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第2章 アリタリカ帝国に留学
73 昆虫エリア
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『未踏のダンジョン』11階は昆虫ゾーンでした。
草原と森が広がっていて、とてもダンジョン内とは思えません。
エリザとエリシャナは髭面男のパーティを見送ったあと、2人で探索を始めました。
「エリシャナ、今回はクリアする事が目的ではありません、情報収集とクエスト達成が目的です。慎重にマッピングしながら進みましょう」
「はい、エリザ御姉様」
早速、大きなバッタの魔物が襲って来ました、体調が1メートルぐらいあります。
シャアアアアアッ!
バシッ! ズガッ! グシャアアアッ!
2人は巨大バッタを槍で叩き、突き、念入りに剣で止めを刺しました。
「エリシャナ、貴女も容赦ありませんね……」
「だって、気持ち悪いのですもの。私は虫が苦手なのです」
「……エリシャナ、魔石を取って下さい」
「あのぅ、虫が苦手と告白しました。お姉様にお願い致します」
「私もです」
「エッ?」
「私も虫が苦手なのです。触れません」
「「……」」
「あのぅ、交代で少しづつ斬りましょうか?」
「はい……」
エリザは魔石が有ると思われる辺りに、刀を突き刺して開いていきます。
「ウップッ……、▼¥■&$%●▲……、ハァ、ハァ、ハァ。 限界です、代わってください」
エリシャナが代わりに魔石が有ると思われる辺りに、刀を突き刺して開いていきます。
「ンッンッ、オップ……、▼$%●¥■&▲……、ハァ、ハァ、ハァ。 限界です御姉様、もう1度代わってください」
「はぁ、やってみます」
やっとのことで魔石を取った2人は、精神的なダメージを結構受けていました。
「お姉様、無理して魔石を取らずに、ビートルの角だけに致しましょう」
「そうですね。あとは情報収集だけで良いでしょう」
そのあとスグに、クエスト目的のビートルに遭遇して討伐し、角を切り取りました。
「ふぅ、角の切り取りだけなら、そんなに気持ち悪く無いですね」
「はい、何とか出来そうです」
その後もビートルや他の昆虫魔物に遭遇しながら進んで行き、お昼頃になりました。
「そろそろ、昼食に致しましょう」
「はい」
開けた場所で髭面男達が昼食を食べていたので、近くで食べさせて貰う事にします。お互いに危険を少なくする為なのです。
「私達も一緒に食べさせてくださいませ」
「おぅ、いいぞ。食え食え、旅は道ずれって言うからなぁ」
エリシャナは彼らに見られないように、給食袋からサンドイッチとお茶を出します。
エリザは彼らの関心を自分に向ける為に、男に話しかけました。
「あのぅ、お名前を聞いても宜しいですか? 私達はエリザとエリシャナと申します」
「おぅ、俺はフィリップだ」
次々と男達が名乗りを上げます。
「バルトロだ」
「ブロディだ」
「ハンセンです」
「フェルムです」
「お兄さん達はもう11階のボスを倒したのですか?」
「まだだよ。 ボスの居る場所は見つけたんだが、ボスはビートルの上位種だと言う情報を聞いたんだ。もう少し普通のビートルで練習して、馴れてから挑もうかと思ってなぁ」
「破天荒な方かと思っていまいしたが、意外と慎重派なんですね?」
「そりゃそうさ。死んだら元も子も無えからなぁ」
「ボスの特徴は分かっているのですか?」
「あぁ、ボスは『ヘラクレスビートル』って言うんだ。通常のビートルよりも大きさが2倍で、角攻撃が恐ろしくて近づきにくく、外殻が固いらしいぞ」
「何か対策を考えてるのですか?」
「うむ。殻が硬いなら、まず足の関節を攻めようかと思ってるんだ」
「そうなんですね」
「その槍をちょっと見せてくれ。うんっ? これはミスリルみたいだなぁ! まさかミスリルみたいな希少な金属をF級の若いお譲ちゃん達が持ってる訳無いよなぁ……」
お茶を飲みながら休憩中の髭面の男が目敏く指摘します。
「よかったら、その剣も見せてくれないか? えっ!これもミスリルの剣に見えるぞ」
「そうですか?」
「おい、フィリップ。幾らなんでも槍も剣もミスリルなんて事は有り得ないだろぅ……」
「そうだよなぁ、それに今迄本物を近くで見た事が無いしなぁ」
「「「あーはっはっは~」」」
食事をして休憩をしたので、お互いに出発する事にします。
「じゃあ、またなぁ」
「一緒に食事をさせて頂き、色々と教えて貰ってありがとうございました」
「な~に、イイって事よ」
いつもの様に髭面男のフィリップは手をヒラヒラと振りながら去っていきました。
私達は引き続き、クエストのビートルを捜して狩っていきます。ボス戦を意識して関節も狙って攻めてみました。
勿論、遭遇した他の魔物も退治しました。
ビートルは1メートルぐらいの体で外殻が固く手応えがありますが、ミスリル製の武器で殻を貫き、そこからこじ開けて切り裂いて倒しました。そして関節を狙うとやはり殻より斬り易く、弱点で有る事が分かりました。
「なかなか良い情報が得られたと思います」
「後はボスの出現場所を見つければ良いですね」
「とりあえずビートルを10匹倒して角をゲットしましたから、今日はそろそろ帰りましょうか?」
「はい、御嬢様がお帰りになる前に帰りましょう」
2人は転移魔道具を取り出して、設定ポイントである学院寮のマリエルの部屋に直接転移して帰りました。
シュイイイィィィンッ!
「「ただいま戻りました」」
「お帰りなさい」
2人は侍従のケイシーに出迎えられました。
ガチャリ、
「ただいま~」
「「「お帰りなさいませ。御嬢様」」」
スグにマリエルも学院から帰って来ました。
草原と森が広がっていて、とてもダンジョン内とは思えません。
エリザとエリシャナは髭面男のパーティを見送ったあと、2人で探索を始めました。
「エリシャナ、今回はクリアする事が目的ではありません、情報収集とクエスト達成が目的です。慎重にマッピングしながら進みましょう」
「はい、エリザ御姉様」
早速、大きなバッタの魔物が襲って来ました、体調が1メートルぐらいあります。
シャアアアアアッ!
バシッ! ズガッ! グシャアアアッ!
2人は巨大バッタを槍で叩き、突き、念入りに剣で止めを刺しました。
「エリシャナ、貴女も容赦ありませんね……」
「だって、気持ち悪いのですもの。私は虫が苦手なのです」
「……エリシャナ、魔石を取って下さい」
「あのぅ、虫が苦手と告白しました。お姉様にお願い致します」
「私もです」
「エッ?」
「私も虫が苦手なのです。触れません」
「「……」」
「あのぅ、交代で少しづつ斬りましょうか?」
「はい……」
エリザは魔石が有ると思われる辺りに、刀を突き刺して開いていきます。
「ウップッ……、▼¥■&$%●▲……、ハァ、ハァ、ハァ。 限界です、代わってください」
エリシャナが代わりに魔石が有ると思われる辺りに、刀を突き刺して開いていきます。
「ンッンッ、オップ……、▼$%●¥■&▲……、ハァ、ハァ、ハァ。 限界です御姉様、もう1度代わってください」
「はぁ、やってみます」
やっとのことで魔石を取った2人は、精神的なダメージを結構受けていました。
「お姉様、無理して魔石を取らずに、ビートルの角だけに致しましょう」
「そうですね。あとは情報収集だけで良いでしょう」
そのあとスグに、クエスト目的のビートルに遭遇して討伐し、角を切り取りました。
「ふぅ、角の切り取りだけなら、そんなに気持ち悪く無いですね」
「はい、何とか出来そうです」
その後もビートルや他の昆虫魔物に遭遇しながら進んで行き、お昼頃になりました。
「そろそろ、昼食に致しましょう」
「はい」
開けた場所で髭面男達が昼食を食べていたので、近くで食べさせて貰う事にします。お互いに危険を少なくする為なのです。
「私達も一緒に食べさせてくださいませ」
「おぅ、いいぞ。食え食え、旅は道ずれって言うからなぁ」
エリシャナは彼らに見られないように、給食袋からサンドイッチとお茶を出します。
エリザは彼らの関心を自分に向ける為に、男に話しかけました。
「あのぅ、お名前を聞いても宜しいですか? 私達はエリザとエリシャナと申します」
「おぅ、俺はフィリップだ」
次々と男達が名乗りを上げます。
「バルトロだ」
「ブロディだ」
「ハンセンです」
「フェルムです」
「お兄さん達はもう11階のボスを倒したのですか?」
「まだだよ。 ボスの居る場所は見つけたんだが、ボスはビートルの上位種だと言う情報を聞いたんだ。もう少し普通のビートルで練習して、馴れてから挑もうかと思ってなぁ」
「破天荒な方かと思っていまいしたが、意外と慎重派なんですね?」
「そりゃそうさ。死んだら元も子も無えからなぁ」
「ボスの特徴は分かっているのですか?」
「あぁ、ボスは『ヘラクレスビートル』って言うんだ。通常のビートルよりも大きさが2倍で、角攻撃が恐ろしくて近づきにくく、外殻が固いらしいぞ」
「何か対策を考えてるのですか?」
「うむ。殻が硬いなら、まず足の関節を攻めようかと思ってるんだ」
「そうなんですね」
「その槍をちょっと見せてくれ。うんっ? これはミスリルみたいだなぁ! まさかミスリルみたいな希少な金属をF級の若いお譲ちゃん達が持ってる訳無いよなぁ……」
お茶を飲みながら休憩中の髭面の男が目敏く指摘します。
「よかったら、その剣も見せてくれないか? えっ!これもミスリルの剣に見えるぞ」
「そうですか?」
「おい、フィリップ。幾らなんでも槍も剣もミスリルなんて事は有り得ないだろぅ……」
「そうだよなぁ、それに今迄本物を近くで見た事が無いしなぁ」
「「「あーはっはっは~」」」
食事をして休憩をしたので、お互いに出発する事にします。
「じゃあ、またなぁ」
「一緒に食事をさせて頂き、色々と教えて貰ってありがとうございました」
「な~に、イイって事よ」
いつもの様に髭面男のフィリップは手をヒラヒラと振りながら去っていきました。
私達は引き続き、クエストのビートルを捜して狩っていきます。ボス戦を意識して関節も狙って攻めてみました。
勿論、遭遇した他の魔物も退治しました。
ビートルは1メートルぐらいの体で外殻が固く手応えがありますが、ミスリル製の武器で殻を貫き、そこからこじ開けて切り裂いて倒しました。そして関節を狙うとやはり殻より斬り易く、弱点で有る事が分かりました。
「なかなか良い情報が得られたと思います」
「後はボスの出現場所を見つければ良いですね」
「とりあえずビートルを10匹倒して角をゲットしましたから、今日はそろそろ帰りましょうか?」
「はい、御嬢様がお帰りになる前に帰りましょう」
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シュイイイィィィンッ!
「「ただいま戻りました」」
「お帰りなさい」
2人は侍従のケイシーに出迎えられました。
ガチャリ、
「ただいま~」
「「「お帰りなさいませ。御嬢様」」」
スグにマリエルも学院から帰って来ました。
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