39 / 85
39話
しおりを挟む
「あ、そういえば昨日はムスカとの勝負はどうなりましたの?」
私は気になっていたことをテレジアさんに聞いてみた。
「昨日ですか?あぁ、勿論私が勝ちましたわ!貧弱な弟にはまだまだ負けられませんからね?」
うふふと笑いながらテレジアさんが言っているけどムスカも強い部類な気がする。
まさかっ?!テレジアさんは武術まで得意なのかしら?
「テレジアさんは武術も嗜んでいるのですか?」
「ええ、体術を・・・極めましたわ。やはり、女だからと強引に来る男性が多くて、この国は実力主義に近い感じなので私も実力行使をしなければならないのですわ!」
嗜む程度じゃ無かった?!むしろ極めていたなんて!テレジアさんは何処を目指しているのかしら・・・。
「す、凄いですわね。そこまでしないと危ない国なのですか?」
少し気になり聞いてみたらテレジアさんがキョトンと首を傾けた。
「そんな事は無いですわ。私がやられたらやり返す・・・倍返し派なので実力が無いと駄目なのですよ!アイツらがヒーヒー鳴くところをみると笑いが止まらないわ・・・あ、失礼しましたわ!ゴホン、そんな訳で私が例外なのですわ!」
こ、恐いです。テレジアさんから黒いものが漏れてますわ!笑顔も黒いし・・・ヒーヒー鳴くところってことは涙が出る方じゃ無いわよね?テレジアさんはドMでドSの人?
「あの、テレジアさんはSとMどちら寄りなんですか?・・・まさか、Nですか!?」
説明しよう!Nとは、ニュータイプの事でSもMも両方いけるヤバい奴の事である!!
「うふふ、そうですわよ。色々と極めていたら気づいた時にはN属性になっていたのですよ。でもリリー様、安心して下さい!リリー様には私、Mですから!!」
全然安心出来る要素が無いわ!?何処に安心すれば良いの?
「・・・あ、ありがとうございます?」
「リリー様、大変ですわ!今日はまだ私、縛られてません!あ、そうですわ!こちらに丁度あった麻縄で、あそこに丁度ある椅子に縛るのはどうでしょうか?」
ワクワクドキドキしながら言ってきたが・・・テレジアさん、そんな物が丁度良くあるはずが無いですわ。まさか最初から縛られるために準備していた?私は部屋の中を見渡した・・・よく見るといたる所に怪しい箱や道具が隠してあった。
「用意が良いですわね。怪しい箱や道具はテレジアさんが準備したのですか?」
「いえ、半分私で半分弟ですわ!おそらくリリー様の勉強時間に突撃して、勉強の邪魔をしたお仕置きをされに来るのだと思いますわ?」
故意に邪魔してお仕置きをしてもらうってかなりの変態上級者ね・・・。
「ムスカが突撃してきても私はお仕置きしませんわよ?私、勉強に集中したいの。だから後で伝えておいてくれませんか?」
「ええ、伝えておきますわ。では、そろそろ私を縛って下さい!その腰に着けてる黒くて太い物で叩いて頂いても良いですわ!」
まだ何もしてないのに興奮し始めたテレジアさん、私の腰に着けてる鞭の表現が卑猥です!!普通に鞭って言って下さい!私は溜息をつき、鞭を腰から外した。
ヒュッ、パシンと鞭を床に叩きつけテレジアさんをみる。
「あぁ、その目で見られるのはゾクゾクしますわ!はぁはぁ・・・はぅっ!」
シュパンッ!
私はテレジアさんを見つめながら鞭で打つ。力が抜けたのかテレジアさんは座り込んだ。
「ほら、ちゃんと立っていなきゃ駄目よ?あぁ、それともそのまま縛られたいのね?」
私はテレジアさんが持ってた縄でしゅるりと拘束していった。
「あ、足が固定されて動けませんわ!?ああ、ドキドキしますわ~」
私はテレジアさんの足をM字に固定した。よし、勝手に興奮して良い感じだ!このまま暫く放置プレイをしましょう。
「テレジアさん、そのまま待てですわ!良い子に待っているのですよ?」
「分かりましたわ!」
ディアス様が来るまで相手をするのは疲れるし、はぁはぁしてるテレジアさんを放置して私はティータイムを再開する事にした。
私は気になっていたことをテレジアさんに聞いてみた。
「昨日ですか?あぁ、勿論私が勝ちましたわ!貧弱な弟にはまだまだ負けられませんからね?」
うふふと笑いながらテレジアさんが言っているけどムスカも強い部類な気がする。
まさかっ?!テレジアさんは武術まで得意なのかしら?
「テレジアさんは武術も嗜んでいるのですか?」
「ええ、体術を・・・極めましたわ。やはり、女だからと強引に来る男性が多くて、この国は実力主義に近い感じなので私も実力行使をしなければならないのですわ!」
嗜む程度じゃ無かった?!むしろ極めていたなんて!テレジアさんは何処を目指しているのかしら・・・。
「す、凄いですわね。そこまでしないと危ない国なのですか?」
少し気になり聞いてみたらテレジアさんがキョトンと首を傾けた。
「そんな事は無いですわ。私がやられたらやり返す・・・倍返し派なので実力が無いと駄目なのですよ!アイツらがヒーヒー鳴くところをみると笑いが止まらないわ・・・あ、失礼しましたわ!ゴホン、そんな訳で私が例外なのですわ!」
こ、恐いです。テレジアさんから黒いものが漏れてますわ!笑顔も黒いし・・・ヒーヒー鳴くところってことは涙が出る方じゃ無いわよね?テレジアさんはドMでドSの人?
「あの、テレジアさんはSとMどちら寄りなんですか?・・・まさか、Nですか!?」
説明しよう!Nとは、ニュータイプの事でSもMも両方いけるヤバい奴の事である!!
「うふふ、そうですわよ。色々と極めていたら気づいた時にはN属性になっていたのですよ。でもリリー様、安心して下さい!リリー様には私、Mですから!!」
全然安心出来る要素が無いわ!?何処に安心すれば良いの?
「・・・あ、ありがとうございます?」
「リリー様、大変ですわ!今日はまだ私、縛られてません!あ、そうですわ!こちらに丁度あった麻縄で、あそこに丁度ある椅子に縛るのはどうでしょうか?」
ワクワクドキドキしながら言ってきたが・・・テレジアさん、そんな物が丁度良くあるはずが無いですわ。まさか最初から縛られるために準備していた?私は部屋の中を見渡した・・・よく見るといたる所に怪しい箱や道具が隠してあった。
「用意が良いですわね。怪しい箱や道具はテレジアさんが準備したのですか?」
「いえ、半分私で半分弟ですわ!おそらくリリー様の勉強時間に突撃して、勉強の邪魔をしたお仕置きをされに来るのだと思いますわ?」
故意に邪魔してお仕置きをしてもらうってかなりの変態上級者ね・・・。
「ムスカが突撃してきても私はお仕置きしませんわよ?私、勉強に集中したいの。だから後で伝えておいてくれませんか?」
「ええ、伝えておきますわ。では、そろそろ私を縛って下さい!その腰に着けてる黒くて太い物で叩いて頂いても良いですわ!」
まだ何もしてないのに興奮し始めたテレジアさん、私の腰に着けてる鞭の表現が卑猥です!!普通に鞭って言って下さい!私は溜息をつき、鞭を腰から外した。
ヒュッ、パシンと鞭を床に叩きつけテレジアさんをみる。
「あぁ、その目で見られるのはゾクゾクしますわ!はぁはぁ・・・はぅっ!」
シュパンッ!
私はテレジアさんを見つめながら鞭で打つ。力が抜けたのかテレジアさんは座り込んだ。
「ほら、ちゃんと立っていなきゃ駄目よ?あぁ、それともそのまま縛られたいのね?」
私はテレジアさんが持ってた縄でしゅるりと拘束していった。
「あ、足が固定されて動けませんわ!?ああ、ドキドキしますわ~」
私はテレジアさんの足をM字に固定した。よし、勝手に興奮して良い感じだ!このまま暫く放置プレイをしましょう。
「テレジアさん、そのまま待てですわ!良い子に待っているのですよ?」
「分かりましたわ!」
ディアス様が来るまで相手をするのは疲れるし、はぁはぁしてるテレジアさんを放置して私はティータイムを再開する事にした。
0
お気に入りに追加
114
あなたにおすすめの小説
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
極道に大切に飼われた、お姫様
真木
恋愛
珈涼は父の組のため、生粋の極道、月岡に大切に飼われるようにして暮らすことになる。憧れていた月岡に甲斐甲斐しく世話を焼かれるのも、教え込まれるように夜ごと結ばれるのも、珈涼はただ恐ろしくて殻にこもっていく。繊細で怖がりな少女と、愛情の伝え方が下手な極道の、すれ違いラブストーリー。
親子そろって悪役令嬢!?
マヌァ
恋愛
(や……やってしまったー!! ど、どうしましょう!?)
自分の運命を決定付ける瞬間に前世の記憶が戻ってしまった。
目の前には魔法陣にたたずむ悪魔の姿が!?
前世でやっていたゲームに似た世界で私は悪役令嬢として悪魔を召喚した。
ここまで全部ゲームのシナリオどうりに動いている。
このままあの2人を呪うと私の未来は婚約破棄からの断罪と死が!
そんなの嫌! 絶対に、運命なんて変えてみせる!!
ゲーム中では必ず死ぬ運命の悪役令嬢エミリアは、
呪いを守りの願いに変えて、脱・断罪と死を決意する!
語られる母の過去、待ち受けるヒロインイベント。
そして、この世界の真相。
笑いあり! ツッコミあり! 涙なし? のラブコメ学園ストーリー!
運命を変えるために奔走するエミリアのドキドキ学園生活が今始まる!
※あらすじは予定です。
学園に行くまでの話しが説明過多です。
5日間くらいの話が20話前後続きます。ご了承くださいませ。
初投稿です。お手柔らかに、よろしくお願いします。
(乙女ゲーの悪役令嬢 と ざまぁ が書いてみたかったんです)
R15、残酷描写は保険です。
誤字脱字があるかもしれません。
修正できていなかったら、教えていただけると助かります。
ネットスラング語など多数あります。
苦手な方はすみません。
小説家になろう でも投稿中です。
小説家になろうでは、前書きと後書きに作者のコメントが入っています。
他にも、0話の設定でイラスト描いています。画力はお察し。。。
気になる方は、なろうでも読んでみてくださいませ。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
誤字、脱字、説明不足などを書き足し点検中。
現在、120話まで完了しています。
誤字脱字を発見された方は、感想にてお知らせください。
普通に小説の内容に触れる感想も受け付けています。
マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました
東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。
攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる!
そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。
転生先が羞恥心的な意味で地獄なんだけどっ!!
高福あさひ
恋愛
とある日、自分が乙女ゲームの世界に転生したことを知ってしまったユーフェミア。そこは前世でハマっていたとはいえ、実際に生きるのにはとんでもなく痛々しい設定がモリモリな世界で羞恥心的な意味で地獄だった!!そんな世界で羞恥心さえ我慢すればモブとして平穏無事に生活できると思っていたのだけれど…?※カクヨム様、ムーンライトノベルズ様でも公開しています。不定期更新です。タイトル回収はだいぶ後半になると思います。前半はただのシリアスです。
拝み屋一家の飯島さん。
創作屋
恋愛
水島楓はコンビニでアルバイトをする、
女子大学生。とある日、大学内で妙な噂を耳にする。それは俗にいう、都市伝説。
「コツコツさん」。楓は、このコツコツさんに心当たりがあった。アルバイトの帰り後ろからコツコツと音がする。毎日音は大きくなる。
そんなある日、アルバイト先のコンビニに
拝み屋の男、飯島がやってくる。
この事件をきっかけに
怪しくも美しい、そして残念な、
変人拝み屋「飯島」によって
楓は淫靡で悍ましい世界へと
引きずりこまれていく。
怪談×サイコデレ
⚠︎多少のグロ、性的描写がございます。
性的描写には*。グロには⚠︎。
ヤンデレ旦那さまに溺愛されてるけど思い出せない
斧名田マニマニ
恋愛
待って待って、どういうこと。
襲い掛かってきた超絶美形が、これから僕たち新婚初夜だよとかいうけれど、全く覚えてない……!
この人本当に旦那さま?
って疑ってたら、なんか病みはじめちゃった……!
モブなのに、転生した乙女ゲームの攻略対象に追いかけられてしまったので全力で拒否します
みゅー
恋愛
乙女ゲームに、転生してしまった瑛子は自分の前世を思い出し、前世で培った処世術をフル活用しながら過ごしているうちに何故か、全く興味のない攻略対象に好かれてしまい、全力で逃げようとするが……
余談ですが、小説家になろうの方で題名が既に国語力無さすぎて読むきにもなれない、教師相手だと淫行と言う意見あり。
皆さんも、作者の国語力のなさや教師と生徒カップル無理な人はプラウザバック宜しくです。
作者に国語力ないのは周知の事実ですので、指摘なくても大丈夫です✨
あと『追われてしまった』と言う言葉がおかしいとの指摘も既にいただいております。
やらかしちゃったと言うニュアンスで使用していますので、ご了承下さいませ。
この説明書いていて、海外の商品は訴えられるから、説明書が長くなるって話を思いだしました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる