恋の自由帳

恋の自由帳

ねぇ響花さんどうしたらそんなに綺麗になれるの？
「ん～別に何かやってるってわけじゃないけど、、」
じゃあ私たちを綺麗になれるのかな？
「うん！なれると思うよ！」
やったー私でも響花さんみたいに綺麗になれるって！
「あ、樹また1人で本読んでる。話しかけたいけどな、周りにこんなに人がいたら迷惑そうだし、」
響花ー授業遅れちゃうよー
「あ！今行く！」
放課後
「はぁ、先生話長いよもうこんな時間じゃん、ってあれ樹まだ本読んでる」
「そういえば今日あれ持ってきてたかな、あった！よし！ねぇ樹！」
「なんだ響花か、どうした」
この2人は昔からの仲良しで、家も近く中学では話していたが高校になり樹はあまり口を聞いてくれなくなっていた。
「なんだってなによ！でもこうやって話すの久しぶりね」
「あぁ、お前は入学してからずっと囲まれてたもんな俺はお前みたいにコミュ力ないから、話しかけられても会話が続かないから友達なんて1人もいないよ」
「そっか、じゃあこれ　貸してあげる」
「自由帳？なんで自由帳なんか渡すんだよ、俺は高校生だぞ」
「いいのいいの！そんなこと気にしないで何か書いてきて！」
「わかったよ」