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はじめての戦
苦しくて甘いもの※
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漏らしてしまうと言いながら淫らに乱れるシンの様子に私は更に煽られて、最後は野獣のようにシンを食い潰した。
シンは高く細く叫びながら私の腹に潮を噴き出した。
締め付け続ける温かなシンの中で、私もいつまでも止まらないビクつきを堪能しながら息を荒げて二人で重なり合っていた。
しばらく経ってから、シンは恥ずかしげに私を涙目で睨んだ。
「…ジュリアンのせいで、僕、漏らしちゃった…でしょ?」
私はシンのあまりにも愛らしい様子に、顔中に口付けると笑いながら言った。
「あれは漏らしたわけではないぞ。潮を噴いたんだ。…気持ち良かったか?」
シンはやっぱり私を睨んだ後、赤い顔でそっぽを向いて囁いた。
「…気持ち良かった。でもジュリアン、意地悪…。」
私は胸の奥をぎゅっとシンの手で握り締められた気分で、ドキドキと心臓の鼓動を速くするとシンをベッドに押さえつけて言った。
「シンは私を殺すつもりだね。今も私の心臓は爆発しそうになってしまっている。
こんなに愛しくて苦しい気持ちは初めてなんだ。
シン、もう一度私の名前を呼んでくれないか。」
シンは私をうっとりとした甘い眼差しで見つめると囁いた。
「…ジュリアン、…僕、ジュリアンが好きです。」
「あぁ、シン。私も愛してるっ。」
私は胸いっぱいの愛しい気持ちと幸福感に満たされて、貪る様に、文字通りにシンを再び喰らい尽くした。
朝方、ベッドで寝ぼけた可愛いシンを甘い口づけで起こしながら、少し戦場の時の話をさせた。
初めての戦いでシンの心に色々負担が掛かってはいないかと気がかりだったからだ。
「僕、矢を射かける時に何も迷いが無かった訳じゃなかったんです。でも、ジュリアンが僕に言ってくれたでしょ。
僕の矢は守る矢だって。僕はジュリアンを守りたかった。仲良くなったみんなを守りたかったんです。」
シンは強い眼差しで私を見つめて言うとニコリと微笑んだ。
ああ、神よ。
私はこの異界からの贈り物に、初めて出会ったその時から、私の心を捧げてしまっていたんだ。
そしてその事に何ひとつ後悔がない。
ただ感じるのは湧き上がる喜びと、失う事への恐れだけ。
私はシンの迷いのない笑顔に幸せな気持ちで微笑むとシンの甘やかな唇を味わった。
シンは高く細く叫びながら私の腹に潮を噴き出した。
締め付け続ける温かなシンの中で、私もいつまでも止まらないビクつきを堪能しながら息を荒げて二人で重なり合っていた。
しばらく経ってから、シンは恥ずかしげに私を涙目で睨んだ。
「…ジュリアンのせいで、僕、漏らしちゃった…でしょ?」
私はシンのあまりにも愛らしい様子に、顔中に口付けると笑いながら言った。
「あれは漏らしたわけではないぞ。潮を噴いたんだ。…気持ち良かったか?」
シンはやっぱり私を睨んだ後、赤い顔でそっぽを向いて囁いた。
「…気持ち良かった。でもジュリアン、意地悪…。」
私は胸の奥をぎゅっとシンの手で握り締められた気分で、ドキドキと心臓の鼓動を速くするとシンをベッドに押さえつけて言った。
「シンは私を殺すつもりだね。今も私の心臓は爆発しそうになってしまっている。
こんなに愛しくて苦しい気持ちは初めてなんだ。
シン、もう一度私の名前を呼んでくれないか。」
シンは私をうっとりとした甘い眼差しで見つめると囁いた。
「…ジュリアン、…僕、ジュリアンが好きです。」
「あぁ、シン。私も愛してるっ。」
私は胸いっぱいの愛しい気持ちと幸福感に満たされて、貪る様に、文字通りにシンを再び喰らい尽くした。
朝方、ベッドで寝ぼけた可愛いシンを甘い口づけで起こしながら、少し戦場の時の話をさせた。
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「僕、矢を射かける時に何も迷いが無かった訳じゃなかったんです。でも、ジュリアンが僕に言ってくれたでしょ。
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ああ、神よ。
私はこの異界からの贈り物に、初めて出会ったその時から、私の心を捧げてしまっていたんだ。
そしてその事に何ひとつ後悔がない。
ただ感じるのは湧き上がる喜びと、失う事への恐れだけ。
私はシンの迷いのない笑顔に幸せな気持ちで微笑むとシンの甘やかな唇を味わった。
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