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カップルの定義
高まる身体※
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僕の手の下でビクンと震えるキヨくんの昂りは、僕をますます興奮させた。僕は思わずじっと見つめて、ゆっくりとそれを撫でた。
「イタタ。ちょっとジーンズじゃ突っ張って痛い…。脱いじゃおうか。」
そう言っておもむろに膝立ちになるとジーンズの前を開いた。途端に下着越しでも、僕より明らかに大きなソレが自己主張した。僕は息を吸い込んで、この動揺を逃した。凄い。どうしよう。
するとキヨくんは僕を見つめて言った。
「怖い?…玲は男同士でえっちな事って、具体的にどうするか知ってる?」
僕は首を振った。実はネットでちょっと調べたけど、何か色々出てきて怖くなって観るのをやめてしまった。そんな僕に、キヨくんは優しく言った。
「玲はきっと、ゲイって訳じゃないと思うんだ。だから、無理はさせたくない。ゆっくり玲のペースでいい。」
僕はハッとしてキヨくんを見た。僕は首を振って言った。
「僕、キヨくんにされると、何でも気持ち良いの。確かに僕は男とか、女とか、経験も無いから分からないけど、キヨくんが好きだから…。キヨくんにキスして欲しいって思うし、もっと色々して欲しい…。」
するとキヨくんは急にズボンをさっと脱いで、持ってきたバックから何かを取り出して床に置いた。そして僕ににじり寄ると、僕のコットンパンツを脱がし始めた。僕はオロオロとキヨくんにされるがままに下着一枚になってしまった。
「玲が可愛いこと言うから…。もっと気持ちいい事、しよう。俺は経験は無いけど、色々勉強はしてあるから。今日は玲が嫌なことは絶対しないから。…大丈夫そう?」
僕はギラつくキヨくんの眼差しに心臓がバクバクしたけれど、頷いてベッドに横たわると、手を伸ばした。
「…キヨくん、来て。」
キヨくんは僕にもう一度覆いかぶさると、優しく口づけた。僕があっという間にキヨくんの舌使いに翻弄されると、キヨくんの手が僕の裸の胸や腹、脇や腿を這い回って、撫で回した。それは僕にゾクゾクする様な気持ち良さを連れてきて、僕は思わず甘い声で喘いでしまった。
「…可愛い声。もっと聞かせて。」
キヨくんがそう言いながら、僕の胸のポッチを舐めたり、甘く噛んだりするから、僕はもじもじと身体を動かして気持ち良さを耐えた。でも、硬くなった胸の先端をジュッと吸われると、もう我慢できなかった。
僕は文字通り、えっちな漫画の女の子みたいに喘いでしまっていた。そして同時に僕の下着が取り払われて、直接キヨくんの手を感じると、僕はビクンっと自分ではコントロール出来ない世界へと足を踏み入れてしまった。
「あっ、キヨくんっ。だめっ、あ…。」
キヨくんは僕の胸を愛撫しながら、すっかり自分の滴りで濡れた僕の昂りを、ヌチヌチと優しく撫で続けた。逝ってしまうには弱いその動きに、僕は焦れて、腰をひくつかせた。
「玲、もっと強くして欲しい?腰が動いてるけど。」
そう言いながら僕を覗き込むキヨくんに、僕は荒い息を吐き出しながら強請った。
「もっとして…。ああっ、気持ちいい…、んっ。」
僕は夢中になってしまって、自分からキヨくんの手の中へ、腰を動かして押し付けていることに全然気づいていなかった。
『は、やば。玲がこんなにえっちだったなんて、鼻血出そうなんだけど。』
キヨくんが何か言っていたのにも気付けずに、目の前のキヨくんに、この発散出来ない状況を何とかして欲しかった。
「イタタ。ちょっとジーンズじゃ突っ張って痛い…。脱いじゃおうか。」
そう言っておもむろに膝立ちになるとジーンズの前を開いた。途端に下着越しでも、僕より明らかに大きなソレが自己主張した。僕は息を吸い込んで、この動揺を逃した。凄い。どうしよう。
するとキヨくんは僕を見つめて言った。
「怖い?…玲は男同士でえっちな事って、具体的にどうするか知ってる?」
僕は首を振った。実はネットでちょっと調べたけど、何か色々出てきて怖くなって観るのをやめてしまった。そんな僕に、キヨくんは優しく言った。
「玲はきっと、ゲイって訳じゃないと思うんだ。だから、無理はさせたくない。ゆっくり玲のペースでいい。」
僕はハッとしてキヨくんを見た。僕は首を振って言った。
「僕、キヨくんにされると、何でも気持ち良いの。確かに僕は男とか、女とか、経験も無いから分からないけど、キヨくんが好きだから…。キヨくんにキスして欲しいって思うし、もっと色々して欲しい…。」
するとキヨくんは急にズボンをさっと脱いで、持ってきたバックから何かを取り出して床に置いた。そして僕ににじり寄ると、僕のコットンパンツを脱がし始めた。僕はオロオロとキヨくんにされるがままに下着一枚になってしまった。
「玲が可愛いこと言うから…。もっと気持ちいい事、しよう。俺は経験は無いけど、色々勉強はしてあるから。今日は玲が嫌なことは絶対しないから。…大丈夫そう?」
僕はギラつくキヨくんの眼差しに心臓がバクバクしたけれど、頷いてベッドに横たわると、手を伸ばした。
「…キヨくん、来て。」
キヨくんは僕にもう一度覆いかぶさると、優しく口づけた。僕があっという間にキヨくんの舌使いに翻弄されると、キヨくんの手が僕の裸の胸や腹、脇や腿を這い回って、撫で回した。それは僕にゾクゾクする様な気持ち良さを連れてきて、僕は思わず甘い声で喘いでしまった。
「…可愛い声。もっと聞かせて。」
キヨくんがそう言いながら、僕の胸のポッチを舐めたり、甘く噛んだりするから、僕はもじもじと身体を動かして気持ち良さを耐えた。でも、硬くなった胸の先端をジュッと吸われると、もう我慢できなかった。
僕は文字通り、えっちな漫画の女の子みたいに喘いでしまっていた。そして同時に僕の下着が取り払われて、直接キヨくんの手を感じると、僕はビクンっと自分ではコントロール出来ない世界へと足を踏み入れてしまった。
「あっ、キヨくんっ。だめっ、あ…。」
キヨくんは僕の胸を愛撫しながら、すっかり自分の滴りで濡れた僕の昂りを、ヌチヌチと優しく撫で続けた。逝ってしまうには弱いその動きに、僕は焦れて、腰をひくつかせた。
「玲、もっと強くして欲しい?腰が動いてるけど。」
そう言いながら僕を覗き込むキヨくんに、僕は荒い息を吐き出しながら強請った。
「もっとして…。ああっ、気持ちいい…、んっ。」
僕は夢中になってしまって、自分からキヨくんの手の中へ、腰を動かして押し付けていることに全然気づいていなかった。
『は、やば。玲がこんなにえっちだったなんて、鼻血出そうなんだけど。』
キヨくんが何か言っていたのにも気付けずに、目の前のキヨくんに、この発散出来ない状況を何とかして欲しかった。
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