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貴族学院
二人の関係※
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ユア様に愛してると抱きしめられて、僕はふるりと震えた。
何だか胸の奥から湧き上がる様な熱い気持ちが、僕の身体にも響いてくる様だった。
僕はお兄様を愛してる。大好きでたまらない。
でもワンコの様に可愛いユア様もやっぱり大好きなんだ。
お兄様の好きと同じかどうかはハッキリしないけれど、抱き合って、口付けるとうっとりするほど気持ちがいい。
身体の芯から湧き上がる興奮を抑えるのが難しいほどに…。
「ユア様、僕も大好き…。」
僕は大きく息をつくと、ユア様を仰向けに押し倒した。
そしてボンクスを大きく持ち上げたユア様の中心に手を置いた。
ユア様の中心はとても昂っていて、しっとりとボンクスが濡れそぼっていた。
「ユア様、とっても昂ってる…。痛くはない?」
ユア様は僕にされるがままではあったけれど、ギラギラした眼差しで僕を見つめていた。
「んっ。リオン様、ああ…痛い様な、もどかしい様な…。
手を止めたらきっともっと張り詰めて痛くなってしまいそう。」
僕は頷くとゆっくりと撫で続けた。
ユア様の乱れる息遣いや、ふるふると揺れる腰を見ていると、こちらも何だか煽られて、胸がドキドキする。
ユア様は僕の手に自分の手を重ね合わせると、我慢できない様にグチュグチュと濡れた音を立ててさっきよりも早く動かした。
そして大きく仰け反りながら呻いて、ビクビクと腰を揺らした。
ボンクスはぐっしょりと濡れて、目元を紅くしたユア様がうっとりとしながら僕を甘く呼んだ。
「…リオン様、ありがとう。愛してる。」
僕たちはそれから身綺麗にして、一緒にベッドで眠った。
ユア様の身体の暖かさに癒されて、僕は久しぶりにぐっすりと眠ったんだ。
その日から、ユア様は僕にとても甘くなって遠慮がなくなった。
エッチなワンコという感じで、僕はチュッチュと口付けられてくすぐったくてたまらない。
もっとも、それは寮内の部屋だけの話で、外では以前と同じだと僕は思ってるのだけれど…。
流石にアーサーとキースは二人の間で何かあったのではと気づいた様子だったけれど、特に何も言っては来なかった。
僕も二人に僕たちのことをどう話したら良いのか分からなかった事もあり、話せなかった。
実際僕たちの関係って何だろう。
二人ともお互いのことが大好きで。
口づけする関係で。
でも僕はお兄様も大好きで愛してる。
ユア様もハッキリ出来ない僕を追求する事もなく、責める事もなく、僕をあるがまま受け入れてくれてる様だった。
ああ、僕は情欲に囚われているのかな?
僕は不実な人間?
何だか胸の奥から湧き上がる様な熱い気持ちが、僕の身体にも響いてくる様だった。
僕はお兄様を愛してる。大好きでたまらない。
でもワンコの様に可愛いユア様もやっぱり大好きなんだ。
お兄様の好きと同じかどうかはハッキリしないけれど、抱き合って、口付けるとうっとりするほど気持ちがいい。
身体の芯から湧き上がる興奮を抑えるのが難しいほどに…。
「ユア様、僕も大好き…。」
僕は大きく息をつくと、ユア様を仰向けに押し倒した。
そしてボンクスを大きく持ち上げたユア様の中心に手を置いた。
ユア様の中心はとても昂っていて、しっとりとボンクスが濡れそぼっていた。
「ユア様、とっても昂ってる…。痛くはない?」
ユア様は僕にされるがままではあったけれど、ギラギラした眼差しで僕を見つめていた。
「んっ。リオン様、ああ…痛い様な、もどかしい様な…。
手を止めたらきっともっと張り詰めて痛くなってしまいそう。」
僕は頷くとゆっくりと撫で続けた。
ユア様の乱れる息遣いや、ふるふると揺れる腰を見ていると、こちらも何だか煽られて、胸がドキドキする。
ユア様は僕の手に自分の手を重ね合わせると、我慢できない様にグチュグチュと濡れた音を立ててさっきよりも早く動かした。
そして大きく仰け反りながら呻いて、ビクビクと腰を揺らした。
ボンクスはぐっしょりと濡れて、目元を紅くしたユア様がうっとりとしながら僕を甘く呼んだ。
「…リオン様、ありがとう。愛してる。」
僕たちはそれから身綺麗にして、一緒にベッドで眠った。
ユア様の身体の暖かさに癒されて、僕は久しぶりにぐっすりと眠ったんだ。
その日から、ユア様は僕にとても甘くなって遠慮がなくなった。
エッチなワンコという感じで、僕はチュッチュと口付けられてくすぐったくてたまらない。
もっとも、それは寮内の部屋だけの話で、外では以前と同じだと僕は思ってるのだけれど…。
流石にアーサーとキースは二人の間で何かあったのではと気づいた様子だったけれど、特に何も言っては来なかった。
僕も二人に僕たちのことをどう話したら良いのか分からなかった事もあり、話せなかった。
実際僕たちの関係って何だろう。
二人ともお互いのことが大好きで。
口づけする関係で。
でも僕はお兄様も大好きで愛してる。
ユア様もハッキリ出来ない僕を追求する事もなく、責める事もなく、僕をあるがまま受け入れてくれてる様だった。
ああ、僕は情欲に囚われているのかな?
僕は不実な人間?
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