28 / 85
28話
しおりを挟む
さて、時刻は既に夜中です。夕食はディアス様と二人きりで食べて、今は寝室(ディアス様と一緒の)で一人ゴロゴロしてます。
ディアス様は執務室で少し書類を片付けて来ると言ってさっき出て行った。
・・・暇ね。
先に寝るのは申し訳ない気がするし、筋トレは汗をかくし・・・うん、明日の予定を立てよう!
明日の予定は、午前中は訓練に参加、午後は私の勉強を教えてくれる講師の人に会う。だったかな?
「訓練楽しみだなー。ルイスってどれくらい強いのかしら?ハリスも執事長だけど強そうだしワクワクするわね!」
ガチャ。
「リリーただいま。楽しそうだね?明日のルイスとの手合わせがそんなに楽しみだなんて・・・嫉妬するな。やっぱり俺と手合わせしないか?」
ディアス様が帰って来たわ。あら?独り言が聞こえてたかしら?
「お帰りなさい、ディアス様。ルイスとの手合わせ、とっても楽しみですわ!あと、ディアス様と手合わせしても実力差があり過ぎてつまらないと思いますよ?だから私が強くなって再戦をディアス様に申し込みますの!!」
私は胸の前に拳を握りしめ宣言した!一人だけ規格外だなんて寂しいもの、私も強くなるわ!
「リリーっ!!」
ガバッと、急にディアス様が抱きしめて来た?!
「・・・リリーっ!そこまで俺と対等に戦いたかったのか?なんて素晴らしい!流石、俺の運命の嫁だ!!リリー愛してるっ!一緒に最"恐"の夫婦になろう!」
なんだか既に嫁になってる?!あと最"恐"って、そっちじゃ無くて最強の方が良いわ!
「ディアス様!私達が目指すのは最恐じゃなくて最強ですわ!?」
「え、リリーは女王様だから最恐だろ?さっきまで楽しそうにムスカを躾けていたじゃないか。最後の方は気持ち良すぎてムスカが昇天してたけどムスカを回収に来た奴ら、リリーをみて女王様だ!って言ってたぞ?」
そんな・・・?!他の方にも女王様って言われるほど私、恐かったかしら?
「ディアス様、私そんなに恐い顔してましたか?」
「リリーはどんな顔でも可愛いよ。そうだな・・・ムスカを吊るし上げて、高笑いしながら鞭で叩いている姿は美しかったぞ?」
あ、それかもしれないわね。気分が乗るとついつい高笑いしてる癖があるから初見だと引かれるのよね・・・。
「えっと、ありがとうございます。ディアス様は私が鞭で叩いて高笑いしているのは引きませんか?」
「今も言ったがどんなリリーでも俺は好きだし、愛してる。どんどん素の自分を出してくれて構わないんだ。ここがリリーの家になるのだからな?」
ディアス様が真剣な顔で言ってくれた。そうよね、ここが私の家になるのよね!
「はいっ!私、馴染めるようにどんどん素の自分を出していきますわ!でも、一つ訂正が・・・Sスイッチが入って女王様っぽくなるのは本性では無いですからね!?」
アレは一種の病気よ!お母様が幼い私をドSにしたのがいけないのよ・・・。そのおかげで変態を撃退出来るようになったけれど、Sスイッチを入れるとその後の疲労が辛いのよ。
「ああ、分かってる。リリーは優しいSM女王だ!」
・・・全然分かって無いっ?!
「違いますわ!私はSM女王にはなりませんから?!ちょっと聞いてますの?」
ディアス様は笑って分かってると言っているけどあれは絶対分かって無い顔だった!
このドMを引き寄せる体質が治ればSスイッチから逃げられるのにーー!!
ディアス様は執務室で少し書類を片付けて来ると言ってさっき出て行った。
・・・暇ね。
先に寝るのは申し訳ない気がするし、筋トレは汗をかくし・・・うん、明日の予定を立てよう!
明日の予定は、午前中は訓練に参加、午後は私の勉強を教えてくれる講師の人に会う。だったかな?
「訓練楽しみだなー。ルイスってどれくらい強いのかしら?ハリスも執事長だけど強そうだしワクワクするわね!」
ガチャ。
「リリーただいま。楽しそうだね?明日のルイスとの手合わせがそんなに楽しみだなんて・・・嫉妬するな。やっぱり俺と手合わせしないか?」
ディアス様が帰って来たわ。あら?独り言が聞こえてたかしら?
「お帰りなさい、ディアス様。ルイスとの手合わせ、とっても楽しみですわ!あと、ディアス様と手合わせしても実力差があり過ぎてつまらないと思いますよ?だから私が強くなって再戦をディアス様に申し込みますの!!」
私は胸の前に拳を握りしめ宣言した!一人だけ規格外だなんて寂しいもの、私も強くなるわ!
「リリーっ!!」
ガバッと、急にディアス様が抱きしめて来た?!
「・・・リリーっ!そこまで俺と対等に戦いたかったのか?なんて素晴らしい!流石、俺の運命の嫁だ!!リリー愛してるっ!一緒に最"恐"の夫婦になろう!」
なんだか既に嫁になってる?!あと最"恐"って、そっちじゃ無くて最強の方が良いわ!
「ディアス様!私達が目指すのは最恐じゃなくて最強ですわ!?」
「え、リリーは女王様だから最恐だろ?さっきまで楽しそうにムスカを躾けていたじゃないか。最後の方は気持ち良すぎてムスカが昇天してたけどムスカを回収に来た奴ら、リリーをみて女王様だ!って言ってたぞ?」
そんな・・・?!他の方にも女王様って言われるほど私、恐かったかしら?
「ディアス様、私そんなに恐い顔してましたか?」
「リリーはどんな顔でも可愛いよ。そうだな・・・ムスカを吊るし上げて、高笑いしながら鞭で叩いている姿は美しかったぞ?」
あ、それかもしれないわね。気分が乗るとついつい高笑いしてる癖があるから初見だと引かれるのよね・・・。
「えっと、ありがとうございます。ディアス様は私が鞭で叩いて高笑いしているのは引きませんか?」
「今も言ったがどんなリリーでも俺は好きだし、愛してる。どんどん素の自分を出してくれて構わないんだ。ここがリリーの家になるのだからな?」
ディアス様が真剣な顔で言ってくれた。そうよね、ここが私の家になるのよね!
「はいっ!私、馴染めるようにどんどん素の自分を出していきますわ!でも、一つ訂正が・・・Sスイッチが入って女王様っぽくなるのは本性では無いですからね!?」
アレは一種の病気よ!お母様が幼い私をドSにしたのがいけないのよ・・・。そのおかげで変態を撃退出来るようになったけれど、Sスイッチを入れるとその後の疲労が辛いのよ。
「ああ、分かってる。リリーは優しいSM女王だ!」
・・・全然分かって無いっ?!
「違いますわ!私はSM女王にはなりませんから?!ちょっと聞いてますの?」
ディアス様は笑って分かってると言っているけどあれは絶対分かって無い顔だった!
このドMを引き寄せる体質が治ればSスイッチから逃げられるのにーー!!
0
お気に入りに追加
113
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる