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トラブルメーカー
ロバートsideテディのお願い
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高等学院に迎えに行って、テディの元気そうな顔を見た時の俺の気持ちは何だか複雑だった。疲れた顔をしていて欲しかった訳じゃ無い。だけど俺の関与できない場面でテディが奮闘して解決してしまった事に、何とも言えない矛盾した気持ちになった。
嬉しげにニコニコしたテディが無邪気になればなるほど、俺の心の中には澱のようなものがゆっくりと沈んでいくようだった。
だから、テディが俺の思わず巻きつけた尻尾を目で追いながら呟いた言葉に、思考停止したのもやむ得ない。獣化した俺を撫でたいと言い、辺境の町のテディの話によく出て来る子供の獣人を時々撫でさせてもらうと聞いてしまっては、俺を止めるものは無くなってしまった。
テディはまだ幼いから世の中の事情をやはりよく知らないのだ。パーカス殿が色々教育してくださっているようだけど、テディの考えは時々想像もつかない事をしようとするのだから追いつかない。
そこに付け込むようだけれど、テディに深い意図があるわけでも無い。きっとパーカス殿の邪魔が入って、結局はそんな事は実行されないだろうという予想に、俺は思わず承諾するような事を言ってしまった。
どうせそんな事は起こるはずもないのだからな、夢ぐらい見ても良いだろう?
その日の夜、よりにもよってパーカス殿とブレート様がいそいそと発光ダケを採りに出かけてしまった時は、妙に落ち着かなくなってしまった。けれど、欠伸を連発し始めるテディに微笑んで、もう寝た方が良いと促した際に、まさか約束通りにテディが獣化した俺を撫でようと張り切るとは思いもしなかったんだ。
『…僕の部屋に来てね!』
残酷までに無邪気なその誘い言葉は、俺にため息をつかせた。成熟してるかも分からないテディがその手の意図がないのは明らかだったし、それならそれでテディに撫でられてグルーミングしてもらう事の何が悪いのかと、むしろ開き直ったのはそう言う事だ。
慌てて湯浴みを済ませて、何となく緊張してテディの部屋の扉をノックすると、テディがまだ少し濡れた髪を拭きながら火照った顔を覗かせた。ああ、なんて事だ。可愛すぎる。
すぐに引き返せという常識的な声の一方で、これは単純に毛繕いの遊びで、ましてテディの願いなのだから今更断れないという言い訳がましい俺の心中が、常識など吹き飛ばした。
毛繕いは恋人同士や結婚相手にしかさせないという常識を、テディが知らないのだからしょうがないんだ。
しかしここで、どのタイミングで獣化するかという問題が起きた。服を脱がなくては俺の身体ではきっと破れてしまうだろう。するとテディは元気よく裸になれと言う。
きっと小さなお友達のジェシーはいつも裸になっているんだろう。でもそれは小さなテディの時なのだろうから、今とは状況が違うと分からないのか?
あまりにも無頓着なテディに、俺も何だか完全に眼中にない事にいっそ笑えてきて、さっさと脱ぎ始めた。
するとテディが食い入るように俺がシャツを脱ぐのを見つめてくる。それは称賛の眼差しではなかったか?嬉しいような、でも一方で色気のない状況に妙にがっかりしてしまった。
けれど、俺がズボンを脱ごうと紐に手をかけると、急にテディが落ち着かなくなってソッポを向いて呟いた。
『…やっぱり僕は見ない方が良いみたい。…』
首から耳にかけて赤らんでいるテディを見つめて、俺は急に体温が上がるのを感じた。この空気はあながち眼中にない訳でもないって事だろうか。俺は思わず忍び笑いをしてしまった。
ああ、少しずつでいいから、テディが俺のことを意識してくれると良いのに!
俺が獣化すると、テディは美しい淡い緑色の瞳を輝かせた。こんなに喜んでくれるのなら、獣化した甲斐がある。
テディの手は優しくも力強くて、痒いところに手が届く様だった。俺は熱くなっていた身体があっという間にリラックスするのを感じつつ、テディのマッサージを堪能した。
獣化すると嗅覚も鋭くなって、湯浴みの爽やかな石鹸の香りと、テディ自身のどこか甘い匂いにヒクヒクとこっそり鼻を鳴らした。
しかしテディが俺の口の中に指を突っ込んで犬歯を撫で始めた時には、俺はなんとも言えない気持ちになってその可愛い指先を舐めてしまった。痛かったのか少し顔を顰めたテディに笑ってしまったけどな。
テディは時々酷く大人っぽい時があるけれど、こんな時はまるで子供っぽいから俺も振り回されてばかりだ。
しかし気持ちの良いテディの手が止まったと思ったら、俺の顔をニンマリと見つめてぎゅっと首に抱きついてきた。獣人の時でさえ経験のないその親密な態度に、俺は思わず役得だと嬉しさと同時にソワソワしてきてしまった。
けれど首元でテディが動かなくなって、寝息が聞こえるようになると、俺はやれやれと息を吐き出した。安心して眠ってしまうようじゃ、俺もテディにとっては『優しいお兄さん』止まりなのだと思い知らされる。
けれどもあの青龍の竜人の騎士よりは、はるかに親密度は上がったのではないかと、思わず笑いが込み上げてくる。
そろそろパーカス殿が戻ってくるかもしれない。こんな誤解されるような状況からは脱しないといけないとは思うのだが、俺に巻きつくテディが可愛い過ぎて、振り解くのが勿体無い…。
俺はスルスルと人型に戻ると、腕の中で綺麗な寝顔を見せるテディをじっと見つめた。ああ、このまま俺の側で成長してくれるだろうか。筋肉の感じられないしなやかな身体を抱きしめていると、自分が全裸のせいか妙な背徳感を感じる。
このままではまずい事になりそうだ。俺は慌てて起き上がると、テディをそっとベッドに寝かせた。熱くなり始めた身体に衣装を身につけると、ひと心地ついた。
可愛い額に優しい口づけをして、俺はそっと足音を忍ばせて部屋を出た。
後ろめたい事など何も無かったと自分に言い聞かせるものの、この状況がパーカス殿にバレたら何となく言い訳のしようがない気もして、俺は学生時代の寮生活を思い出して思わずニヤリと笑った。こんな青臭い気持ちになるのも悪くない。
それと同時に、これからテディが周囲を惹きつけながら同年齢の仲間といけない遊びも覚えてしまうのかと、自分の事は棚に上げて気分が落ちてしまった。
屋敷に用意された、早番騎士用の部屋に戻ると、俺はベッドにドサリと倒れ込んだ。
俺の身体に纏わりつくテディの甘い匂いが、喜びと苦しみを同時に連れて来る。だからと言って、湯浴みで流してしまう気にもなれない。ああ、今夜は眠れるだろうか。明日も早いと言うのに。
丁度その時、窓の外の屋敷の裏口の方であの方たちの気配がした。丁度森から帰ってきたみたいだ。テディの部屋で全裸の俺をパーカス殿に見られなくて良かったなと、少し胸の鼓動を早くした。
誤解されたら、パーカス殿の魔法で俺は切り刻まれるかもしれない。
俺はそんな事を考えながら、テディと一緒にいると感情があちこちに上がったり下がったりするのを感じた。それはやはり経験の無いもので、振り回されるのも悪く無いのだから、俺はすっかりテディに参っているんだろう。
…やっぱり湯浴みしよう。これじゃ眠れない。
嬉しげにニコニコしたテディが無邪気になればなるほど、俺の心の中には澱のようなものがゆっくりと沈んでいくようだった。
だから、テディが俺の思わず巻きつけた尻尾を目で追いながら呟いた言葉に、思考停止したのもやむ得ない。獣化した俺を撫でたいと言い、辺境の町のテディの話によく出て来る子供の獣人を時々撫でさせてもらうと聞いてしまっては、俺を止めるものは無くなってしまった。
テディはまだ幼いから世の中の事情をやはりよく知らないのだ。パーカス殿が色々教育してくださっているようだけど、テディの考えは時々想像もつかない事をしようとするのだから追いつかない。
そこに付け込むようだけれど、テディに深い意図があるわけでも無い。きっとパーカス殿の邪魔が入って、結局はそんな事は実行されないだろうという予想に、俺は思わず承諾するような事を言ってしまった。
どうせそんな事は起こるはずもないのだからな、夢ぐらい見ても良いだろう?
その日の夜、よりにもよってパーカス殿とブレート様がいそいそと発光ダケを採りに出かけてしまった時は、妙に落ち着かなくなってしまった。けれど、欠伸を連発し始めるテディに微笑んで、もう寝た方が良いと促した際に、まさか約束通りにテディが獣化した俺を撫でようと張り切るとは思いもしなかったんだ。
『…僕の部屋に来てね!』
残酷までに無邪気なその誘い言葉は、俺にため息をつかせた。成熟してるかも分からないテディがその手の意図がないのは明らかだったし、それならそれでテディに撫でられてグルーミングしてもらう事の何が悪いのかと、むしろ開き直ったのはそう言う事だ。
慌てて湯浴みを済ませて、何となく緊張してテディの部屋の扉をノックすると、テディがまだ少し濡れた髪を拭きながら火照った顔を覗かせた。ああ、なんて事だ。可愛すぎる。
すぐに引き返せという常識的な声の一方で、これは単純に毛繕いの遊びで、ましてテディの願いなのだから今更断れないという言い訳がましい俺の心中が、常識など吹き飛ばした。
毛繕いは恋人同士や結婚相手にしかさせないという常識を、テディが知らないのだからしょうがないんだ。
しかしここで、どのタイミングで獣化するかという問題が起きた。服を脱がなくては俺の身体ではきっと破れてしまうだろう。するとテディは元気よく裸になれと言う。
きっと小さなお友達のジェシーはいつも裸になっているんだろう。でもそれは小さなテディの時なのだろうから、今とは状況が違うと分からないのか?
