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再びの学校生活へ
椿side魔性とは※
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何なん?俺は目の前の予想の斜め上を突っ走るゆきちゃんに、呆然としてしまった。俺にしなやかな身体をくねらせて、う、後ろを綺麗にしてくれと強請るこの生き物は…。俺は心の中で叫んで、悶えて、どうしようもなかったけれど、ゆきちゃんにそんな面を見せないようと踏ん張った。
深呼吸した俺はニコリと微笑んで、振り向いたゆきちゃんの唇を甘く吸うとゆっくりと身体を手のひらでなぞった。手のひらの下で微かに震えるその身体は、甘やかでいつまでも嗅いでいたい匂いがする。シャワーを浴びても洗い流されない、その香りは俺を突き上げるように高まらせる。
喘ぐゆきちゃんを願い通りじっくりと綺麗にしてから、俺は待ちかねたようにゆきちゃんの為に用意したふわふわなタオルで包んでベッドへ抱き運んだ。浴室ですっかり蕩けてしまったゆきちゃんは俺に手を伸ばして言った。
「…つばき、俺を愛して。俺に椿を食べさせて…。」
ゆきちゃんのその甘えるような、魅了するようなその表情は、俺の心臓を苦しいほど締め付けた。
俺は恐る恐る、侵してはいけない神聖な場所に触れるような気持ちで、ゆきちゃんに覆いかぶさった。ゆきちゃんの柔らかな指先が俺の首筋を撫でるように引き寄せると、俺たちは見つめあったまま唇を合わせた。ああ、俺はこの瞬間を本当に待っていたんだ。俺が長い間我慢して耐えてきたそのご褒美が、こんなに甘美なものだったなんて。
口の中へ侵入する、ゆきちゃんの小さめの舌が甘くて、愛おしくて、俺は味わうように絡ませて啜った。だけど、すぐにそんな余裕は無くなって、俺の身体は早く目の前の美味しそうな獲物を自分のものにしたくて堪らなくなっていた。
さっき洗った時にゆきちゃんの綺麗な窄みは解してあったので、俺は先走りで濡れた昂りを何度も押し付けたり、擦りつけながら、ゆきちゃんの胸の尖りを執拗に愛撫し続けた。ゆきちゃんの喘ぎ声がどんどん切羽詰まってきて、俺はゆきちゃんの目を見つめながらグッと腰を突き出した。吸い付く窄みに俺は腰を震わせた。
「あぁ…、もっと…。もっと。お願いっ。」
俺はゆっくりと息を吐き出しながら、更に腰を押し出した。俺の大きめの昂りを旨そうに呑み込んでいくゆきちゃんは、首を仰け反らせて、声にならない息を浅く吐き出しながら、俺の侵入を許した。俺がゆきちゃんの良いところを擦り上げたのか、ゆきちゃんは悲鳴にも似た嬌声をあげた。
深呼吸した俺はニコリと微笑んで、振り向いたゆきちゃんの唇を甘く吸うとゆっくりと身体を手のひらでなぞった。手のひらの下で微かに震えるその身体は、甘やかでいつまでも嗅いでいたい匂いがする。シャワーを浴びても洗い流されない、その香りは俺を突き上げるように高まらせる。
喘ぐゆきちゃんを願い通りじっくりと綺麗にしてから、俺は待ちかねたようにゆきちゃんの為に用意したふわふわなタオルで包んでベッドへ抱き運んだ。浴室ですっかり蕩けてしまったゆきちゃんは俺に手を伸ばして言った。
「…つばき、俺を愛して。俺に椿を食べさせて…。」
ゆきちゃんのその甘えるような、魅了するようなその表情は、俺の心臓を苦しいほど締め付けた。
俺は恐る恐る、侵してはいけない神聖な場所に触れるような気持ちで、ゆきちゃんに覆いかぶさった。ゆきちゃんの柔らかな指先が俺の首筋を撫でるように引き寄せると、俺たちは見つめあったまま唇を合わせた。ああ、俺はこの瞬間を本当に待っていたんだ。俺が長い間我慢して耐えてきたそのご褒美が、こんなに甘美なものだったなんて。
口の中へ侵入する、ゆきちゃんの小さめの舌が甘くて、愛おしくて、俺は味わうように絡ませて啜った。だけど、すぐにそんな余裕は無くなって、俺の身体は早く目の前の美味しそうな獲物を自分のものにしたくて堪らなくなっていた。
さっき洗った時にゆきちゃんの綺麗な窄みは解してあったので、俺は先走りで濡れた昂りを何度も押し付けたり、擦りつけながら、ゆきちゃんの胸の尖りを執拗に愛撫し続けた。ゆきちゃんの喘ぎ声がどんどん切羽詰まってきて、俺はゆきちゃんの目を見つめながらグッと腰を突き出した。吸い付く窄みに俺は腰を震わせた。
「あぁ…、もっと…。もっと。お願いっ。」
俺はゆっくりと息を吐き出しながら、更に腰を押し出した。俺の大きめの昂りを旨そうに呑み込んでいくゆきちゃんは、首を仰け反らせて、声にならない息を浅く吐き出しながら、俺の侵入を許した。俺がゆきちゃんの良いところを擦り上げたのか、ゆきちゃんは悲鳴にも似た嬌声をあげた。
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