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こんなのはプレイなんかじゃない。こいつがドエムとか、そんなんじゃないんだ。俺は喜ばせてやってるわけじゃない。俺はこいつが嫌いだ。気味が悪い。死んでほしい。俺を殺して、死ぬまでありとあらゆる苦労を一通りすればいいのにと思う。こいつのことだからきっと逃げて、指名手配でもされて……。
いや、これ以上世間様に迷惑をかけるわけにはいかない。世間なんて微塵も興味がないけど、それでもこんな厄介者を渡すのは良心が痛むんだ。
は、良心って……俺にそんなもんあるか。
「……動くのが面倒だ。好きにしろ」
「えっ……」
いつものように、おもちゃのように雑に扱われた方が楽か。こんなに困ったような顔は初めてみた。なんだかやっと、悪くない気分だ。
「とっととしろよ」
まぁイラつくことはイラつくんだけど。
「は、はい」
ソファーに寝転んだ俺へ近づき、震えながらゆっくり手を首元に近づけた。ボタンを丁寧に一つ一つ外していく。イラついたが、珍しい光景なのでただ眺める。
じっと見られているのは居心地が悪いのか、先程までの笑顔は完全に消えている。二人の間には緊張感しか残っていなかった。
「……っ」
とりあえず外したはいいものの、特にやることはなかったのか、やめることにしたのか、迷った後ベルトに手をかけ始めた。まぁ胸とか舐められても何も感じないから正解ではあるけど。
そっちは慣れたように素早く外すと、下着から目的の物だけ取り出した。なんだか他人事のようにそれを眺めていると、手で根元を握り、すかさず口に含んだ。反応してやるのは癪だったので、声を出さないように体に力を込めた。
ぺちゃぺちゃとただ舐める音だけが響く。まるで猫が水でも飲んでいるかのような平和な音。飼ったことないから知らないけど。
「……眠くなってきた」
体を起こして、そこからどかした。面倒だけどシャワーを浴びなきゃベッドに入れない。服を脱いで隅々まで洗わないと、汚いものがずっとこびりついているみたいだ。洗ったって全部落ちてはくれないけど、少しぐらいなら忘れられる気がするから。
天井を見ていたから知らなかったけど、立ち上がったら体は反応を示していた。それを放置するのも落ち着かなかったので、日課のように細い体を掴む。
「あっ……待って」
か細い声なんて今の俺には入ってこない。どうでもいい。もう本当どうでもいいから、今すぐ世界が消滅してくれないかな。全てをすっぱり消してくれ。なんで? どうして俺が願っているのに叶えてくれないんだ? いつかは死ぬんだろ、この世界。そろそろ終わるんだろ? いつだ。あと何時間、何分? なあいつまで待てばいいんだ。あと俺は何時間苦しめられるんだ。
自殺すればいいとか、すぐに言う馬鹿がいるが……どうして内面をズタボロに傷付けられているのに、これ以上痛い思いをしなくちゃいけないんだ? 自殺して失敗したらどうしたらいい。ナイフで体を切り裂いても肝心なところには届いてなくて、飛び降りで骨とか出ちゃって、ついでに後遺症とか残っちゃって。
犯罪を犯した奴よりも狭い部屋に閉じ込められて、周りの人間に死なないように見張られて、生きなきゃダメとかとりあえず言われて。
……お前はいいよな。だってお前は……。
「……さっさと死のう」
「うん」
また笑顔で振り返る。お前は俺が死にたい時に、一番良い顔で笑う。
俺のこれは慈悲なんじゃないかと思うようになってきた。
だって何回殴ったって、血が出たって、こいつは泣かない。怯えない。離れていく素振りすら見せない。痛みすら超越した新たな人類か?
嗚咽を交えてなんかは泣かないけど、知らない内に垂れている涙は痛みなのか?
