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第一章 王国編第二部(中等部)
エピソード161 夏過ぎて秋始まる
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「み、みなさん、夏休みは楽しかったかな? き、
今日から後期の授業が始まるけど、秋には学祭があるから、そ、その準備も必要だよ」
ガン先生が言った【学祭】というキーワードにオレは反応してガン先生に質問した。
「ガン先生、学祭って具体的にどんな事をするんですか?」
ガン先生は顎に手を当てて、少し考えてから口を開いた。
「そうだね。みんな初めてだよね。学祭は毎年秋にあるんだよ。
学院全体でするお祭りだから、中等部も高等部の人も全員参加なんだよ。
後は、毎年クラス対抗戦があるから白熱するんだよね。
クラス対抗って言っても中等部全体だけどね。高等部の人達は高等部だけで対抗戦をしているから安心してね」
(対抗戦? 運動会的なやつなのか? それともクラスの出し物で勝負とか? なんだかよく分からないなぁ)
「はぁ……」
そんな事を考えてオレは溜め息を吐くと、ガン先生が補足説明をしてくれた。
「そ、それとクラス対抗は三つの種目があるんだけど……中等部は一年と二年の合計八クラスで対抗戦をするんだよ。
得点によって優勝が決まるシステムで、三位まで得点が入るんだよ。ちなみに一位は三点、二位は二点、三位は一点だよ。
言い忘れていたけど、一つの種目に参加したら他の種目は出れないから注意してね。
さっそく、しゅ、種目なんだけど、第一種目は戦闘祭りで、各クラス五名選出するんだよ。
ルールは身体の胸、臍、腕、足、背中に的がついた防具に着替えて、的に衝撃を当てられるとその箇所の防具が壊れるんだ。もちろん壊れたらリタイアとなるよ」
(おいー! どんな祭りだよそれ! ようはバリバリの体育会系の種目なのね……
これは………………うーん…………嫌だけどオレとモーガンとフィーネって確定じゃね?)
オレはそんな事を考えてウンウンと唸っていたが、ガン先生の説明は続いた。
「第二種目は頭脳クイズで、クラスで三人だけの参加なんだけど、様々なジャンルの問題に挑戦する生き残りのルールなんだ」
(これはクラリネさんとか適任?)
「そして最後の種目は、投票制で順位をつける出店人気バトルなんだよ。これは【戦闘祭り】や【頭脳クイズ】に出ていない人達が出場するんだよ。
何をするかは自由だけど、くれぐれも怪我には注意してね」
(ふむふむ……出店なら前世の学園祭のアイデアを出せそうだな。ダメ元でこっちで参加できないかな提案してみようかな……)
「まぁ、後期の授業から魔法や武術の座学だけでなく、素質を調べる為のちょっとした実技も始まるからね。来年からは選択性でどちらかを選ばないと行けないけど。今回は戦闘祭りの種目に向いているかどうかを判断してみてはどうかな?」
(後期から実技かぁ。確かモーガンは魔法を選択するって言ってたんだよな。魔法良いよなぁ。憧れるけどオレには適性ないから絶対武術だよなぁ……痛いのだけは勘弁してほしいなぁ……)
そんな事を考えてオレは少し感傷に浸っていた時に、隣の席のモーガンがオレに声をかけてきた。
「クライヴ? 何ぼーっとしてるの?」
モーガンはオレとは対照的にキラキラした笑顔だった。
「キャー! 夏休み明けのモーガン君が太陽よりも眩しいわ! もうモーガン君に恋焦がれて日焼けしてしまうわ!」
女子六人衆の一人がオレ達に聞こえる声で悶えていた。
(そんな事はあり得ないです……)
「何をおっしゃいますの! わたくしはクライヴ君の儚げな表情に秋の哀愁を感じるわ! クライヴ君を中心に季節は変わりゆくのよ」
感染したかのように続けざまに女子六人衆の一人が悶えている。
(オレはこの星の公転も自転も操作できませんが……)
「二人ともまだまだですわ! わたくしはモーガン君とクライヴ君の十四パターンの組み合わせで夏バテを予防したのよ! 最近では、モーガン君の受けから攻めへの切り替えしで朝食をお代わりするぐらいになったのよ!」
(知らんがな…………)
「フィーネたん、ハァハァ…………」
(オイー! 前から思っていたけど中等部に入学してからガチな変態がいるぞ! このクラスに!)
そんな秋にある学祭の説明で一時限目を終えた……
次の授業までの間、オレはクラリネさんも交えて学祭の話をしていると、隣のクラスのリアナとショーン、そして珍しくエルザ様もやって来た。
「クライヴ、オメェらは学祭どれに出るんじゃ? もちろん戦闘祭りじゃろ?」
「ショーン、クライヴ達に当たり前の事を聞いてどうするんだ。全く君は……でもその心意気は良いと思うよ。さぁクライヴ、ぼく達と勝負が楽しみだね」
「ハッ! リアナとワシで優勝じゃ!」
ショーンとリアナはまるで尻尾を振る犬の様に喜んでいた。まだオレは出場すると言っていないのに……
「クライヴ君も大変ね。まさかリアナがここまでとは…………昔から変わったお嬢様とは思っていたけど、ヘンダーソン子爵家から飛び出してからこうなったのかしら?」
エルザ様は苦笑を浮かべてオレに問いかけた。
「エルザさんが知っているリアナはどうだったか知らないけど、元々こんな感じで自分の中でブレない芯があって、年々ショーンとの相乗効果で間違った方向にベクトルが進んでいるような気がする……」
「なるほど……原因はショーン君なのね」
エルザ様はリアナとショーンの方を見て、新しい玩具を見つけた子どものような顔をしていた。
「エルザさん、ボクも二人を見ていて思うところはあるけど、二人の事はそっと見守ってあげてね。お互いに気づくまでは」
モーガンは子を思う母親? のような表情でリアナとショーンを見ていた。
「まぁ良いわ。同じ志を持つ同士なのか、それとも好意なのか……青春を謳歌してるなんて羨ましいわ」
「えっ? エルザはジェイミー先輩と良い感じじゃないの?」
フィーネが付き合ってないの? と言わんばかりに驚いたようにエルザに聞き返した。
「は? 私とジェイミー? あり得ないあり得ない、それは無いわよ。好意のコの字もないわよ、むしろ嫌な奴って感じね」
エルザ様は顔の前で手を横に振り、脈なしアピールをしていた。
そんな休憩時間を終えて二時限目の魔法と武術の実技前カリキュラムの素質検定となった。
「そ、それでは、これからみんなの魔法の素質や武術の素質を調べたいと思います。ま、魔法の素質といっても攻撃魔法だけじゃなくて、せ、生活に役立つ魔道具等、様々な所で魔法は使われていますので、正しい魔法の使い方を学びましょうね。
武術は騎士団や冒険者や自警団等を将来目指しているなら必要になってきますので、こちらも大事なんですよ。
まぁ、口頭での説明はこれぐらいにして、みんなそのまま運動場に移動しようか?」
ガン先生はそう言って、制服のままのオレ達を運動場に連れて行った。
校舎の北側にある一平方キロメートルの広大な運動場に女性の姿が見える。
「あらあら、エルザのクラスじゃ無かったのね。みなさ~ん、魔法の実技の担当をしていますヘンリエッタ・サンダースと申します。中等部だけじゃなく、高等部も担当しているのよ。よろしくね~」
ヘンリエッタと名乗った女性は、少しおっとりとした印象で、髪型は緑色の髪をしていて、前髪をかきあげたゆるふわウェーブロングヘアーを片方の肩側に流している。
顔の特徴は緑色の目をしており、垂れ目で優しい顔立ちをしていた。スタイルは少しむっちりしているが、胸がとにかくとてつもない能力と発揮しており、おっとりとした印象とはかけ離れて、その胸の自己主張が強かった。
そんなヘンリエッタ先生は、ソフトボールぐらいの大きさの魔道具が埋め込まれた五十センチぐらいの棒を七本、地面に突き刺した。
「先生その棒のような物は何ですか?」
男子生徒の一人がヘンリエッタ先生に質問する。
しかしその目線の先は先生の顔ではなく、顔よりも下の方を見ており、若干顔も赤くなっていた。
「そうねぇ~簡単に説明すると得意な属性と魔力の高さを調べる事ができる魔道具なのよ。今回は全ての魔道具を持ってきたから大変だったの。腕が重たかったわ~授業が終わって片付けする時に、君は手伝ってくれるかな?」
そう言って笑顔で話すヘンリエッタ先生の姿を見て、質問していた男子生徒は鼻血を出して倒れた。
今日から後期の授業が始まるけど、秋には学祭があるから、そ、その準備も必要だよ」
ガン先生が言った【学祭】というキーワードにオレは反応してガン先生に質問した。
「ガン先生、学祭って具体的にどんな事をするんですか?」
ガン先生は顎に手を当てて、少し考えてから口を開いた。
「そうだね。みんな初めてだよね。学祭は毎年秋にあるんだよ。
学院全体でするお祭りだから、中等部も高等部の人も全員参加なんだよ。
後は、毎年クラス対抗戦があるから白熱するんだよね。
クラス対抗って言っても中等部全体だけどね。高等部の人達は高等部だけで対抗戦をしているから安心してね」
(対抗戦? 運動会的なやつなのか? それともクラスの出し物で勝負とか? なんだかよく分からないなぁ)
「はぁ……」
そんな事を考えてオレは溜め息を吐くと、ガン先生が補足説明をしてくれた。
「そ、それとクラス対抗は三つの種目があるんだけど……中等部は一年と二年の合計八クラスで対抗戦をするんだよ。
得点によって優勝が決まるシステムで、三位まで得点が入るんだよ。ちなみに一位は三点、二位は二点、三位は一点だよ。
言い忘れていたけど、一つの種目に参加したら他の種目は出れないから注意してね。
さっそく、しゅ、種目なんだけど、第一種目は戦闘祭りで、各クラス五名選出するんだよ。
ルールは身体の胸、臍、腕、足、背中に的がついた防具に着替えて、的に衝撃を当てられるとその箇所の防具が壊れるんだ。もちろん壊れたらリタイアとなるよ」
(おいー! どんな祭りだよそれ! ようはバリバリの体育会系の種目なのね……
これは………………うーん…………嫌だけどオレとモーガンとフィーネって確定じゃね?)
オレはそんな事を考えてウンウンと唸っていたが、ガン先生の説明は続いた。
「第二種目は頭脳クイズで、クラスで三人だけの参加なんだけど、様々なジャンルの問題に挑戦する生き残りのルールなんだ」
(これはクラリネさんとか適任?)
「そして最後の種目は、投票制で順位をつける出店人気バトルなんだよ。これは【戦闘祭り】や【頭脳クイズ】に出ていない人達が出場するんだよ。
何をするかは自由だけど、くれぐれも怪我には注意してね」
(ふむふむ……出店なら前世の学園祭のアイデアを出せそうだな。ダメ元でこっちで参加できないかな提案してみようかな……)
「まぁ、後期の授業から魔法や武術の座学だけでなく、素質を調べる為のちょっとした実技も始まるからね。来年からは選択性でどちらかを選ばないと行けないけど。今回は戦闘祭りの種目に向いているかどうかを判断してみてはどうかな?」
(後期から実技かぁ。確かモーガンは魔法を選択するって言ってたんだよな。魔法良いよなぁ。憧れるけどオレには適性ないから絶対武術だよなぁ……痛いのだけは勘弁してほしいなぁ……)
そんな事を考えてオレは少し感傷に浸っていた時に、隣の席のモーガンがオレに声をかけてきた。
「クライヴ? 何ぼーっとしてるの?」
モーガンはオレとは対照的にキラキラした笑顔だった。
「キャー! 夏休み明けのモーガン君が太陽よりも眩しいわ! もうモーガン君に恋焦がれて日焼けしてしまうわ!」
女子六人衆の一人がオレ達に聞こえる声で悶えていた。
(そんな事はあり得ないです……)
「何をおっしゃいますの! わたくしはクライヴ君の儚げな表情に秋の哀愁を感じるわ! クライヴ君を中心に季節は変わりゆくのよ」
感染したかのように続けざまに女子六人衆の一人が悶えている。
(オレはこの星の公転も自転も操作できませんが……)
「二人ともまだまだですわ! わたくしはモーガン君とクライヴ君の十四パターンの組み合わせで夏バテを予防したのよ! 最近では、モーガン君の受けから攻めへの切り替えしで朝食をお代わりするぐらいになったのよ!」
(知らんがな…………)
「フィーネたん、ハァハァ…………」
(オイー! 前から思っていたけど中等部に入学してからガチな変態がいるぞ! このクラスに!)
そんな秋にある学祭の説明で一時限目を終えた……
次の授業までの間、オレはクラリネさんも交えて学祭の話をしていると、隣のクラスのリアナとショーン、そして珍しくエルザ様もやって来た。
「クライヴ、オメェらは学祭どれに出るんじゃ? もちろん戦闘祭りじゃろ?」
「ショーン、クライヴ達に当たり前の事を聞いてどうするんだ。全く君は……でもその心意気は良いと思うよ。さぁクライヴ、ぼく達と勝負が楽しみだね」
「ハッ! リアナとワシで優勝じゃ!」
ショーンとリアナはまるで尻尾を振る犬の様に喜んでいた。まだオレは出場すると言っていないのに……
「クライヴ君も大変ね。まさかリアナがここまでとは…………昔から変わったお嬢様とは思っていたけど、ヘンダーソン子爵家から飛び出してからこうなったのかしら?」
エルザ様は苦笑を浮かべてオレに問いかけた。
「エルザさんが知っているリアナはどうだったか知らないけど、元々こんな感じで自分の中でブレない芯があって、年々ショーンとの相乗効果で間違った方向にベクトルが進んでいるような気がする……」
「なるほど……原因はショーン君なのね」
エルザ様はリアナとショーンの方を見て、新しい玩具を見つけた子どものような顔をしていた。
「エルザさん、ボクも二人を見ていて思うところはあるけど、二人の事はそっと見守ってあげてね。お互いに気づくまでは」
モーガンは子を思う母親? のような表情でリアナとショーンを見ていた。
「まぁ良いわ。同じ志を持つ同士なのか、それとも好意なのか……青春を謳歌してるなんて羨ましいわ」
「えっ? エルザはジェイミー先輩と良い感じじゃないの?」
フィーネが付き合ってないの? と言わんばかりに驚いたようにエルザに聞き返した。
「は? 私とジェイミー? あり得ないあり得ない、それは無いわよ。好意のコの字もないわよ、むしろ嫌な奴って感じね」
エルザ様は顔の前で手を横に振り、脈なしアピールをしていた。
そんな休憩時間を終えて二時限目の魔法と武術の実技前カリキュラムの素質検定となった。
「そ、それでは、これからみんなの魔法の素質や武術の素質を調べたいと思います。ま、魔法の素質といっても攻撃魔法だけじゃなくて、せ、生活に役立つ魔道具等、様々な所で魔法は使われていますので、正しい魔法の使い方を学びましょうね。
武術は騎士団や冒険者や自警団等を将来目指しているなら必要になってきますので、こちらも大事なんですよ。
まぁ、口頭での説明はこれぐらいにして、みんなそのまま運動場に移動しようか?」
ガン先生はそう言って、制服のままのオレ達を運動場に連れて行った。
校舎の北側にある一平方キロメートルの広大な運動場に女性の姿が見える。
「あらあら、エルザのクラスじゃ無かったのね。みなさ~ん、魔法の実技の担当をしていますヘンリエッタ・サンダースと申します。中等部だけじゃなく、高等部も担当しているのよ。よろしくね~」
ヘンリエッタと名乗った女性は、少しおっとりとした印象で、髪型は緑色の髪をしていて、前髪をかきあげたゆるふわウェーブロングヘアーを片方の肩側に流している。
顔の特徴は緑色の目をしており、垂れ目で優しい顔立ちをしていた。スタイルは少しむっちりしているが、胸がとにかくとてつもない能力と発揮しており、おっとりとした印象とはかけ離れて、その胸の自己主張が強かった。
そんなヘンリエッタ先生は、ソフトボールぐらいの大きさの魔道具が埋め込まれた五十センチぐらいの棒を七本、地面に突き刺した。
「先生その棒のような物は何ですか?」
男子生徒の一人がヘンリエッタ先生に質問する。
しかしその目線の先は先生の顔ではなく、顔よりも下の方を見ており、若干顔も赤くなっていた。
「そうねぇ~簡単に説明すると得意な属性と魔力の高さを調べる事ができる魔道具なのよ。今回は全ての魔道具を持ってきたから大変だったの。腕が重たかったわ~授業が終わって片付けする時に、君は手伝ってくれるかな?」
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