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反省会
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「あらら、それってねぇ?」
お姉様達が忍び笑いをしながら、ビクトリアの指南の話を愉しんでいる。結局あの夜、手の中に溢れ出たぬっとりとした白いものを呆然と見つめてから、ビクトリアは妙に色っぽいあの男の悩ましげな眼差しに耐えられず、逃げる様にドレスを着て部屋を飛び出したのだった。
ビクトリアは顰めっ面をしながら、下履きが探し出せなくてスッポンポンだった事も言えずにため息をついた。
「だってお姉様達は、男のシンボルを擦って白いものを出せば良いって仰ったでしょう?それ以上は指南の範疇を越えるのではありませんこと?」
「そうねぇ。男に女の身体を教えるのも指南のひとつだけれど、聞いてるとその男の雰囲気からして女嫌いって感じではないわよね?でもビクトリアに無理強いしたりと、嫌な事をしなかったのは偉いわ。さすがお父様の選んだお相手だわ。」
そう四女のお姉様が大きくなったお腹を撫でながら微笑んだ。
ビクトリアはお姉様の隣に移り座って、一緒にお腹を撫でながら呟いた。
「でも男って女の身体に触れずにはいられないものだと思ってたの。だからやっぱりあの男は女嫌いなんじゃないかしら。それとも私に魅力が足りないのかしら…。」
お姉様達は顔を見合わせてクスクス笑った。
「女嫌いなら、そもそも白いアレも出せないわ。聞いてると凄く興奮して持たなかったみたいだもの。ふふ、ビクトリアに手を出さなかったのは、嫌われたくなかったんじゃないかしら。ほら、条件がビクトリアの言う通りにするって事だったでしょう?
貴女、そもそも触って欲しいって言ったの?」
ビクトリアは肩をすくめて首を振った。
「私、男の身体を知るのに一生懸命でそればっかりになっちゃって。そう言えば口づけの時に抱きしめられたくらいだわ。…とっても口づけが上手だったの。ほら、いつもの様に馬鹿みたいに押し付けがましい感じじゃなかったから。ふわふわして楽しかったわ。」
お姉様達が顔を見合わせてクスクス意味深な笑みを交わすのを見て、ビクトリアは気恥ずかしい気持ちを誤魔化すために口を尖らせた。確かにあの身体に回された大きな手で肌を撫でられたら気持ち良いかもしれない。
でもこの指南の話はこれで終わりなのではないかしら。少なくとも自分からお父様に、もう一度あの男ロイに指南させて欲しいと言うのは憚られる。
そんなスッキリしない気持ちを抱えたまま、ビクトリアはいつもの様に王宮の仕事に向かった。
次々に王宮に到着する馬車を降りて、騎士団の本部がある建物へ歩いて行くと、事務方の若者が声を掛けてきた。
「ビクトリア、おはよう。今日はいつもより輝いてるみたいだ。」
最近恋人との惚気話ばかり聞かせてくる22歳の優男のマイケルは、漢くさい騎士団の中では珍しいタイプの同僚だった。そんなマイケルと話すのは気兼ねがなく楽しくて、ビクトリアはにっこり微笑んで挨拶を返した。
「おはよう、マイケル。ふふ、お世辞でも嬉しいわ。週末は恋人と遠出するって言ってたけど、お天気も良かったから楽しめたのかしら?」
すると、いつもなら弾ける様なデレついた表情を浮かべるマイケルは、少し瞼を伏せて顔を曇らせた。
「ああ、遠出したんだけどね。些細な事で喧嘩してしまったんだ。彼女の事を悪く言う気は無いけど、それにしたって男の気持ちをもう少し分かってくれても良いと思うよ。」
そう吐き出す様に愚痴るマイケルに、ビクトリアは声を顰めた。
「まぁ、何だか深刻そうね。詳しく仰いな、私だって一応女よ?何かアドバイス出来るかもしれないわ。」
マイケルはその少し垂れた目元を強張らせて、周囲を見回すとビクトリアを人混みから連れ出した。
「…実は、私はもう少し彼女との関係を深めたいと思っていたのに、彼女は何て言うか恥ずかしがってばかりで…。私に強引さが足りないせいなのかなと反省はするけど、大事な彼女だから優しくしてあげたいんだ。でもそうすると先に進まないだろう?
