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変化

お兄様と閨の実技※

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お兄様は気持ちよさに喘ぐ僕を見下ろしながら、ゆっくりと僕たちの昂りの重なりを揺らし続けた。

「リオンっ、どうして欲しいか口に出して言うんだ。」

お兄様の強い情欲が潜んだ眼差しに、僕はゾクリと怖いような、嬉しいようななんとも言えない気持ちになって息を呑んだ。


「リ、リュード、僕の昂りを可愛がって。…いかせて。」


お兄様は艶めかしく微笑むと、硬くなったちくびをなぶり、吸い上げると僕のへそを舌で辿りながら昂りまでたどり着いた。

「リオンのここ、とても綺麗だ。ビクビクして私に可愛がられたくてたまらなそうだ…。」

そう言うと僕の昂りをチロチロとくすぐって、舐め吸った後ゆっくり口の中に咥え込んだ。

「んっ、あん、おに、りゅぅ…ど、気持ちいぃ…。」

僕は震える腰を揺らめかせながら、競り上がってくる気持ち良さに翻弄されていた。

僕の身体が強張って切羽詰まって来た時、お兄様はつと僕から離れるとグイと口元を拭って見下ろした。


「はぁはぁ…、りゅぅど?」

「リオン、私はリオンをもっと気持ちよくさせたいんだ。怖がらないで信じてくれるね?」

お兄様はサイドテーブルから香油を取り出して、手に出すと僕のお尻の谷間に塗り付けてゆっくり撫で回し始めた。

僕の昂りやちくびを時々苛めながら、僕の蕾を優しく撫でて時々ちゅっと口づけるように指先を押し込んではグチグチと出し入れした。

僕はその度にビクリビクリと感じて、大きく喘ぎながらもどかしい疼きを増やしていった。


「あ、あぁ、リュードっ、もっと入れて!」

お兄様は僕を怖い目で睨め付けると大きく息を吐き出して言った。

「私がこんなに我慢しているのに…、リオンは困った子だ。」

そう言うと、香油をたっぷり取ってズブズブと僕のアーヌスの奥まで、お兄様の長くて節張った指を入れ込んだ。

僕は息が詰まって、苦しいような気持ち良いような、ジンジンする感覚に戸惑っていた。


「ゆっくり息をして…。」

お兄様は僕の昂りをペロペロとなぶりながら、ゆっくり僕の中の指を震わせた。

僕の身体の力が抜けるとお兄様はぐるりと指を中で優しく回し始めた。

「あぅっ!んっ。」

僕が大きく身体をビクつかせると、お兄様は僕の身体にのしかかり僕の耳に口づけながら囁いた。


「ここ、分かるかい。リオンの素敵な場所だよ。ここ、ゼンがリオンの子宮芽と繋がってるんだ…。」

そう言うとお兄様は僕の中の敏感な場所を優しく撫でたり、押したりと繰り返し始めた。

僕はもうずっと口を開けたまま喘ぎ続けることしか出来なかった。

競り上がってくるものがあるのに、破裂しない何かを抱えて、知らぬ間に僕の目尻からは涙が流れ出していた。


お兄様は僕の目元に口づけながら僕の中の指を二本に増やしながら休ませることなく動かし続けた。

同時に僕の昂りとお兄様の逞しくも猛々しい昂りは擦れ合った。

興奮して先走りと香油で濡れた重なりはグチョグチョといやらしい音を立ててお兄様の腰の動きで高められ、僕は息が止まりそうだった。

「おにいさまっ!ああっん、もう、むりっ、いっちゃうっぅ!」




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