上 下
123 / 330

115 黒狐が行く!⑧

しおりを挟む
ちょっと前の自分を、殴り飛ばいたい。

「こっちだよ~」
「ちょっとまって、何ここ、何あのデカい木」
「僕たちのお家だよ、あそこにご主人が居るんだ」

息苦しい程の魔力に満ちた空間、森の木々から覗く、崖と見間違えるほどの巨大な大樹。高さは、霧か雲か分からないけど、視界を遮られて判別がつかない。

近づくについて、起伏が激しくなる。地面が盛り上がっているんじゃなくて、木の根が地面を這う様に伸びて行っている。元をたどれば、あの巨大な大樹の根である事はすぐにわかった。だって、周りの木々が纏っている魔力の濃度と、明らかに違うもの。ナニコレ濁流か何か? 触れるのも怖いんだけど、この上を通らなくちゃダメ? ダメですか、そうですか。

そのまましばらく進むと、一気に森が開け、その大樹の姿が露になる。
魔力の塊が地面から沸き立ち、独特な淡い光を放ちながら上空へと上って行く。周囲には色々な子が思い思いの時間を過ごし、ゆったりした時間が流れていた。
なにこれ、パラダイス? ……違った、地獄だった。何こいつ等の雰囲気、全員私と同じ位の実力あるんじゃないの? 今まで戦って来た相手が、ガキに思えて来るんだけど。

「あ、ビャクヤだ」
「隣の黒いのなんだ?」
「同型の女?」
「ビャクヤが女連れてきたぞーーー!!」
「「「なんだと!?」」」
「嫁か!? とうとう嫁を決めたか!?」
「おいお前、ちょっとマスターの所まで知らせてこい!」
「プルさーん! プルさん! マスターに繋いでーーー!」
「違――――――――――――う!!」

おぉう、なにこの賑やかな場所。野生から切り離されたかのような、何と言うか文化的な、学生時代の馬鹿なノリに近い雰囲気がする。
てか嫁とか…まだそんな関係じゃないし?

「あ、ビャクヤだ。帰って来たの?」
裏切り者モフモフだ! 待ってって言ったのに、見捨てた裏切り者だ!」
「嫌だな、もう。僕はただ、邪魔しちゃいけないと思っただけだよ」

あ、真っ白なモフモフだ。名前に違わず、本当にモッフモフしているわね。モフりたいけど、この子も私よりも強いわよね、こんなにかわいいのに。

「ご主人のとこに行ってくる」
「番の紹介?」
「いい加減にしないと怒るよ、ワッフゥ!」
「あはは、逃げろ~~~」

そう言って、白いモフモフは姿を消した。何処行ったし、目で追えなかったんだけど。

「もう……ごめんね~、後で皆には一撃入れとくから、それで許して」
「「「え˝?」」」
「先に行くよー」
「あ、はい」

何故か周りの子達の表情が、絶望に染まる。そんなになるなら止めれば良いのに、ノリが良いのか馬鹿なのか……一撃って、死んだりはしないわよね? 

大樹に向かって進むビャクヤの後に付いて行く。その先、大樹の根元には、巨大な門が設置されていた。あれが目的地の入り口か。何と言うか、ラストダンジョンの入り口って感じね。大きさと威圧感がとんでもないわ。

「そっちじゃ無いよ」
「え、じゃぁあの門は?」
「侵入者用の入り口。僕たちの住処には続いてないよ」

あれでダミーかよ!? ここまで来て、そりゃないでしょ。
門から少し逸れた壁に前足を置くと、絡み合った蔦がほどける様に道が現れた。こっちが本当の道って訳ね。

「うっぷ」
「大丈夫?」
「うん、歩くだけなら」

一歩木の中に入ると、余りの魔力濃度で吐き気を催す。少しは回復したけど、空っぽの状態に、この濃度はきついものがあるわね。普通なら、染み込む様に外から魔力が流れて来るけど、外の方が圧力が強くて、押し込まれる様に魔力が入り込んでくる。

「……肩貸す?」
「……うん」

ビャクヤに体重を掛けながら、前へと進む。あぁ、適度な反発が心地いい。





「ご主人、連れてきた!」
「!?」

え? あれ? もしかして私寝てた!? 慌てて周囲を見渡すと、壁一面に本やガラクタが置かれた棚が設置された、ちょっと大きめの小部屋に居た。
床には、高価そうな絨毯が敷かれている。うわ、これ踏んじゃって良いものなの? せめて爪は出ない様にしないと。

「くく、そんなに緊張しなくても良いですよ、大切に使うのは良い事ですが、物は使ってなんぼなんですから」

声のする奥の方を向けば、これまた高価そうな机と、そこで作業する人の姿が見えた。

「やぁ、こんにちは」
「こ、こんにちは」

人だ、人が居た!
温和な雰囲気を醸し出す、若くて優しそうな黒髪の人。良かった、顔つきは日本人だ、知った顔では無いけど、同郷の可能性が上がったわね。

「気分はどうですか? 魔力に当てられていたようなので、少し濃度を下げて見たのですが」
「あ、はい、そう言えば、少し楽になった気がします」

おぉ、流石日本人! 気遣いもできる、とってもいい人だ! 実際、外から押し込まれるような感覚が、大分緩和されている気がする、これは有り難い。

「ビャクヤさんが番を連れてきたと聞き及んでいましたが、君で間違いないですか?」
「ご主人迄そんな事言う! 唯、見込みがあったから連れてきただけ!」
「そうなのですか? 皆さんからは、かなりその気だと聞いていましたが、担がれましたかね?」

見込みがあったから…ははは、そうよね~、いや、うん、そもそもよ? 私は元人な訳で、大分獣に引っ張られている気はしなくは無いけど、感覚も人な訳ですよ。だから、ガッカリ何てして無いし? 期待なんてしてないし? ただただ、あの毛並みを堪能できないのがさみしいだけだし!?

「え~と、何を葛藤しているかは分かりませんが、落ち着きましょう?」
「うぇ? あ、すいません!」

自分ではそんな気はしなかったのだけど、表に出てたかしら? 気を付けないと。
取り敢えず、トップはかなり温厚そうな人である事が分かって、一安心かしらね? 後は、敵対しないで済むかどうか。この世界で、私達は決して強くない事は、今回の一件でハッキリした。可能なら、ここの加護を受けられればいいのだけど……その前に確認しないと。

「あの、質問良いでしょうか!?」
「はいはい、何でもどうぞ。答えられるものなら、答えますよ」
「あ…あなたは、日本人ですか!」
「はい。君も転生者かい?」

軽!? そんなに直ぐにばらしていいの? そもそも何でそんなに余裕そうなのよ! 他にも日本人ってか、転生者? が居るの?

「魔石が二つある様に見える面白い相手だって、ルナさんが言って居ましたからね、当たりを付けていただけですよ」
「え…と、つまり?」
「あぁ、え~と…君のような魔物は、心臓の代わりに魔石って言って、魔力を溜め込んで体内に循環させる機関が有るのですが、それ以外の生き物には、普通に心臓が有って、魔力の貯蔵は魂が受け持っているんです。君の場合、その臓器が二つあるみたいなんですよ。つまり、魔石を持った魔物の体に人の魂、この二つがあるって事。話を聞いた時、その可能性があるかな~と思っていたので、そこまで驚きは無かったですね」

お、おう? なんか良く分からないけど、相手はこっちの素性を予測していたから、驚きは少なかったと、監視されていたとかではないのね。

「それで? 君はこれからどうするのですか?」
「この後ですか?」
「そう。このまま、ビャクヤさんのとこに付くか、今まで通りの生活を送るか、ここから出て行くか…選択肢は色々ですね」
「私が、この…ビャクヤの配下になると、何をする事になるの?」
「特に何も。普通に生活して、遣りたいことをやって、仲間が危険に晒されたならば助けて、まぁ、そこは、日本人だった頃の感覚で考えれば、そんなに変な事にはならないと思いますよ」
「他の子達も良いの?」
「そこはビャクヤさん次第ですが」
「僕はどっちでもいいよ」
「とのことです」

なら、傘下に入って損は無いかな。皆を説得するのが面倒そうだけど。
てか入らないと、ここで生きて行けるか分からない。同郷相手に敵対する気も起きないし、そもそも敵対したら終わる。このままの生活をしても、敵対できるくらい強く成れるとも思えないし……

「分かった、傘下に入るわ」
「それは良かった。なんせビャクヤさんは一匹狼でしたからね。しかし…う~ん、折角の能力も、分散していると勿体ないですね。分けて無ければ、ビャクヤさんとももっといい勝負ができたかもしれませんし…」
「え?」
「そう言えば、沢山“名付け”してたっぽい?」
「名付け?」

なに? 私、何かやっちゃいけない事でもしてたの? 名付けって…名前を付ける事よね。それがどうしたのかしら?

「これは、分かってないですね。えっと、“名付け”は、契約の様なものです。自分の配下になって貰う代わりに、自分の力の一部を分け与える効果が有ります」
「う、う~ん? つまり、名前を付けた子達の分だけ、私が弱く成ってるって事? …名前を付けただけで!?」

そんな簡単な事で…じゃぁ普段、名前のない子達はどう呼べばいいのよ。

「名前を付けるのは、人の感性ですからね~、魔物は普通しません。名前なんかなくても、誰が誰だか判別がつくでしょう? 他の方に、特定の子を指すときも、何となく相手に通じますしね」

そう言われれば……なんで?

「言葉と共に、放たれる魔力に意味が乗るので、大体感覚で伝わるんですよ。それを突き詰めると、他種族、多言語の方とも会話できますよ」

マジか! 通訳不要ね、考えて見たら鳴き声で、何で会話が成立してるって話よね。成る程、便利な世界ね。

「仕方がない、上書きしておきましょう。名付けをして、君が分けて居る力を肩代わりしますけど、希望とかありますか?」
「え、そんなことできるの? ……貴方が弱く成らない?」
「俺には、チートスペックなダンジョンコアこと、コアさんが居ますからね。大丈夫でしょう」

~ 肯定、現存スペックに不足はありません ~

うぉ、びっくりした!? 唐突、直接頭の中に声が響いた。周りを見渡しても、私たち以外誰も見当たらない。

「コアさんは、ここにはいませんよ。大事なダンジョンの心臓部ですからね。それでどうです?」

コアさん、成る程、ダンジョンコアの声か。ダンジョン内だから、何処にでも話すことができるってところかしらね? それよりも名前か……人だった頃の名前もなぁ、色々戻れない所まで来てる自覚は有るのよね~。

「元居た世界にも戻れないんでしょ? 人に戻れるとも思えないし……任せるわ、やり直すいい機会よ」
「ふむ……では、“キョクヤ”でどうです?」

極夜《キョクヤ》、白夜の対義語。なんて安直な。

「真っ白なビャクヤさんと、真っ黒なキョクヤさん。名は体を表すとも言いますし、即興の割には悪くないんじゃないですか?」
「そ、そうね…えっと、これで貴方の配下になったって事だから、そち等の支援を受けられるのよね?」
「支援と言うか…仲間なら、普通に助けますよ」
「うん! キョクヤは友達!」
「その代わり下手な事はしないで下さいね。日本人としての感性が在るなら、滅多な事は無いでしょうが、度が過ぎる行動は切り捨てる理由になりますので、覚悟してください」
「わ、分かったわ」

