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戦士たちの休息:2
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* * * * * * *
「「二ヶ月ですってっ!」」
レイラの屋敷で、フィオナとセリアが集まり、3人で話し合っていた。
レイラからの衝撃の告白を受けて、セリアとフィオナが固まる。
レイラの、お腹の中に宿った新しい命。
誰の子かと聞かれれば。勿論、イクルとの間に出来た子だ。
イクルが男と女としての関係を持ったのは、何もレイラだけではない。
セリアとフィオナとも、イクルは男女としての関係を持っている。
勿論。3人とも了承して納得の上での行為。
日本とは違い、危険が多いこの星では。 一夫多妻や、一妻多夫は普通で。
如何に、子孫を残せるのかが重要なのだ。
勿論、経済力も必要となるので。 自然的に、貴族や裕福層の多い商人たちなどに集中すのだが。
セリア、フィオナ、レイラの3人に至っては理由自体が違う。
好きな異性の子供が欲しい。ただ、それだけの理由。
特にレイラは、騎士で貴族と言う立場上。 自由恋愛などの機会は無いのが普通なので。
今の自分の、自由な時に、イクルが現れた事に感謝すらした。
死んだ夫が嫌いだった訳では無い。
政略結婚とは言え、お互いが納得した上での結婚だった。
それでも、自由な恋愛と言う物に、憧れが無かったわけでもない。
だが、それでも。 やっぱり自分が心から愛していると言う男性の子供が欲しいと思うのは。 女性としての我儘なのだろうか。
「おめでとう!」
レイラの言葉を聞いて、セリアが祝いの言葉を。
「おめでとう!レイラ!」
フィオナも、祝いの言葉を。
「すまない・・・。」
フィオナと、セリアの気持ちも知っている為に。
正直複雑な気持ちもあった。
だから、2人の言葉に反応して出てしまった言葉が謝罪の言葉だった。
「何言ってんのよ!」
レイラの言葉に、フィオナが言う
「そうよっ! すっごく羨ましいわっ!」
っと、セリア。
「しかし、2人を差し置いて、私だけと言うのがな・・・。
それに、身籠ってしまったせいで、前線にも出れなくなってしまった。」
「なに言ってるのっ! あたりまえじゃないっ!」
「万が一にでも、お腹の子供に何かあったら、それこそ悔やみきれなくなるわよっ!」
フィオナと、セリアの言葉に。 申し訳なそうな顔をする。
「だが・・・」
それでも、近衛騎士団第6部隊の団長しての気持ちが在りモヤモヤするのだろう。
嬉しいと言う気持ちと、騎士としての責任感。
「レイラ。 貴方は騎士である前に、1人の女性なの。」
そんなレイラを気遣ってか、フィオナが言う。
「そうよ。 私達は戦士である前に女性なの。」
セリアも、フィオナの言葉を反芻するように言う。
そう、セレナもレイラも、戦士である前に女性。
確かに戦闘時では、女性である事を置き去りにしているが。
女性である事を捨てている訳では無い。
非戦闘時では、紛れもない女性無いのだ。
正直、多少の妬みや嫉妬の感情は有る。
だが、それは。 羨ましいと言う感情の裏返しだ。
だから、2人はレイラの懐妊を心から祝う事が出来る。
どこかで順番が違っていれば。 身籠っていたのは、フィオナかセリアだったのかも知れないのだから。
ただ、それが、偶々レイラだったと言う事なだけだ。
「すまない・・・・。 ありがとう・・・。」
恐らく、レイラの今の言葉には、様々な感情が混ざっているだろう。
* * * * * * *
怖い・・・。
何が怖いかって?
