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寮生活
黄色い牙の効用※
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身体が熱い…。この疼く様な感じはまるで初めての発情期の様だ。僕は重い瞼を上げて、真剣な表情で僕を抱き上げて足早に歩くバルトさんを見上げた。
すっかり身体も目覚めてしまっていて、どうしていつもこんなタイミングにバルトさんと出くわすのか不思議に思えてくる。不意にバルトさんが少し開けた場所に立ち止まると、僕と目を合わせた。
「テディ、さっきの黄色い牙には、媚薬に使われる成分がたっぷり含まれているんだ。テディの皮膚を掠ったのは少しだとしても、今効いてしまっているだろう?」
僕は思わずすっかり出来上がった股間を隠す様にマントを引っ張り上げたけれど、息が上がって来たのを自覚していた。
「…テディのそんな姿を他の連中に見せるつもりはないよ。私はこう見えて独占欲が強いんだ。今から竜化して王都までひと息で戻ろう。それから私の家に連れて行く。いいね?」
僕はバルトさんの美味しそうな、引き締まった唇から目を引き剥がせなかった。ああ、キスして欲しい。ここには誰も居ないんだからいいでしょ?
するとバルトさんは歯を軋ませて、瞳孔を縦に変化させて呟いた。
「くそ、そんな目で見つめられたらここで貪ってしまう。だがテディも、魔物にいつ飛びかかられるか心配するのは嫌だろう?」
僕はマントを握りしめて顔を背けて頷いた。はしたなく身体をバルトさんに押し付けたくて堪らない。ああ、痴態を晒しちゃう!
僕の状況を見て、バルトさんは僕を地面に座らせると、少し離れた場所で一気に竜化した。
久しぶりに見るバルトさんの美しいラピスラズリの様な真っ青な鱗は、ラメを帯びて一段と美しかった。それに少し大きくなった気もする。頭に光る大きな角も日差しを受けて銀色に煌めいている。
僕の竜は何て素敵なんだろう。僕がうっとりと見つめていると、青竜のバルトさんが手を差し出した。流石にチビテディではないので爪の中に入るわけにいかない。僕が手首に抱き付くと、もう一方の手でそっと僕を覆って、竜は風を渦巻かせて一気に飛び上がった。
ガッチリと支えられて落ちる不安もない空中遊泳を楽しむ間もなく、僕らはあっという間に王都の竜人専用の飛翔場へと降り立った。僕らの足では1時間以上掛かるような場所でも竜化してしまえばひとっ飛びだ。やっぱり竜はスケールが違う。
地面にそっと手を下ろされて、僕はヨロヨロと地面に降り立った。ここにはパーカスと来た事がある。数人の竜人が僕らを興味深げに見つめている。けれどあっという間に人型に戻ったバルトさんは、そんな周囲の視線にお構いなく僕を抱き上げると、何かを見せてから通用門の外へと出た。
それから鳥車に乗り込むと、ドサリと座って膝の上の僕を心配そうに覗き込んだ。
バルトさんの言った様に、成分は少しだったのだろう。何だかさっきよりも呼吸は落ち着いて来た。もっとも僕のあそこは落ち着く様子は無いけど…。
「少し顔は赤いが、思ったより摂取していないのかもしれない。…ああ、あの鋭い鎌足にテディが狙われたあの時、私は心臓が凍りついた気がした。今思い出しても恐怖でゾッとする。本当に良かった。」
僕は身動きひとつ出来なかったあの瞬間を思い出して、身震いして答えた。
「助けてくれてありがとう、バルトさん。でもあそこにバルトさんが居てくれて本当に良かった。バルトさんが居なかったら、どうなっていたのかな…。命は助かっても大怪我をしてただろうし。」