こ、怖! 何、あの絶対零度の視線は。人のニ、三人は殺してる目だよぉ。もしかして
ヤバい奴だったの? うん、しばらくは大人しくしよう、あれは堅気カタギの目じゃないよ、自分に都合が悪いものは、一切の情けなく切り捨てる奴の目だよ。

「あぁ、それと。自分には素直になる事をお勧めしますよ。元が人だとしても、今は今でしょう?」
「うぐ」
「……婚期を逃しますよ?」
「ウッサイ!」

あぁもう、さっきの雰囲気は何処行ったのよ! 完全にこっちの事見透かして、面白そうにしやがって!
いいのね? 本気にするわよ!? 親公認って事で、我慢しないわよ!?

「ワ、ワフ?」(ぶるる)
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

アラヒフおばさんのゆるゆる異世界生活

ゼウママ
ファンタジー
50歳目前、突然異世界生活が始まる事に。原因は良く聞く神様のミス。私の身にこんな事が起こるなんて…。 「ごめんなさい!もう戻る事も出来ないから、この世界で楽しく過ごして下さい。」と、言われたのでゆっくり生活をする事にした。 現役看護婦の私のゆっくりとしたどたばた異世界生活が始まった。 ゆっくり更新です。はじめての投稿です。 誤字、脱字等有りましたらご指摘下さい。

楽に生きたい平民なのに一癖ある伯爵どころかその他大勢にも気に入られてしまい困っています

花田トギ
恋愛
 貧乏家庭で育ったアデリアの夢は楽に生きる事。  働きづめの母と幼い弟妹を見て見ぬふりをして、幼馴染のワル・ザックスと遊ぶ日々を送っていたが、胸の奥に罪悪感を抱えていた。  そんな彼女にザックスが持ちかけたのは『伯爵付きメイドを募集していて、面接に行くだけでお菓子と足代がもらえる』という話だ。  受かるわけがないが、行くだけでお菓子がもらえるなら弟妹にプレゼントしよう。アデリアに怒っているお母さんも少しは許してくれるかもしれない。  そんな軽い気持ちで面接を受けたアデリアを待ち受けていたのは――なんと合格の言葉だった。 一癖ある名門貴族のラスール伯爵 拗らせ執事のスチュアート 幼なじみのワル、ザックスに愛されるアデリアのお話です。

どうぞ二人の愛を貫いてください。悪役令嬢の私は一抜けしますね。

kana
恋愛
私の目の前でブルブルと震えている、愛らく庇護欲をそそる令嬢の名前を呼んだ瞬間、頭の中でパチパチと火花が散ったかと思えば、突然前世の記憶が流れ込んできた。 前世で読んだ小説の登場人物に転生しちゃっていることに気付いたメイジェーン。 やばい!やばい!やばい! 確かに私の婚約者である王太子と親しすぎる男爵令嬢に物申したところで問題にはならないだろう。 だが!小説の中で悪役令嬢である私はここのままで行くと断罪されてしまう。 前世の記憶を思い出したことで冷静になると、私の努力も認めない、見向きもしない、笑顔も見せない、そして不貞を犯す⋯⋯そんな婚約者なら要らないよね! うんうん! 要らない!要らない! さっさと婚約解消して2人を応援するよ! だから私に遠慮なく愛を貫いてくださいね。 ※気を付けているのですが誤字脱字が多いです。長い目で見守ってください。

もふもふで始めるVRMMO生活 ~寄り道しながらマイペースに楽しみます~

ゆるり
ファンタジー
☆第17回ファンタジー小説大賞で【癒し系ほっこり賞】を受賞しました!☆ ようやくこの日がやってきた。自由度が最高と噂されてたフルダイブ型VRMMOのサービス開始日だよ。 最初の種族選択でガチャをしたらびっくり。希少種のもふもふが当たったみたい。 この幸運に全力で乗っかって、マイペースにゲームを楽しもう! ……もぐもぐ。この世界、ご飯美味しすぎでは? *** ゲーム生活をのんびり楽しむ話。 バトルもありますが、基本はスローライフ。 主人公は羽のあるうさぎになって、愛嬌を振りまきながら、あっちへこっちへフラフラと、異世界のようなゲーム世界を満喫します。 カクヨム様にて先行公開しております。

もふもふ大好き家族が聖女召喚に巻き込まれる~時空神様からの気まぐれギフト・スキル『ルーム』で家族と愛犬守ります~

鐘ケ江 しのぶ
ファンタジー
 第15回ファンタジー大賞、奨励賞頂きました。  投票していただいた皆さん、ありがとうございます。  励みになりましたので、感想欄は受け付けのままにします。基本的には返信しませんので、ご了承ください。 「あんたいいかげんにせんねっ」  異世界にある大国ディレナスの王子が聖女召喚を行った。呼ばれたのは聖女の称号をもつ華憐と、派手な母親と、華憐の弟と妹。テンプレートのように巻き込まれたのは、聖女華憐に散々迷惑をかけられてきた、水澤一家。  ディレナスの大臣の1人が申し訳ないからと、世話をしてくれるが、絶対にあの華憐が何かやらかすに決まっている。一番の被害者である水澤家長女優衣には、新種のスキルが異世界転移特典のようにあった。『ルーム』だ。  一緒に巻き込まれた両親と弟にもそれぞれスキルがあるが、優衣のスキルだけ異質に思えた。だが、当人はこれでどうにかして、家族と溺愛している愛犬花を守れないかと思う。  まずは、聖女となった華憐から逃げることだ。  聖女召喚に巻き込まれた4人家族+愛犬の、のんびりで、もふもふな生活のつもりが……………    ゆるっと設定、方言がちらほら出ますので、読みにくい解釈しにくい箇所があるかと思いますが、ご了承頂けたら幸いです。

魔境に捨てられたけどめげずに生きていきます

ツバキ
ファンタジー
貴族の子供として産まれた主人公、五歳の時の魔力属性検査で魔力属性が無属性だと判明したそれを知った父親は主人公を魔境へ捨ててしまう どんどん更新していきます。 ちょっと、恨み描写などがあるので、R15にしました。

【完結】眠り姫は夜を彷徨う

龍野ゆうき
青春
夜を支配する多数のグループが存在する治安の悪い街に、ふらりと現れる『掃除屋』の異名を持つ人物。悪行を阻止するその人物の正体は、実は『夢遊病』を患う少女だった?! 今夜も少女は己の知らぬところで夜な夜な街へと繰り出す。悪を殲滅する為に…

続・拾ったものは大切にしましょう〜子狼に気に入られた男の転移物語〜

ぽん
ファンタジー
⭐︎書籍化決定⭐︎  『拾ってたものは大切にしましょう〜子狼に気に入られた男の転移物語〜』  第2巻:2024年5月20日(月)に各書店に発送されます。  書籍化される[106話]まで引き下げレンタル版と差し替えさせて頂きます。  第1巻:2023年12月〜    改稿を入れて読みやすくなっております。  是非♪ ================== 1人ぼっちだった相沢庵は小さな子狼に気に入られ、共に異世界に送られた。 絶対神リュオンが求めたのは2人で自由に生きる事。 前作でダークエルフの脅威に触れた世界は各地で起こっている不可解な事に憂慮し始めた。 そんな中、異世界にて様々な出会いをし家族を得たイオリはリュオンの願い通り自由に生きていく。 まだ、読んでらっしゃらない方は先に『拾ったものは大切にしましょう〜子狼に気に入られた男の転移物語〜』をご覧下さい。 前作に続き、のんびりと投稿してまいります。 気長なお付き合いを願います。 よろしくお願いします。 ※念の為R15にしています。 ※誤字脱字が存在する可能性か高いです。  苦笑いで許して下さい。

処理中です...