2 / 8
第1話 おっさんのもう一つの現実は、チートでハーレム持ちの賢者。
しおりを挟む
居酒屋のバイトを終えて帰宅したのは、夜中の二時頃。ポストに、不在届を見つけた。差出人に心当たりはなかったけど、昼頃届くようにWEBサービスにて登録。
俺の城は、八畳の1Kアパート。一応風呂とトイレは別だ。街中ではあるが、ボロいので家賃は安い。発泡酒を飲みつつ、コンビニ弁当を食べる。一人暮らしで誰かを呼ぶ事も無いので、部屋は散らかり放題。脱ぎ捨てた服や、ゴミが散乱している。いわゆる汚部屋ってやつです。片付けたいけど、気力が出ないんだよなぁ。
食事と風呂を済ませて睡眠。惰眠を貪る。宅配業者に起こされ、荷物を受け取った。
差出人は、株式会社シャングリラ。やはり一切心当たりが無い。
「まさか、爆弾って事もないだろう」
そう独りごちながら、小包を開封する。中には、真新しいヘッドセットが入っていた。説明書によると、どうやらこれのみでプレイが可能な「VRゲーム」のようだ。また、モニターに当選した旨も書かれていた。
ヘッドセットを頭に装着して、布団などに横になる。それでゲーム開始の準備は完了との事。
「モニターに当選......? 応募した覚え、ないんだけどな」
怪しい。だがそれ以上に好奇心を掻き立てられた。金を請求されたら、警察に連絡すればいい。試す価値はあるかも知れない。
「やってみるか」
俺はヘッドセットを装着し、せんべい布団に横になる。
スイッチを入れると、体の力が抜けていくのがわかった。ヘッドセットから発せられる電磁波が、脳波と同期しているらしい。
まどろみに包まれる。意識ははっきりしているが、手足の感覚がなくなっている。起きたまま夢を見ているような感覚だった。
何も見えなくなる。最初は恐怖を感じたが、徐々に慣れていった。
「シャングリラ・オンラインの世界へようこそ」
美しい声が聞こえた。耳に心地いい。
「あなたはこれから、火星の地下世界へと赴きます。その中にあるいくつかの国の一つ。シャングリラの住人として、これから数多くの冒険をする事になるでしょう。あなたの体となる、アバターを選んで下さい」
目の前に突然、人の姿が見えた。姿見を見ているかのように、至近距離だ。人物の右上には、名前や性別、生い立ちや性格が表示されている。
美しい映像だった。CGだとは思うけど、実写にしか見えない。本当に鏡を見ながら、自分の姿を確認している錯覚に陥る。
今俺の目の前にいるのは男性。ローガンと言う屈強な戦士だ。
左上には、その人物の能力が表示されている。いわゆるステータスとスキルだ。ステータスは力、知恵、魔力、生命力、素早さ、運の強さ、である。
ローガンは力と生命力が異常に高い。スキルもパワータイプで、強そうだ。
でも、俺が求めているのはこういうキャラじゃない。俺はMMORPGをプレイする場合、基本的に魔法職を選択する事が多い。
何故って? それは魔法というものに憧れているからだ。30歳まで童貞なら魔法使いになれるという伝説は、眉唾だった。俺は彼女いない歴イコール年齢の、ただのしがないフリーターでしかない。
と言うわけで、ローガンはパスだ。魔法職のアバターを探してみよう。違うアバターを見ようと考えるだけで、勝手に切り替わっていく。
しかし、色々いるな。公爵令嬢の武術家や、露出狂のシスターなんかもいるぞ。VRで女性になりきってみるのも面白そうだけど、今回はパスだ。
出来れば万能の魔法職である、賢者とか理想だよね。
賢者、賢者っと。
おっ、いたいた。「大賢者ファーナス・ラー」。
顔もイケメンで背も高い。年齢は20歳。若くして大賢者ってすごいな。
肩書きや容姿も素晴らしいが、注目すべきはそのスキル。なんと、全ての魔法を最初から習得済みだ。使用する魔法に関わると言う「守護精霊」は、「精霊王ロロ・マギア」だそうだ。王って響き、いいよね。
いやー、いいねー! ちょっと反則的に強すぎるけど、いいじゃない! こういうキャラを探してたんですよ俺は!これにします!
「大賢者ファーナス・ラーですね。かしこまりました。それでは、あなたは今から彼となります。シャングリラにおいての人生が、より良いものになりますように。では、いってらっしゃいませ」
目の前のアバターが消え、再び目の前が暗くなった。それと同時に、手足の感覚が蘇る。普通に動かせるみたいだ。どうやら現実に戻ったらしい。
ん?もう終わり?ゲーム始まってないんですけど......。ああ、モニターだもんな。体験版みたいな感じで、キャラ選択までしか出来ない仕様なのかも知れない。
少しガッカリしながら、目を開ける。
「え? ここ、どこだよ......」
どう見ても俺ん家の天井じゃねーぞ。ふと、柔らかい感触が右手に当たる。ん? なんだこれ。すごい素敵な触り心地。
「あん♡ ファーナスさまったらぁ。本当におっぱいがお好きなんですね♡」
やや上ずった女性の声が聞こえ、俺はドキリとした。声のする方を見ると、黒髪ショートボブの美少女が、妖艶に微笑んでいた。
「私のおっぱい、やっぱり揉みたくなっちゃいます? どうぞ、お好きなだけ揉んで下さい♡」
少女はクスッと笑って、俺の頰にキスをする。えええ!? なにこれ!? えええ!?
「君は誰だ? どうして私は君と......それにここはどこなんだ?」
あれ? 普通に喋ってるはずなんだけど、なんか変だぞ。やけに堅苦しい喋り方だ。
「ここは王城にある、賢者様の私室ですよ。私たちは賢者ファーナス様のお世話係。昨晩は夜伽のお相手も致しました♡」
よ、夜伽!? 俺、39歳にして、ついに脱童貞!? いやいや待て待て。全くその記憶が無いのはどう言う訳だ!?
それに俺は賢者じゃ......、ん? 私たち?
なんか左手にも柔らかな感触が......クスクスと言う笑い声に誘われ、そちらを見る。栗色の、軽くウエーブがかかった髪がふわりと香る。こちらにも、大きな目をした美少女が!
「私のおっぱいも、また好きなだけ揉んで下さい♡ファーナス様」
おいおいおいおいー! 両側に美少女! ハーレムかよ!
うーん、なんだろこの状況。考えられる可能性は二つ。一つ目は、夢を見ている。二つ目は、まだVRゲームの世界にいる。
美少女たちの感触に、鼻腔をくすぐる彼女たちの香り。あまりにも生々しい。
よって夢の線は消える。つまりこれは......信じがたいが、ゲームの世界だ。
「すまないが、手鏡を持っていたら貸してくれないか」
黒髪ショートボブの娘の素肌に触れていた手を掲げ、鏡を要求してみた。
すると彼女は、俺の手の甲にチュッとキスをし、それから鏡を持たせてくれた。
「ありがとう」
礼を言って鏡を見る。この顔、間違いない。アバター選択画面で見た「大賢者ファーナス・ラー」の顔だ。
そう確信したと同時に、俺の脳にファーナスの記憶が流れ込んでくる。どこで生まれ、どこで育ったのか。いかにして、大賢者となり得たのか。
全てを理解した。と同時に、このシャングリラこそが現実である気もしてきた。もしかしたら、VRゲームをプレイしている筈の現実の俺「室井剛志」の記憶こそが、夢であるとも。
だが冷静に考えれば、そんな事は有り得ない。辻褄が合わない。俺は現実逃避しそうな自分に、残酷なリアルを受け入れさせた。
だが、現実がろくでもない分、このゲーム世界では思う存分楽しんでやるぜ!
二人の美少女の名前も、ファーナスの記憶がインストールされた俺には分かっている。
黒髪ショートボブがレイン。栗色ウエーブがアーリアだ。俺は彼女達を抱き寄せ、充分にその柔らかさを堪能した。
しばらく戯れていると、ドアが遠慮がちにノックされた。
「入室を許可する」
そう声をかけると、ドアがゆっくりと開いた。そしてメイドらしき少女が、静かに入室した。
「大賢者ラー様。国王陛下がお呼びでございます。なんでも、アールアース公爵の領地にダンジョンが出現したそうです」
ダンジョンが出たか。ならば急がねばなるまい。
「レイン、アーリア。朝食の準備と、着替えの用意だ。五分で支度せよ」
「かしこまりました、ファーナス様♡」
二人は同時に答え、仕事を開始した。
ファーナスの記憶によると、ダンジョン作成は魔族の仕業らしい。人族の領地に攻め込む場合、拠点として作成するのだそうだ。
「さてさて。今度は誰が来るかな。魔王でも来てくれれば、少しは張り合いがあるのだがな」
俺が独り言のように言うと、レインとアーリアが笑う。
「例え魔王でも、ファーナス様には敵いませんよ。それと、今度はダンジョンを壊さないで下さいね。冒険者が生き埋めにでもなったら大変ですから」
レインがそう言って、ピンと人差し指を立てる。
「そうですよ。ダンジョンには冒険者をおびき寄せる為の宝箱が無数にあるんですから。全部奪って、魔族を財政難に追い込んだ方が面白いです」
アーリアの言うのはもっともだ。確かに面白そうである。
「なるほどな。ではなるべく、壊さないように進むとしよう」
俺はどんなパーティ構成にするかを思案しながら、用意された朝食に手をつけた。
俺の城は、八畳の1Kアパート。一応風呂とトイレは別だ。街中ではあるが、ボロいので家賃は安い。発泡酒を飲みつつ、コンビニ弁当を食べる。一人暮らしで誰かを呼ぶ事も無いので、部屋は散らかり放題。脱ぎ捨てた服や、ゴミが散乱している。いわゆる汚部屋ってやつです。片付けたいけど、気力が出ないんだよなぁ。
食事と風呂を済ませて睡眠。惰眠を貪る。宅配業者に起こされ、荷物を受け取った。
差出人は、株式会社シャングリラ。やはり一切心当たりが無い。
「まさか、爆弾って事もないだろう」
そう独りごちながら、小包を開封する。中には、真新しいヘッドセットが入っていた。説明書によると、どうやらこれのみでプレイが可能な「VRゲーム」のようだ。また、モニターに当選した旨も書かれていた。
ヘッドセットを頭に装着して、布団などに横になる。それでゲーム開始の準備は完了との事。
「モニターに当選......? 応募した覚え、ないんだけどな」
怪しい。だがそれ以上に好奇心を掻き立てられた。金を請求されたら、警察に連絡すればいい。試す価値はあるかも知れない。
「やってみるか」
俺はヘッドセットを装着し、せんべい布団に横になる。
スイッチを入れると、体の力が抜けていくのがわかった。ヘッドセットから発せられる電磁波が、脳波と同期しているらしい。
まどろみに包まれる。意識ははっきりしているが、手足の感覚がなくなっている。起きたまま夢を見ているような感覚だった。
何も見えなくなる。最初は恐怖を感じたが、徐々に慣れていった。
「シャングリラ・オンラインの世界へようこそ」
美しい声が聞こえた。耳に心地いい。
「あなたはこれから、火星の地下世界へと赴きます。その中にあるいくつかの国の一つ。シャングリラの住人として、これから数多くの冒険をする事になるでしょう。あなたの体となる、アバターを選んで下さい」
目の前に突然、人の姿が見えた。姿見を見ているかのように、至近距離だ。人物の右上には、名前や性別、生い立ちや性格が表示されている。
美しい映像だった。CGだとは思うけど、実写にしか見えない。本当に鏡を見ながら、自分の姿を確認している錯覚に陥る。
今俺の目の前にいるのは男性。ローガンと言う屈強な戦士だ。
左上には、その人物の能力が表示されている。いわゆるステータスとスキルだ。ステータスは力、知恵、魔力、生命力、素早さ、運の強さ、である。
ローガンは力と生命力が異常に高い。スキルもパワータイプで、強そうだ。
でも、俺が求めているのはこういうキャラじゃない。俺はMMORPGをプレイする場合、基本的に魔法職を選択する事が多い。
何故って? それは魔法というものに憧れているからだ。30歳まで童貞なら魔法使いになれるという伝説は、眉唾だった。俺は彼女いない歴イコール年齢の、ただのしがないフリーターでしかない。
と言うわけで、ローガンはパスだ。魔法職のアバターを探してみよう。違うアバターを見ようと考えるだけで、勝手に切り替わっていく。
しかし、色々いるな。公爵令嬢の武術家や、露出狂のシスターなんかもいるぞ。VRで女性になりきってみるのも面白そうだけど、今回はパスだ。
出来れば万能の魔法職である、賢者とか理想だよね。
賢者、賢者っと。
おっ、いたいた。「大賢者ファーナス・ラー」。
顔もイケメンで背も高い。年齢は20歳。若くして大賢者ってすごいな。
肩書きや容姿も素晴らしいが、注目すべきはそのスキル。なんと、全ての魔法を最初から習得済みだ。使用する魔法に関わると言う「守護精霊」は、「精霊王ロロ・マギア」だそうだ。王って響き、いいよね。
いやー、いいねー! ちょっと反則的に強すぎるけど、いいじゃない! こういうキャラを探してたんですよ俺は!これにします!
「大賢者ファーナス・ラーですね。かしこまりました。それでは、あなたは今から彼となります。シャングリラにおいての人生が、より良いものになりますように。では、いってらっしゃいませ」
目の前のアバターが消え、再び目の前が暗くなった。それと同時に、手足の感覚が蘇る。普通に動かせるみたいだ。どうやら現実に戻ったらしい。
ん?もう終わり?ゲーム始まってないんですけど......。ああ、モニターだもんな。体験版みたいな感じで、キャラ選択までしか出来ない仕様なのかも知れない。
少しガッカリしながら、目を開ける。
「え? ここ、どこだよ......」
どう見ても俺ん家の天井じゃねーぞ。ふと、柔らかい感触が右手に当たる。ん? なんだこれ。すごい素敵な触り心地。
「あん♡ ファーナスさまったらぁ。本当におっぱいがお好きなんですね♡」
やや上ずった女性の声が聞こえ、俺はドキリとした。声のする方を見ると、黒髪ショートボブの美少女が、妖艶に微笑んでいた。
「私のおっぱい、やっぱり揉みたくなっちゃいます? どうぞ、お好きなだけ揉んで下さい♡」
少女はクスッと笑って、俺の頰にキスをする。えええ!? なにこれ!? えええ!?
「君は誰だ? どうして私は君と......それにここはどこなんだ?」
あれ? 普通に喋ってるはずなんだけど、なんか変だぞ。やけに堅苦しい喋り方だ。
「ここは王城にある、賢者様の私室ですよ。私たちは賢者ファーナス様のお世話係。昨晩は夜伽のお相手も致しました♡」
よ、夜伽!? 俺、39歳にして、ついに脱童貞!? いやいや待て待て。全くその記憶が無いのはどう言う訳だ!?
それに俺は賢者じゃ......、ん? 私たち?
なんか左手にも柔らかな感触が......クスクスと言う笑い声に誘われ、そちらを見る。栗色の、軽くウエーブがかかった髪がふわりと香る。こちらにも、大きな目をした美少女が!
「私のおっぱいも、また好きなだけ揉んで下さい♡ファーナス様」
おいおいおいおいー! 両側に美少女! ハーレムかよ!
うーん、なんだろこの状況。考えられる可能性は二つ。一つ目は、夢を見ている。二つ目は、まだVRゲームの世界にいる。
美少女たちの感触に、鼻腔をくすぐる彼女たちの香り。あまりにも生々しい。
よって夢の線は消える。つまりこれは......信じがたいが、ゲームの世界だ。
「すまないが、手鏡を持っていたら貸してくれないか」
黒髪ショートボブの娘の素肌に触れていた手を掲げ、鏡を要求してみた。
すると彼女は、俺の手の甲にチュッとキスをし、それから鏡を持たせてくれた。
「ありがとう」
礼を言って鏡を見る。この顔、間違いない。アバター選択画面で見た「大賢者ファーナス・ラー」の顔だ。
そう確信したと同時に、俺の脳にファーナスの記憶が流れ込んでくる。どこで生まれ、どこで育ったのか。いかにして、大賢者となり得たのか。
全てを理解した。と同時に、このシャングリラこそが現実である気もしてきた。もしかしたら、VRゲームをプレイしている筈の現実の俺「室井剛志」の記憶こそが、夢であるとも。
だが冷静に考えれば、そんな事は有り得ない。辻褄が合わない。俺は現実逃避しそうな自分に、残酷なリアルを受け入れさせた。
だが、現実がろくでもない分、このゲーム世界では思う存分楽しんでやるぜ!
二人の美少女の名前も、ファーナスの記憶がインストールされた俺には分かっている。
黒髪ショートボブがレイン。栗色ウエーブがアーリアだ。俺は彼女達を抱き寄せ、充分にその柔らかさを堪能した。
しばらく戯れていると、ドアが遠慮がちにノックされた。
「入室を許可する」
そう声をかけると、ドアがゆっくりと開いた。そしてメイドらしき少女が、静かに入室した。
「大賢者ラー様。国王陛下がお呼びでございます。なんでも、アールアース公爵の領地にダンジョンが出現したそうです」
ダンジョンが出たか。ならば急がねばなるまい。
「レイン、アーリア。朝食の準備と、着替えの用意だ。五分で支度せよ」
「かしこまりました、ファーナス様♡」
二人は同時に答え、仕事を開始した。
ファーナスの記憶によると、ダンジョン作成は魔族の仕業らしい。人族の領地に攻め込む場合、拠点として作成するのだそうだ。
「さてさて。今度は誰が来るかな。魔王でも来てくれれば、少しは張り合いがあるのだがな」
俺が独り言のように言うと、レインとアーリアが笑う。
「例え魔王でも、ファーナス様には敵いませんよ。それと、今度はダンジョンを壊さないで下さいね。冒険者が生き埋めにでもなったら大変ですから」
レインがそう言って、ピンと人差し指を立てる。
「そうですよ。ダンジョンには冒険者をおびき寄せる為の宝箱が無数にあるんですから。全部奪って、魔族を財政難に追い込んだ方が面白いです」
アーリアの言うのはもっともだ。確かに面白そうである。
「なるほどな。ではなるべく、壊さないように進むとしよう」
俺はどんなパーティ構成にするかを思案しながら、用意された朝食に手をつけた。
0
お気に入りに追加
38
あなたにおすすめの小説
Another Of Life Game~僕のもう一つの物語~
神城弥生
ファンタジー
なろう小説サイトにて「HJ文庫2018」一次審査突破しました!!
皆様のおかげでなろうサイトで120万pv達成しました!
ありがとうございます!
VRMMOを造った山下グループの最高傑作「Another Of Life Game」。
山下哲二が、死ぬ間際に完成させたこのゲームに込めた思いとは・・・?
それでは皆様、AOLの世界をお楽しみ下さい!
毎週土曜日更新(偶に休み)
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
シスターヴレイヴ!~上司に捨て駒にされ会社をクビになり無職ニートになった俺が妹と異世界に飛ばされ妹が勇者になったけど何とか生きてます~
尾山塩之進
ファンタジー
鳴鐘 慧河(なるがね けいが)25歳は上司に捨て駒にされ会社をクビになってしまい世の中に絶望し無職ニートの引き籠りになっていたが、二人の妹、優羽花(ゆうか)と静里菜(せりな)に元気づけられて再起を誓った。
だがその瞬間、妹たち共々『魔力満ちる世界エゾン・レイギス』に異世界召喚されてしまう。
全ての人間を滅ぼそうとうごめく魔族の長、大魔王を倒す星剣の勇者として、セカイを護る精霊に召喚されたのは妹だった。
勇者である妹を討つべく襲い来る魔族たち。
そして慧河より先に異世界召喚されていた慧河の元上司はこの異世界の覇権を狙い暗躍していた。
エゾン・レイギスの人間も一枚岩ではなく、様々な思惑で持って動いている。
これは戦乱渦巻く異世界で、妹たちを護ると一念発起した、勇者ではない只の一人の兄の戦いの物語である。
…その果てに妹ハーレムが作られることになろうとは当人には知るよしも無かった。
妹とは血の繋がりであろうか?
妹とは魂の繋がりである。
兄とは何か?
妹を護る存在である。
かけがいの無い大切な妹たちとのセカイを護る為に戦え!鳴鐘 慧河!戦わなければ護れない!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
俺だけレベルアップできる件~ゴミスキル【上昇】のせいで実家を追放されたが、レベルアップできる俺は世界最強に。今更土下座したところでもう遅い〜
平山和人
ファンタジー
賢者の一族に産まれたカイトは幼いころから神童と呼ばれ、周囲の期待を一心に集めていたが、15歳の成人の儀で【上昇】というスキルを授けられた。
『物質を少しだけ浮かせる』だけのゴミスキルだと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
途方にくれるカイトは偶然、【上昇】の真の力に気づく。それは産まれた時から決まり、不変であるレベルを上げることができるスキルであったのだ。
この世界で唯一、レベルアップできるようになったカイトは、モンスターを倒し、ステータスを上げていく。
その結果、カイトは世界中に名を轟かす世界最強の冒険者となった。
一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトを追放したことを後悔するのであった。
47歳のおじさんが異世界に召喚されたら不動明王に化身して感謝力で無双しまくっちゃう件!
のんたろう
ファンタジー
異世界マーラに召喚された凝流(しこる)は、
ハサンと名を変えて異世界で
聖騎士として生きることを決める。
ここでの世界では
感謝の力が有効と知る。
魔王スマターを倒せ!
不動明王へと化身せよ!
聖騎士ハサン伝説の伝承!
略称は「しなおじ」!
年内書籍化予定!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる