上 下
1 / 8

『弱み』

しおりを挟む
築30年、2階建て木造のアパート。
1階で住む家は西側の角部屋。

その部屋の中から、くぐもった音と小さな女の喘ぎ声がする。

四つん這いになり、むき出しのお尻を突き出すのは人妻の姿。

そのお尻に固くそそり立った股間を突き刺すのは、お腹のでた腕の太い42歳、中年男。

女は、いきり立った赤黒いサオを後ろから、何度も挿入を受け入れていた。


男は、脂がのった女の柔らかいお尻を抱え込んでは何度も腰を振り続けている。


かすかな喘ぎ声を押し殺しながら、
ユサユサと大きな胸を揺らす女は。

2ヶ月前に出産を終えたばかりの若妻だ。

26歳。茶髪のショートヘアー。

背丈は148ほど。

ふっくら体型。

乳のサイズは98のホルスタイン並みだ。

生後2ヶ月の乳児が呑みきれないほどの母乳を胸に溜め込んでいる。


仕事は、パートタイマーで近所のスーパーで働いていた。

いまは産休中。

出産した退院のあと、親が住む実家で、ひと月を過ごしていた。


今日は、乳児と共に旦那の住むアパートへ帰宅したばかりだったのだ。


男が言った。

『アンタのは、よく締まるわ』


若妻の穴のヒダを味わう中年男が言った。

女は、沸き起こる怒りと涙をこらえていた…


部屋の中には、厚手の茶色いコート。

しろいろのセーター。

丈の短いスカートが、折り畳まれず放置されていた。


中年男のヒザの横には。

まだ、脱がされたばかりの、大きな乳を包みこむ淡い紫のブラジャー。

そして、同じ色で揃えた下着が無惨にも剥ぎとられたまま落ちていた。


若妻のユサユサ揺れる胸は、
床につくほど豊かで大きく、逆らうこともできない重力を、あざ笑うかのように、左右の乳房は縦横無尽に弾んでいた。


その女の上半身を支える両腕の下では。

仰向けで横たわり、垂れ下がる乳を口の中に含む、もう一人の男がいた。

牛の搾乳のように乳を揉み、細長い乳頭を舌で転がしながら、母乳が出るのを待っていた。


細身の28歳の男。
肌は色白で小心者。しかし、口が立ち、他人の弱みにつけ込むのが上手い男。


若妻はスーパーで働いていた。

制服の胸元はいつも、はちきれんばかりに膨らんでおり上下にユサユサ揺れていた。
常連の高年齢の男性客からは、
『うしの乳むすめ』と評判だったのだ。


むき出しの尻に激しく腰を打ち付ける、中年男が話しだした。


“『アンタの旦那さんは、俺たちから、お金を借りてたんだよ。

何度も、お金を返してくれって言ったけど返事は、また今度って言うばかりでよ。

 しびれきらした俺たちは、大家さんに、この部屋の鍵を借りて今日は旦那さんの帰りを待ってたんだ。』“

と言いながら女のお尻を撫でまわし、濡れそぼつ穴の感触を堪能していた。


女は視線のさきにある畳を見つめ、ユサユサ腰をゆらしながら聞いていた。


今度は下で乳房を揉む細身の男が喋りだした。


“『まさか、こんな可愛い奥さんがいるなんて知らなかったわ。
今日、待っていたのは旦那さんなんだからよ。でも、これだけ魅力的なカラダを


『好きなとき、好きなだけ堪能できるなら』


貸したお金は全て水に流してもいいな』“と言った。

女は、旦那がお金を借りていることすら、知らなかったのだ。

内緒にしていた旦那には、怒りがこみ上げる。

だが今、わたしのカラダで借りたお金を、水に流してくれるなら…。


生まれてまもない幼子には、父親が必要と考えた人妻は、今、されるがまま四つん這いなり、2人の男にカラダを許していたのだった。


複数プレイの経験もないのに…


    
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

お嬢様、お仕置の時間です。

moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。 両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。 私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。 私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。 両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。 新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。 私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。 海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。 しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。 海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。 しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。

いいですよ、離婚しましょう。だって、あなたはその女性が好きなのでしょう?

水垣するめ
恋愛
アリシアとロバートが結婚したのは一年前。 貴族にありがちな親と親との政略結婚だった。 二人は婚約した後、何事も無く結婚して、ロバートは婿養子としてこの家に来た。 しかし結婚してから一ヶ月経った頃、「出かけてくる」と言って週に一度、朝から晩まで出かけるようになった。 アリシアはすぐに、ロバートは幼馴染のサラに会いに行っているのだと分かった。 彼が昔から幼馴染を好意を寄せていたのは分かっていたからだ。 しかし、アリシアは私以外の女性と一切関わるな、と言うつもりもなかったし、幼馴染とも関係を切れ、なんて狭量なことを言うつもりも無かった。 だから、毎週一度会うぐらいなら、それくらいは情けとして良いだろう、と思っていた。 ずっと愛していたのだからしょうがない、とも思っていた。 一日中家を空けることは無かったし、結婚している以上ある程度の節度は守っていると思っていた。 しかし、ロバートはアリシアの信頼を裏切っていた。 そしてアリシアは家からロバートを追放しようと決意する。

JC💋フェラ

山葵あいす
恋愛
森野 稚菜(もりの わかな)は、中学2年生になる14歳の女の子だ。家では姉夫婦が一緒に暮らしており、稚菜に甘い義兄の真雄(まさお)は、いつも彼女におねだりされるままお小遣いを渡していたのだが……

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

【完結】R-15 私はお兄様を愛している

遥瀬 ひな《はるせ ひな》
恋愛
王都の下町で母と二人、平民として暮らしていたティアナ。 10歳になってすぐ、母と一緒にアーガン伯爵家のタウンハウスへ連れて行かれた彼女は、そこで一人の美しい青年エリオット・アーガン伯爵と出逢う。 彼はティアナの異母兄だった。 *エロいシーンは力入れて書いてます。(当社比) *全ての性描写には、☆もしくは★が表示されております。 *同意を得ないケースは★で表示してありますので苦手な方はご自衛下さい。 【序盤は男主人公の逆襲&ザマァと脇役たちの復讐&ザマァがメインとなります】 【中盤以降から恋愛&微エロが加わります】 【終盤は陰謀&ザマァ&エロがメインとなります】 《なるべく飽きが来ないよう数々の伏線を敷いていますが完結までに全て回収します》 《完結まで書き終えていますので一時間毎に予約投稿します》 ♪投稿から一週間あまり、お気に入り数400、HOT女性向けランキング7位と知り、驚いています。初作品でここまで反応が頂けるとは思ってもみませんでした。皆さまのおかげです、ありがとうございます♪ ♪完結を迎え、一瞬だけお気に入り数が720を超えました。いいね!やエールもたくさん。ありがとうございます。思いがけず多くの方々の瞳に触れる機会が得られて、とても幸せでした♪

お兄ちゃんが私にぐいぐいエッチな事を迫って来て困るんですけど!?

さいとう みさき
恋愛
私は琴吹(ことぶき)、高校生一年生。 私には再婚して血の繋がらない 二つ年上の兄がいる。 見た目は、まあ正直、好みなんだけど…… 「好きな人が出来た! すまんが琴吹、練習台になってくれ!!」 そう言ってお兄ちゃんは私に協力を要請するのだけど、何処で仕入れた知識だかエッチな事ばかりしてこようとする。 「お兄ちゃんのばかぁっ! 女の子にいきなりそんな事しちゃダメだってばッ!!」 はぁ、見た目は好みなのにこのバカ兄は目的の為に偏った知識で女の子に接して来ようとする。 こんなんじゃ絶対にフラれる! 仕方ない、この私がお兄ちゃんを教育してやろーじゃないの! 実はお兄ちゃん好きな義妹が奮闘する物語です。 

陰キャ貧乏女子高生の成り上がり~借金回避するためにはフォロワー一万人をゲットせよ!~

すだもみぢ
ライト文芸
志保は貧乏陰キャを自覚する女子高生。 クラスの陽キャ集団に突き飛ばされ、高級自動車と事故を起こしてしまう。 自動車を運転していた男に「君の治療費と自動車の修理代を請求する。ただし、三カ月以内にアイドル、ニッキーのファンとしてSNSでフォロワーを一万人を達成すればそれをチャラにする」と言われて……。 ただでさえバイトで忙しい毎日がますます忙しくなっているはずなのに、あれ?どうしてだろう。なんか前より色々生きやすくなっているかも……? 前向きな無自覚系主人公が、見えないところで助けられて成長していくお話……かもしれない?

至らない妃になれとのご相談でしたよね

cyaru
恋愛
ホートベル侯爵家のファリティは初夜、夫となったばかりの第2王子レアンドロから「相談」をされた。 結婚はしてしまったがレアンドロは異母妹のルシェルを愛しているので、3年後に離縁し再婚したいという。 ただ離縁するだけではだめでファリティに何もしない愚鈍な妃となり、誰からも「妃には相応しくない」と思って欲しいとのこと。 ルシェルとの関係を既に知っていたファリティは渡りに船とばかりにレアンドロの提示した条件を受けた。 何もかもこちらの言い分ばかり聞いてもらうのも悪いというので、ファリティは2つの条件を出した。 ①3年後に何があっても離縁すること、②互いの言動や資産全てにおいて不干渉であること。 レアンドロはその条件を飲み、ただの口約束では揉める原因だと結婚の翌日、次に保管庫が開くのは2人が揃っていないと開けて貰えず、期日も3年後に設定された確実な保管法で正教会にその旨をしたためた書類を2人で保管した。 正教会で「では、ごきげんよう」と別れた2人。 ファリティはその日から宮に帰ってこない。 かたやレアンドロは「模様替え」の最中なのでちょっと居候させてと言うルシェル達を受け入れたけれど…。 タイトルの♡はファリティ視点、♠はレアンドロ視点、★は第三者視点です ★↑例の如く恐ろしく省略してます。 ★1話あたりの文字数、少な目…だと思います。 ★10月19日投稿開始、完結は10月22日です。 ★コメントの返信は遅いです。 ★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。 ♡注意事項~この話を読む前に~♡ ※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。【妄想史であり世界史ではない】事をご理解ください。登場人物、場所全て架空です。 ※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義なのでリアルな世界の常識と混同されないようお願いします。 ※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。 ※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります) ※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。 ※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません。

処理中です...