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擬似生命体爆誕
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ーー 聖女の受難とシャドー
聖女とはあるレベル以上の治癒魔法が使えるシスターを示す称号で有る。
聖女セリーナもそんな聖女の1人だが、彼女うの癒しの技は他の聖女のレベルより一段高いところにある。
よって彼女は「大聖女」とも呼ばれている。
しかしどんなに優れた彼女でも1人の人間が使える魔法の量は知れている、今彼女は受難と言えるほどの患者に囲まれて精魂つきかけていた。
彼女の住む聖王国で流行病が大流行しているのだ。
未だその原因は特定されておらず、彼女の治癒魔法が唯一の方法なので有る。
よって有力者達は彼女を手元に置いておきたく地方に向かわせないように画策していた。
しかし彼女の所にははるばる旅をして患者が押し寄せていたのだ。
「もうこれ以上は聖女様は見ることはできません。」
シスターが押し寄せる患者を教会の外に押し返していた。
「私にもっと魔力があれば・・私以外の聖女もこの力が使えれば・・」
セリーナの独り言は、教会の外の患者には聞こえない。
その夜、疲れ切った身体をベッドに横にしようとベッドに近づいたその時、窓を叩く音に気づいた。
窓の外を見ると3階の窓で有るはずなのに外に男の子が立っていた。
「あ!あなたは・・シャドー様。私に何か?」
と言いながら窓を開けると
「夜分失礼します。」
と言いながらシャドーが部屋に入ってきたと思うとテーブルの上に何かを置いた。
「これは今あなたが欲している物だろうと思いお持ちしました。魔力タンク用の指輪とネックレス、それぞれ魔力10000を込めています。」
と言いながら10個の指輪と3つのネックレスを見せた。
「1万もの魔力の籠った指輪が10個にネックレス・・・これだけ有ればほとんどの患者を癒すことができます。」
と感激しながら答えると
「もう一つ、地方の患者用に薬を持ってきました。僕が調べた所この国に流れる川に病気の元と思われる魔物の死骸が幾つも見つかっています。その毒を解毒し癒すことができる薬です、製造方法も書いていますこれを薬師にでも渡して地方に配ってみてください。」
と言うと入ってきた窓から空に舞い上がりあっという間に見えなくなった。
セリーナはその見えなくなった空を見ながら
「これで我が皇国の民が救われました。」
と涙した。
ーー 地球のAI頭脳と魔導エネルギ変換器による擬似生命体
僕はゴーレムを作りながらもう少し人に似せたゴーレムができないかと工夫をしていた。
当然研究は隠れ家でしている。
そして拳大の魔導エネルギー変換器が完成した、これで駆動エネルギーのコンパクト化ができた後は・・・頭脳か。
肺に当たる部分にはエネルギータンクが設置されて、これで外からの供給がなくても数年は活動できる。
エネルギーは食べ物を分解吸収するものと太陽光並びに魔力の充填で賄うことにした。
当然髪は黒髪で服は原則黒っぽくなる。
今僕が悩んでいるのは頭脳の方だ、今までこの世界では姿を似せたドールはあったが話を普通にできるドールは完成していない。
そこで思い出したのが「地球で流行り出したAI」のことだ。
多分こちらの知識をダウンロードしているスマホのデーターを移植すればかなり高度な思考をするだろう。
さらに人と多く接すれば人間らしい思考も備わるだろう。
と言うことで等価交換召喚を使い沢山のAIチップを手にいてれ心臓部に埋め込んだ。
何故頭の部分ではないかと言えば、魔物などとの戦いで頭は守りにくい部分で有るのだ。
横で胸部の魔導エネルギーボックスの横に強固な外装をセットで組み込んだのだ。
皮膚は超回復スキルを持った魔物の皮膚を人用に遺伝子組み換えをして貼り付けた。
瞳には超望遠のレンズと録画兼映写機能も付けておいた、当然収音能力も録音機能と共にセットした。
身体つきはブルーを基本に少し大きくしておとなの身体つきだ。
当然攻撃力も高く、何と魔法が使える。
