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弟: セレス編 〜鉄壁ツンデレ魔術師は、おねだりに弱い〜
鉄壁ツンデレ魔術師は、様子がおかしい
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森に向かった初日こそフィンレーが蛇に噛まれてビビったけど、その後は至って順調な旅路だった。
魔物も分担して手際よく倒せたし、野宿の準備は万端だったし、何よりフィンレーが結構使える生活魔法をいっぱい知ってて、めちゃめちゃ快適だったからだ。なんでも各属性の攻撃魔法を覚えるには、基礎魔法と言われる生活魔法の習得が必須らしい。
俺は戦闘補助系の魔法を中心に覚えてたからそこら辺は知らなかった。戻ったら攻撃系の魔法も基礎くらいは覚えてもいいかも知れねぇな、なんて思ったくらいだ。
お互いがお互いの欠点をカバーしあえる割と絶妙なチームバランスだ、俺たち結構いい相棒になれるんじゃないかって思ってたのに。
なんだかフィンレーの様子がおかしい。
初日よりさらに目を合わせなくなったし、元々体の接触は敬遠するところがあったけど、俺が腕を掴んだくらいで飛び上がるレベルで警戒してる。
夜寝る時も必ず向こう向いてるし、俺、なんかアイツが嫌がる事したのかなぁ。
このままじゃ初回クエストが終わった途端にパーティー解消だって言われかねない。俺としてはこのまま相棒でいられると嬉しいんだけどな。
フィンレーは最初に会った時のツンケンした印象よりずっとずっといいヤツだったし、パートナーとしてもすこぶる頼りになる。なにより持ってるスキルの相性が抜群にいい。
フィンレーもそう思ってくれてたらいいのにとは思うけど、近頃の感じじゃ難しいのかもな……。
でも無理強いしたってどうせいつか破綻する。
ウジウジしてるのは性に合わねぇ。
こうなったら直接聞いてみるしかねぇよな、と心を決めた。
なんせ目的のブツもなんなく無事に入手できて、帰路についたのが今朝の話だ。もうすぐ日が暮れるから一泊は野宿になるだろうけど、明日中には俺たちの街につく計算だ。クエストが終わってからギルドでゴタゴタするのも嫌だもんな。
結果がどうなるにしても、今日決着つけといた方が絶対いい。
「フィンレー」
振り返ってフィンレーを見たら、バチッと目があったのに一瞬で逸らされた。
寂しい。
「そろそろ日も落ちそうだしさ、ちょっと早いけど野宿の準備に入らないか?」
でもめげずに声をかけたら、フィンレーもまた目を合わせて頷いてくれる。このところいっつもこうだ。反射的に目を逸らして、後から気まずそうに目を合わせる。無理してるんじゃないかと思うと、それも悲しい。
「ここら辺でいいかな」
歩きながら適当に拾っておいた枝や枯れ草をボスっとおけば、阿吽の呼吸でフィンレーが火をつける。
うん、やっぱ相性いいと思うんだけどなぁ。
いつも通りに飯を食って、フィンレーに浄化をかけて貰って全身スッキリしたところで、結界の中で魔物の夜襲の心配もないから二人揃って寝る準備に入る。
野宿用のペラい毛布の中に身を横たえた俺は、やっぱり今日も向こうを向いているフィンレーの背中に話しかけた。
「なぁ、フィンレー」
「なんだ」
振り向いてもくれないの、結構寂しいんだよな。
「明日には多分、俺らの街に着くじゃん?」
「そうだな」
「俺はさぁ、このクエストが終わってもフィンレーと一緒にいれたらいいと思ってるんだけど、フィンレーはどう思ってるんだ?」
「……正直、迷っている」
だよなぁ、やっぱりな。
「ま、フィンレーの腕なら他にパーティー組んで欲しいって言うヤツはいくらでも居るだろうけど」
「他の冒険者と組む気は一切ない」
「ふぅん、もったいないな。俺はフィンレーが組むの嫌なら、他のパーティーをあたろうかと思ってるんだ」
「それはダメだ !!!!」
ガバッと起き上がって、フィンレーが俺に詰め寄って来る。
珍しくこっち向いたなぁ。
「なんて危険な事を……! 君は危機感が足りない!」
「いやいや、ソロの方がよっぽど危険だろ。そのセリフは俺がフィンレーに言いたいセリフだ」
「そうじゃなくて……! 貞操の危機のことを言っているんだ!」
フいた。
「フィンレーじゃあるまいし、そういう心配はねぇから!」
まだ何か言いたそうな顔をしてるけど、本当にその心配はない。まぁフィンレーは今まで散々嫌な目に遭ってきたみたいだから、そういう心配をしてしまうのも仕方がない事かもしれないけどな。
「分かった。僕が君のパートナーになる」
「えっ、マジ? パーティー継続してくれんの?」
「ああ、約束する」
「やった!」
なんかパーティー組もうって決意してくれたポイントが釈然としないけど、でもまぁいいや。結果オーライだ。
「ただし、他の冒険者は入れない。二人だけのパーティーでいいなら」
「うん、別にまぁいいよ。俺とフィンレー、バランスいいから結構二人で充分な気はするし」
「それは、僕もそう思っている。君は信頼できるパートナーだ」
「ホント!?」
「勿論だ。君じゃなかったらそもそも僕はソロ一択だ。君だからこそ迷っていたんじゃないか。ただ、その……僕にも事情があるんだ、色々」
最後の方は何やらゴニョゴニョ言ってたけど、言いにくい事は別に言わなくてもいい。とにかくパーティーを継続できる事がわかって、俺は安心した。
あー良かった、これで気持ちよく眠れる!
魔物も分担して手際よく倒せたし、野宿の準備は万端だったし、何よりフィンレーが結構使える生活魔法をいっぱい知ってて、めちゃめちゃ快適だったからだ。なんでも各属性の攻撃魔法を覚えるには、基礎魔法と言われる生活魔法の習得が必須らしい。
俺は戦闘補助系の魔法を中心に覚えてたからそこら辺は知らなかった。戻ったら攻撃系の魔法も基礎くらいは覚えてもいいかも知れねぇな、なんて思ったくらいだ。
お互いがお互いの欠点をカバーしあえる割と絶妙なチームバランスだ、俺たち結構いい相棒になれるんじゃないかって思ってたのに。
なんだかフィンレーの様子がおかしい。
初日よりさらに目を合わせなくなったし、元々体の接触は敬遠するところがあったけど、俺が腕を掴んだくらいで飛び上がるレベルで警戒してる。
夜寝る時も必ず向こう向いてるし、俺、なんかアイツが嫌がる事したのかなぁ。
このままじゃ初回クエストが終わった途端にパーティー解消だって言われかねない。俺としてはこのまま相棒でいられると嬉しいんだけどな。
フィンレーは最初に会った時のツンケンした印象よりずっとずっといいヤツだったし、パートナーとしてもすこぶる頼りになる。なにより持ってるスキルの相性が抜群にいい。
フィンレーもそう思ってくれてたらいいのにとは思うけど、近頃の感じじゃ難しいのかもな……。
でも無理強いしたってどうせいつか破綻する。
ウジウジしてるのは性に合わねぇ。
こうなったら直接聞いてみるしかねぇよな、と心を決めた。
なんせ目的のブツもなんなく無事に入手できて、帰路についたのが今朝の話だ。もうすぐ日が暮れるから一泊は野宿になるだろうけど、明日中には俺たちの街につく計算だ。クエストが終わってからギルドでゴタゴタするのも嫌だもんな。
結果がどうなるにしても、今日決着つけといた方が絶対いい。
「フィンレー」
振り返ってフィンレーを見たら、バチッと目があったのに一瞬で逸らされた。
寂しい。
「そろそろ日も落ちそうだしさ、ちょっと早いけど野宿の準備に入らないか?」
でもめげずに声をかけたら、フィンレーもまた目を合わせて頷いてくれる。このところいっつもこうだ。反射的に目を逸らして、後から気まずそうに目を合わせる。無理してるんじゃないかと思うと、それも悲しい。
「ここら辺でいいかな」
歩きながら適当に拾っておいた枝や枯れ草をボスっとおけば、阿吽の呼吸でフィンレーが火をつける。
うん、やっぱ相性いいと思うんだけどなぁ。
いつも通りに飯を食って、フィンレーに浄化をかけて貰って全身スッキリしたところで、結界の中で魔物の夜襲の心配もないから二人揃って寝る準備に入る。
野宿用のペラい毛布の中に身を横たえた俺は、やっぱり今日も向こうを向いているフィンレーの背中に話しかけた。
「なぁ、フィンレー」
「なんだ」
振り向いてもくれないの、結構寂しいんだよな。
「明日には多分、俺らの街に着くじゃん?」
「そうだな」
「俺はさぁ、このクエストが終わってもフィンレーと一緒にいれたらいいと思ってるんだけど、フィンレーはどう思ってるんだ?」
「……正直、迷っている」
だよなぁ、やっぱりな。
「ま、フィンレーの腕なら他にパーティー組んで欲しいって言うヤツはいくらでも居るだろうけど」
「他の冒険者と組む気は一切ない」
「ふぅん、もったいないな。俺はフィンレーが組むの嫌なら、他のパーティーをあたろうかと思ってるんだ」
「それはダメだ !!!!」
ガバッと起き上がって、フィンレーが俺に詰め寄って来る。
珍しくこっち向いたなぁ。
「なんて危険な事を……! 君は危機感が足りない!」
「いやいや、ソロの方がよっぽど危険だろ。そのセリフは俺がフィンレーに言いたいセリフだ」
「そうじゃなくて……! 貞操の危機のことを言っているんだ!」
フいた。
「フィンレーじゃあるまいし、そういう心配はねぇから!」
まだ何か言いたそうな顔をしてるけど、本当にその心配はない。まぁフィンレーは今まで散々嫌な目に遭ってきたみたいだから、そういう心配をしてしまうのも仕方がない事かもしれないけどな。
「分かった。僕が君のパートナーになる」
「えっ、マジ? パーティー継続してくれんの?」
「ああ、約束する」
「やった!」
なんかパーティー組もうって決意してくれたポイントが釈然としないけど、でもまぁいいや。結果オーライだ。
「ただし、他の冒険者は入れない。二人だけのパーティーでいいなら」
「うん、別にまぁいいよ。俺とフィンレー、バランスいいから結構二人で充分な気はするし」
「それは、僕もそう思っている。君は信頼できるパートナーだ」
「ホント!?」
「勿論だ。君じゃなかったらそもそも僕はソロ一択だ。君だからこそ迷っていたんじゃないか。ただ、その……僕にも事情があるんだ、色々」
最後の方は何やらゴニョゴニョ言ってたけど、言いにくい事は別に言わなくてもいい。とにかくパーティーを継続できる事がわかって、俺は安心した。
あー良かった、これで気持ちよく眠れる!
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