78 / 228
第一章 王国編第一部(初等部)
エピソード63 週三ポテト屋
しおりを挟む
オレ達のいつもの日々が始まった。
「クライヴ、起きてるかい?」
モーガンが扉をノックしたのでオレが返事をするとモーガンは部屋に入ってきた。
「昨日の晩餐会はどうだった?」
「緊張したのと、侯爵家の護衛にショーンやオレ達の稽古をつけてもらう事になったんだが…………相談せずに決めて悪いな」
「クライヴにしては珍しいけど、余程の事なんでしょ?」
流石モーガンお察しが良すぎる。
「実は、あの時のオークと闘った時に盾役となってくれた人なんだ。ショーンの目指す姿と言うか、その……ショーンを実戦で経験を積ますのはショーンにとってもオレ達にとってもリスクが大き過ぎる。しかし大盾を使った戦い方を教えれる人間がオレ達にはいない。
我流で覚えるより、護衛として活躍している人に型を教わった方が効率がいいと思うんだ。それにリアナが中等部入学までに初級冒険者を目指していて、オレ達も稽古するってなってしまった…………オレ個人としては憂鬱だよ……」
モーガンは笑いながらオレに言った。
「心中お察しいたします…………ごめんごめん、ボクは良いと思うなぁ。ショーンの為にもボク達パーティーの為にもね。
でもその前に中等部の入学金を貯めないとね。冒険者稼業じゃなくて、クライヴが嫌がらないハッピースマイルポテイトンの方でね。
みんなの筋力や体力等の身体的な成長と闘いの技量がもう一段階レベルアップするまでは冒険者稼業は一時中断して稽古をつけてもらうので良いんじゃない」
モーガンは笑いながらも的確なアドバイスをくれた。
「ありがとなモーガン。後は朝食の時にみんなに説明してしよう! モーガンが」
オレは笑いながらモーガンに説明をなすりつけた。
「はいはい、ボクは損な役割だね」
「いやいや、オレ達はモーガンがリーダーみたいなもんだろ?」
モーガンはため息を吐いて、オレと一緒に食堂に向かった……
食堂に向かうと、フィーネ達が先に着いたようで席を確保してくれていた。
さぁ今日のメニューは、【もう君は渋滞に巻き込まれているのさ。だから僕は向かうのさ! アイツとストライキを鎮める為に!】の一択だった。
どうやら料理長の元気がなく、朝食のメニューは一つでいいだろうと見習い料理人達に指示したらしい。
オレは、あえて料理長に聞こえる声量で見習いさんにメニューを伝えた。
「すいません! 【もう君は渋滞に巻き込まれているのさ。だから僕は向かうのさ! アイツとストライキを鎮める為に!】と言うメニュー名のスクランブルエッグとハムのトースト下さい」
オレの言葉を聞いた料理長は、コック帽を床に叩きつけて、唇をプルプルと震わせながらオレを涙目で睨んでいた…………
(オカシイだろ……普通のメニュー名にしろよ)
「みんな聞いて欲しいんだけど、さっきクライヴと話をしていて、しばらくは冒険者稼業は止めないか? ボク達には前衛に不安がある……それを実戦で補うにはリスクが高すぎる。
中等部の入学金集めと冒険者見習いからのランクアップを考えるなら、平日はハッピースマイルポテイトンの方に力を入れて、休日はザックさんに稽古をつけてもらい個々のレベルアップを図る。
それにショーン!」
真面目な顔をしたモーガンからいきなり名指しで呼ばれて、ショーンは驚いた顔をしていた。
「な、なんじゃ、急に」
「ザックさんは侯爵家の護衛で盾役だ。
現在このパーティーで君は全くの素人だ。
だからザックさんの様な盾役を目標として型から教えて貰いしっかりと吸収して欲しい。
ショーンが強くなるとそれだけボク達のリスクは減るからね」
モーガンは真面目な顔から一転して笑顔に戻ったが、ショーンの課題をズバズバと言った。
「お、おう! ワシを誰じゃと思っとんじゃ」
「全く君は……今は足手纏いなだけなのに、どこからそんな自信が湧いてくるんだ?」
ショーンの発言にリアナが噛み付いた。
「足手纏いってどう言う事じゃ! ワシやっておめぇに迷惑かけんようにしょうるじゃろが!」
ショーンもヒートアップしてきた。
(ケンカ、ダメ、ゼッタイ!)
