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「んっ…」
なんだろ…誰かに抱き締められているような、人肌の温もりに安心する
オレ以外この部屋には誰も居ないはずなのに…
いつの間にクッションなんて買ったんだろ?
なんか、抱き締めて貰えてるみたいなクッションで、気持ち…
肩に掛けられていたシーツがパサリと音を立てて滑り落ちた
なんか、お腹に熱い塊が挿っているような感覚と、お尻がムズムズする…
軽くお腹に力が入ると同時にナカを締め付けてしまい、熱い塊をありありと感じ
「んぁっ…えっ…」
重い瞼をゆっくりと開けると、誰かが抱き締めてくれているのがわかる
ここは、オレの部屋のはずで…
えっと、あ…なんか、ずっと頭が痛くて、風邪引いたのか熱があって…
それで…一人で、ベッドで寝てたはずなのに…
ぐちゅっ
「ンンッ…」
少し身動きしただけで、下半身から濡れた卑猥な音が響き、ナカが疼く
「おはよう、ちぃ…熱はマシになった?」
どこか熱っぽい声が聞こえ、オレのおでこに温かい手が当てられて熱を測られる
ホッと安堵した笑みを浮かべ、頭をポンポンと優しく撫でてくる相手が誰なのか、この声が誰なのか、顔を見なくてもわかる
「ごめん…、もう限界だから思いっきり動きたい
ずっと挿れっぱなしだったから、千鶴のナカ、俺のカタチに拡がってるね」
いきなり抱き上げられ、ベッドに押し倒される
腰を掴まれたと思った瞬間、ゆっくりカリが抜ける直前までペニスを引き抜かれる感覚に、身体がゾワゾワとする
「んぅっ…ぇっ…なっ…」
今までナカを埋め尽くされていたモノが引き抜かれるのを、身体が無意識にアナルを締め付けて抜けて欲しくないというように吸い付く
「ちぃ、ちゃんと奥まで満たしてあげるから」
チュッと啄むようなキスをされた瞬間、一気に奥まで挿入され、息が詰まる
「んくぁっ!?あっ、アッ」
いきなりナカを擦り上げられ、奥を貫かれる快感に目の前がチカチカしてしまう
イッたつもりはないのにペニスからは精液が溢れ出していた
何度も腰を打ち付けられ、オレの弱い場所を抉られる
グチュブチュと卑猥な濡れた音と肌が打ち付けられる音が室内に響く
「いっ…やぁだっ…あっ、あぁっ」
「クッ…ごめっ…」
ナカに直接精液を吐き出される感覚に打ち震える
ギュウゥッと強く抱き締めてくれる海斗の力強い腕を感じながら、呼吸を整え
「ちぃ…可愛い…ちぃ…」
恋人にでも囁くような甘い声と愛しげな言い方に腹が立つ
「早く、抜けっ…この、バカっ!」
海斗の頬を平手でバチンッと叩くと、目をパチクリとさせながら驚いていた
少し反省したのか、すごすごとゆっくりナカからペニスが引き抜いていく
その行為にまた身体は感じてしまい、微かに震えながら声が出てしまうのを唇を噛み締めて堪える
栓が抜けた瞬間、ごぷっと音がしそうなくらい、ナカに出された精液がアナルから溢れ出し恥ずかしく仕方ない
「な、んで…なんで、こんな…」
涙目でキッと海斗を睨み付けるも、海斗はどこかヘラヘラと笑っており
「ごめん。ちぃ…これには理由があって…」
「帰れっ!」
「ちぃ…」
「知らない!帰れっ!」
「ちぃ、聞いて」
「帰れ!!病人をオナホ代わりににすんなっ!お前、新しい彼女出来たんじゃねぇーのかよ!ならそっちいけよ!もう顔も見たくないっ!!出て行けっ!さっさと出て行けっ!!」
今にも涙が溢れ落ちそうなのを必死に堪え、手を振り回して海斗を拒絶する
足で思いっきり蹴ってやろうと思ったが、動くだけでナカに出されたモノがまた溢れてきそうで、その気持ち悪さからやめた
「…ホント、ごめん…
熱、下がったみたいでよかった…」
慌ててベッドから降りると、パキッポキッと身体が鳴っていた
どれくらいの時間、オレのナカに挿れたまま同じ体制でいたんだ?と顔が引き攣りそうになる
