【完結】恋がしたい? どうぞご勝手に
公爵令嬢であるウェンディには、婚約者がいる。
幼馴染で公爵子息のユーリ。
彼とウェンディは生まれる前から許嫁として一緒に過ごしてきた。
ウェンディは彼を大切に思っていたし、ユーリも当然、婚約者として自分を大切にしてくれているとずっと思っていた。
しかしある日、ウェンディは彼に、
「恋がしたいから、いったん距離を置きたい」
と言われてしまう。
泣く泣く彼女は了承するが、その数日後に、彼が男爵令嬢といちゃついている場面を目撃してしまう。
ユーリの友人曰く、数か月前からあの2人の仲が怪しかった、と。
ユーリが浮気していたという事実を知り、ウェンディの中で何かが壊れた。
「いいわ。恋がしたいのなら、どうぞご勝手に。私も自由にさせてもらうわ。だから、婚約破棄をお願いいたします!」
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と言われてしまう。
泣く泣く彼女は了承するが、その数日後に、彼が男爵令嬢といちゃついている場面を目撃してしまう。
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