「君のその協調性の無さが、ぼく達を危険な目にあわせているんだ」
これ長くなりそうだな……オレはモーガンを見ると、モーガンは親指を立てて任せてとジェスチャーをした。
「さぁ、授業に間に合わなくなるから、後は昼休みで良いかな?」
キラキラ笑顔でモーガン様はみんなにそう言って、ギクシャクしながらもオレ達は登校した……
オレは一ヶ月振りの登校となり、クラスではちょっとした有名人になっていた。
教室に一歩足を踏み入れると……
「キャァァ! クライヴ君よ」
「お帰りなさいクライヴ君ハァハァ……これでモーガン君とクライヴ君のハァハァ」
「良かったね。クライヴ君の戻ってきて、これで今日からクライヴ君を想像してご飯三杯はいけるね」
さすが女子三人衆……彼女らは相変わらずだった…………
そして、何故か前の席に座っているカーンがオレの方を向いて睨んでいた。
(あぁ、歓迎会の時の伯爵家の使用人の息子と連んで居たむしはたから、オレの事が嫌いなんだろう。
原因がわからないままだけど……)
無事午前の授業が終わり、昼休憩でショーンとリアナの朝の続きが始まった。
オレはというとモーガンやフィーネにウィンゲート侯爵家の晩餐会の出来事等、のどかな話をしていた。
「だから、ショーン! 君は何度言ったらわかるんだい? 素人が剣を持つ事は闘いでは死を意味する事だ! 君には盾役が適任じゃないか? 何が不満なんだい?」
「守ってばかりの男はカッコわりぃけぇ、剣を持って闘いたいんじゃ」
昼休み中もショーンとリアナは平行線を辿るだけだった……
「しかし、アレだなフィーネ。あの二人はケンカする程仲が良いんだなぁ」
「何でこんな奴と仲良くしないといけないんだ」
「何でこんなんと仲良くせんといかんのじゃ」
二人は怒りの表情を浮かべて、二人とも同じタイミングでオレに顔を向けた。
「なぁフィーネ。仲良いだろ?」
「えっケンカするって事は……アタシ……クライヴも…………ぃぃ……かなぁ…………」
オレはフィーネに呼びかけたんだが、顔を赤らめて絶賛トリップ中だった……
そして、授業も終わりオレ達は学生寮で私服に着替えた。ハッピースマイルポテイトンの一ヶ月振りの再開だ。
「今日も完売を目指すぞ」
「「「「おー」」」」
開店時間の十五時、オレ達は円陣を組んで声出しをした。そして配置に着いた。
相変わらず、侯爵家の大量注文が入った。
今回は使用人が買いに来ており、五十個テイクアウトとの事だった。
(あぁ忙しいなぁ)
お店の再開に喜ぶお客さんが結構並んでおり、イートインのお客さんもいるのか、ガヤガヤした声が厨房にも少し聞こえてきた。
(客足が途切れないな……忙し過ぎる)
更に、使用人のテイクアウトタイムが始まった。
(貴族は直接買いに行くのは恥ずかしいから使用人が代わりに買いに行くんだな……それよりも忙しくて倒れそうだ)
お店の知名度が上がったのか、フライドポテトが貴族達にも知れ渡っている様だ。
そして時刻は十七時……百個のフライドポテトが完売となった。
(もう体力の限界で……ヒャッホーイ)
人は限界を超えるとテンションがおかしくなるんですね。
そんなオレはみんなに心配されながら帰路についた…………
本日の利益は銀貨ニ枚と小銀貨四枚で、一人当たりに換算すると小銀貨四枚と銅貨八枚……日本だと時給二千四百円の好条件だな…………
「クライヴ、起きてるかい?」
モーガンが扉をノックしたのでオレが返事をするとモーガンは部屋に入ってきた。
「昨日の晩餐会はどうだった?」
「緊張したのと、侯爵家の護衛にショーンやオレ達の稽古をつけてもらう事になったんだが…………相談せずに決めて悪いな」
