るは星の運命さだめ。紺深き大空、赤く燃ゆる大地、流るるは雲の先。指し示せ、混沌の源よ』
無詠唱でも魔力を見ることは出来るのだが、一般人相手では詠唱した方が受けが良い。
実際、フェリクスは更に目を輝かしていた。
しかし、ジゼルはその様子を気にかける余裕はなかった。
(な、何これ!?)
きらきらした輝きが、ジゼルの視界に満ちる。
ほとばしる魔力の奔流ほんりゅうが、フェリクスから流れ込んだからだ。
魔力の質も量も、ジゼルを凌駕りょうがしていた。
どう考えても、尋常ではない。
「嘘……」
ジゼルは目を見開き、フェリクスに詰め寄る。
「魔術の修行をしたことがないって、嘘でしょう!」
血相を変えたジゼルに、フェリクスは事情が分からず困ったように眉根を寄せる。
「嘘、と言われましても、本当に魔術の修行はしたことがないのです」
「けれど、魔力量だけならともかく、いくら天才でもこの練度で魔力が練られているのはありえません! どのような事情があるかは存じませんが、修行をしたことがないと嘘をつかれては信用出来ません!」
「そんな。本当に魔術の修行はしたことがない…………あ」
しょんぼりとフェリクスが言いかけ、何か思い出したように目を見開いた。
「自分では魔術の修行だとは思っていなかったのですが、思い当たることが一つあります」
「思い当たること?」
ジゼルが問い返すと、フェリクスは神妙な顔でうなずく。
「はい。私が子供の頃、剣の素振りをしていた時に、くだんの魔術師のご老人が丹田たんでんから巡る気を意識して、身体に留めるようにすると良いと助言をもらいまして、出来るようになるまで手ほどきを受けました……」
「なんですって!?」
今度はジゼルが目をむいた。
フェリクスが言ったのは、魔力を練る初歩の初歩のやり方である。
魔力はただ体内にあるだけでは使えない。
魔力を使える形に練り上げ、魔臓という器官に蓄積する必要がある。
慣れれば魔術師は無意識に行えるが、逆に言えばこれが出来なければ魔術師にはなれない。
魔力を練り上げる過程で魔術回路も鍛えられるので、成長し切るまで意識して継続的に行うことが望ましいとされている。
地味で面倒だが、重要な修行だ。
無論、弟子以外に教えて良いことではない。
ジゼルは怖いほどの無表情で尋ねる。
「バラデュール様、その方法を誰かに話したことは?」
「他言したことはありません。魔術師のご老人も『内緒だよ』とおっしゃっていたので……」
「そうですか。これからも他言無用に願います。ゴドフロワ隊長もです。無闇に口にすれば死神がお宅の扉をノックすることもありますから、そのおつもりで」
「あー。了解だ。忘れた。俺はすっかり忘れたからな」
面倒くさいことに巻き込まれるのはごめんだと、両手を小さく上げてゴドフロワが言う。
ジゼルはうなずくと、フェリクスに視線を戻した。
「その魔術師のご老人のことも含めて、魔術師協会に報告せねばなりません。私には協会員として通報する義務があります。弟子うんぬんに関しては、協会の沙汰を待ってとなるでしょう」
予想していた展開とは違っていたであろうが、フェリクスは神妙な顔で「はい」と答えた。


港都市ムエットは、王国内で三番目だか四番目だかに大きな都市だ。
漁業と交易で栄えており、当然のように魔術師協会の支部も存在する。
ジゼルの工房からは少々遠いが、たくさん走っている辻馬車を拾えば早い。
(問題は、この格好のままじゃ出かけられないってこと)
なにせ、ローブの下は寝間着であり、顔も洗ってない。
特製のローブのおかげで酒臭さは遮断されていたが、さすがにこの状態で外出するのは人として終わっている。
「支度をしてくるので、こちらでお待ちください」
フェリクスたちに素知らぬ顔で言いおき応接室を出て二階に上がると、急いで着ているものを脱ぎ捨てシャワーを浴びる。
ざっと洗った後は知人に安く売ってもらった魔導具で髪を高速で乾かし、臭い消しに薬湯を一気飲みした。
新しい下着に外出用のワンピースを着て、髪の毛を簡単に結い手早く化粧を済ませる。
最後に再び脱ぎ捨てたローブを着れば完成だ。
ここまで一刻ほどである。
ジゼルにすれば頑張った方だろう。
「お待たせしました」
口元しか見えないだろうが、にこやかに応接室へ入って行くと、くたびれた顔をしたゴドフロワが振り返った。
「結構時間が掛かったな。そんなに準備が必要なのか?」
「女性の支度にとやかく言う男は嫌われますよ」
さすがに待たせ過ぎたとジゼルはばつの悪い思いだったが、フェリクスがジゼルの肩を持った。
更にさらりと「その口紅もお似合いですね」と褒めてくる。
「まぁ……ありがとうございます」
(すごい。嫌らしさが全然感じられない)
おそらく、本人に下心がないからだろう。
きらきらしい笑顔で褒められて悪い気はしないが、同時に勘違いする女も出てくるだろうなと思う。
(しかも「その口紅『も』」って言ったぞ、この男。違いが分かるならさっきは口紅してなかったのも分かるだろうに。気遣いか。これは褒め慣れてるわ)
「お前、よくそんな歯が浮くようなことを言えるな」
ゴドフロワが呆れたようにフェリクスを見る。
フェリクスはきょとんとした顔で首を傾げた。
「女性を褒めるのは男として当然では?」
「当然じゃねぇし。俺、カミさんにもそんな浮ついたこと言ったことねぇよ」
荒い口調で、ゴドフロワが吐き捨てる。
「それはいけません。気持ちはきちんと言葉や態度にしなくては伝わりませんよ。今日の帰りに花束でも買って帰ってはいかがですか」
「いや、いきなり花束なんて買って帰ったら、やましいことをしたのかって勘ぐられますよ。今までそんなことしなかったのに、怪しいでしょう」
「日頃の行いが悪いからですね」
哀れみの目で見られたゴドフロワが、米噛をひきつらせて立ち上がる。
「俺のことはどうでも良いんだよ! 魔術師協会へ行くんだろう! さっさと行くぞ!」
足音荒く出て行くゴドフロワに、ジゼルとフェリクスは顔を見合わせる。
「……なんか悪いところ突いてしまったみたいですね。夫婦喧嘩でもしたばかりなんでしょうか」
「昨日家に泊めてもらった時は、奥方の機嫌は悪そうに見えませんでしたが……」
困惑した様子のフェリクスに、ジゼルはピンッときた。
(あー、たぶん原因この人だわ)
おそらく、奥方にも先ほどの調子で褒めたりしたのだろう。
それで奥方は「あなたもこれくらい褒めてくれたらねー」とか何とか、ゴドフロワにちくりとやったのかも知れない。
フェリクスに悪気がなさそうだけに質が悪い。
(天然たらし、恐るべし)
くわばらくわばら、と内心唱えて、ジゼルはゴドフロワの後を追った。
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