これが喜びなら、一方的に俺が与えているだけじゃないか。なんか馬鹿らしくなってきた。なんでこいつにかまってんだろ。
考えるのに疲れてソファーに寝転ぶ。何気なく見た天井は毎日変わらない白で、もっと気が滅入りそうだった。変な色にしたら楽しくなるか? ペンキを部屋中ぶちまけてやろうか。
そんなことをしても……そんなことをしたって、その光景には慣れるんだ。慣れてまた、新鮮味がなくなる。繰り返し。いつまで経っても。飽きて嫌になって、捨てるには勿体ないかなと思って取り返しても、やっぱりまた必要なくなるんだ。
その繰り返しが人生。好きなものを探し求めるくせに、その先にあるのは飽き。簡単に捨てられるならいいけど、手放したら非難されるようなものは面倒だ。
誰かを愛するのが趣味なら、誰かを攻撃するのも趣味。傷付けて無理やり改心させて、満足感に浸るのも趣味の一つ。それを反省するのも趣味? それを恨むのも趣味。復讐も趣味。やりかえさないのも趣味……。
趣味が頭の中でパンクしそうになったところで体を起こす。くらりと一瞬揺れたが、そこまで重症ではない。
ただなんとなくだ。別に昨日だって、一年前だって、もっと前でも先でも、どうだってよかったんだ。
空っぽになった頭のまま、窓を開けた。爽やかな風と、太陽が体を照らす。それは確かに気持ち良いと感じた。ここが天国かと思ってしまうほどに。
あと少しでも何かが違っていたら、このまま落ちていたはずだ。
でも俺は、また今日も……。
毎日同じはずなのに、あいつは何かを感じ取ったのか、突然自分の足の上に俺を寝かせた。男の太もも、しかもガリ野郎のなんて心地良くないけど、動くのが面倒でそのままでいた。
控えめに、恐る恐る髪を撫でてきた。こんなのは初めてだ。初めてって……俺達ってどんな出会い方だったんだっけ。
分からない。もう何も考えたくない。面倒だ。
「……どれぐらい飲めば、いいんだろうな」
薬を買ってみたけど、成功できるか分からない。だって死ぬのなんて、初めてだからな。
「粉状の方が飲みやすいか……効果って変わんのかな」
あいつはただ穏やかな顔をして俺を撫でている。午後の気だるい風がカーテンを揺らしていた。
「首吊りなんて成功するか分かんないしさ、綺麗になんて絶対無理じゃん。あと死に顔とかじろじろ見られたくないし。つーかこの部屋に入って見つけるまでに、どれぐらいかかるっつー話だ」
「……うん」
「このマンションの高さじゃ骨折ぐらいが限界かもな。確実に人に見つかるし、死ねなかったら生き地獄。観察されてケアとかされちゃって、一生出てこれないかもな。別に俺は精神病なんかじゃねーよ。ただ……ダルいなんてさ、誰もが思ってることだろ? それが病気とか、人間全員病気じゃねーか」
小さく笑う声が聞こえた。この部屋で聞いたのはいつぶりだっけ。
「……他にも色々方法なんて沢山あるけどさ。用意できるのが簡単で、金なくてもできて、効果的……確実に殺してくれるもの」
鳥の声も聞こえない。静かな昼下がり。今がいいと、なんとなく思う。穏やかで静かな世界で幕を閉じたい。
「探しに、行ってみようか……」
「えっ?」
急に喋り出した方向を向いてみたが、その目は外に向いていた。
「死に場所をさ……意外と近所にいい場所があるかもしれないし。なかったら乗ったことのない電車に乗ってさ。それでもダメだったらもっと遠くに……ここなら丁度いいかもと思える場所がどこかに……」
それ以上喋る気はないのか、目を閉じてしまった。その顔を見て、考える間もなく少しだけ上体を起こす。頭を掴んで、唇を合わせた。
開かれた目には俺が映っている。後はゴミ袋とか、汚れた室内も見える。その後ろには青空が広がる窓がある。