「クライヴにしては珍しいけど、余程の事なんでしょ?」
流石モーガンお察しが良すぎる。
「実は、あの時のオークと闘った時に盾役となってくれた人なんだ。ショーンの目指す姿と言うか、その……ショーンを実戦で経験を積ますのはショーンにとってもオレ達にとってもリスクが大き過ぎる。しかし大盾を使った戦い方を教えれる人間がオレ達にはいない。
我流で覚えるより、護衛として活躍している人に型を教わった方が効率がいいと思うんだ。それにリアナが中等部入学までに初級冒険者を目指していて、オレ達も稽古するってなってしまった…………オレ個人としては憂鬱だよ……」
モーガンは笑いながらオレに言った。
「心中お察しいたします…………ごめんごめん、ボクは良いと思うなぁ。ショーンの為にもボク達パーティーの為にもね。
でもその前に中等部の入学金を貯めないとね。冒険者稼業じゃなくて、クライヴが嫌がらないハッピースマイルポテイトンの方でね。
みんなの筋力や体力等の身体的な成長と闘いの技量がもう一段階レベルアップするまでは冒険者稼業は一時中断して稽古をつけてもらうので良いんじゃない」
モーガンは笑いながらも的確なアドバイスをくれた。
「ありがとなモーガン。後は朝食の時にみんなに説明してしよう! モーガンが」
オレは笑いながらモーガンに説明をなすりつけた。
「はいはい、ボクは損な役割だね」
「いやいや、オレ達はモーガンがリーダーみたいなもんだろ?」
モーガンはため息を吐いて、オレと一緒に食堂に向かった……
食堂に向かうと、フィーネ達が先に着いたようで席を確保してくれていた。
さぁ今日のメニューは、【もう君は渋滞に巻き込まれているのさ。だから僕は向かうのさ! アイツとストライキを鎮める為に!】の一択だった。
どうやら料理長の元気がなく、朝食のメニューは一つでいいだろうと見習い料理人達に指示したらしい。
オレは、あえて料理長に聞こえる声量で見習いさんにメニューを伝えた。
「すいません! 【もう君は渋滞に巻き込まれているのさ。だから僕は向かうのさ! アイツとストライキを鎮める為に!】と言うメニュー名のスクランブルエッグとハムのトースト下さい」
オレの言葉を聞いた料理長は、コック帽を床に叩きつけて、唇をプルプルと震わせながらオレを涙目で睨んでいた…………
(オカシイだろ……普通のメニュー名にしろよ)
「みんな聞いて欲しいんだけど、さっきクライヴと話をしていて、しばらくは冒険者稼業は止めないか? ボク達には前衛に不安がある……それを実戦で補うにはリスクが高すぎる。
中等部の入学金集めと冒険者見習いからのランクアップを考えるなら、平日はハッピースマイルポテイトンの方に力を入れて、休日はザックさんに稽古をつけてもらい個々のレベルアップを図る。
それにショーン!」
真面目な顔をしたモーガンからいきなり名指しで呼ばれて、ショーンは驚いた顔をしていた。
「な、なんじゃ、急に」
「ザックさんは侯爵家の護衛で盾役だ。
現在このパーティーで君は全くの素人だ。
だからザックさんの様な盾役を目標として型から教えて貰いしっかりと吸収して欲しい。
ショーンが強くなるとそれだけボク達のリスクは減るからね」
モーガンは真面目な顔から一転して笑顔に戻ったが、ショーンの課題をズバズバと言った。
「お、おう! ワシを誰じゃと思っとんじゃ」
「全く君は……今は足手纏いなだけなのに、どこからそんな自信が湧いてくるんだ?」
ショーンの発言にリアナが噛み付いた。
「足手纏いってどう言う事じゃ! ワシやっておめぇに迷惑かけんようにしょうるじゃろが!」
ショーンもヒートアップしてきた。
(ケンカ、ダメ、ゼッタイ!)
「君のその協調性の無さが、ぼく達を危険な目にあわせているんだ」
これ長くなりそうだな……オレはモーガンを見ると、モーガンは親指を立てて任せてとジェスチャーをした。
「さぁ、授業に間に合わなくなるから、後は昼休みで良いかな?」
キラキラ笑顔でモーガン様はみんなにそう言って、ギクシャクしながらもオレ達は登校した……
オレは一ヶ月振りの登校となり、クラスではちょっとした有名人になっていた。
教室に一歩足を踏み入れると……
「キャァァ! クライヴ君よ」
「お帰りなさいクライヴ君ハァハァ……これでモーガン君とクライヴ君のハァハァ」
「良かったね。クライヴ君の戻ってきて、これで今日からクライヴ君を想像してご飯三杯はいけるね」
さすが女子三人衆……彼女らは相変わらずだった…………
そして、何故か前の席に座っているカーンがオレの方を向いて睨んでいた。
(あぁ、歓迎会の時の伯爵家の使用人の息子と連んで居たむしはたから、オレの事が嫌いなんだろう。
原因がわからないままだけど……)
無事午前の授業が終わり、昼休憩でショーンとリアナの朝の続きが始まった。
オレはというとモーガンやフィーネにウィンゲート侯爵家の晩餐会の出来事等、のどかな話をしていた。
「だから、ショーン! 君は何度言ったらわかるんだい? 素人が剣を持つ事は闘いでは死を意味する事だ! 君には盾役が適任じゃないか? 何が不満なんだい?」
「守ってばかりの男はカッコわりぃけぇ、剣を持って闘いたいんじゃ」
昼休み中もショーンとリアナは平行線を辿るだけだった……
「しかし、アレだなフィーネ。あの二人はケンカする程仲が良いんだなぁ」
「何でこんな奴と仲良くしないといけないんだ」
「何でこんなんと仲良くせんといかんのじゃ」
二人は怒りの表情を浮かべて、二人とも同じタイミングでオレに顔を向けた。
「なぁフィーネ。仲良いだろ?」
「えっケンカするって事は……アタシ……クライヴも…………ぃぃ……かなぁ…………」
オレはフィーネに呼びかけたんだが、顔を赤らめて絶賛トリップ中だった……
そして、授業も終わりオレ達は学生寮で私服に着替えた。ハッピースマイルポテイトンの一ヶ月振りの再開だ。
「今日も完売を目指すぞ」
「「「「おー」」」」
開店時間の十五時、オレ達は円陣を組んで声出しをした。そして配置に着いた。
相変わらず、侯爵家の大量注文が入った。
今回は使用人が買いに来ており、五十個テイクアウトとの事だった。
(あぁ忙しいなぁ)
お店の再開に喜ぶお客さんが結構並んでおり、イートインのお客さんもいるのか、ガヤガヤした声が厨房にも少し聞こえてきた。
(客足が途切れないな……忙し過ぎる)
更に、使用人のテイクアウトタイムが始まった。
(貴族は直接買いに行くのは恥ずかしいから使用人が代わりに買いに行くんだな……それよりも忙しくて倒れそうだ)
お店の知名度が上がったのか、フライドポテトが貴族達にも知れ渡っている様だ。
そして時刻は十七時……百個のフライドポテトが完売となった。
(もう体力の限界で……ヒャッホーイ)
人は限界を超えるとテンションがおかしくなるんですね。
そんなオレはみんなに心配されながら帰路についた…………
本日の利益は銀貨ニ枚と小銀貨四枚で、一人当たりに換算すると小銀貨四枚と銅貨八枚……日本だと時給二千四百円の好条件だな…………
0
お気に入りに追加
63
あなたにおすすめの小説
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが……
アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。
そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。
実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。
剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。
アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる