【不定期更新中】壊れた令嬢の騎士
王命により好きな人と離されたエレナは、貴族令嬢の務めとして心を無にしながら第一王子の婚約者として王城で働いていた。
婚約者のはずの第一王子は、気に食わない婚約者を攻撃するだけ。あるときは、自身の仕事を押しつけながら「お前にはそれしか能がない」と蔑み。あるときは、ただ気に入らないことがあったのを関係のないエレナのせいにして手をあげることも。王城内は王子が怖いのか彼に同調するかで、誰もエレナの味方につく者はいない。
唯一の救いは、月一で兄アーロンが彼女を訪ねてくる時間。何もかもから解放されて、唯一エレナが安心できる日だった。
アーロンは無理に笑顔を見せようとする妹を心配し、配下を王城へ忍びこませ――発覚したのは、彼女への仕打ちと王家の裏切り。
彼はすぐに『友人』に手紙を書き、エレナ救出を企むが――。
壊れてしまったエレナ。
壊れてもなお愛する『友人』と兄により、彼女は愛しい人を思い出すことができるのか。
* カクヨムでも公開しています。
婚約者のはずの第一王子は、気に食わない婚約者を攻撃するだけ。あるときは、自身の仕事を押しつけながら「お前にはそれしか能がない」と蔑み。あるときは、ただ気に入らないことがあったのを関係のないエレナのせいにして手をあげることも。王城内は王子が怖いのか彼に同調するかで、誰もエレナの味方につく者はいない。
唯一の救いは、月一で兄アーロンが彼女を訪ねてくる時間。何もかもから解放されて、唯一エレナが安心できる日だった。
アーロンは無理に笑顔を見せようとする妹を心配し、配下を王城へ忍びこませ――発覚したのは、彼女への仕打ちと王家の裏切り。
彼はすぐに『友人』に手紙を書き、エレナ救出を企むが――。
壊れてしまったエレナ。
壊れてもなお愛する『友人』と兄により、彼女は愛しい人を思い出すことができるのか。
* カクヨムでも公開しています。
目次
感想
あなたにおすすめの小説
婚約破棄直前に倒れた悪役令嬢は、愛を抱いたまま退場したい
矢口愛留
恋愛
【全11話】
学園の卒業パーティーで、公爵令嬢クロエは、第一王子スティーブに婚約破棄をされそうになっていた。
しかし、婚約破棄を宣言される前に、クロエは倒れてしまう。
クロエの余命があと一年ということがわかり、スティーブは、自身の感じていた違和感の元を探り始める。
スティーブは真実にたどり着き、クロエに一つの約束を残して、ある選択をするのだった。
※一話あたり短めです。
※ベリーズカフェにも投稿しております。
あなたの子ではありません。
沙耶
恋愛
公爵令嬢アナスタシアは王太子セドリックと結婚したが、彼に愛人がいることを初夜に知ってしまう。
セドリックを愛していたアナスタシアは衝撃を受けるが、セドリックはアナスタシアにさらに追い打ちをかけた。
「子は要らない」
そう話したセドリックは避妊薬を飲みアナスタシアとの初夜を終えた。
それ以降、彼は愛人と過ごしておりアナスタシアのところには一切来ない。
そのまま二年の時が過ぎ、セドリックと愛人の間に子供が出来たと伝えられたアナスタシアは、子も産めない私はいつまで王太子妃としているのだろうと考え始めた。
離縁を決意したアナスタシアはセドリックに伝えるが、何故か怒ったセドリックにアナスタシアは無理矢理抱かれてしまう。
しかし翌日、離縁は成立された。
アナスタシアは離縁後母方の領地で静かに過ごしていたが、しばらくして妊娠が発覚する。
セドリックと過ごした、あの夜の子だった。
多産を見込まれて嫁いだ辺境伯家でしたが旦那様が閨に来ません。どうしたらいいのでしょう?
あとさん♪
恋愛
「俺の愛は、期待しないでくれ」
結婚式当日の晩、つまり初夜に、旦那様は私にそう言いました。
それはそれは苦渋に満ち満ちたお顔で。そして呆然とする私を残して、部屋を出て行った旦那様は、私が寝た後に私の上に伸し掛かって来まして。
不器用な年上旦那さまと割と飄々とした年下妻のじれじれラブ(を、目指しました)
※序盤、主人公が大切にされていない表現が続きます。ご気分を害された場合、速やかにブラウザバックして下さい。ご自分のメンタルはご自分で守って下さい。
※小説家になろうにも掲載しております
あの子を好きな旦那様
はるきりょう
恋愛
「クレアが好きなんだ」
目の前の男がそう言うのをただ、黙って聞いていた。目の奥に、熱い何かがあるようで、真剣な想いであることはすぐにわかった。きっと、嬉しかったはずだ。その名前が、自分の名前だったら。そう思いながらローラ・グレイは小さく頷く。
※小説家になろうサイト様に掲載してあります。
好きでした、さようなら
豆狸
恋愛
「……すまない」
初夜の床で、彼は言いました。
「君ではない。私が欲しかった辺境伯令嬢のアンリエット殿は君ではなかったんだ」
悲しげに俯く姿を見て、私の心は二度目の死を迎えたのです。
なろう様でも公開中です。
忘れられた妻
毛蟹葵葉
恋愛
結婚初夜、チネロは夫になったセインに抱かれることはなかった。
セインは彼女に積もり積もった怒りをぶつけた。
「浅ましいお前の母のわがままで、私は愛する者を伴侶にできなかった。それを止めなかったお前は罪人だ。顔を見るだけで吐き気がする」
セインは婚約者だった時とは別人のような冷たい目で、チネロを睨みつけて吐き捨てた。
「3年間、白い結婚が認められたらお前を自由にしてやる。私の妻になったのだから飢えない程度には生活の面倒は見てやるが、それ以上は求めるな」
セインはそれだけ言い残してチネロの前からいなくなった。
そして、チネロは、誰もいない別邸へと連れて行かれた。
三人称の練習で書いています。違和感があるかもしれません
私があなたを好きだったころ
豆狸
恋愛
「……エヴァンジェリン。僕には好きな女性がいる。初恋の人なんだ。学園の三年間だけでいいから、聖花祭は彼女と過ごさせてくれ」
※1/10タグの『婚約解消』を『婚約→白紙撤回』に訂正しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる