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衝撃
手加減しないで※
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埋め込んだバルトさんの熱い杭が僕の敏感な場所を抉って、その待ちかねた快感を欲しがった僕は繰り返し身体を動かした。まるで飢えた魔物のように獲物をじっくり味わう余裕もなく、僕は目を閉じて急かすように貪っていた。
突然腰を掴まれて動きを拘束された僕は、欲求不満で呻きながら目を開けた。
ベッドに横たわるバルトさんが余裕のない顔をして、僕を睨みつけた。
「テディ!慌てないで…!」
僕はちょっと独りで先走ってしまったと反省して、バルトさんの汗ばんだ胸板に上半身を重ねて顎に口づけた。
「ごめん。何か切羽詰まっちゃって…。…ああっ!ん、うあっ…!」
バルトさんは腰を突き上げて僕を揺さぶりながら、両手で僕を支えて指先で胸の先端を弾いた。いつもよりずっと敏感なそこは強くされるほど気持ち良くて、僕は無意識にバルトさんの指先に押し付けていた。
「ああ、テディのおねだりがいつもより凄くて、やっぱり私を殺しにきてるのかい?」
興奮して掠れた声でそう呟くバルトさんに、僕は声を立てて笑った。
「ふふふ、そうかもしれない。…ん、人間の男なのに妊娠した僕は、もはや魔物と一緒だよ。魔物ならバルトさんを喰らいつくして、も、しょうがないでしょう?
それに、妊娠のせいかどうか、身体が変なんだ。欲しくて欲しくて止まらないよ…。あんっ、気持ちいい…!」
僕に話をさせる気があるのかないのか、バルトさんは休む暇なく僕をゆっくり揺さぶった。ああ、本当にこんなに気持ちがいい事ってあっただろうか。
不意にバルトさんは僕をぎゅっと抱きしめると、焼け付く様な口づけをした。一緒に激しく揺さぶられて、僕はクラクラする様な絶頂を与えられて、バルトさんの腹を濡らしてしまった。
もっともバルトさんも僕の中で逝ってしまったみたいだったから、取り敢えず勝負は引き分けだ。
僕らはクスクス笑いながら、ぴちゃぴちゃと揶揄う様な口づけをし合って、ドサリとベッドに横になった。ズルリと出ていくバルトさんに甘くため息をつきながら、僕は全然萎えてないその昂りを眺めた。
引き締まった腹にべたりと付いた僕の白濁をこれ見よがしに指でなぞって、その指を舌で舐めるとバルトさんは満足気に頷いた。
「やはり甘くて美味しい。」
僕はサイドテーブルの上の布をバルトさんに放ると口を尖らせて言った。
「もう!すぐそうやって僕を困らせるんだから。」
するとバルトさんはクスクス笑って、布で自分の腹を拭ってベッドの僕にのし掛かって来た。
「テディだって、私のものを飲んだりするじゃないか。それとどう違うんだい?」
確かにそうだけど…。あれはプレイであって、バルトさんのさっきの行為はまさに味見なんだから全然違うよ。
「…もう、知らない!」
僕が不貞腐れてうつ伏せると、まだ忍び笑いをし続けるバルトさんが、僕の耳を舌でくすぐりながら囁いた。
「拗ねるテディ、とっても可愛いね。私はテディの全てが愛おしいんだ。それこそあれさえもね。機嫌直して?さっきの続きするでしょう?」
僕は突っ伏した顔をニンマリさせながら、少し怒った口調で呟いた。
「僕、今日は加減できないよ?大丈夫?」
実際今の僕の欲望は果てがない。そんな僕にバルトさんは、僕のお尻に指を這わせながら少し凄みのある低い声で囁いた。
「ああ、加減しないでくれ。私の息の根を止めてくれても良いんだよ。テディ、愛してる。最愛の人。」
ああ、もっと。僕を征服して…。
僕を潰さない様にいつもより気をつけているバルトさんは、それでも心配そうに僕を見下ろした。
「あまり深くならない方が良いだろうね?刺激が多過ぎては良くない様だから。」
僕はさっきあんなにめちゃくちゃしてしまったのにと心の中で思いながら、バルトさんのビキビキのそれを手で撫で回した。
「シャルに聞いたけど、本当の初期は全然大丈夫らしいよ。それより体調が悪くなる頃は気をつけた方が良いって。でも調子が悪くなったら愛し合うどころじゃないよね?まぁ僕は獣人のシャルとは違うかもしれないけどね?」
実は妊娠が発覚してから直ぐにシャルに手紙を書いていた。妊夫と言えば、僕にはシャルしか知り合いがいない。それだけこの世界でも妊夫となると珍しい存在だった。
男で妊娠を決意するのは勇気がいるせいだと以前シャルに聞いたことがある。実際難産で命を脅かす事が多くて、男同士で愛し合っても妊娠を望まないカップルも多いみたいだ。
元々騎士のシャルは、そういう意味でも美しいだけでなく肝が据わっている。そう日を置かないうちに、速鳥便で届いたシャルからの手紙には、驚きの言葉と一緒に貴重なアドバイスが沢山書かれていた。
僕は何度となく読んで、必要な事はすっかり頭の中に入っていた。
一緒に入っていたダグラスからの手紙には、ミルから抽出した特別な魔素を開発中なので、出来次第僕に送ると書いてあった。まったくダグラスはまたひと山儲けようとしているなと僕は苦笑してしまった。
のし掛かって優しい唇を僕に重ね合わせるバルトさんに僕は自分からも大きく口を開けて喉奥を撫でてもらう様に強請った。バルトさんしか出来ないその愛撫は、苦しさと紙一重のゾクゾクする様な気持ち良さだ。
口いっぱいに犯されて、僕は身体が一気に張り詰めるのを感じた。同時に僕の窄みを突っつくバルトさん自身を呑み込もうと腰を揺らすと、焦らす様に出ていってしまう。
「バルトさん、お願い、挿れて…!」
息も絶え絶えにそう懇願すると、バルトさんは青い瞳を虹色にギラつかせて、ゆっくり僕を犯しながら言った。
「ああ、テディを焦らすつもりでいたが、これ以上は私の方が爆発してしまいそうだ。」
濡れた水音と肌が触れ合う破裂音、そして興奮した二人の甘い声を部屋にこだまさせて、僕らは何度も何度もお互いの欲望を分け合って奪い合った。勿論先に根を上げたのは僕だった。
「生き残れて良かったよ。一度目はテディにやられて実力を示せなかったからね。テディ、大丈夫かい?」
すっかり脱力して伸びていた僕だけど、あの燃える様な疼きはすっかり鎮まり返っていた。
「…うん。…最高、だった。…ねむい…。」
バルトさんに抱き寄せられたのを感じながら、僕は押し寄せる眠気に連れて行かれてしまった。
喉が渇いて目が覚めると、隣でバルトさんが眠っていた。
月明かりの中、暗い青に見える長いサラリとした髪をベッドに散らかして目を閉じたバルトさんは、綺麗な男だと思った。スッキリした鼻筋と長い睫毛、引き締まった顎に少し薄い唇。その奥に隠された長めの舌も僕のお気に入りだ。
それにうっかり触れてしまうと大変な事になる銀色の角も。
僕はクスッと笑うと、バルトさんを起こさない様にベッドから降りた。
小さな身体の頃はベッドから降りる事がまず大きな冒険だったと懐かしく思い出して、僕はペタペタと窓際のテーブルに近寄ってカップに水を汲んで飲んだ。まるで染み通っていく様な感覚を目を閉じて味わうと、僕は窓から見える月を見上げた。
メダもあの世界から同じ月を見ているのだろうか。それとも自分のしでかしたことが大変なことになっているのも知らずに眠り呆けているんだろうか。
僕はクスッと笑って、あのひとが目覚めたら、それはそれで大変な事になるとため息をついて呟いた。
「…まだもう少し眠ってて良いよ、メダ。」
ベッドで身動きがして振り向くと、バルトさんが身体を起こして僕を見ていた。
「テディ、どうした?大丈夫かい?」
僕は頷いて、月を背にしてベッドへと戻った。
「…喉が渇いただけ。ごめんね、起こして。」
微笑むバルトさんの腕の中に潜り込むと、僕は直ぐに目を閉じた。後から考えると、僕の平穏な夜はこの日が最後だった。
突然腰を掴まれて動きを拘束された僕は、欲求不満で呻きながら目を開けた。
ベッドに横たわるバルトさんが余裕のない顔をして、僕を睨みつけた。
「テディ!慌てないで…!」
僕はちょっと独りで先走ってしまったと反省して、バルトさんの汗ばんだ胸板に上半身を重ねて顎に口づけた。
「ごめん。何か切羽詰まっちゃって…。…ああっ!ん、うあっ…!」
バルトさんは腰を突き上げて僕を揺さぶりながら、両手で僕を支えて指先で胸の先端を弾いた。いつもよりずっと敏感なそこは強くされるほど気持ち良くて、僕は無意識にバルトさんの指先に押し付けていた。
「ああ、テディのおねだりがいつもより凄くて、やっぱり私を殺しにきてるのかい?」
興奮して掠れた声でそう呟くバルトさんに、僕は声を立てて笑った。
「ふふふ、そうかもしれない。…ん、人間の男なのに妊娠した僕は、もはや魔物と一緒だよ。魔物ならバルトさんを喰らいつくして、も、しょうがないでしょう?
それに、妊娠のせいかどうか、身体が変なんだ。欲しくて欲しくて止まらないよ…。あんっ、気持ちいい…!」
僕に話をさせる気があるのかないのか、バルトさんは休む暇なく僕をゆっくり揺さぶった。ああ、本当にこんなに気持ちがいい事ってあっただろうか。
不意にバルトさんは僕をぎゅっと抱きしめると、焼け付く様な口づけをした。一緒に激しく揺さぶられて、僕はクラクラする様な絶頂を与えられて、バルトさんの腹を濡らしてしまった。
もっともバルトさんも僕の中で逝ってしまったみたいだったから、取り敢えず勝負は引き分けだ。
僕らはクスクス笑いながら、ぴちゃぴちゃと揶揄う様な口づけをし合って、ドサリとベッドに横になった。ズルリと出ていくバルトさんに甘くため息をつきながら、僕は全然萎えてないその昂りを眺めた。
引き締まった腹にべたりと付いた僕の白濁をこれ見よがしに指でなぞって、その指を舌で舐めるとバルトさんは満足気に頷いた。
「やはり甘くて美味しい。」
僕はサイドテーブルの上の布をバルトさんに放ると口を尖らせて言った。
「もう!すぐそうやって僕を困らせるんだから。」
するとバルトさんはクスクス笑って、布で自分の腹を拭ってベッドの僕にのし掛かって来た。
「テディだって、私のものを飲んだりするじゃないか。それとどう違うんだい?」
確かにそうだけど…。あれはプレイであって、バルトさんのさっきの行為はまさに味見なんだから全然違うよ。
「…もう、知らない!」
僕が不貞腐れてうつ伏せると、まだ忍び笑いをし続けるバルトさんが、僕の耳を舌でくすぐりながら囁いた。
「拗ねるテディ、とっても可愛いね。私はテディの全てが愛おしいんだ。それこそあれさえもね。機嫌直して?さっきの続きするでしょう?」
僕は突っ伏した顔をニンマリさせながら、少し怒った口調で呟いた。
「僕、今日は加減できないよ?大丈夫?」
実際今の僕の欲望は果てがない。そんな僕にバルトさんは、僕のお尻に指を這わせながら少し凄みのある低い声で囁いた。
「ああ、加減しないでくれ。私の息の根を止めてくれても良いんだよ。テディ、愛してる。最愛の人。」
ああ、もっと。僕を征服して…。
僕を潰さない様にいつもより気をつけているバルトさんは、それでも心配そうに僕を見下ろした。
「あまり深くならない方が良いだろうね?刺激が多過ぎては良くない様だから。」
僕はさっきあんなにめちゃくちゃしてしまったのにと心の中で思いながら、バルトさんのビキビキのそれを手で撫で回した。
「シャルに聞いたけど、本当の初期は全然大丈夫らしいよ。それより体調が悪くなる頃は気をつけた方が良いって。でも調子が悪くなったら愛し合うどころじゃないよね?まぁ僕は獣人のシャルとは違うかもしれないけどね?」
実は妊娠が発覚してから直ぐにシャルに手紙を書いていた。妊夫と言えば、僕にはシャルしか知り合いがいない。それだけこの世界でも妊夫となると珍しい存在だった。
男で妊娠を決意するのは勇気がいるせいだと以前シャルに聞いたことがある。実際難産で命を脅かす事が多くて、男同士で愛し合っても妊娠を望まないカップルも多いみたいだ。
元々騎士のシャルは、そういう意味でも美しいだけでなく肝が据わっている。そう日を置かないうちに、速鳥便で届いたシャルからの手紙には、驚きの言葉と一緒に貴重なアドバイスが沢山書かれていた。
僕は何度となく読んで、必要な事はすっかり頭の中に入っていた。
一緒に入っていたダグラスからの手紙には、ミルから抽出した特別な魔素を開発中なので、出来次第僕に送ると書いてあった。まったくダグラスはまたひと山儲けようとしているなと僕は苦笑してしまった。
のし掛かって優しい唇を僕に重ね合わせるバルトさんに僕は自分からも大きく口を開けて喉奥を撫でてもらう様に強請った。バルトさんしか出来ないその愛撫は、苦しさと紙一重のゾクゾクする様な気持ち良さだ。
口いっぱいに犯されて、僕は身体が一気に張り詰めるのを感じた。同時に僕の窄みを突っつくバルトさん自身を呑み込もうと腰を揺らすと、焦らす様に出ていってしまう。
「バルトさん、お願い、挿れて…!」
息も絶え絶えにそう懇願すると、バルトさんは青い瞳を虹色にギラつかせて、ゆっくり僕を犯しながら言った。
「ああ、テディを焦らすつもりでいたが、これ以上は私の方が爆発してしまいそうだ。」
濡れた水音と肌が触れ合う破裂音、そして興奮した二人の甘い声を部屋にこだまさせて、僕らは何度も何度もお互いの欲望を分け合って奪い合った。勿論先に根を上げたのは僕だった。
「生き残れて良かったよ。一度目はテディにやられて実力を示せなかったからね。テディ、大丈夫かい?」
すっかり脱力して伸びていた僕だけど、あの燃える様な疼きはすっかり鎮まり返っていた。
「…うん。…最高、だった。…ねむい…。」
バルトさんに抱き寄せられたのを感じながら、僕は押し寄せる眠気に連れて行かれてしまった。
喉が渇いて目が覚めると、隣でバルトさんが眠っていた。
月明かりの中、暗い青に見える長いサラリとした髪をベッドに散らかして目を閉じたバルトさんは、綺麗な男だと思った。スッキリした鼻筋と長い睫毛、引き締まった顎に少し薄い唇。その奥に隠された長めの舌も僕のお気に入りだ。
それにうっかり触れてしまうと大変な事になる銀色の角も。
僕はクスッと笑うと、バルトさんを起こさない様にベッドから降りた。
小さな身体の頃はベッドから降りる事がまず大きな冒険だったと懐かしく思い出して、僕はペタペタと窓際のテーブルに近寄ってカップに水を汲んで飲んだ。まるで染み通っていく様な感覚を目を閉じて味わうと、僕は窓から見える月を見上げた。
メダもあの世界から同じ月を見ているのだろうか。それとも自分のしでかしたことが大変なことになっているのも知らずに眠り呆けているんだろうか。
僕はクスッと笑って、あのひとが目覚めたら、それはそれで大変な事になるとため息をついて呟いた。
「…まだもう少し眠ってて良いよ、メダ。」
ベッドで身動きがして振り向くと、バルトさんが身体を起こして僕を見ていた。
「テディ、どうした?大丈夫かい?」
僕は頷いて、月を背にしてベッドへと戻った。
「…喉が渇いただけ。ごめんね、起こして。」
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