頬を大きな手で優しく包み込まれて、少し苦しげな表情のバルトさんが瞳の中の青いグラデーションを揺らして呟いた。
「やっと会えたと思ったら、こんな危機的再会だなんて。でも今はこうして無事に私の腕の中だ。…王立学校入学おめでとう、テディ。すっかりお祝いが遅くなってしまったな。」
僕は再び身体が熱くなるのを感じながら、腕を伸ばしてバルトさんの胸元までの青髪を引っ張った。
「…お祝いに口づけて。僕もバルトさんに会いたかった。」
簡単に会えない恋の相手に会えた喜びと、魔物の角で取り込まれた少しの媚薬成分と一体どちらが僕に効いていたのかな。僕の大好きな色味が変化する竜人の瞳に囚われて、僕は唇を甘やかに啄まれるのを感じた。
一度でもお互いの甘い唇を感じてしまえば、我慢など出来るわけもない。開けた口の中に侵入して来たバルトさんの長い舌が僕の口内を撫で回すと、僕はブルっと腰を揺らした。
ああ、何て気持ち良いんだろう。僕の伸ばした舌がバルトさんのそれに絡めとられて、いたずらに翻弄されていく。何処かで微かな声が聞こえて、不意にバルトさんが顔を上げて前方を見た。
「テディ、到着した様だ。まったく、私も我慢出来ずにこんな有様だが、テディを抱き上げていけば誤魔化せるか?」
そう言って僕をもう一度抱き直す時に、硬くなったバルトさんの一部が身体に触れた。僕はパブロフの犬の様に快感の記憶を呼び起こされて、一気に心臓が暴れ回った。ああ、バルトさんが欲しい…。
僕は欲望を堪えようとバルトさんの首に抱きついた。それからは必死で欲望を押し殺していたので、バルトさんの家の中に入った事にも気付けなかった。
スルリと足が床について、僕はハッとして周囲を見回した。広いけれど無駄なものがない部屋は、ガランとしていて少し素っ気ない。壁際にあるオブジェの様な物がちょっとした美術館を思わせた。
僕の足元にしゃがみ込んで僕の編み上げの靴を脱がせているバルトさんの銀色の角が、細長い窓枠から差し込む日差しに照らされてキラキラしていた。
僕は無意識に指で角をなぞった。ビクリとしたバルトさんが僕の指を捕まえて立ち上がった。
「それをしたら駄目だって忠告しただろう?それともワザとかい?」
僕は目を瞬いて、以前大変な目にあった事を思い出して視線を泳がせた。
「…あ、あの、お湯を浴びたいんだけど…。」
媚薬は今も効いているけれど、そこまで強くは無かったみたいだ。実際牙は先端で僕の皮膚を軽く引っ掻いただけだった。だから少し冷静になった僕は、演習の汚れた身体じゃ嫌だった。相手の濃い匂いを好む獣人や竜人とは違って、僕は清潔第一主義だ。
「こんなに良い匂いなのに?しょうがない、テディはそこに関しては譲らないからね…。」
そう言うと、僕を手早く全裸にして自分もさっさと脱いでしまった。恐る恐るバルトさんの股間を盗み見た僕は、思わず息を呑んだ。やっぱり…!
「…あの、それってもう戻らないの?」
僕が小さな声で尋ねると、バルトさんは僕の手を自分の角に這わせて楽しげに言った。
「これはテディの望んだ事だろう?私もテディのおねだりには応えたいからね。それに今日はテディを抱き潰すのも私の役割だろう?」
竜人が自分の角には番しか触れさせないと言う噂は、実際に角に触れる事で生じる理由のせいだと知ったのは三年前のことだった。それ以来僕は滅多な事では自分からそうしない様に注意していたのに、さっきうっかり触れてしまった。
ああ、やっぱり媚薬成分が効いてるんだ…!