「こんなクズだと思わなかった…」
海斗に背を向け、シーツを頭から羽織る
さっきから涙が止まらない
海斗が何か言いたそうな雰囲気をひしひしと感じるも、今は海斗の顔なんて見たくない
やっぱり、オレたちは所詮身体の関係しかないってことを再確認させられた気分だ
穴があればオレがどんな状況でもいいのかよ…
アイツにとってオレはセフレ以下ってことかよ…
「ちぃ、ごめんな。帰るわ…
あんま無理すんなよ?ホント、ごめん…」
どこか気落ちした声で、オレの頭をいつも通りポンポンと撫でてから部屋から出て行った音を聞いた
海斗が出て行ってからどれくらい経っただろう…
中出しされたせいで何となくお腹が痛くなってきた気がする
汗とか色んな汁で汚れた身体が気持ち悪い…
「ホント、最悪…」
はぁぁぁと盛大な溜息を漏らし、浴室に向かった
行く途中、一歩足を踏み出しただけでもナカから脚を伝って精液が溢れ落ちていく感覚に嫌悪感が増す
「……あんな奴、嫌いになれたらいいのに…なんで…」
シャワーから出てくる少し熱い目のお湯を頭から被る
泣き腫らした目にお湯が当たると少しヒリヒリした
「クッ…」
自分の指をアナルに当てがい、掻き出す為にゆっくり指を二本ナカに挿入する
「ンッ…ホント、最悪…」
ただ出されたモノを掻き出すだけの行為
寝てるところを犯された後始末をしているだけなのに、さっきの切なげな海斗の声や顔がチラつく
『ちぃ、可愛い…』
いつも耳元で囁かれるアイツの声を思い出してしまい、ナカが疼く
『ちぃ、良い子。ソコ、気持ち?可愛い』
指で掻き出すだけのはずなのに、指が感じるところを擦り上げてしまう
「んぁっ…ぁっ…かい、と…」
目を閉じながら、いつも海斗がしてくれる指を思い出し、同じように動かす
『ちぃ、気持ち良いね。挿れたい』
海斗の声を思い出した瞬間、声もなくイッてしまった
その時、何故か夢の中でずっと甘えていた自分自身を思い出してしまう
「はぁっ…はぁっ…まさか…あれ、夢じゃなかったのか?」
海斗に犯される前に見ていた夢
夢だと思ってたから素直な気持ちを口にしていた
海斗が来てくれたのも、抱き締めてくれたのも…
全て夢だと思っていたから…
海斗が欲しいと、自分から求めてしまった
キスも、『好き』だって告白も、身体を繋げるのも…オレから…
思い出す度に顔が熱くなる
「ぅっ、わぁぁぁぁっ!!?」
恥ずかし過ぎて、浴室の冷たいタイルの上に座り込み
「ウソだろ…もう…アイツにどんな顔で会えばいいんだよ…」
頭上から降り注ぐシャワーのお湯が、全身を温めてくれるのに、自分のやらかしてしまったことのせいで頭が痛い
「こんなの、最悪だ…
海斗にだけは、オレの気持ちを知られちゃいけないのに…」
アレから色々考え込んでしまって、また熱が出た
でも、翌日も休むわけにはいかないってことで、部屋にあるはずの風邪薬を探した
探したけど、見つからない
最後に飲んだのっていつかすら思い出せない
ベッドの横に落ちていた、アイツが持って来てくれたと思わしき解熱剤は、何故か坐薬だった…
「アイツ、なんでコレ選んでんだよ…」
はぁぁぁ~っとあからさまな溜息を漏らし、少し前まで海斗のペニスを埋められ、自分で自慰までしてしまい、柔らかくなったアナルに薬をゆっくり挿入する
指で押し込むとスルリと簡単に飲み込み、身体の熱でじんわりとカプセルが溶け出して中の薬が滲み出てくるのが何となくわかってしまう
「んっ…こ、こんな身体になったのは、全部アイツのせいだ…
アイツを好きになんて…誰かを好きになんて、なりたくなかったのに…
全部、全部…バ海斗のせいだ…」
なんだろ…誰かに抱き締められているような、人肌の温もりに安心する
オレ以外この部屋には誰も居ないはずなのに…
いつの間にクッションなんて買ったんだろ?
