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24:変なヤツと過去の話02(ビッチ氏視点)
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俺も大きくなったので分かるが、父は本気で母を愛していた。
その母が、例え自身と子供たちのためとはいえ最期に裏切ったことが誰よりも母を愛していた父には許せなかった。
けれど、母はもう鬼籍に入っていたから、その矛先は俺に向かうことになった。
それでも、苛烈ないじめを受けたりはしなかった。ただ、他の家族と全く違う扱いを受け続けたというもの、つまり、兄ふたりは家族として愛されて男爵家の子息らしい教育を受けて育ったのに対して、俺は使用人かそれ以下の待遇で存在を無視されて育ったのだ。
ただ、『魅了』がちゃんと使えるようになるまでは俺は本当にギリギリで生かされているような状態だった。
固いかびたパンと水だけを与えられて、使用人のお古の古い服を着て、埃まみれで狭く掃除もされない部屋に押し込まれて、その環境で生きられたのはパパのおかげだった。
パパは、母と交わった淫魔で、俺が半魔であることを教えてくれて、食事も与えてくれた。
今考えればミルクだよといっていたアレは絶対アレなんだけど、本物のミルクを知らなかった俺はちょっと変なにおいはするけどお腹を満たしてくれるそれがかびたパンや水より好きだった。
そうやって暮らしているうちに、俺は半魔だけど魔の方に力が傾いていった。人間としてより魔に寄った生活をしていたからだというのは後で知った。
「これ以上、僕が育てちゃうとビッチィたんは完全に淫魔になっちゃうんだよね。そうすると君のママとの約束が守れなくなるんだ。だからごめんね、これからはひとりでがんばってね」
パパがそう言って消えた時、生まれて初めて絶望と死ぬのではないかという恐怖も感じたけれど、パパのおかげで母親から受け継いだ魅了魔法をきっと父の想定より早く身につけることができた。
それからは、『魅了』を使って、少しでも自身に憐憫の情がある者達を取り込んでいくことを覚えて生きていくことには困らなくなった。
けれど、最初あまりに彼等を使いすぎて父に勘付かれそうになってからは、『魅了』を使った相手とは行為後は関わらないようにした。
そうして、既に『魅了』を使えることを隠した状態で学園へ入ることができると分かった時は、やっと自由を手に入れたと思えた。
むしろ、なぜ父が俺を学園に入れることを許したのかは未だに謎だけれど。
しかし、そんな俺のバラ色の学園生活は、ある男が俺が接触したことで暗転してしまう。
「ねぇ、ルヴッチ君。僕ね、君の秘密を知っているんだよ」
そう言って、微笑んだ男。俺と同じ男爵家の子息だったが、家族に愛されて育ったそいつ……。
「バラされたくないよね??そうしたら僕のお願い聞いてよ」
悪魔のような笑顔を浮かべたアルト・ジューダス・マグダラを……。
***********************************************************************************
「……お前さ、俺とこんなくだらない話とかして楽しいの??」
思わず不機嫌にトーイを睨むけど、トーイは何故か嬉しそうに笑う。
「ああ。むしろくだらない話を出来るっていうのが大切じゃないか??俺は家族とよく誰が一番上手にパンを膨らませるか選手権なんかをしたりしていたからな」
「意味わかんない」
あの日から、こいつは何故か俺と話したがるようになった。それは本当にびっくりするくらいどうでもいいことばかりで、むしろ大切な話はびっくりするほどされなかった。
例えば、公爵家にルッシーを救う手がかりのために居るのだから、何か役に立つべきだし、それ関連の仕事みたいな話をされると思ったけれどトーイは全然そういう話題はしてこない。
