暗い朝の日

ゆうネロ

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1話・暗い朝の日

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「暗い朝の日」第1話
「おはよう~今日から高校生デビューよー」
お母さんが起こしに来た。
涼しい朝を迎え、朝ごはんを食べて、高校に向かった。高校に着き、新しい教室に行った。新しい教室に俺は何故か落ち着かなかった。
「えーと、俺の出席番号は28か。ここの席か」そう思いながら自分の落ち着きを誰かから隠すようにボロボロの小説を手に取り読んでいた。
「またその本を読んでいるの笑?」
「うるせぇ。てか同じクラスだったのかよ、それも俺の1個前の席かよ、最悪だよ」
「それはこっちのセリフ」
彼女は帆秋 咲月。幼稚園からの腐れ縁でおまけに家が真隣で行きと帰り道は一緒に行っている。こんなに神様に嫌われている人間はいない。 
本から目を離しもう話しかけるなと意がこもった視線を向けようとしたがその必要はなかった。
「えーと、皆~揃ったね!先生の名前は金垣 砕牙と言います。高校生になって分からない所もあると思うけど気軽に先生に聞いてくださいね!」
誰がガタイのいい赤いジャージを着て竹刀を片手持っているやつに話しかけるかと思いつつ、この見るからに怖い先生に少し怖い先生に感謝していた。出席番号順から自己紹介することになり順番が来るのを自己紹介を聞きながら待っていた。「出席番号16番の宮本寛太です。よろしくお願いします!」
あれこの人どこかで会ったような...っと考えているといつの間にか27番まで来ていた。
「出席番号27番帆秋 咲月です!よろしくお願いします!」一斉に男子の顔の表情が変わった。そんなに顔が良いのだろうか?そう思いながら自己紹介をした。「出席番号28番の真柳 優人です。よろしくお願いします」
全員の自己紹介が終わり、先生が教科書を前から配っている時に教科書を後ろの席に渡しにあいつが振り向いた。「今日の帰り道コンビニ寄ってい行かない?」顔は普通だよな。そう思いながら教科書を受け取り返事をした「ちょっとだけなら待つよ」「やった!さすが優ちゃん」「もう高校生なんだからそんなに呼び方はやめてくれ、恥ずかしい。」そういうやり取りをしながら後ろに教科書を回した
第2話
帰り道
「それで、コンビニなんかになんの用があるのか?」
疑問に思い、咲月に聞いた。
「期間限定のマスタードプリンがあるの!」
「へー」
なんだプリンかと思いつつ適当に返事をした。
「へー🙁って何よ!"期間限定"のマスタード"プリン"だよ!!」
咲月はスイーツ系には目がない。
「わかったよわかったよ笑」
鬱陶しく感じたのでしっかりを返事をした。
もう売れきれてるかもしれないと言われ、急ぎだしコンビニまでダッシュで駆け寄らされた。
「マスタードプリン、マスタードプリン ......ってないじゃん!抹茶プリンしかない(´;ω;`)」
「抹茶プリンの横にあるじゃん。スイーツには目がないって本当なんだな笑。」自分では上手い事言えたなと思って返事何言うか期待したが、無言で鼻をつねられた。
咲月は期間限定のマスタードプリンを手に取りお会計を済ませた。
再び帰り道を歩く。
「期間限定のマスタードプリン、美味しぃ!!(๑>ᴗ<๑)」
俺も買ったら良かったと少しだけ後悔しながらもこっそりコンビニで買っておいたコーラ味のガリガリ君を食べていた。2人とも食べ終わる頃には家の前になりまた明日!とお互い別れを告げて家に入った。
第3話
家ではいつもゲームかネットを見たりするか、空手をするかだ。空手はおじいちゃんの家が空手の道場で遊びに行った時は空手を練習していた。だから自分の体くらいは守れるだろうと毎日緩く練習?をしていた。
ゲームはフォートナイトしかやってないなぁ。前はBOXファイト俺が弱すぎてトラウマになったし、、、ネットを見るのはニュースとかかなぁ。っと自分のルーティンを誰か言っているは置いといて....と言おうとしてるとあるニュースが目に止まった。
【謎の日本人の男、空手世界チャンピオン👑】
「へぇー謎の空手、男ねー」
そう思っているとお母さんに呼ばれた。
「ご飯ですよ!」
2階から階段を降りているといい匂いが鼻の中に広がった。
今日のご飯は唐揚げかぁ!レモンかけると揚げ物なのにサッパリして最高なんだよなぁ!実際に食べるとやっぱり最高だった。
ご飯を食べ終わり 、自分の部屋に戻り、自分のパソコンを開くと一通のメールが届いていた。そのメールにはこう書かれていた。
『全て君次第    MKAより』
なんだこのメールはと思ったが、イタズラメールだと思い気にしなかった。
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