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初授業
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ーー 初授業
領主候補生の授業。
領主としての必要な教養と租税の集め方と納め方を習います。
先代が健在な場合はいいが突然亡くなることもありうるこの世界で、この教養は大事である。
自領の産業や商売を上手く開発、販売することで更なる富を得ることも可能である。
領地では私兵を雇い領内の安定と安全を図るが、その予算も領主が工面しなければならない。
当然お金がない領地では、治安が悪化し魔物が溢れることになり、お取り潰しとなることも多い。
公共事業と言われる街道整備などは、王国と折半の事もあるが交渉が下手であれば全額負担の憂き目に遭う事も少なくない。
そういう交渉術も授業で習うのだ。
そしてもう一つ大事な権能に騎士爵と準男爵の叙爵権限である。
自領の家臣に爵位を与え毎年それに相当する年金を与えるのが、領主としての権能と義務である。
騎士科の授業。
騎士科の授業は基本、基礎体力作りと剣術訓練。
さらに魔法の素質のあるものは、防御魔法、攻撃魔法、支援魔法の訓練をする。
Aクラスからそれぞれの専門科棟へと移動して、担当の教官と挨拶を交わすと訓練や授業の始まりだ。
私は基本午前中に領主候補生としての授業を受け、午後からは騎士科の授業を受けることにした、だって汗をかくでしょう。
領主候補生の授業は、教養とそれほど変わることがなく所々に専門的な授業がある程度で、問題なく飛び級できそうです。
20人のクラスメイトの中でこの授業を受けるのは、嫡男、長子、次男ということですので5人ほどです。
私以外は男の子ばかりです。
昼食は学園内の食堂でいただきますが、そこまで美味しいとは思えません。
自分で用意しても良いそうですが、しばらくはこれで我慢します。
調理方法が少ない上に香辛料や調味料があまり使われていないのです。
午後からは騎士科の授業です。
まずはランニングや体力測定で個人の身体能力を確認します。
私の測定結果は・・ダントツの一位でした。
「ええ!みんなどうして女性の私に負けてるの?」
と思いつつ訓練が始まりましたが、初めから皆んなとメニューが違うようです。
実践形式の模擬戦を初めから教官とやり始めましたが、そこで違和感が。
「教官、もう少し早めで大丈夫ですよ。」
と声をかけると、少し早くなったけど・・教官が汗をかきながらスタミナ切れ。
どうやら私の家庭教師は、とても優秀な人だったようです。
その日のうちに
「君は飛び級だ、中級の訓練に明日から参加しなさい。」
と言われました。
ーー 初授業を終えて自宅に帰る。
学園は寮生活と自宅からの通いに分かれます。
私の家は王都に屋敷があるので当然通いとなります。
授業が終わる頃になると、迎えのハンナが御者のビフが馬車でお迎えに来ています。
「お疲れ様でしたお嬢様、本日はどうでしたか?」
「そうね、意外と早めに飛び級できそうだったわ。騎士科の授業は明日から中級の授業を受けるようにと言われたの。」
「さようでございますか、流石わお嬢様です。」
と言う会話の後、屋敷の前についていた。
学園から数百メールの距離なのだが、馬車を使う必要があるようでこれも貴族の役目なそうです。
「お母様、今戻りました。リビングで寛ぐお母様を見かけ声をかける。」
「おかえりベティー。大変優秀なお子様で、と言う連絡が来ていたわよ。」
どこから連絡を受けたのか、お母様は学園の事を既に耳にしていたようだ。
「ええ他のクラスメイトが幼く見えてしまうほどでしたわ。」
と答えると
「それでいいのよ、貴方は領主候補生なのだから飛び抜けているくらいで丁度いいわ。」
と教えてくれたが本当だろうか。
その日の夕食は、お父様もご一緒で楽しい会話が弾んだわ。
その後はゆっくりお風呂に浸かって、いつも通り魔力の操作を訓練してプリチャンを愛でて就寝したのよ。
ーー ホワイト伯爵夫人 side
家庭教師からの報告であの子が才能溢れる子供であることは聞いていた。
しかしその情報は雇われた者の大袈裟な情報も含まれていると、私は考えていました。
本日午後、学園からの情報で
「お嬢様は素晴らしい才能と能力をお持ちで、明日からは全て中級に飛び級しての授業となります。」
と言う報告だった。
いかに才能があると言えど、これほど他のこと能力に違いがあると言うことは・・少し問題かも。
とも思いましたが婿をもらう立場の彼女なら問題ないでしょう。
後は社交でどこまで行けるか確認しましょう。
ーー 学園の行事、行軍授業が
私は次の日から中級の上級生と同じ授業を受け始めた。
午前中は領主候補生の授業、午後は騎士科の授業と同じ時間割です。
今日は他の学生と軽く模擬戦を行い、自分と実力が合う相手を見つける予定でしたが・・・誰もいませんでした。
「おかしいわ。」
そこで急遽、魔法の方の訓練に参加することになりました。
「私が魔法担当の教官で、エルザと言います。貴方は既に自領で家庭教師からいくつかの手解きを受けたと聞いております。その家庭教師の名を教えてください。」
「はい教官、私の魔法の教師はレビュー先生です。」
と答えると
「レビュー・・もしやエルフのレビュー先生ですか?」
「はいそうです。」
「私は多分貴方に教えることが無いと思います、一応あの的に攻撃魔法を叩き込んでください。」
と言われ、20mほど先の的と40m先の的があった。
私は風魔法と土魔法をダブルで
「エアー・カッター」「アース・バレット」
と発動させると、二つの的を切り飛ばし撃ち抜いた。
「・・見事です。貴方は明日から上級クラスに飛び級してもらいます。」
と言われた。
他の生徒も口をぽかんと開けたまま、誰も何も言いません。
私は頭を下げるとその場を立ち去りました。
先実と同じ時間にハンナが迎えに来てくれていました。
「お嬢様はとても優秀のご様子でハンナ嬉しい限りです。」
と言うのに
「でもねお友達があまりできそうでないのよ。」
と答えるとハンナは顔を横に振りながら
「お嬢様、もう直ぐ学園に最初の行事が行われます。そこでお嬢様はクラスメイトに大変頼られると思いますよ。」
と教えてくれた。
「そうなの?それならそこで頑張ってお友達を作ってみるわね。」
と答えて屋敷に向かった。
屋敷では先日に引き続いてお母様が待っていてくださりました。
「おかえりベティー、今日も学園から報告がありました。貴方は我がホワイト伯爵家の自慢です。全力でおやりなさい。」
と言ってもらえたことが一番嬉しかった。
「お母様、教えてくださいませ。レビュー先生はどのような方だったのですか?」
と魔法担当教官の態度を思い出しながら尋ねると
「レビュー先生は、私も習ったことがある先生ですが、元々王宮の魔法師隊長をしていた魔道士様です。今は後進に後を譲って好きな者にしかその技術を教えてくださりません。」
と言う驚きの情報、しかもお母様も教わったの。
「分かりました、私もお母様の娘としておかしくない成績をあげますわ。」
と答えてお茶に口をつけた。
10日後。
担当教師が
「明日は新入生歓迎を兼ねた行軍訓練です。出発は午前6時、帰りは明日の夕刻の予定です。皆さんには野営ようの準備と魔物対策を忘れずにしてきてください。今日はその準備で早上がりです、では明日会いましょう。」
と昼前には学園の授業が終わった。
ハンナもその事を知っていたのでしょう、既に迎えに来ていました。するとクラスメイトの女子2名が私に声をかけてきた。
「ベティー様、お願いがあります。私たちは寮に住んでいるため、王都のことがよくわかりません。宜しかったら私たちを買い物に連れて行ってくれませんか?」
と確か、ルーシーとセシルというクラスメイトだったわ。
「ええいいことよ。一緒の買い物に向かいましょう。」
と私は了承すると2人を馬車に誘った。
「この馬車・・こんなすごい馬車私初めて乗りましたわ。」
とルーシー嬢が言うとセシル嬢も
「ええ全くそうですわ、私の領地では馬車を作っている工房があるので馬車については自信があったのですが、この馬車を見ると自信が全く無くなりますわ。この空間・・空間拡張をされているのでしょう?」
と言われ私は驚いた
「ええそうよ、少しだけ拡張しているのが何故お分かりになったの?」
とセシル嬢に尋ねると
「先ほども言いましたが私の領地では馬車の政策が盛んです。私の幼い頃からその工房に立ち寄っていたので、僅かな違いがわかるのです。」
と答えてくれた。
その後明日の行軍用の買い物を済ませると2人を送り届けて、屋敷に帰った私。
するとお母様が
「今日はお友達とお買い物をしたようですね。何処のお嬢様でしたか?」
と聞かれ
「はいお母様、お一人はエストレート子爵家の長女ルーシー嬢とカイマン男爵家の二女セシル嬢ですわ。特にセシル嬢は私の馬車に大変興味がお有りのようでしたわ。」
と答えると
「カイマン男爵家は昔より馬車や木工に秀でた領地です、そうですね貴方の技術を共有する事も考えておきましょうか。」
と答えて明日の行軍訓練の話になった。
「私の学園時代も同じ行事があったわ。そこでクラスのリーダーが決まるのよ。全力で臨みなさい。」
