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第四部
温泉の街
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ヴェスパの街はコルシニの南にあって、ちょうど王都との中間くらいの場所に位置している。
王都に行くには山を越えなければいけないので、王都を目指す旅人はほとんどがこのヴェスパの街で装備を整えてから行くらしい。
「温泉?」
「そうだ。火山が近いおかげで、温泉が豊富に湧き出しているそうだ」
ヴィートはそう言ってかすかな噴煙をたなびかせている遠くの山頂を指した。
「なるほど」
温泉と聞いて、ニホン人であった記憶を持つ身としては、かなりテンションが上がってきた。
「王都に向かう旅行者だけでなく、王都からお忍びで温泉目当てに来る貴族も多いらしい」
「貴族と関わると何かと面倒なんだよな。ま、俺たち程度が泊まる宿じゃ出くわすことはほとんどないだろうけど」
ルフィの意見にクラウディオも同意する。
本当は貴族であるヴィートは苦笑いをしていた。
そんなみんなをよそに、私の意識は温泉、旅館、おいしい料理へと向かい、期待がどんどんと膨らんでいく。
「温泉だけじゃないぞ。ヴェスパは鉱山の街としても有名だ。主な産出金属は銀だが、貴重な聖銀や黒銀が採れるということもあって鉱山業が発達してきた。また、それに付随して金属の加工業も発展を遂げている」
ヴィートの説明でぴんとこなかった私は首を傾げた。
「えーっと、つまり?」
「採掘師が掘った鉱石目当ての鍛冶師や細工師がたくさん集まっているってこと。装備をそろえるにはすごくいい場所だぞ」
ルフィの説明で私はようやく理解した。
「じゃあ金属系の装備をそろえるならヴェスパがいいってことだね」
「そうそう」
うなずくルフィに私はさらなる期待に胸を膨らませた。
温泉だけじゃなくて装備も買えるかも。
石造りの頑丈な門をくぐった私たちは、まず宿を確保することにする。やっぱり冒険者の鉄則だよね。
高級そうな宿から素泊まりのみの安さが売りの宿まで、かなりの数の宿が立ち並んでいる。
「どこにしようか……」
「私が知っている宿でよければ紹介するが……たぶん高すぎるな」
貴族だったヴィートの知っている宿となると、かなりいいお値段になってしまうに違いない。申し訳ないけれどクラウディオにお勧めの宿に案内してもらった。
「この宿に温泉はありますか?」
「あー、うちには無いよ。共同浴場なら半銀貨で入れるよ」
宿の女将が申し訳なさそうに説明してくれた。
温泉を各宿に引くほどのお金が無いので、いくつかの宿がお金を出し合って運営しているのが、共同浴場ということになるらしい。
てっきり宿で温泉に入れるんだって期待していたのだけれど、残念ながら、もっと高級な宿にしかないそうだ。
半銀貨あれば二晩は泊まれることを考えると、やっぱり温泉は贅沢なんだろうな。
ないものはしかたがない。私は気持ちを切り替えて、おとなしく温泉のない宿に二泊することを決めた。
「じゃあ、二泊でおねがいします」
「ありがとうございます。四名様、ご案内~!」
それにしても、ヴェスパの街はどこもかしこも埃っぽい。
採掘された鉱石や魔石などを加工するのが主産業だというのだから、仕方がないのかもしれないけど、ブーツの中がじゃりじゃりするのには閉口する。
「ねえ、早速だけど、温泉行ってきていい?」
荷物を下ろしてくつろいでいたクラウディオたちに聞くと、彼らも温泉に入ると言い出した。
「俺も、行くから、ちょっと、待っていろ」
そんなわけで、おのおの着替えと洗面道具を持って共同浴場へ向かう。
神殿のような石造りの大きな建物が二つあり、男女で別の建物に分かれていた。
「じゃあ、ここで待ち合わせにしようか」
二つの建物の間にはお店があって、飲み物や軽食を食べられるらしい。
どちらかが遅くなったとしても、水分補給をしつつ、待ち合わせもできて、とても便利そうだ。
「了解した」
ヴィートがうなずき、ルフィは私に釘を刺すことを忘れなかった。
「長湯をしすぎてのぼせるなよ?」
「はいはーい」
私は期待に胸を膨らませつつ、共同浴場へ足を向けた。入り口で半銀貨を支払って、中に進む。
長い廊下を通り抜けると、脱衣室らしき部屋にたどり着いた。着替えの入った籠がいくつも並んでいるので間違いないだろう。
ニホンの銭湯っぽいものを期待していたのだけれど、なにかが違う。
私は首を傾げた。
それでも脱衣室から続く扉の隙間から、かすかに硫黄っぽい匂いが漂ってくる。温泉なのは間違いない。
私は考えることを諦め、着ていたローブを脱ぎ、空いていた籠に入れた。
腰から所持金の入った物入れを外したところで、新たな問題が発生した。
前世の記憶では銭湯には鍵付きのロッカーがあったから、荷物は全部ロッカーに入れて、鍵を持ってお風呂に入ればよかったのだけれど、ここには籠しかない。
貴重品は……持っていくべきだよね。でも、物入れを持ってお風呂に入るっていうのはちょっとなあ……。
お金は濡れても大丈夫だが、物入れがぬれるのはちょっと困る。
ほかの人はどうしているんだろう?
周りに視線を巡らせてみると、ほとんどの女性が数人のグループでまとまっていることに気付く。
しかもお風呂に入る格好をしているのは一人だけで、ほかの人はその人のお手伝いをしているだけのようだ。
もしかして、交代でお風呂に入っているの?
「お嬢さんはここに来るのは初めてかしら?」
声を掛けられて振り向くと、とっても上品なおばさまがにっこりとほほ笑んでいた。
「はい」
私はおばさまの笑顔につられてにっこりと笑う。
おばさまと言っても見た感じは五十歳ほどだろうか。こげ茶色の髪に白いものがわずかに混じるくらいで、非常に若々しい。ちょっと高そうな白色のガウンを身につけていて、貴族なのかも知れない。
おばさまの背後にはふたりの若い女性が控えているが、こちらは普通の服を着ている。
あ、もしかしてこれってお付きの人っていうやつかも。
「お連れの方はいないのかしら?」
「えっと、ひとりです」
「あら、まあ……」
おばさまはちょっと目を瞠って、柔らかな笑みを浮かべた。
「だったらわたくしと一緒に入るのはどうかしら?」
んんん?
王都に行くには山を越えなければいけないので、王都を目指す旅人はほとんどがこのヴェスパの街で装備を整えてから行くらしい。
「温泉?」
「そうだ。火山が近いおかげで、温泉が豊富に湧き出しているそうだ」
ヴィートはそう言ってかすかな噴煙をたなびかせている遠くの山頂を指した。
「なるほど」
温泉と聞いて、ニホン人であった記憶を持つ身としては、かなりテンションが上がってきた。
「王都に向かう旅行者だけでなく、王都からお忍びで温泉目当てに来る貴族も多いらしい」
「貴族と関わると何かと面倒なんだよな。ま、俺たち程度が泊まる宿じゃ出くわすことはほとんどないだろうけど」
ルフィの意見にクラウディオも同意する。
本当は貴族であるヴィートは苦笑いをしていた。
そんなみんなをよそに、私の意識は温泉、旅館、おいしい料理へと向かい、期待がどんどんと膨らんでいく。
「温泉だけじゃないぞ。ヴェスパは鉱山の街としても有名だ。主な産出金属は銀だが、貴重な聖銀や黒銀が採れるということもあって鉱山業が発達してきた。また、それに付随して金属の加工業も発展を遂げている」
ヴィートの説明でぴんとこなかった私は首を傾げた。
「えーっと、つまり?」
「採掘師が掘った鉱石目当ての鍛冶師や細工師がたくさん集まっているってこと。装備をそろえるにはすごくいい場所だぞ」
ルフィの説明で私はようやく理解した。
「じゃあ金属系の装備をそろえるならヴェスパがいいってことだね」
「そうそう」
うなずくルフィに私はさらなる期待に胸を膨らませた。
温泉だけじゃなくて装備も買えるかも。
石造りの頑丈な門をくぐった私たちは、まず宿を確保することにする。やっぱり冒険者の鉄則だよね。
高級そうな宿から素泊まりのみの安さが売りの宿まで、かなりの数の宿が立ち並んでいる。
「どこにしようか……」
「私が知っている宿でよければ紹介するが……たぶん高すぎるな」
貴族だったヴィートの知っている宿となると、かなりいいお値段になってしまうに違いない。申し訳ないけれどクラウディオにお勧めの宿に案内してもらった。
「この宿に温泉はありますか?」
「あー、うちには無いよ。共同浴場なら半銀貨で入れるよ」
宿の女将が申し訳なさそうに説明してくれた。
温泉を各宿に引くほどのお金が無いので、いくつかの宿がお金を出し合って運営しているのが、共同浴場ということになるらしい。
てっきり宿で温泉に入れるんだって期待していたのだけれど、残念ながら、もっと高級な宿にしかないそうだ。
半銀貨あれば二晩は泊まれることを考えると、やっぱり温泉は贅沢なんだろうな。
ないものはしかたがない。私は気持ちを切り替えて、おとなしく温泉のない宿に二泊することを決めた。
「じゃあ、二泊でおねがいします」
「ありがとうございます。四名様、ご案内~!」
それにしても、ヴェスパの街はどこもかしこも埃っぽい。
採掘された鉱石や魔石などを加工するのが主産業だというのだから、仕方がないのかもしれないけど、ブーツの中がじゃりじゃりするのには閉口する。
「ねえ、早速だけど、温泉行ってきていい?」
荷物を下ろしてくつろいでいたクラウディオたちに聞くと、彼らも温泉に入ると言い出した。
「俺も、行くから、ちょっと、待っていろ」
そんなわけで、おのおの着替えと洗面道具を持って共同浴場へ向かう。
神殿のような石造りの大きな建物が二つあり、男女で別の建物に分かれていた。
「じゃあ、ここで待ち合わせにしようか」
二つの建物の間にはお店があって、飲み物や軽食を食べられるらしい。
どちらかが遅くなったとしても、水分補給をしつつ、待ち合わせもできて、とても便利そうだ。
「了解した」
ヴィートがうなずき、ルフィは私に釘を刺すことを忘れなかった。
「長湯をしすぎてのぼせるなよ?」
「はいはーい」
私は期待に胸を膨らませつつ、共同浴場へ足を向けた。入り口で半銀貨を支払って、中に進む。
長い廊下を通り抜けると、脱衣室らしき部屋にたどり着いた。着替えの入った籠がいくつも並んでいるので間違いないだろう。
ニホンの銭湯っぽいものを期待していたのだけれど、なにかが違う。
私は首を傾げた。
それでも脱衣室から続く扉の隙間から、かすかに硫黄っぽい匂いが漂ってくる。温泉なのは間違いない。
私は考えることを諦め、着ていたローブを脱ぎ、空いていた籠に入れた。
腰から所持金の入った物入れを外したところで、新たな問題が発生した。
前世の記憶では銭湯には鍵付きのロッカーがあったから、荷物は全部ロッカーに入れて、鍵を持ってお風呂に入ればよかったのだけれど、ここには籠しかない。
貴重品は……持っていくべきだよね。でも、物入れを持ってお風呂に入るっていうのはちょっとなあ……。
お金は濡れても大丈夫だが、物入れがぬれるのはちょっと困る。
ほかの人はどうしているんだろう?
周りに視線を巡らせてみると、ほとんどの女性が数人のグループでまとまっていることに気付く。
しかもお風呂に入る格好をしているのは一人だけで、ほかの人はその人のお手伝いをしているだけのようだ。
もしかして、交代でお風呂に入っているの?
「お嬢さんはここに来るのは初めてかしら?」
声を掛けられて振り向くと、とっても上品なおばさまがにっこりとほほ笑んでいた。
「はい」
私はおばさまの笑顔につられてにっこりと笑う。
おばさまと言っても見た感じは五十歳ほどだろうか。こげ茶色の髪に白いものがわずかに混じるくらいで、非常に若々しい。ちょっと高そうな白色のガウンを身につけていて、貴族なのかも知れない。
おばさまの背後にはふたりの若い女性が控えているが、こちらは普通の服を着ている。
あ、もしかしてこれってお付きの人っていうやつかも。
「お連れの方はいないのかしら?」
「えっと、ひとりです」
「あら、まあ……」
おばさまはちょっと目を瞠って、柔らかな笑みを浮かべた。
「だったらわたくしと一緒に入るのはどうかしら?」
んんん?
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