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第三話 旧校舎トイレの怪
旧校舎トイレの怪4
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木造の旧校舎は、今となっては歴史的建造物である。我が石動高校の旧校舎は、今は教室としては使っておらず、倉庫や部室として使われているだけであるが、一応現役で使用されている。敷地に余裕がある高校のため、新校舎が建ったあとではあるが、まだ取り壊すという話は聞かれていない。
女子トイレの入り口付近に私と亜矢子が立ち、女子トイレから外の廊下には乾刀馬が立ち尽くしていた。さすがに乾くんも女子トイレに堂々と入る勇気はないようで、中には足を踏み入れようとはしなかった。
あれから彼は、亜矢子の頼みを断るのではないかと思っていたが、私が亜矢子に協力すると決めたあと、自分も協力する旨を伝えてきたのだった。
私は怪訝に思ったが、亜矢子のほうはといえば一挙に二人も新入部員を獲得し、欣喜雀躍として喜んでいた。
そしてさっそく部活動として認めてもらうための記事を作るために、例のトイレの怪談を検証してみることになったのである。
「噂の出所は実ははっきりしていないのだが、とにかく怪異があったとされているのは、ここのトイレで間違いはないらしい。というわけで、その事件現場の検証を進めていこうと思う」
新たな部員を前に、部長である亜矢子は見るからにはりきっている。
「てゆうか、なんで入部早々こんな得体の知れない噂について調べる必要があるわけ? 別にどんな記事でもいいんでしょ。なにもこんなことしなくても……」
「ちっちっち。わかってない。わかってないよ結月部員。いいかい。これから作る新聞は、新生新聞部第一号となる新聞だ。それはこれから大きく羽ばたいていく新聞部にとって、価値のあるものでなくてはならない。ただ単に先生から認めてもらうために惰性で記事を作っていては意味がないのだ。そして、今回タイミングをはかったように我が校にこの噂が広がった。これを利用しない手が他にあると思うかい?」
先ほどまであんなに低姿勢で入部を頼んできた人物と同一人物とは思えないほどの変わりようだが、とにかく水を得た魚のように生き生きとして亜矢子は演説を捲し立てる。
「亜矢子の言いたいことはわかったよ。でも私としては、あんまりこういうことには関わりたくないんだよね。乾くんもそう思わない?」
口数の少ない乾くんは、ここに連れてこられてからもほとんど口を開いていない。ひたすら私たちのしゃべっている様子を横で聞いているばかりである。
しかし、話しかければちゃんと答えてくれるので、無愛想というわけでもない。
「まあ、俺も積極的に関わらないほうがいいとは思う」
低くて落ち着いた声は、硬派な彼のイメージに合っているが、そのせいで少しばかり近寄りがたい雰囲気でもあるのだろう。しかし、本当の彼はきっと……。
ふと先日のことを思い出し、彼の顔をじっと見つめる。そしてまだあのときのお礼をちゃんと言っていなかったことを思い出した。
「あ、あの乾くん……」
「ノンノンノーン! 二人とも、新聞部員としての自覚が全然足りてない! いいかい? 新聞記者はスクープを追い求め、日夜事件現場を探し歩くものなのだ。事件と名の付くものをこのまま見過ごしてしまうなんて、あまりにナンセンス! 新聞記者魂が泣く! とにかく二人は一人前となるまで、部長のあたしについてくるのだ。何事も挑んでこそ花開くというもの」
私の言葉は部長の亜矢子の声にかき消され、乾くんに届くことはなかった。どうやら今は亜矢子におとなしく従うのが無難のようである。
ていうか、新聞記者魂って、どんだけ熱血なんだよ。ついでに単なる噂であって事件でもないと思うんですが。亜矢子部長。
ともかく、亜矢子の新聞記者魂は理解できたところで、ことのあらましについて亜矢子に話を聞いてみた。
「で、結局私たちはなにをすればいいの?」
「そうね。まず、現場検証。そして、実際に事件の再現を試みてみるってとこかな」
「え、現場検証はまあわかるとして、事件の再現って……」
「実際にトイレに入ってみる」
「ええ?」
「危険だな」
女子トイレの入り口からも低い声で指摘があった。
「だいーいじょーぶだって。ただトイレに入って感想を聞くだけだから。単なる噂だって言ってるだろ」
「で、いったい誰がトイレに入る役を……?」
恐る恐る訊いてみると、にこにこと笑みを浮かべながら、亜矢子部長は言った。
「もっちろん結月」
げげ。
「……と言いたいところだけど、ここはやはり部長のあたしが入ってみるとしようかな」
ほっと胸を撫で下ろす私。超心臓に悪いんですけど。
とはいえ、危険なことには変わりない。
「えー? 本当に大丈夫なのー?」
「平気平気。知ってるだろ。あたし、こういうの得意だから」
こういうのに得意とか不得意とか関係あるのだろうか。私の不安をよそに、亜矢子はトイレの奥へと向かって進んでいった。
旧校舎が部室などで使われているとはいえ、ここのトイレを使う生徒はそれほど多くはない。旧校舎は築年数が経っていることもあり、そのトイレの全部が和式トイレである。そのため、多くの生徒は新校舎の綺麗な洋式トイレを好んで使っていることが多いのだ。
今も放課後でどこかの部が空き教室を使ってはいるようだが、今のところ私たちのいる三階東側付近に他の生徒がやってくる気配はなかった。
「じゃ、入るよー」
亜矢子は、三つ並んだトイレを順番に手前から入っていくことにしたらしい。ドアの取っ手を手にすると、ドアを開いて中に入っていった。
「一応鍵は開けておくよ」
トイレのドアが閉まり、亜矢子の姿が見えなくなった。
「大丈夫? なんかいる?」
こちらはビクビクするばかりである。そんな狭い個室でなにか出てきようものなら、私だったら卒倒してしまう。
しばらく待っていると、ドアが開いて中からけろりとした表情の亜矢子が現れた。
「特に変わったことはなかったみたい。とりあえず次に行ってみよう」
「う、うん」
亜矢子は二番目の個室に向かうと、先ほどと同様に中に入り、ドアを閉めた。
今度は最初よりも中に入っている時間が長く感じた。だんだんと不安になり、外から亜矢子へ呼びかける。
「亜矢子? 平気? なんか変なことない?」
すると、ようやくドアが開き、少々不満げな顔の亜矢子が出てきた。
「なに? なにかあった?」
「うーん、なにかあってくれればよかったんだけど」
どうやら二番目のトイレも特に異常はなかったらしい。
「じゃ、次が最後だね」
早く終わって欲しいという私の焦りをよそに、目の前の友人からは含み笑いのようなくつくつという声が聞こえてきた。
「今までのが前菜だとすれば、今度こそメインディッシュ。噂でも三番目のトイレで怪奇を見たとか聞いたというのが多かった。結月、乾くん。ちゃんとなにかあったら動画とか撮っておいておくれよ!」
先ほど預けられたスマホを指差し、亜矢子が鋭く言う。ああ、そういえば忘れてた。
さっそくスマホのカメラアプリをタップし、動画モードにして準備を整える。
「動画準備オーケーだよ。とりあえず気を付けて」
「おう」
笑顔でピースサインをし、三番目のトイレに向かう亜矢子。私は動画撮影を開始すると、スマホの画面にいる亜矢子を見守った。
亜矢子は先ほどと同じように、トイレのドアをゆっくりと開いていった。
とそのとき、ぞわりと両腕から背中にかけて鳥肌が立った。
(あ……やばいやつだ。この嫌な感じ)
見てはいけない。そう思いながらも、なにか目に見えない力に突き動かされるようにして、私はスマホに映ったソレを見てしまった。
開いたドアの隙間から、亜矢子の足を掴んでいるのは……。
「亜矢子!」
叫んで駆け寄る私の目に次の瞬間飛び込んできたのは、亜矢子がその場で倒れ込んでいく姿だった。
女子トイレの入り口付近に私と亜矢子が立ち、女子トイレから外の廊下には乾刀馬が立ち尽くしていた。さすがに乾くんも女子トイレに堂々と入る勇気はないようで、中には足を踏み入れようとはしなかった。
あれから彼は、亜矢子の頼みを断るのではないかと思っていたが、私が亜矢子に協力すると決めたあと、自分も協力する旨を伝えてきたのだった。
私は怪訝に思ったが、亜矢子のほうはといえば一挙に二人も新入部員を獲得し、欣喜雀躍として喜んでいた。
そしてさっそく部活動として認めてもらうための記事を作るために、例のトイレの怪談を検証してみることになったのである。
「噂の出所は実ははっきりしていないのだが、とにかく怪異があったとされているのは、ここのトイレで間違いはないらしい。というわけで、その事件現場の検証を進めていこうと思う」
新たな部員を前に、部長である亜矢子は見るからにはりきっている。
「てゆうか、なんで入部早々こんな得体の知れない噂について調べる必要があるわけ? 別にどんな記事でもいいんでしょ。なにもこんなことしなくても……」
「ちっちっち。わかってない。わかってないよ結月部員。いいかい。これから作る新聞は、新生新聞部第一号となる新聞だ。それはこれから大きく羽ばたいていく新聞部にとって、価値のあるものでなくてはならない。ただ単に先生から認めてもらうために惰性で記事を作っていては意味がないのだ。そして、今回タイミングをはかったように我が校にこの噂が広がった。これを利用しない手が他にあると思うかい?」
先ほどまであんなに低姿勢で入部を頼んできた人物と同一人物とは思えないほどの変わりようだが、とにかく水を得た魚のように生き生きとして亜矢子は演説を捲し立てる。
「亜矢子の言いたいことはわかったよ。でも私としては、あんまりこういうことには関わりたくないんだよね。乾くんもそう思わない?」
口数の少ない乾くんは、ここに連れてこられてからもほとんど口を開いていない。ひたすら私たちのしゃべっている様子を横で聞いているばかりである。
しかし、話しかければちゃんと答えてくれるので、無愛想というわけでもない。
「まあ、俺も積極的に関わらないほうがいいとは思う」
低くて落ち着いた声は、硬派な彼のイメージに合っているが、そのせいで少しばかり近寄りがたい雰囲気でもあるのだろう。しかし、本当の彼はきっと……。
ふと先日のことを思い出し、彼の顔をじっと見つめる。そしてまだあのときのお礼をちゃんと言っていなかったことを思い出した。
「あ、あの乾くん……」
「ノンノンノーン! 二人とも、新聞部員としての自覚が全然足りてない! いいかい? 新聞記者はスクープを追い求め、日夜事件現場を探し歩くものなのだ。事件と名の付くものをこのまま見過ごしてしまうなんて、あまりにナンセンス! 新聞記者魂が泣く! とにかく二人は一人前となるまで、部長のあたしについてくるのだ。何事も挑んでこそ花開くというもの」
私の言葉は部長の亜矢子の声にかき消され、乾くんに届くことはなかった。どうやら今は亜矢子におとなしく従うのが無難のようである。
ていうか、新聞記者魂って、どんだけ熱血なんだよ。ついでに単なる噂であって事件でもないと思うんですが。亜矢子部長。
ともかく、亜矢子の新聞記者魂は理解できたところで、ことのあらましについて亜矢子に話を聞いてみた。
「で、結局私たちはなにをすればいいの?」
「そうね。まず、現場検証。そして、実際に事件の再現を試みてみるってとこかな」
「え、現場検証はまあわかるとして、事件の再現って……」
「実際にトイレに入ってみる」
「ええ?」
「危険だな」
女子トイレの入り口からも低い声で指摘があった。
「だいーいじょーぶだって。ただトイレに入って感想を聞くだけだから。単なる噂だって言ってるだろ」
「で、いったい誰がトイレに入る役を……?」
恐る恐る訊いてみると、にこにこと笑みを浮かべながら、亜矢子部長は言った。
「もっちろん結月」
げげ。
「……と言いたいところだけど、ここはやはり部長のあたしが入ってみるとしようかな」
ほっと胸を撫で下ろす私。超心臓に悪いんですけど。
とはいえ、危険なことには変わりない。
「えー? 本当に大丈夫なのー?」
「平気平気。知ってるだろ。あたし、こういうの得意だから」
こういうのに得意とか不得意とか関係あるのだろうか。私の不安をよそに、亜矢子はトイレの奥へと向かって進んでいった。
旧校舎が部室などで使われているとはいえ、ここのトイレを使う生徒はそれほど多くはない。旧校舎は築年数が経っていることもあり、そのトイレの全部が和式トイレである。そのため、多くの生徒は新校舎の綺麗な洋式トイレを好んで使っていることが多いのだ。
今も放課後でどこかの部が空き教室を使ってはいるようだが、今のところ私たちのいる三階東側付近に他の生徒がやってくる気配はなかった。
「じゃ、入るよー」
亜矢子は、三つ並んだトイレを順番に手前から入っていくことにしたらしい。ドアの取っ手を手にすると、ドアを開いて中に入っていった。
「一応鍵は開けておくよ」
トイレのドアが閉まり、亜矢子の姿が見えなくなった。
「大丈夫? なんかいる?」
こちらはビクビクするばかりである。そんな狭い個室でなにか出てきようものなら、私だったら卒倒してしまう。
しばらく待っていると、ドアが開いて中からけろりとした表情の亜矢子が現れた。
「特に変わったことはなかったみたい。とりあえず次に行ってみよう」
「う、うん」
亜矢子は二番目の個室に向かうと、先ほどと同様に中に入り、ドアを閉めた。
今度は最初よりも中に入っている時間が長く感じた。だんだんと不安になり、外から亜矢子へ呼びかける。
「亜矢子? 平気? なんか変なことない?」
すると、ようやくドアが開き、少々不満げな顔の亜矢子が出てきた。
「なに? なにかあった?」
「うーん、なにかあってくれればよかったんだけど」
どうやら二番目のトイレも特に異常はなかったらしい。
「じゃ、次が最後だね」
早く終わって欲しいという私の焦りをよそに、目の前の友人からは含み笑いのようなくつくつという声が聞こえてきた。
「今までのが前菜だとすれば、今度こそメインディッシュ。噂でも三番目のトイレで怪奇を見たとか聞いたというのが多かった。結月、乾くん。ちゃんとなにかあったら動画とか撮っておいておくれよ!」
先ほど預けられたスマホを指差し、亜矢子が鋭く言う。ああ、そういえば忘れてた。
さっそくスマホのカメラアプリをタップし、動画モードにして準備を整える。
「動画準備オーケーだよ。とりあえず気を付けて」
「おう」
笑顔でピースサインをし、三番目のトイレに向かう亜矢子。私は動画撮影を開始すると、スマホの画面にいる亜矢子を見守った。
亜矢子は先ほどと同じように、トイレのドアをゆっくりと開いていった。
とそのとき、ぞわりと両腕から背中にかけて鳥肌が立った。
(あ……やばいやつだ。この嫌な感じ)
見てはいけない。そう思いながらも、なにか目に見えない力に突き動かされるようにして、私はスマホに映ったソレを見てしまった。
開いたドアの隙間から、亜矢子の足を掴んでいるのは……。
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