私も男の性として、もっと彼女に触れたいし、口づけだけでは我慢できないんだ。…ビクトリアにこんな事を聞かせてごめんね。でも実際どう思ってるんだろう。彼女が何を考えているのか分からないよ。」
ビクトリアは週末の夜のあの男を思い出していた。自分から触れてこないあの男も、私の事を考えて優しくしてくれていたのだろうか。
「マイケル、きっと恋人は口づけで精一杯だったのでは無いかしら。きっとマイケルは口づけが上手なのよ。でもそうやって悩むくらいなら好きだから触れたいって伝えなくっちゃ。マイケルの愛情が伝われば彼女も飛び上がって逃げ出さないのではなくって?」
マイケルは少し黙り込んでビクトリアを見つめていたけれど、小さくため息をついて笑った。
「そうだね。私も嫌われるのが怖くて手を出せなかったのは認めるよ。今度ちゃんと愛を込めて関係を進めたいって伝えてみるよ。ありがとう、ビクトリア。」
すっかり晴れ晴れとした表情のマイケルに微笑み返して歩き進んで居ると、向こうから体格の良い貴族が歩いて来た。何となく目が離せなくて何気なく足元から視線を上げていくと、その30歳前ぐらいに見える金髪の男もまたじっとビクトリアを見つめていた。
顎のがっしりした、彫りの深い顔つき。マイケルの様な取っ付き易さなど微塵も感じられない、傲慢ささえ滲む男の琥珀色の瞳とビクトリアは見つめ合っていた。
何かしら、私この男を知ってる?でも会ったことないはずよね?何処かで見かけたのかしら?
お姉様達が忍び笑いをしながら、ビクトリアの指南の話を愉しんでいる。結局あの夜、手の中に溢れ出たぬっとりとした白いものを呆然と見つめてから、ビクトリアは妙に色っぽいあの男の悩ましげな眼差しに耐えられず、逃げる様にドレスを着て部屋を飛び出したのだった。
ビクトリアは顰めっ面をしながら、下履きが探し出せなくてスッポンポンだった事も言えずにため息をついた。
「だってお姉様達は、男のシンボルを擦って白いものを出せば良いって仰ったでしょう?それ以上は指南の範疇を越えるのではありませんこと?」
「そうねぇ。男に女の身体を教えるのも指南のひとつだけれど、聞いてるとその男の雰囲気からして女嫌いって感じではないわよね?でもビクトリアに無理強いしたりと、嫌な事をしなかったのは偉いわ。さすがお父様の選んだお相手だわ。」
そう四女のお姉様が大きくなったお腹を撫でながら微笑んだ。
ビクトリアはお姉様の隣に移り座って、一緒にお腹を撫でながら呟いた。
「でも男って女の身体に触れずにはいられないものだと思ってたの。だからやっぱりあの男は女嫌いなんじゃないかしら。それとも私に魅力が足りないのかしら…。」
お姉様達は顔を見合わせてクスクス笑った。
「女嫌いなら、そもそも白いアレも出せないわ。聞いてると凄く興奮して持たなかったみたいだもの。ふふ、ビクトリアに手を出さなかったのは、嫌われたくなかったんじゃないかしら。ほら、条件がビクトリアの言う通りにするって事だったでしょう?
貴女、そもそも触って欲しいって言ったの?」
ビクトリアは肩をすくめて首を振った。
「私、男の身体を知るのに一生懸命でそればっかりになっちゃって。そう言えば口づけの時に抱きしめられたくらいだわ。…とっても口づけが上手だったの。ほら、いつもの様に馬鹿みたいに押し付けがましい感じじゃなかったから。ふわふわして楽しかったわ。」
お姉様達が顔を見合わせてクスクス意味深な笑みを交わすのを見て、ビクトリアは気恥ずかしい気持ちを誤魔化すために口を尖らせた。確かにあの身体に回された大きな手で肌を撫でられたら気持ち良いかもしれない。
でもこの指南の話はこれで終わりなのではないかしら。少なくとも自分からお父様に、もう一度あの男ロイに指南させて欲しいと言うのは憚られる。
そんなスッキリしない気持ちを抱えたまま、ビクトリアはいつもの様に王宮の仕事に向かった。
次々に王宮に到着する馬車を降りて、騎士団の本部がある建物へ歩いて行くと、事務方の若者が声を掛けてきた。
「ビクトリア、おはよう。今日はいつもより輝いてるみたいだ。」
最近恋人との惚気話ばかり聞かせてくる22歳の優男のマイケルは、漢くさい騎士団の中では珍しいタイプの同僚だった。そんなマイケルと話すのは気兼ねがなく楽しくて、ビクトリアはにっこり微笑んで挨拶を返した。
「おはよう、マイケル。ふふ、お世辞でも嬉しいわ。週末は恋人と遠出するって言ってたけど、お天気も良かったから楽しめたのかしら?」
すると、いつもなら弾ける様なデレついた表情を浮かべるマイケルは、少し瞼を伏せて顔を曇らせた。
「ああ、遠出したんだけどね。些細な事で喧嘩してしまったんだ。彼女の事を悪く言う気は無いけど、それにしたって男の気持ちをもう少し分かってくれても良いと思うよ。」
そう吐き出す様に愚痴るマイケルに、ビクトリアは声を顰めた。
「まぁ、何だか深刻そうね。詳しく仰いな、私だって一応女よ?何かアドバイス出来るかもしれないわ。」
マイケルはその少し垂れた目元を強張らせて、周囲を見回すとビクトリアを人混みから連れ出した。
「…実は、私はもう少し彼女との関係を深めたいと思っていたのに、彼女は何て言うか恥ずかしがってばかりで…。私に強引さが足りないせいなのかなと反省はするけど、大事な彼女だから優しくしてあげたいんだ。でもそうすると先に進まないだろう?
私も男の性として、もっと彼女に触れたいし、口づけだけでは我慢できないんだ。…ビクトリアにこんな事を聞かせてごめんね。でも実際どう思ってるんだろう。彼女が何を考えているのか分からないよ。」
ビクトリアは週末の夜のあの男を思い出していた。自分から触れてこないあの男も、私の事を考えて優しくしてくれていたのだろうか。
「マイケル、きっと恋人は口づけで精一杯だったのでは無いかしら。きっとマイケルは口づけが上手なのよ。でもそうやって悩むくらいなら好きだから触れたいって伝えなくっちゃ。マイケルの愛情が伝われば彼女も飛び上がって逃げ出さないのではなくって?」
マイケルは少し黙り込んでビクトリアを見つめていたけれど、小さくため息をついて笑った。
「そうだね。私も嫌われるのが怖くて手を出せなかったのは認めるよ。今度ちゃんと愛を込めて関係を進めたいって伝えてみるよ。ありがとう、ビクトリア。」
すっかり晴れ晴れとした表情のマイケルに微笑み返して歩き進んで居ると、向こうから体格の良い貴族が歩いて来た。何となく目が離せなくて何気なく足元から視線を上げていくと、その30歳前ぐらいに見える金髪の男もまたじっとビクトリアを見つめていた。
顎のがっしりした、彫りの深い顔つき。マイケルの様な取っ付き易さなど微塵も感じられない、傲慢ささえ滲む男の琥珀色の瞳とビクトリアは見つめ合っていた。
何かしら、私この男を知ってる?でも会ったことないはずよね?何処かで見かけたのかしら?
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