完成したプロトタイプに知識を移植し自宅のメイドとしてコッソリ稼働させていた、いずれは家の中に多数のアンドロイドが同居することを目指して。
次に作り出したのは、ホースタイプの擬似生命体だ。
魔法収納の欠点として生きた物を収納できないと言うものがある、そこで擬似生命体なら収納できることを利用した物だ。
これでいつでも馬車を取り出して使うことができるし、自動で運転することが可能だ。
御者は庭師などの仕事も兼務しているし、危険な森や旅には同行させるのは忍びないと言うのがこの魔導馬車の創造だ。
すると次は情報収集用の虫型偵察機、ネズミ型情報収集機などと次々に作りながらそれらをコピーする創造魔法を完成させたのだった。
ーー 世界の情報はこの手に
日に1万匹の虫型偵察機が完成し空に放たれる。
僕は居ながらにして世界の情報にアクセス出来るということだ。
これが最初に効果を上げたのが皇国の流行病と悪戦苦闘する聖女セリーナの姿だった。
僕は患者の体液を調べてその原因と治療薬を作り上げるとそれを持って聖女セリーナの元へ。
ついでに魔力タンク役の指輪とネックレスを渡しておいたので、早いうちに病は収束するだろう。
その他、
・ 大きな盗賊団の拠点
・ 王家転覆を図る貴族ら
・ 世界征服を狙う組織
・ 教会内の腐れた司祭連中
など多くの情報を得た僕は、自分の手が届く範囲で世直しごっこに手を出し始めていた。
「印籠の代わりにカードを残しながら活動するかな」
と独り言を言いながら。
ーー 1学年8ヶ月目
長い休みも終わり僕らは再び学校に通い出すことになった。
変わったことといえば僕の妹を名乗る少女が同行していることだろうか。
そうプロトタイプの2号機だ。
「私はアスカよ、シャドーお兄様の忠実な妹です。私のお兄様に手を出す不敬な輩は私が鉄槌を喰らわしますわ。」
とカレンやチカの前で豪語していたが、カミュはその可愛らしさに別の意味でノックアウトされていた。
さらにアスカは同級生として編入してきたのだ、当然ブルーのことを
「ブルーお姉様」
と呼び慕っている。
また1人僕らのチームに人(?)が加わったのだが女性の比率が高すぎるな・・・でも男だとむさ苦しいし、これでいいのだ。
聖女とはあるレベル以上の治癒魔法が使えるシスターを示す称号で有る。
聖女セリーナもそんな聖女の1人だが、彼女うの癒しの技は他の聖女のレベルより一段高いところにある。
よって彼女は「大聖女」とも呼ばれている。
しかしどんなに優れた彼女でも1人の人間が使える魔法の量は知れている、今彼女は受難と言えるほどの患者に囲まれて精魂つきかけていた。
彼女の住む聖王国で流行病が大流行しているのだ。
未だその原因は特定されておらず、彼女の治癒魔法が唯一の方法なので有る。
よって有力者達は彼女を手元に置いておきたく地方に向かわせないように画策していた。
しかし彼女の所にははるばる旅をして患者が押し寄せていたのだ。
「もうこれ以上は聖女様は見ることはできません。」
シスターが押し寄せる患者を教会の外に押し返していた。
「私にもっと魔力があれば・・私以外の聖女もこの力が使えれば・・」
セリーナの独り言は、教会の外の患者には聞こえない。
その夜、疲れ切った身体をベッドに横にしようとベッドに近づいたその時、窓を叩く音に気づいた。
窓の外を見ると3階の窓で有るはずなのに外に男の子が立っていた。
「あ!あなたは・・シャドー様。私に何か?」
と言いながら窓を開けると
「夜分失礼します。」
と言いながらシャドーが部屋に入ってきたと思うとテーブルの上に何かを置いた。
「これは今あなたが欲している物だろうと思いお持ちしました。魔力タンク用の指輪とネックレス、それぞれ魔力10000を込めています。」
と言いながら10個の指輪と3つのネックレスを見せた。
「1万もの魔力の籠った指輪が10個にネックレス・・・これだけ有ればほとんどの患者を癒すことができます。」
と感激しながら答えると
「もう一つ、地方の患者用に薬を持ってきました。僕が調べた所この国に流れる川に病気の元と思われる魔物の死骸が幾つも見つかっています。その毒を解毒し癒すことができる薬です、製造方法も書いていますこれを薬師にでも渡して地方に配ってみてください。」
と言うと入ってきた窓から空に舞い上がりあっという間に見えなくなった。
セリーナはその見えなくなった空を見ながら
「これで我が皇国の民が救われました。」
と涙した。
ーー 地球のAI頭脳と魔導エネルギ変換器による擬似生命体
僕はゴーレムを作りながらもう少し人に似せたゴーレムができないかと工夫をしていた。
当然研究は隠れ家でしている。
そして拳大の魔導エネルギー変換器が完成した、これで駆動エネルギーのコンパクト化ができた後は・・・頭脳か。
肺に当たる部分にはエネルギータンクが設置されて、これで外からの供給がなくても数年は活動できる。
エネルギーは食べ物を分解吸収するものと太陽光並びに魔力の充填で賄うことにした。
当然髪は黒髪で服は原則黒っぽくなる。
今僕が悩んでいるのは頭脳の方だ、今までこの世界では姿を似せたドールはあったが話を普通にできるドールは完成していない。
そこで思い出したのが「地球で流行り出したAI」のことだ。
多分こちらの知識をダウンロードしているスマホのデーターを移植すればかなり高度な思考をするだろう。
さらに人と多く接すれば人間らしい思考も備わるだろう。
と言うことで等価交換召喚を使い沢山のAIチップを手にいてれ心臓部に埋め込んだ。
何故頭の部分ではないかと言えば、魔物などとの戦いで頭は守りにくい部分で有るのだ。
横で胸部の魔導エネルギーボックスの横に強固な外装をセットで組み込んだのだ。
皮膚は超回復スキルを持った魔物の皮膚を人用に遺伝子組み換えをして貼り付けた。
瞳には超望遠のレンズと録画兼映写機能も付けておいた、当然収音能力も録音機能と共にセットした。
身体つきはブルーを基本に少し大きくしておとなの身体つきだ。
当然攻撃力も高く、何と魔法が使える。
完成したプロトタイプに知識を移植し自宅のメイドとしてコッソリ稼働させていた、いずれは家の中に多数のアンドロイドが同居することを目指して。
次に作り出したのは、ホースタイプの擬似生命体だ。
魔法収納の欠点として生きた物を収納できないと言うものがある、そこで擬似生命体なら収納できることを利用した物だ。
これでいつでも馬車を取り出して使うことができるし、自動で運転することが可能だ。
御者は庭師などの仕事も兼務しているし、危険な森や旅には同行させるのは忍びないと言うのがこの魔導馬車の創造だ。
すると次は情報収集用の虫型偵察機、ネズミ型情報収集機などと次々に作りながらそれらをコピーする創造魔法を完成させたのだった。
ーー 世界の情報はこの手に
日に1万匹の虫型偵察機が完成し空に放たれる。
僕は居ながらにして世界の情報にアクセス出来るということだ。
これが最初に効果を上げたのが皇国の流行病と悪戦苦闘する聖女セリーナの姿だった。
僕は患者の体液を調べてその原因と治療薬を作り上げるとそれを持って聖女セリーナの元へ。
ついでに魔力タンク役の指輪とネックレスを渡しておいたので、早いうちに病は収束するだろう。
その他、
・ 大きな盗賊団の拠点
・ 王家転覆を図る貴族ら
・ 世界征服を狙う組織
・ 教会内の腐れた司祭連中
など多くの情報を得た僕は、自分の手が届く範囲で世直しごっこに手を出し始めていた。
「印籠の代わりにカードを残しながら活動するかな」
と独り言を言いながら。
ーー 1学年8ヶ月目
長い休みも終わり僕らは再び学校に通い出すことになった。
変わったことといえば僕の妹を名乗る少女が同行していることだろうか。
そうプロトタイプの2号機だ。
「私はアスカよ、シャドーお兄様の忠実な妹です。私のお兄様に手を出す不敬な輩は私が鉄槌を喰らわしますわ。」
とカレンやチカの前で豪語していたが、カミュはその可愛らしさに別の意味でノックアウトされていた。
さらにアスカは同級生として編入してきたのだ、当然ブルーのことを
「ブルーお姉様」
と呼び慕っている。
また1人僕らのチームに人(?)が加わったのだが女性の比率が高すぎるな・・・でも男だとむさ苦しいし、これでいいのだ。
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