僕がアイツに捕まった話

コプラ

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アイツは僕の彼氏

エッチがうまい彼氏

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多分僕の彼氏はエッチが上手いんだと思う。だって、昨日のエッチはヤバかった。足腰が立たなくなって、結局お泊まりになっちゃって…。まぁ僕もひとり暮らしだから良いんだけどね。僕も訳わからないくらい喘いじゃって…。なんか、こんなに深い快感って、こっち側だからなのかな…とか。とはいえ、僕は未だにこんな爛れたことしてるのに、童貞なのは間違いなくて。

うん、比較できない。かと言って、誰かに童貞解消してもらうとか考えられないし。リョウはこっち側の経験あるんだろうか?…無さそう。ちょっとイメージ湧かないな。こんなこと聞けないしな。


僕がベッドの中でそんなことをグダグダ考えてると、後ろから硬いブツを押し付けるんだ。僕の耳を甘噛みしながら、僕の葛藤も知らずに。

「ねぇ、何考え込んでるの?たっくん。」

僕はクタクタなのに、あの熱い時間の快感を思い出しちゃって、ズクリと僕のあそこが兆した。

「ううん。何でもない。…ねぇ、リョウって絶倫てやつなの?何でそんなになってるの…。」

リョウはクスクス笑いながら、僕のお尻に硬さを見せ始めた凶悪なソレをツンツンと押し当てた。


「まぁ、結構回数出来る方だとは思うけど、たっくんが目の前に居るとキリがないっていうか。俺、ここまで欲情したのって、たっくんが初めてだから、絶倫かどうかはよく分からないな。」

僕はリョウが率直に話してくれる事に、ひどくありがたい気持ちになって言った。

「僕は、自分の事さえ全然分からないんだ。比較するものがないから。何が普通だとか。僕が酷く感じちゃうのもおかしいのかなとか思っちゃって。淫乱なのかなとか…、心配っていうか…。」


僕は多分リョウが背中側にいて、顔が見えないせいでここまで言えた気がした。リョウのカッコいい顔を見たら、こんな恥ずかしい事言えない。そう思ってたのに、リョウはヒョイっと僕を仰向けにすると、頭の横に腕を立てて僕の顔を覗き込んだ。

「たっくん、可愛い。たっくんが凄く感じてくれてるのって、俺にはご褒美でしかないんだけど。それはちっとも淫乱じゃないし、どっちかというと俺、淫乱大歓迎だし。たっくんが淫乱か…、やばい、たぎるっ。はぁ。たっくん俺、たっくんがヨロヨロなの分かってるから、超我慢してるの。なのに、そんな犬に骨やる様な事言ったら、俺たっくんにむしゃぶりついちゃうでしょ?」

そう言ってる間に、リョウのあそこはどんどん硬さが増して行くので、僕は視線を彷徨わせて小さな声で言った。


「…バカ。そんなに押し付けたら僕だってしたくなっちゃうだろ…。」

満面の笑みのリョウに、結局もう一度食べられたんだ。
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