あまりにも無頓着なテディに、俺も何だか完全に眼中にない事にいっそ笑えてきて、さっさと脱ぎ始めた。
するとテディが食い入るように俺がシャツを脱ぐのを見つめてくる。それは称賛の眼差しではなかったか?嬉しいような、でも一方で色気のない状況に妙にがっかりしてしまった。
けれど、俺がズボンを脱ごうと紐に手をかけると、急にテディが落ち着かなくなってソッポを向いて呟いた。
『…やっぱり僕は見ない方が良いみたい。…』
首から耳にかけて赤らんでいるテディを見つめて、俺は急に体温が上がるのを感じた。この空気はあながち眼中にない訳でもないって事だろうか。俺は思わず忍び笑いをしてしまった。
ああ、少しずつでいいから、テディが俺のことを意識してくれると良いのに!
俺が獣化すると、テディは美しい淡い緑色の瞳を輝かせた。こんなに喜んでくれるのなら、獣化した甲斐がある。
テディの手は優しくも力強くて、痒いところに手が届く様だった。俺は熱くなっていた身体があっという間にリラックスするのを感じつつ、テディのマッサージを堪能した。
獣化すると嗅覚も鋭くなって、湯浴みの爽やかな石鹸の香りと、テディ自身のどこか甘い匂いにヒクヒクとこっそり鼻を鳴らした。
しかしテディが俺の口の中に指を突っ込んで犬歯を撫で始めた時には、俺はなんとも言えない気持ちになってその可愛い指先を舐めてしまった。痛かったのか少し顔を顰めたテディに笑ってしまったけどな。
テディは時々酷く大人っぽい時があるけれど、こんな時はまるで子供っぽいから俺も振り回されてばかりだ。
しかし気持ちの良いテディの手が止まったと思ったら、俺の顔をニンマリと見つめてぎゅっと首に抱きついてきた。獣人の時でさえ経験のないその親密な態度に、俺は思わず役得だと嬉しさと同時にソワソワしてきてしまった。
けれど首元でテディが動かなくなって、寝息が聞こえるようになると、俺はやれやれと息を吐き出した。安心して眠ってしまうようじゃ、俺もテディにとっては『優しいお兄さん』止まりなのだと思い知らされる。
けれどもあの青龍の竜人の騎士よりは、はるかに親密度は上がったのではないかと、思わず笑いが込み上げてくる。
そろそろパーカス殿が戻ってくるかもしれない。こんな誤解されるような状況からは脱しないといけないとは思うのだが、俺に巻きつくテディが可愛い過ぎて、振り解くのが勿体無い…。
俺はスルスルと人型に戻ると、腕の中で綺麗な寝顔を見せるテディをじっと見つめた。ああ、このまま俺の側で成長してくれるだろうか。筋肉の感じられないしなやかな身体を抱きしめていると、自分が全裸のせいか妙な背徳感を感じる。
このままではまずい事になりそうだ。俺は慌てて起き上がると、テディをそっとベッドに寝かせた。熱くなり始めた身体に衣装を身につけると、ひと心地ついた。
可愛い額に優しい口づけをして、俺はそっと足音を忍ばせて部屋を出た。
後ろめたい事など何も無かったと自分に言い聞かせるものの、この状況がパーカス殿にバレたら何となく言い訳のしようがない気もして、俺は学生時代の寮生活を思い出して思わずニヤリと笑った。こんな青臭い気持ちになるのも悪くない。
それと同時に、これからテディが周囲を惹きつけながら同年齢の仲間といけない遊びも覚えてしまうのかと、自分の事は棚に上げて気分が落ちてしまった。
屋敷に用意された、早番騎士用の部屋に戻ると、俺はベッドにドサリと倒れ込んだ。
俺の身体に纏わりつくテディの甘い匂いが、喜びと苦しみを同時に連れて来る。だからと言って、湯浴みで流してしまう気にもなれない。ああ、今夜は眠れるだろうか。明日も早いと言うのに。
丁度その時、窓の外の屋敷の裏口の方であの方たちの気配がした。丁度森から帰ってきたみたいだ。テディの部屋で全裸の俺をパーカス殿に見られなくて良かったなと、少し胸の鼓動を早くした。
誤解されたら、パーカス殿の魔法で俺は切り刻まれるかもしれない。
俺はそんな事を考えながら、テディと一緒にいると感情があちこちに上がったり下がったりするのを感じた。それはやはり経験の無いもので、振り回されるのも悪く無いのだから、俺はすっかりテディに参っているんだろう。
…やっぱり湯浴みしよう。これじゃ眠れない。
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