なんか、抱き締めて貰えてるみたいなクッションで、気持ち…
肩に掛けられていたシーツがパサリと音を立てて滑り落ちた
なんか、お腹に熱い塊が挿っているような感覚と、お尻がムズムズする…
軽くお腹に力が入ると同時にナカを締め付けてしまい、熱い塊をありありと感じ
「んぁっ…えっ…」
重い瞼をゆっくりと開けると、誰かが抱き締めてくれているのがわかる
ここは、オレの部屋のはずで…
えっと、あ…なんか、ずっと頭が痛くて、風邪引いたのか熱があって…
それで…一人で、ベッドで寝てたはずなのに…
ぐちゅっ
「ンンッ…」
少し身動きしただけで、下半身から濡れた卑猥な音が響き、ナカが疼く
「おはよう、ちぃ…熱はマシになった?」
どこか熱っぽい声が聞こえ、オレのおでこに温かい手が当てられて熱を測られる
ホッと安堵した笑みを浮かべ、頭をポンポンと優しく撫でてくる相手が誰なのか、この声が誰なのか、顔を見なくてもわかる
「ごめん…、もう限界だから思いっきり動きたい
ずっと挿れっぱなしだったから、千鶴のナカ、俺のカタチに拡がってるね」
いきなり抱き上げられ、ベッドに押し倒される
腰を掴まれたと思った瞬間、ゆっくりカリが抜ける直前までペニスを引き抜かれる感覚に、身体がゾワゾワとする
「んぅっ…ぇっ…なっ…」
今までナカを埋め尽くされていたモノが引き抜かれるのを、身体が無意識にアナルを締め付けて抜けて欲しくないというように吸い付く
「ちぃ、ちゃんと奥まで満たしてあげるから」
チュッと啄むようなキスをされた瞬間、一気に奥まで挿入され、息が詰まる
「んくぁっ!?あっ、アッ」
いきなりナカを擦り上げられ、奥を貫かれる快感に目の前がチカチカしてしまう
イッたつもりはないのにペニスからは精液が溢れ出していた
何度も腰を打ち付けられ、オレの弱い場所を抉られる
グチュブチュと卑猥な濡れた音と肌が打ち付けられる音が室内に響く
「いっ…やぁだっ…あっ、あぁっ」
「クッ…ごめっ…」
ナカに直接精液を吐き出される感覚に打ち震える
ギュウゥッと強く抱き締めてくれる海斗の力強い腕を感じながら、呼吸を整え
「ちぃ…可愛い…ちぃ…」
恋人にでも囁くような甘い声と愛しげな言い方に腹が立つ
「早く、抜けっ…この、バカっ!」
海斗の頬を平手でバチンッと叩くと、目をパチクリとさせながら驚いていた
少し反省したのか、すごすごとゆっくりナカからペニスが引き抜いていく
その行為にまた身体は感じてしまい、微かに震えながら声が出てしまうのを唇を噛み締めて堪える
栓が抜けた瞬間、ごぷっと音がしそうなくらい、ナカに出された精液がアナルから溢れ出し恥ずかしく仕方ない
「な、んで…なんで、こんな…」
涙目でキッと海斗を睨み付けるも、海斗はどこかヘラヘラと笑っており
「ごめん。ちぃ…これには理由があって…」
「帰れっ!」
「ちぃ…」
「知らない!帰れっ!」
「ちぃ、聞いて」
「帰れ!!病人をオナホ代わりににすんなっ!お前、新しい彼女出来たんじゃねぇーのかよ!ならそっちいけよ!もう顔も見たくないっ!!出て行けっ!さっさと出て行けっ!!」
今にも涙が溢れ落ちそうなのを必死に堪え、手を振り回して海斗を拒絶する
足で思いっきり蹴ってやろうと思ったが、動くだけでナカに出されたモノがまた溢れてきそうで、その気持ち悪さからやめた
「…ホント、ごめん…
熱、下がったみたいでよかった…」
慌ててベッドから降りると、パキッポキッと身体が鳴っていた
どれくらいの時間、オレのナカに挿れたまま同じ体制でいたんだ?と顔が引き攣りそうになる
「こんなクズだと思わなかった…」
海斗に背を向け、シーツを頭から羽織る
さっきから涙が止まらない
海斗が何か言いたそうな雰囲気をひしひしと感じるも、今は海斗の顔なんて見たくない
やっぱり、オレたちは所詮身体の関係しかないってことを再確認させられた気分だ
穴があればオレがどんな状況でもいいのかよ…
アイツにとってオレはセフレ以下ってことかよ…
「ちぃ、ごめんな。帰るわ…
あんま無理すんなよ?ホント、ごめん…」
どこか気落ちした声で、オレの頭をいつも通りポンポンと撫でてから部屋から出て行った音を聞いた
海斗が出て行ってからどれくらい経っただろう…
中出しされたせいで何となくお腹が痛くなってきた気がする
汗とか色んな汁で汚れた身体が気持ち悪い…
「ホント、最悪…」
はぁぁぁと盛大な溜息を漏らし、浴室に向かった
行く途中、一歩足を踏み出しただけでもナカから脚を伝って精液が溢れ落ちていく感覚に嫌悪感が増す
「……あんな奴、嫌いになれたらいいのに…なんで…」
シャワーから出てくる少し熱い目のお湯を頭から被る
泣き腫らした目にお湯が当たると少しヒリヒリした
「クッ…」
自分の指をアナルに当てがい、掻き出す為にゆっくり指を二本ナカに挿入する
「ンッ…ホント、最悪…」
ただ出されたモノを掻き出すだけの行為
寝てるところを犯された後始末をしているだけなのに、さっきの切なげな海斗の声や顔がチラつく
『ちぃ、可愛い…』
いつも耳元で囁かれるアイツの声を思い出してしまい、ナカが疼く
『ちぃ、良い子。ソコ、気持ち?可愛い』
指で掻き出すだけのはずなのに、指が感じるところを擦り上げてしまう
「んぁっ…ぁっ…かい、と…」
目を閉じながら、いつも海斗がしてくれる指を思い出し、同じように動かす
『ちぃ、気持ち良いね。挿れたい』
海斗の声を思い出した瞬間、声もなくイッてしまった
その時、何故か夢の中でずっと甘えていた自分自身を思い出してしまう
「はぁっ…はぁっ…まさか…あれ、夢じゃなかったのか?」
海斗に犯される前に見ていた夢
夢だと思ってたから素直な気持ちを口にしていた
海斗が来てくれたのも、抱き締めてくれたのも…
全て夢だと思っていたから…
海斗が欲しいと、自分から求めてしまった
キスも、『好き』だって告白も、身体を繋げるのも…オレから…
思い出す度に顔が熱くなる
「ぅっ、わぁぁぁぁっ!!?」
恥ずかし過ぎて、浴室の冷たいタイルの上に座り込み
「ウソだろ…もう…アイツにどんな顔で会えばいいんだよ…」
頭上から降り注ぐシャワーのお湯が、全身を温めてくれるのに、自分のやらかしてしまったことのせいで頭が痛い
「こんなの、最悪だ…
海斗にだけは、オレの気持ちを知られちゃいけないのに…」
アレから色々考え込んでしまって、また熱が出た
でも、翌日も休むわけにはいかないってことで、部屋にあるはずの風邪薬を探した
探したけど、見つからない
最後に飲んだのっていつかすら思い出せない
ベッドの横に落ちていた、アイツが持って来てくれたと思わしき解熱剤は、何故か坐薬だった…
「アイツ、なんでコレ選んでんだよ…」
はぁぁぁ~っとあからさまな溜息を漏らし、少し前まで海斗のペニスを埋められ、自分で自慰までしてしまい、柔らかくなったアナルに薬をゆっくり挿入する
指で押し込むとスルリと簡単に飲み込み、身体の熱でじんわりとカプセルが溶け出して中の薬が滲み出てくるのが何となくわかってしまう
「んっ…こ、こんな身体になったのは、全部アイツのせいだ…
アイツを好きになんて…誰かを好きになんて、なりたくなかったのに…
全部、全部…バ海斗のせいだ…」
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