とお母様に言われ頷いて見せた。
領主候補生の授業。
領主としての必要な教養と租税の集め方と納め方を習います。
先代が健在な場合はいいが突然亡くなることもありうるこの世界で、この教養は大事である。
自領の産業や商売を上手く開発、販売することで更なる富を得ることも可能である。
領地では私兵を雇い領内の安定と安全を図るが、その予算も領主が工面しなければならない。
当然お金がない領地では、治安が悪化し魔物が溢れることになり、お取り潰しとなることも多い。
公共事業と言われる街道整備などは、王国と折半の事もあるが交渉が下手であれば全額負担の憂き目に遭う事も少なくない。
そういう交渉術も授業で習うのだ。
そしてもう一つ大事な権能に騎士爵と準男爵の叙爵権限である。
自領の家臣に爵位を与え毎年それに相当する年金を与えるのが、領主としての権能と義務である。
騎士科の授業。
騎士科の授業は基本、基礎体力作りと剣術訓練。
さらに魔法の素質のあるものは、防御魔法、攻撃魔法、支援魔法の訓練をする。
Aクラスからそれぞれの専門科棟へと移動して、担当の教官と挨拶を交わすと訓練や授業の始まりだ。
私は基本午前中に領主候補生としての授業を受け、午後からは騎士科の授業を受けることにした、だって汗をかくでしょう。
領主候補生の授業は、教養とそれほど変わることがなく所々に専門的な授業がある程度で、問題なく飛び級できそうです。
20人のクラスメイトの中でこの授業を受けるのは、嫡男、長子、次男ということですので5人ほどです。
私以外は男の子ばかりです。
昼食は学園内の食堂でいただきますが、そこまで美味しいとは思えません。
自分で用意しても良いそうですが、しばらくはこれで我慢します。
調理方法が少ない上に香辛料や調味料があまり使われていないのです。
午後からは騎士科の授業です。
まずはランニングや体力測定で個人の身体能力を確認します。
私の測定結果は・・ダントツの一位でした。
「ええ!みんなどうして女性の私に負けてるの?」
と思いつつ訓練が始まりましたが、初めから皆んなとメニューが違うようです。
実践形式の模擬戦を初めから教官とやり始めましたが、そこで違和感が。
「教官、もう少し早めで大丈夫ですよ。」
と声をかけると、少し早くなったけど・・教官が汗をかきながらスタミナ切れ。
どうやら私の家庭教師は、とても優秀な人だったようです。
その日のうちに
「君は飛び級だ、中級の訓練に明日から参加しなさい。」
と言われました。
ーー 初授業を終えて自宅に帰る。
学園は寮生活と自宅からの通いに分かれます。
私の家は王都に屋敷があるので当然通いとなります。
授業が終わる頃になると、迎えのハンナが御者のビフが馬車でお迎えに来ています。
「お疲れ様でしたお嬢様、本日はどうでしたか?」
「そうね、意外と早めに飛び級できそうだったわ。騎士科の授業は明日から中級の授業を受けるようにと言われたの。」
「さようでございますか、流石わお嬢様です。」
と言う会話の後、屋敷の前についていた。
学園から数百メールの距離なのだが、馬車を使う必要があるようでこれも貴族の役目なそうです。
「お母様、今戻りました。リビングで寛ぐお母様を見かけ声をかける。」
「おかえりベティー。大変優秀なお子様で、と言う連絡が来ていたわよ。」
どこから連絡を受けたのか、お母様は学園の事を既に耳にしていたようだ。
「ええ他のクラスメイトが幼く見えてしまうほどでしたわ。」
と答えると
「それでいいのよ、貴方は領主候補生なのだから飛び抜けているくらいで丁度いいわ。」
と教えてくれたが本当だろうか。
その日の夕食は、お父様もご一緒で楽しい会話が弾んだわ。
その後はゆっくりお風呂に浸かって、いつも通り魔力の操作を訓練してプリチャンを愛でて就寝したのよ。
ーー ホワイト伯爵夫人 side
家庭教師からの報告であの子が才能溢れる子供であることは聞いていた。
しかしその情報は雇われた者の大袈裟な情報も含まれていると、私は考えていました。
本日午後、学園からの情報で
「お嬢様は素晴らしい才能と能力をお持ちで、明日からは全て中級に飛び級しての授業となります。」
と言う報告だった。
いかに才能があると言えど、これほど他のこと能力に違いがあると言うことは・・少し問題かも。
とも思いましたが婿をもらう立場の彼女なら問題ないでしょう。
後は社交でどこまで行けるか確認しましょう。
ーー 学園の行事、行軍授業が
私は次の日から中級の上級生と同じ授業を受け始めた。
午前中は領主候補生の授業、午後は騎士科の授業と同じ時間割です。
今日は他の学生と軽く模擬戦を行い、自分と実力が合う相手を見つける予定でしたが・・・誰もいませんでした。
「おかしいわ。」
そこで急遽、魔法の方の訓練に参加することになりました。
「私が魔法担当の教官で、エルザと言います。貴方は既に自領で家庭教師からいくつかの手解きを受けたと聞いております。その家庭教師の名を教えてください。」
「はい教官、私の魔法の教師はレビュー先生です。」
と答えると
「レビュー・・もしやエルフのレビュー先生ですか?」
「はいそうです。」
「私は多分貴方に教えることが無いと思います、一応あの的に攻撃魔法を叩き込んでください。」
と言われ、20mほど先の的と40m先の的があった。
私は風魔法と土魔法をダブルで
「エアー・カッター」「アース・バレット」
と発動させると、二つの的を切り飛ばし撃ち抜いた。
「・・見事です。貴方は明日から上級クラスに飛び級してもらいます。」
と言われた。
他の生徒も口をぽかんと開けたまま、誰も何も言いません。
私は頭を下げるとその場を立ち去りました。
先実と同じ時間にハンナが迎えに来てくれていました。
「お嬢様はとても優秀のご様子でハンナ嬉しい限りです。」
と言うのに
「でもねお友達があまりできそうでないのよ。」
と答えるとハンナは顔を横に振りながら
「お嬢様、もう直ぐ学園に最初の行事が行われます。そこでお嬢様はクラスメイトに大変頼られると思いますよ。」
と教えてくれた。
「そうなの?それならそこで頑張ってお友達を作ってみるわね。」
と答えて屋敷に向かった。
屋敷では先日に引き続いてお母様が待っていてくださりました。
「おかえりベティー、今日も学園から報告がありました。貴方は我がホワイト伯爵家の自慢です。全力でおやりなさい。」
と言ってもらえたことが一番嬉しかった。
「お母様、教えてくださいませ。レビュー先生はどのような方だったのですか?」
と魔法担当教官の態度を思い出しながら尋ねると
「レビュー先生は、私も習ったことがある先生ですが、元々王宮の魔法師隊長をしていた魔道士様です。今は後進に後を譲って好きな者にしかその技術を教えてくださりません。」
と言う驚きの情報、しかもお母様も教わったの。
「分かりました、私もお母様の娘としておかしくない成績をあげますわ。」
と答えてお茶に口をつけた。
10日後。
担当教師が
「明日は新入生歓迎を兼ねた行軍訓練です。出発は午前6時、帰りは明日の夕刻の予定です。皆さんには野営ようの準備と魔物対策を忘れずにしてきてください。今日はその準備で早上がりです、では明日会いましょう。」
と昼前には学園の授業が終わった。
ハンナもその事を知っていたのでしょう、既に迎えに来ていました。するとクラスメイトの女子2名が私に声をかけてきた。
「ベティー様、お願いがあります。私たちは寮に住んでいるため、王都のことがよくわかりません。宜しかったら私たちを買い物に連れて行ってくれませんか?」
と確か、ルーシーとセシルというクラスメイトだったわ。
「ええいいことよ。一緒の買い物に向かいましょう。」
と私は了承すると2人を馬車に誘った。
「この馬車・・こんなすごい馬車私初めて乗りましたわ。」
とルーシー嬢が言うとセシル嬢も
「ええ全くそうですわ、私の領地では馬車を作っている工房があるので馬車については自信があったのですが、この馬車を見ると自信が全く無くなりますわ。この空間・・空間拡張をされているのでしょう?」
と言われ私は驚いた
「ええそうよ、少しだけ拡張しているのが何故お分かりになったの?」
とセシル嬢に尋ねると
「先ほども言いましたが私の領地では馬車の政策が盛んです。私の幼い頃からその工房に立ち寄っていたので、僅かな違いがわかるのです。」
と答えてくれた。
その後明日の行軍用の買い物を済ませると2人を送り届けて、屋敷に帰った私。
するとお母様が
「今日はお友達とお買い物をしたようですね。何処のお嬢様でしたか?」
と聞かれ
「はいお母様、お一人はエストレート子爵家の長女ルーシー嬢とカイマン男爵家の二女セシル嬢ですわ。特にセシル嬢は私の馬車に大変興味がお有りのようでしたわ。」
と答えると
「カイマン男爵家は昔より馬車や木工に秀でた領地です、そうですね貴方の技術を共有する事も考えておきましょうか。」
と答えて明日の行軍訓練の話になった。
「私の学園時代も同じ行事があったわ。そこでクラスのリーダーが決まるのよ。全力で臨みなさい。」
とお母様に言われ頷いて見せた。
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