代わりに、一緒に居る時はいつも大げさな絶対嘘だろうって話とか、ほんとうにしょうもない日常を話すばかりだった。
後、トーイが来て変わったことがある。それは……。
「どうだ、このふわふわの白パンの味は??後、今日は牛肉たっぷりのビーフシチューだ」
「……わるくない」
わざとそっけなく返したのに、相変わらずトーイはニコニコしている。本当に気に入らない男だ。
今まで、俺の食生活は淫魔に完全によっていたし、人の食事を美味しいと感じることもなかったので避けていた。けれど、トーイが毎日たわいない話をしながら食べさせようとするそれ、最初は食べないつもりだったけど毎日毎日、ふたり分の食事を持ってくるから、気まずい気持ちでひとくち食べたら……。
何故か、涙がこぼれた。
美味しいからとかそういうのじゃない。美味しいって味覚で感じる食事は、ルッシーを『魅了』していた時に食べたことがあった。けれど、それはあくまで舌がそう感じるだけで決してお腹を満たしてはくれなかった。
けれど、トーイが持ってくる食事は何故かとても美味しいし、今までセックスでしか満たされなかったお腹が満たされると気付いてしまったのだ。
「ルビッチはどの料理が一番気に入った??」
楽し気に聞いてくる男の顔、前はただ鬱陶しいって思っていたのに今は何故かその顔を見るとホッとするようになってきてしまっていた。けれど、そんな自分を認めたくなくて必死に機嫌悪そうな顔をした。
何故だか、この男とセックスするのは嫌だってこの時は思い始めていた。いや、セックスが嫌というより『愛がない』いつものセックスをこの男とだけはしたくないって思ってしまったのだ。
「……どれも同じ」
「そっか、じゃあ全部好きってことだな。それは作っている側からしたら最高の誉め言葉だ」
そう言って笑った顔が、胸を締め付ける。
「どうして……」
どうしてここまでしてくれるの??
そう聞きたかったけどそこまで聞けないで黙り込む俺の頭を、その無骨な手がポンポンとあやすように撫でた後、いつもの意地悪な笑顔はない、真面目で真っすぐな表情でトーイは言った。
「そんなのはお前が好きだからに決まっているだろう??だから、俺を選べよ、ルビッチ」
その母が、例え自身と子供たちのためとはいえ最期に裏切ったことが誰よりも母を愛していた父には許せなかった。
けれど、母はもう鬼籍に入っていたから、その矛先は俺に向かうことになった。
それでも、苛烈ないじめを受けたりはしなかった。ただ、他の家族と全く違う扱いを受け続けたというもの、つまり、兄ふたりは家族として愛されて男爵家の子息らしい教育を受けて育ったのに対して、俺は使用人かそれ以下の待遇で存在を無視されて育ったのだ。
ただ、『魅了』がちゃんと使えるようになるまでは俺は本当にギリギリで生かされているような状態だった。
固いかびたパンと水だけを与えられて、使用人のお古の古い服を着て、埃まみれで狭く掃除もされない部屋に押し込まれて、その環境で生きられたのはパパのおかげだった。
パパは、母と交わった淫魔で、俺が半魔であることを教えてくれて、食事も与えてくれた。
今考えればミルクだよといっていたアレは絶対アレなんだけど、本物のミルクを知らなかった俺はちょっと変なにおいはするけどお腹を満たしてくれるそれがかびたパンや水より好きだった。
そうやって暮らしているうちに、俺は半魔だけど魔の方に力が傾いていった。人間としてより魔に寄った生活をしていたからだというのは後で知った。
「これ以上、僕が育てちゃうとビッチィたんは完全に淫魔になっちゃうんだよね。そうすると君のママとの約束が守れなくなるんだ。だからごめんね、これからはひとりでがんばってね」
パパがそう言って消えた時、生まれて初めて絶望と死ぬのではないかという恐怖も感じたけれど、パパのおかげで母親から受け継いだ魅了魔法をきっと父の想定より早く身につけることができた。
それからは、『魅了』を使って、少しでも自身に憐憫の情がある者達を取り込んでいくことを覚えて生きていくことには困らなくなった。
けれど、最初あまりに彼等を使いすぎて父に勘付かれそうになってからは、『魅了』を使った相手とは行為後は関わらないようにした。
そうして、既に『魅了』を使えることを隠した状態で学園へ入ることができると分かった時は、やっと自由を手に入れたと思えた。
むしろ、なぜ父が俺を学園に入れることを許したのかは未だに謎だけれど。
しかし、そんな俺のバラ色の学園生活は、ある男が俺が接触したことで暗転してしまう。
「ねぇ、ルヴッチ君。僕ね、君の秘密を知っているんだよ」
そう言って、微笑んだ男。俺と同じ男爵家の子息だったが、家族に愛されて育ったそいつ……。
「バラされたくないよね??そうしたら僕のお願い聞いてよ」
悪魔のような笑顔を浮かべたアルト・ジューダス・マグダラを……。
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「……お前さ、俺とこんなくだらない話とかして楽しいの??」
思わず不機嫌にトーイを睨むけど、トーイは何故か嬉しそうに笑う。
「ああ。むしろくだらない話を出来るっていうのが大切じゃないか??俺は家族とよく誰が一番上手にパンを膨らませるか選手権なんかをしたりしていたからな」
「意味わかんない」
あの日から、こいつは何故か俺と話したがるようになった。それは本当にびっくりするくらいどうでもいいことばかりで、むしろ大切な話はびっくりするほどされなかった。
例えば、公爵家にルッシーを救う手がかりのために居るのだから、何か役に立つべきだし、それ関連の仕事みたいな話をされると思ったけれどトーイは全然そういう話題はしてこない。
代わりに、一緒に居る時はいつも大げさな絶対嘘だろうって話とか、ほんとうにしょうもない日常を話すばかりだった。
後、トーイが来て変わったことがある。それは……。
「どうだ、このふわふわの白パンの味は??後、今日は牛肉たっぷりのビーフシチューだ」
「……わるくない」
わざとそっけなく返したのに、相変わらずトーイはニコニコしている。本当に気に入らない男だ。
今まで、俺の食生活は淫魔に完全によっていたし、人の食事を美味しいと感じることもなかったので避けていた。けれど、トーイが毎日たわいない話をしながら食べさせようとするそれ、最初は食べないつもりだったけど毎日毎日、ふたり分の食事を持ってくるから、気まずい気持ちでひとくち食べたら……。
何故か、涙がこぼれた。
美味しいからとかそういうのじゃない。美味しいって味覚で感じる食事は、ルッシーを『魅了』していた時に食べたことがあった。けれど、それはあくまで舌がそう感じるだけで決してお腹を満たしてはくれなかった。
けれど、トーイが持ってくる食事は何故かとても美味しいし、今までセックスでしか満たされなかったお腹が満たされると気付いてしまったのだ。
「ルビッチはどの料理が一番気に入った??」
楽し気に聞いてくる男の顔、前はただ鬱陶しいって思っていたのに今は何故かその顔を見るとホッとするようになってきてしまっていた。けれど、そんな自分を認めたくなくて必死に機嫌悪そうな顔をした。
何故だか、この男とセックスするのは嫌だってこの時は思い始めていた。いや、セックスが嫌というより『愛がない』いつものセックスをこの男とだけはしたくないって思ってしまったのだ。
「……どれも同じ」
「そっか、じゃあ全部好きってことだな。それは作っている側からしたら最高の誉め言葉だ」
そう言って笑った顔が、胸を締め付ける。
「どうして……」
どうしてここまでしてくれるの??
そう聞きたかったけどそこまで聞けないで黙り込む俺の頭を、その無骨な手がポンポンとあやすように撫でた後、いつもの意地悪な笑顔はない、真面目で真っすぐな表情でトーイは言った。
「そんなのはお前が好きだからに決まっているだろう??だから、俺を選べよ、ルビッチ」
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