全部が怖いの。
世間では、聖女だなんて呼ばれているけど。
回復魔法以外はからっきしの私。
戦闘技術は、魔力を持たない彼以下。
そんな私が、勇者であるアキト達と一緒に魔王城に乗り込む。
正直、怖くて仕方がない。
自分が死ぬ事も怖いし。 仲間が死ぬのも怖い。
今でも、心臓が早鐘の様にバクバクと鼓動を打っている。
コンコン。っと、ドアをノックする音が聞こえた。
「だれ?」
「夜分遅く失礼します。ルカです。」
今、居るのは。 王城の自分の部屋ではなくて、イクルに与えられた屋敷の自分の部屋。
正直。 城の自分の部屋よりも、屋敷の方が落ちつく。
「開いてるわよ。」
「失礼します。」
そう言って、カートを引きながら、部屋の中に入って来る。
「なに? それ?」
「いえ。 姫様の事ですから。 眠れないのでは無いかと思いまして。
お茶と、お菓子を持ってきました。」
「きっき緊張なってしてないわよっ!」
「そうでございますか。 どうぞ。」
私の言葉など聞いていないかのように。 ルカが、お茶と菓子を私の前に差し出す。
「だから緊張何てっ!!」
私の言葉を遮る様に、いつの間にか距離を詰めたルカが、私を抱きしめていた。
「私が何時から、姫様に御仕えしてると思っているのですか。」
私を抱きしめながらルカが言う
「姫様の心情など、お見通しですよ。 強がるのも結構ですが。 時には甘える事も重要なのですよ。」
優しく諭すように言うルカ。
「それに。姫様は私が御守り致します。」
「!!」
「あら。 姫様だけを行かせると思っていましたか。 お忘れですか姫様?
私は、姫様専属の戦闘執事ですよ。」
そうだった。 半分忘れていたけど、ルカは戦闘も出来る世話役として、私に仕えていたのだった。
「勇者様達ほど強力な加護持ちでは有りませんが。 私も加護持ちですよ。」
私の頭を撫でながら言うルカ。
普通なら、一国の姫に対して。 使用人が、こんな行動を取れば不敬罪に為るのだろうが。
私とルカの関係は、そんな低レベルの主従関係ではない。
私が間違えそうな時には、ルカは私に手を挙げてでも、私を間違った方に行くのを止めてくれる存在。
父や母と同じくらいに大切な存在。
血の繋がりこそ無いが。 姉と言っても差し支えの無い存在。
「ルカ・・・。」
ルカの胸の中に顔を埋める。
自然と涙が出てくる。
「はい。」
ルカは、一言だけ返事を返す。
その一言だけが。 いまのソニアには物凄く有り難かった。
* * * * * * *
明けて翌朝。 時間的には早朝。 朝の4時半。
「ご無事でとは言いませんよ。 帰って来てくださいね。アナタ」
「あぁ。 帰って来るさ。」
約束とは言わずに、帰って来るとだけ言う。
「行ってらっしゃい。」
「行ってくる。」
魔族との最終決戦に向けて。 昨日の夜は、各自自分たちの思い通りに過ごす事にしていた。
なので、俺は。 自分の家に戻って、家族と一緒に時間を過ごした。
息子2人と遊び、話し。
最愛の妻と、夫婦の営みをした。
もちろん、これで悔いは無いとなど言うつもりはない。
まだまだ、妻とも息子たちとも、一緒の時間を過ごしたい。
だから、約束はしない。
普通に出かけて行くように家を後にする。
* * * * * * *
朝日の差し込む中。
隣で寝ているイライザの寝顔を見つめる。
気が付いたら、男女の仲になっていた。
出逢いこそは、碌な物じゃなかったが。
こう言うのも悪くはない。
「ぅ・・・ん・・・。」
小さく声をあげて、彼女が目を覚ます。
「おはよう御座います。」
「ん・・・おはよう・・・。」
まだ少し、視点の定まらない表情で返事をするイライザ。
「朝食は、私が作りますから。」
「ん・・・。ありがとう。」
イライザに言って、ベットから出ようとすると。
イライザが、私の腕を掴んで動きを止める。
どうしたのかと思い、彼女の方に顔を向けると。
彼女がキスをしてきた。
唇と唇が軽く触れるだけのキス。
「目覚めのキス。」
悪戯っぽく彼女が言う。
「ふふ。」
思わず、小さな微笑みがこぼれる。
「「二ヶ月ですってっ!」」
レイラの屋敷で、フィオナとセリアが集まり、3人で話し合っていた。
レイラからの衝撃の告白を受けて、セリアとフィオナが固まる。
レイラの、お腹の中に宿った新しい命。
誰の子かと聞かれれば。勿論、イクルとの間に出来た子だ。
イクルが男と女としての関係を持ったのは、何もレイラだけではない。
セリアとフィオナとも、イクルは男女としての関係を持っている。
勿論。3人とも了承して納得の上での行為。
日本とは違い、危険が多いこの星では。 一夫多妻や、一妻多夫は普通で。
如何に、子孫を残せるのかが重要なのだ。
勿論、経済力も必要となるので。 自然的に、貴族や裕福層の多い商人たちなどに集中すのだが。
セリア、フィオナ、レイラの3人に至っては理由自体が違う。
好きな異性の子供が欲しい。ただ、それだけの理由。
特にレイラは、騎士で貴族と言う立場上。 自由恋愛などの機会は無いのが普通なので。
今の自分の、自由な時に、イクルが現れた事に感謝すらした。
死んだ夫が嫌いだった訳では無い。
政略結婚とは言え、お互いが納得した上での結婚だった。
それでも、自由な恋愛と言う物に、憧れが無かったわけでもない。
だが、それでも。 やっぱり自分が心から愛していると言う男性の子供が欲しいと思うのは。 女性としての我儘なのだろうか。
「おめでとう!」
レイラの言葉を聞いて、セリアが祝いの言葉を。
「おめでとう!レイラ!」
フィオナも、祝いの言葉を。
「すまない・・・。」
フィオナと、セリアの気持ちも知っている為に。
正直複雑な気持ちもあった。
だから、2人の言葉に反応して出てしまった言葉が謝罪の言葉だった。
「何言ってんのよ!」
レイラの言葉に、フィオナが言う
「そうよっ! すっごく羨ましいわっ!」
っと、セリア。
「しかし、2人を差し置いて、私だけと言うのがな・・・。
それに、身籠ってしまったせいで、前線にも出れなくなってしまった。」
「なに言ってるのっ! あたりまえじゃないっ!」
「万が一にでも、お腹の子供に何かあったら、それこそ悔やみきれなくなるわよっ!」
フィオナと、セリアの言葉に。 申し訳なそうな顔をする。
「だが・・・」
それでも、近衛騎士団第6部隊の団長しての気持ちが在りモヤモヤするのだろう。
嬉しいと言う気持ちと、騎士としての責任感。
「レイラ。 貴方は騎士である前に、1人の女性なの。」
そんなレイラを気遣ってか、フィオナが言う。
「そうよ。 私達は戦士である前に女性なの。」
セリアも、フィオナの言葉を反芻するように言う。
そう、セレナもレイラも、戦士である前に女性。
確かに戦闘時では、女性である事を置き去りにしているが。
女性である事を捨てている訳では無い。
非戦闘時では、紛れもない女性無いのだ。
正直、多少の妬みや嫉妬の感情は有る。
だが、それは。 羨ましいと言う感情の裏返しだ。
だから、2人はレイラの懐妊を心から祝う事が出来る。
どこかで順番が違っていれば。 身籠っていたのは、フィオナかセリアだったのかも知れないのだから。
ただ、それが、偶々レイラだったと言う事なだけだ。
「すまない・・・・。 ありがとう・・・。」
恐らく、レイラの今の言葉には、様々な感情が混ざっているだろう。
* * * * * * *
怖い・・・。
何が怖いかって?
全部が怖いの。
世間では、聖女だなんて呼ばれているけど。
回復魔法以外はからっきしの私。
戦闘技術は、魔力を持たない彼以下。
そんな私が、勇者であるアキト達と一緒に魔王城に乗り込む。
正直、怖くて仕方がない。
自分が死ぬ事も怖いし。 仲間が死ぬのも怖い。
今でも、心臓が早鐘の様にバクバクと鼓動を打っている。
コンコン。っと、ドアをノックする音が聞こえた。
「だれ?」
「夜分遅く失礼します。ルカです。」
今、居るのは。 王城の自分の部屋ではなくて、イクルに与えられた屋敷の自分の部屋。
正直。 城の自分の部屋よりも、屋敷の方が落ちつく。
「開いてるわよ。」
「失礼します。」
そう言って、カートを引きながら、部屋の中に入って来る。
「なに? それ?」
「いえ。 姫様の事ですから。 眠れないのでは無いかと思いまして。
お茶と、お菓子を持ってきました。」
「きっき緊張なってしてないわよっ!」
「そうでございますか。 どうぞ。」
私の言葉など聞いていないかのように。 ルカが、お茶と菓子を私の前に差し出す。
「だから緊張何てっ!!」
私の言葉を遮る様に、いつの間にか距離を詰めたルカが、私を抱きしめていた。
「私が何時から、姫様に御仕えしてると思っているのですか。」
私を抱きしめながらルカが言う
「姫様の心情など、お見通しですよ。 強がるのも結構ですが。 時には甘える事も重要なのですよ。」
優しく諭すように言うルカ。
「それに。姫様は私が御守り致します。」
「!!」
「あら。 姫様だけを行かせると思っていましたか。 お忘れですか姫様?
私は、姫様専属の戦闘執事ですよ。」
そうだった。 半分忘れていたけど、ルカは戦闘も出来る世話役として、私に仕えていたのだった。
「勇者様達ほど強力な加護持ちでは有りませんが。 私も加護持ちですよ。」
私の頭を撫でながら言うルカ。
普通なら、一国の姫に対して。 使用人が、こんな行動を取れば不敬罪に為るのだろうが。
私とルカの関係は、そんな低レベルの主従関係ではない。
私が間違えそうな時には、ルカは私に手を挙げてでも、私を間違った方に行くのを止めてくれる存在。
父や母と同じくらいに大切な存在。
血の繋がりこそ無いが。 姉と言っても差し支えの無い存在。
「ルカ・・・。」
ルカの胸の中に顔を埋める。
自然と涙が出てくる。
「はい。」
ルカは、一言だけ返事を返す。
その一言だけが。 いまのソニアには物凄く有り難かった。
* * * * * * *
明けて翌朝。 時間的には早朝。 朝の4時半。
「ご無事でとは言いませんよ。 帰って来てくださいね。アナタ」
「あぁ。 帰って来るさ。」
約束とは言わずに、帰って来るとだけ言う。
「行ってらっしゃい。」
「行ってくる。」
魔族との最終決戦に向けて。 昨日の夜は、各自自分たちの思い通りに過ごす事にしていた。
なので、俺は。 自分の家に戻って、家族と一緒に時間を過ごした。
息子2人と遊び、話し。
最愛の妻と、夫婦の営みをした。
もちろん、これで悔いは無いとなど言うつもりはない。
まだまだ、妻とも息子たちとも、一緒の時間を過ごしたい。
だから、約束はしない。
普通に出かけて行くように家を後にする。
* * * * * * *
朝日の差し込む中。
隣で寝ているイライザの寝顔を見つめる。
気が付いたら、男女の仲になっていた。
出逢いこそは、碌な物じゃなかったが。
こう言うのも悪くはない。
「ぅ・・・ん・・・。」
小さく声をあげて、彼女が目を覚ます。
「おはよう御座います。」
「ん・・・おはよう・・・。」
まだ少し、視点の定まらない表情で返事をするイライザ。
「朝食は、私が作りますから。」
「ん・・・。ありがとう。」
イライザに言って、ベットから出ようとすると。
イライザが、私の腕を掴んで動きを止める。
どうしたのかと思い、彼女の方に顔を向けると。
彼女がキスをしてきた。
唇と唇が軽く触れるだけのキス。
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