勢いよくバルトさんに泡だらけにさせられた僕は、身体に押し付けられるバルトさんの卑猥な大小二本の昂りを感じて、ますます息が浅くなった。さっきまで冷静だったのがもう嘘の様に興奮している。
湯浴みをしていても感じるバルトさんのフェロモン、ツンとした色っぽい匂いにすっかり参っていた。
バルトさんは自分の小さい方の昂りを僕に握らせて甘く囁いた。
「今日はこれでテディの可愛いそれを撫でてあげるよ。テディの中を可愛がりながら、同時にするのはやり過ぎてしまうから遠慮していたが、今日はちょっとした治療だから大丈夫だね?」
小さいと言いながら僕のよりは大きい下の角が、僕の手の中でヒクヒクと蠢いた。ああ、明日は後悔するかもしれないけれど、今はもうバルトさんの二本の下の角に僕を貪って欲しい気持ちでいっぱいになっていた。
「…治療ならしょうがないよね?バルトさん、僕を治してくれる?」
手の中のそれが更に大きくなった気がして微笑むと、僕はバルトさんの唇が降りてくるのを待った。
すっかり身体も目覚めてしまっていて、どうしていつもこんなタイミングにバルトさんと出くわすのか不思議に思えてくる。不意にバルトさんが少し開けた場所に立ち止まると、僕と目を合わせた。
「テディ、さっきの黄色い牙には、媚薬に使われる成分がたっぷり含まれているんだ。テディの皮膚を掠ったのは少しだとしても、今効いてしまっているだろう?」
僕は思わずすっかり出来上がった股間を隠す様にマントを引っ張り上げたけれど、息が上がって来たのを自覚していた。
「…テディのそんな姿を他の連中に見せるつもりはないよ。私はこう見えて独占欲が強いんだ。今から竜化して王都までひと息で戻ろう。それから私の家に連れて行く。いいね?」
僕はバルトさんの美味しそうな、引き締まった唇から目を引き剥がせなかった。ああ、キスして欲しい。ここには誰も居ないんだからいいでしょ?
するとバルトさんは歯を軋ませて、瞳孔を縦に変化させて呟いた。
「くそ、そんな目で見つめられたらここで貪ってしまう。だがテディも、魔物にいつ飛びかかられるか心配するのは嫌だろう?」
僕はマントを握りしめて顔を背けて頷いた。はしたなく身体をバルトさんに押し付けたくて堪らない。ああ、痴態を晒しちゃう!
僕の状況を見て、バルトさんは僕を地面に座らせると、少し離れた場所で一気に竜化した。
久しぶりに見るバルトさんの美しいラピスラズリの様な真っ青な鱗は、ラメを帯びて一段と美しかった。それに少し大きくなった気もする。頭に光る大きな角も日差しを受けて銀色に煌めいている。
僕の竜は何て素敵なんだろう。僕がうっとりと見つめていると、青竜のバルトさんが手を差し出した。流石にチビテディではないので爪の中に入るわけにいかない。僕が手首に抱き付くと、もう一方の手でそっと僕を覆って、竜は風を渦巻かせて一気に飛び上がった。
ガッチリと支えられて落ちる不安もない空中遊泳を楽しむ間もなく、僕らはあっという間に王都の竜人専用の飛翔場へと降り立った。僕らの足では1時間以上掛かるような場所でも竜化してしまえばひとっ飛びだ。やっぱり竜はスケールが違う。
地面にそっと手を下ろされて、僕はヨロヨロと地面に降り立った。ここにはパーカスと来た事がある。数人の竜人が僕らを興味深げに見つめている。けれどあっという間に人型に戻ったバルトさんは、そんな周囲の視線にお構いなく僕を抱き上げると、何かを見せてから通用門の外へと出た。
それから鳥車に乗り込むと、ドサリと座って膝の上の僕を心配そうに覗き込んだ。
バルトさんの言った様に、成分は少しだったのだろう。何だかさっきよりも呼吸は落ち着いて来た。もっとも僕のあそこは落ち着く様子は無いけど…。
「少し顔は赤いが、思ったより摂取していないのかもしれない。…ああ、あの鋭い鎌足にテディが狙われたあの時、私は心臓が凍りついた気がした。今思い出しても恐怖でゾッとする。本当に良かった。」
僕は身動きひとつ出来なかったあの瞬間を思い出して、身震いして答えた。
「助けてくれてありがとう、バルトさん。でもあそこにバルトさんが居てくれて本当に良かった。バルトさんが居なかったら、どうなっていたのかな…。命は助かっても大怪我をしてただろうし。」
頬を大きな手で優しく包み込まれて、少し苦しげな表情のバルトさんが瞳の中の青いグラデーションを揺らして呟いた。
