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3 変態を知った瞬間

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変態表現ありー注意



このいらないギフトにはっきり気がついたのは11歳の誕生日を迎えた後、私に初潮がきて母に妊娠つまり閨教育受けた後だった。

母は元々明け透けな性格で普段から私の前でも父達とイチャイチャしていたが、私にはそれが日常すぎて単なる普通のスキンシップだと思っていたが、これが異性しかも好きな相手には欲情に直結するスキンシップでもあるのだと知って驚愕した。

だとすると、兄とのハグや頬にキスのスキンシップの延長程度の認識で時々王子達と自宅でお茶していたが、年に一回の私の誕生日だけは父達と母のスキンシップに近い膝抱っこ、首に顔を埋める、給餌行為、これらの最中に王子達が口を開いていないにそれぞれに接触した時に声が聞こえるという“心聴“ギフトが王子達限定で発動していた。


その言葉の意味が……今ならわかる…ケダモノどもめ!
来年から思い通りにさせないんだから!

私は12歳から16歳まで学園に通う事になっている数すくない女性だけの学園で、もちろん教員、護衛、教師全て既婚者。
全寮制で夏季冬季休暇以外は学園内で過ごす。

婚約者がいる者は学園が休みの時外出許可を申請し婚約者とデートを楽しんでいる。

学園は任意なので大半の女性は家庭教師に教育をうけ学園に通うものは少ないが、今年からなぜか校舎が異動になり
王城から近くなったこともあり時々王子達を校門前で見かけることができると噂になり新入生がいつもの3倍になった。

3倍といっても王都の学園で去年20人だったのが郊外からも集まり60人ぽっちなのだが…そのたかが60人ぽっちで問題発生…


当然と言えば当然の問題なのだが……予測できなかったのだろうか?

全寮制なのに部屋が足りないと言う事態になり数人が寮以外から通うという事態が起きた。

それぞれの家と本人調査をして王都に近い成績優秀者は自宅もしくは学園から近い婚約者の家から通うように通達された。
これも学園から決められたことで否は認められない。

不服なら入学取り消しても良いと言われたら誰も文句は言えない!
そもそもの殆どの生徒が入学動機が不純だからだ。

そして私は……、王子や婚活男子から逃れる為に全寮制に入学という立派な不純動機デス、でも成績は首席入学だ!
文句は言わせない!(ダレニ?)

首席ですが、そんな動機不純な私にも寮以外から通うよう通達された…。

あるご婦人の別宅から通学することになった。
とにかくセキュリティーは万全で王都で1番安全らしい。

おお、首席入学となると特別扱いか~単純にもちょっと浮かれたのは仕方ない。



私は理事長室に呼ばれた。

「失礼します。」

「おお、リーシャ君こちらに来たまえ、こちらが通学場所まで案内してくれるダン伯爵だ。」

「初めまして、ダン伯爵様リーシャと申します。お手数おかけしますがよろしくお願いします。」

「ダンでいいよ、噂には聞いてたけど、成る程、奢ったところがまるで無い清廉された美しさだね。」

「じゃぁダン君あとはたのんだよ。」

「はい、じゃ、リーシャ嬢行こうか」

そう言うとダン様は理事長室の奥にかけられた絵画に触れて魔力を流したするとそこに道が現れた。
ボーゼンとしていると

「ほら、行くよー」

と手を引かれその道を歩いてほんの数分、立派な庭園と立派な建物が見えた。

中に入りサロンに案内された。そこには綺麗なご婦人……と、グラント王子金のヘンタイがいた。

そのご婦人は……、王妃様だ!

なぜ?

「いらっしゃいリーシャ、しばらく見ないうちに綺麗になったわねー、さぁこっちに座って!」

驚き過ぎて思考が飛んでしまいそうになったが、必死に冷静さを保ち王妃様の向かいのソファに腰掛けた……ら、
当然のようにグラント王子金のヘンタイが私の隣にと座った。

近いぞヘンタイ!少し離れろ!と念じてみたが通じなかった。残念だ。

「驚いたでしょう?ふふふ、私がリーシャのホームステイ先の主人よ!ここが、学園にいる間の住まいになるのよ!私は常にここにいるわけじゃし、夜は夫達の所に行くけど、学園が休みの時は一緒にお茶しましょうね。」

「え“?あ、はい?」

ちょっと待って、もしかしてここって……、

「あのー王妃様、ここはもしかして城内ですか?なぜ、私はここに?私は距離的に自宅から通えない距離でもないと思うのですが……」

「あら、何いってるの!学年首席のあなたを自宅通学なんてさせられないわ!ここが1番安全なのよ!」

「そうですか、…なら、お言葉に甘えてお世話になります。」

「世話係の従者はみんな既婚者で退したものばかりだから、は起こらないから安心してね!それに夜は息子達が滞在するから警備は万全よ!」

「は?いえ、王子にヘンタイに警備なんてそんなことさせないでください!普通に護衛の方にお願いします。」

やだやだ、王子ヘンタイと同じ建物で寝るなんて1番危険じゃない!
絶対寝れる気しないんだけど

「何いってるんだよ!大事な御令嬢を預かるんだ私たちより強い護衛騎士はいないよ!私たちに任せてリーシャはここでゆっくり休むといいよ!(相変わらずいい匂いだよーうっかり気をゆるめたら勃っちゃうな、)」

出たな!変態!勃っちゃうじゃなくていつも勃ってるだろうが!

「じゃぁリーシャ私は城に戻るわね、後はグラントに頼んであるから部屋まで案内してもらいなさい」

「あ、はい。」

バタン……、オイオイグラン様金のヘンタイと2人だよ。いくらなんでもいきなり変態が表に顔出さないでしょうね。

っておい!

「リーシャ少しだけ抱きしめていい?」

やっぱりか!嗅ぐのか?嗅ぐんだろ?

「既に私は後ろからホールドされてますが!できるなら拒否でお願いできますか?」

チッ!微塵も動けない、ちょっと首に顔埋めてスーハーするな!もう!

「少しだけ、お願いだよ!(スースーはぁ、たまんねぇ、ベロチューしたい、押し倒してみたい、ひん剥いてベロベロのトロトロにして飲みてぇ、)ペロ、チュ」

!!今舐めた?舐めたよね

「グラン様、今何しました?いいかげん離してください!」

「いや、何も、もう少しだけ、いや、ごめん。(これ以上は自制が効かなくなる。せめてもう1ペロしたかった。)」

……、何?1ペロってやっぱり舐めたんじゃない!
それに顔だけ爽やかなくせに、グラン様の全然自制されてないわ!


グラント王子…リーシャの体臭が彼にとってのまたたび、又は媚薬になっている。
普段は品行方正眉目秀麗、完璧王子なのだがリーシャ限定で舐め変態に変身してしまうのだ。
この時グラント王子御年23歳

リーシャ、変態行動に気がつく前から変態行為をスキンシップと勘違いしていたおかげで耐性ついてきていた事に気がついていない。この時リーシャ御年12歳既にバストサイズCからDに変わろうとしていた。
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