今日も世界は全く同じで、静かに風が吹くだけだ。
なんとなく可笑しくなって、気づいたら口角が上がっていた。こんな風に思うことがあるんだな。
このクソみたいな世界を綺麗に思うだなんて。
笑う顔を見てから手を取った。俺を殺してくれる手だ。傷付いてガサガサになったその手を持って、首に触れさせる。
それからは俺は、生まれてから一番良い顔で笑った。
いや、これ以上世間様に迷惑をかけるわけにはいかない。世間なんて微塵も興味がないけど、それでもこんな厄介者を渡すのは良心が痛むんだ。
は、良心って……俺にそんなもんあるか。
「……動くのが面倒だ。好きにしろ」
「えっ……」
いつものように、おもちゃのように雑に扱われた方が楽か。こんなに困ったような顔は初めてみた。なんだかやっと、悪くない気分だ。
「とっととしろよ」
まぁイラつくことはイラつくんだけど。
「は、はい」
ソファーに寝転んだ俺へ近づき、震えながらゆっくり手を首元に近づけた。ボタンを丁寧に一つ一つ外していく。イラついたが、珍しい光景なのでただ眺める。
じっと見られているのは居心地が悪いのか、先程までの笑顔は完全に消えている。二人の間には緊張感しか残っていなかった。
「……っ」
とりあえず外したはいいものの、特にやることはなかったのか、やめることにしたのか、迷った後ベルトに手をかけ始めた。まぁ胸とか舐められても何も感じないから正解ではあるけど。
そっちは慣れたように素早く外すと、下着から目的の物だけ取り出した。なんだか他人事のようにそれを眺めていると、手で根元を握り、すかさず口に含んだ。反応してやるのは癪だったので、声を出さないように体に力を込めた。
ぺちゃぺちゃとただ舐める音だけが響く。まるで猫が水でも飲んでいるかのような平和な音。飼ったことないから知らないけど。
「……眠くなってきた」
体を起こして、そこからどかした。面倒だけどシャワーを浴びなきゃベッドに入れない。服を脱いで隅々まで洗わないと、汚いものがずっとこびりついているみたいだ。洗ったって全部落ちてはくれないけど、少しぐらいなら忘れられる気がするから。
天井を見ていたから知らなかったけど、立ち上がったら体は反応を示していた。それを放置するのも落ち着かなかったので、日課のように細い体を掴む。
「あっ……待って」
か細い声なんて今の俺には入ってこない。どうでもいい。もう本当どうでもいいから、今すぐ世界が消滅してくれないかな。全てをすっぱり消してくれ。なんで? どうして俺が願っているのに叶えてくれないんだ? いつかは死ぬんだろ、この世界。そろそろ終わるんだろ? いつだ。あと何時間、何分? なあいつまで待てばいいんだ。あと俺は何時間苦しめられるんだ。
自殺すればいいとか、すぐに言う馬鹿がいるが……どうして内面をズタボロに傷付けられているのに、これ以上痛い思いをしなくちゃいけないんだ? 自殺して失敗したらどうしたらいい。ナイフで体を切り裂いても肝心なところには届いてなくて、飛び降りで骨とか出ちゃって、ついでに後遺症とか残っちゃって。
犯罪を犯した奴よりも狭い部屋に閉じ込められて、周りの人間に死なないように見張られて、生きなきゃダメとかとりあえず言われて。
……お前はいいよな。だってお前は……。
「……さっさと死のう」
「うん」
また笑顔で振り返る。お前は俺が死にたい時に、一番良い顔で笑う。
俺のこれは慈悲なんじゃないかと思うようになってきた。
だって何回殴ったって、血が出たって、こいつは泣かない。怯えない。離れていく素振りすら見せない。痛みすら超越した新たな人類か?
嗚咽を交えてなんかは泣かないけど、知らない内に垂れている涙は痛みなのか?
これが喜びなら、一方的に俺が与えているだけじゃないか。なんか馬鹿らしくなってきた。なんでこいつにかまってんだろ。
考えるのに疲れてソファーに寝転ぶ。何気なく見た天井は毎日変わらない白で、もっと気が滅入りそうだった。変な色にしたら楽しくなるか? ペンキを部屋中ぶちまけてやろうか。
そんなことをしても……そんなことをしたって、その光景には慣れるんだ。慣れてまた、新鮮味がなくなる。繰り返し。いつまで経っても。飽きて嫌になって、捨てるには勿体ないかなと思って取り返しても、やっぱりまた必要なくなるんだ。
その繰り返しが人生。好きなものを探し求めるくせに、その先にあるのは飽き。簡単に捨てられるならいいけど、手放したら非難されるようなものは面倒だ。
誰かを愛するのが趣味なら、誰かを攻撃するのも趣味。傷付けて無理やり改心させて、満足感に浸るのも趣味の一つ。それを反省するのも趣味? それを恨むのも趣味。復讐も趣味。やりかえさないのも趣味……。
趣味が頭の中でパンクしそうになったところで体を起こす。くらりと一瞬揺れたが、そこまで重症ではない。
ただなんとなくだ。別に昨日だって、一年前だって、もっと前でも先でも、どうだってよかったんだ。
空っぽになった頭のまま、窓を開けた。爽やかな風と、太陽が体を照らす。それは確かに気持ち良いと感じた。ここが天国かと思ってしまうほどに。
あと少しでも何かが違っていたら、このまま落ちていたはずだ。
でも俺は、また今日も……。
毎日同じはずなのに、あいつは何かを感じ取ったのか、突然自分の足の上に俺を寝かせた。男の太もも、しかもガリ野郎のなんて心地良くないけど、動くのが面倒でそのままでいた。
控えめに、恐る恐る髪を撫でてきた。こんなのは初めてだ。初めてって……俺達ってどんな出会い方だったんだっけ。
分からない。もう何も考えたくない。面倒だ。
「……どれぐらい飲めば、いいんだろうな」
薬を買ってみたけど、成功できるか分からない。だって死ぬのなんて、初めてだからな。
「粉状の方が飲みやすいか……効果って変わんのかな」
あいつはただ穏やかな顔をして俺を撫でている。午後の気だるい風がカーテンを揺らしていた。
「首吊りなんて成功するか分かんないしさ、綺麗になんて絶対無理じゃん。あと死に顔とかじろじろ見られたくないし。つーかこの部屋に入って見つけるまでに、どれぐらいかかるっつー話だ」
「……うん」
「このマンションの高さじゃ骨折ぐらいが限界かもな。確実に人に見つかるし、死ねなかったら生き地獄。観察されてケアとかされちゃって、一生出てこれないかもな。別に俺は精神病なんかじゃねーよ。ただ……ダルいなんてさ、誰もが思ってることだろ? それが病気とか、人間全員病気じゃねーか」
小さく笑う声が聞こえた。この部屋で聞いたのはいつぶりだっけ。
「……他にも色々方法なんて沢山あるけどさ。用意できるのが簡単で、金なくてもできて、効果的……確実に殺してくれるもの」
鳥の声も聞こえない。静かな昼下がり。今がいいと、なんとなく思う。穏やかで静かな世界で幕を閉じたい。
「探しに、行ってみようか……」
「えっ?」
急に喋り出した方向を向いてみたが、その目は外に向いていた。
「死に場所をさ……意外と近所にいい場所があるかもしれないし。なかったら乗ったことのない電車に乗ってさ。それでもダメだったらもっと遠くに……ここなら丁度いいかもと思える場所がどこかに……」
それ以上喋る気はないのか、目を閉じてしまった。その顔を見て、考える間もなく少しだけ上体を起こす。頭を掴んで、唇を合わせた。
開かれた目には俺が映っている。後はゴミ袋とか、汚れた室内も見える。その後ろには青空が広がる窓がある。
今日も世界は全く同じで、静かに風が吹くだけだ。
なんとなく可笑しくなって、気づいたら口角が上がっていた。こんな風に思うことがあるんだな。
このクソみたいな世界を綺麗に思うだなんて。
笑う顔を見てから手を取った。俺を殺してくれる手だ。傷付いてガサガサになったその手を持って、首に触れさせる。
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