「やっと会えたと思ったら、こんな危機的再会だなんて。でも今はこうして無事に私の腕の中だ。…王立学校入学おめでとう、テディ。すっかりお祝いが遅くなってしまったな。」
僕は再び身体が熱くなるのを感じながら、腕を伸ばしてバルトさんの胸元までの青髪を引っ張った。
「…お祝いに口づけて。僕もバルトさんに会いたかった。」
簡単に会えない恋の相手に会えた喜びと、魔物の角で取り込まれた少しの媚薬成分と一体どちらが僕に効いていたのかな。僕の大好きな色味が変化する竜人の瞳に囚われて、僕は唇を甘やかに啄まれるのを感じた。
一度でもお互いの甘い唇を感じてしまえば、我慢など出来るわけもない。開けた口の中に侵入して来たバルトさんの長い舌が僕の口内を撫で回すと、僕はブルっと腰を揺らした。
ああ、何て気持ち良いんだろう。僕の伸ばした舌がバルトさんのそれに絡めとられて、いたずらに翻弄されていく。何処かで微かな声が聞こえて、不意にバルトさんが顔を上げて前方を見た。
「テディ、到着した様だ。まったく、私も我慢出来ずにこんな有様だが、テディを抱き上げていけば誤魔化せるか?」
そう言って僕をもう一度抱き直す時に、硬くなったバルトさんの一部が身体に触れた。僕はパブロフの犬の様に快感の記憶を呼び起こされて、一気に心臓が暴れ回った。ああ、バルトさんが欲しい…。
僕は欲望を堪えようとバルトさんの首に抱きついた。それからは必死で欲望を押し殺していたので、バルトさんの家の中に入った事にも気付けなかった。
スルリと足が床について、僕はハッとして周囲を見回した。広いけれど無駄なものがない部屋は、ガランとしていて少し素っ気ない。壁際にあるオブジェの様な物がちょっとした美術館を思わせた。
僕の足元にしゃがみ込んで僕の編み上げの靴を脱がせているバルトさんの銀色の角が、細長い窓枠から差し込む日差しに照らされてキラキラしていた。
僕は無意識に指で角をなぞった。ビクリとしたバルトさんが僕の指を捕まえて立ち上がった。
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僕は目を瞬いて、以前大変な目にあった事を思い出して視線を泳がせた。
「…あ、あの、お湯を浴びたいんだけど…。」
媚薬は今も効いているけれど、そこまで強くは無かったみたいだ。実際牙は先端で僕の皮膚を軽く引っ掻いただけだった。だから少し冷静になった僕は、演習の汚れた身体じゃ嫌だった。相手の濃い匂いを好む獣人や竜人とは違って、僕は清潔第一主義だ。
「こんなに良い匂いなのに?しょうがない、テディはそこに関しては譲らないからね…。」
そう言うと、僕を手早く全裸にして自分もさっさと脱いでしまった。恐る恐るバルトさんの股間を盗み見た僕は、思わず息を呑んだ。やっぱり…!
「…あの、それってもう戻らないの?」
僕が小さな声で尋ねると、バルトさんは僕の手を自分の角に這わせて楽しげに言った。
「これはテディの望んだ事だろう?私もテディのおねだりには応えたいからね。それに今日はテディを抱き潰すのも私の役割だろう?」
竜人が自分の角には番しか触れさせないと言う噂は、実際に角に触れる事で生じる理由のせいだと知ったのは三年前のことだった。それ以来僕は滅多な事では自分からそうしない様に注意していたのに、さっきうっかり触れてしまった。
ああ、やっぱり媚薬成分が効いてるんだ…!
勢いよくバルトさんに泡だらけにさせられた僕は、身体に押し付けられるバルトさんの卑猥な大小二本の昂りを感じて、ますます息が浅くなった。さっきまで冷静だったのがもう嘘の様に興奮している。
湯浴みをしていても感じるバルトさんのフェロモン、ツンとした色っぽい匂いにすっかり参っていた。
バルトさんは自分の小さい方の昂りを僕に握らせて甘く囁いた。
「今日はこれでテディの可愛いそれを撫でてあげるよ。テディの中を可愛がりながら、同時にするのはやり過ぎてしまうから遠慮していたが、今日はちょっとした治療だから大丈夫だね?」
小さいと言いながら僕のよりは大きい下の角が、僕の手の中でヒクヒクと蠢いた。ああ、明日は後悔するかもしれないけれど、今はもうバルトさんの二本の下の角に僕を貪って欲しい気持ちでいっぱいになっていた。
「…治療ならしょうがないよね?バルトさん、僕を治してくれる?」
手の中のそれが更に大きくなった気がして微笑むと、僕はバルトさんの唇が降りてくるのを待った。
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