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第五章 ~ゲームに無かった展開だから遠慮しないで歯向かう~

初めてのフィロウのお強請りに抗えない

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じゅぶっ……じゅぶ、じゅぶ。

「ぅん、んっ! あ…んぅっ!」


グチュっ、……グチュリ。

「んっ、あっ、ぁ……んんっ!」


寝室に響き渡るくらい、淫らな音を立ててるのは。
もちろん、フィロウの入り口だ。


「フィロウ、凄いな。どんどん溢れて来る……。」
「あっ、あぁっ、もっと……!」

オレの指に絡み付いて来る愛液は、『滲んで来る』をとっくに通り越してる。
後から後から流れ出て来てて、もはや大洪水だ。……ゴメン、この発言は忘れてくれ。エロ漫画のエロオヤジっぽ過ぎだな。
とにかく潤みに潤んで、オレの指三本の抽挿も比較的スムーズだ。


うつ伏せで大きなクッションを抱えたフィロウ。
膝を立ててるけど、足を大きく開いてるから、膝立ち状態のオレのが届かない。なんて悲劇にはならない、大丈夫だ。

尻の割れ目のちょっと上……まだ、例の『割れた実』も、割れる前の『実』も何も無い。
つまりフィロウは未経験で、セックスどころか指や道具で弄った経験も無いんだ。

初めてなんだし、後ろだけじゃツライかと思って、フィロウのアレにも手を伸ばしたんだけど。
握った方の指先を動かすたびに、後孔がギュウギュウ締め付けて。それはそれで刺激が強過ぎて、逆に大変そうだったから。
結局、フィロウの孔を広げる方向に集中させて貰ってる。


「あぁっ、あっ、……っそ、こ…」
「……ん? ここ、か?」
「ぁ、うんっ……ん、ぅんん、そこっ……ぃい……っ!」

後ろから中への刺激だけでも、フィロウはこんなに乱れてくれてる。
気持ち良さそうな声を漏らしながら、エロ大胆にお強請りまでしてくれるとか。

「ぁんっ、きも…ちいぃ……!」

抱き締めてるのがクッションってのは残念だけど、こんなに可愛い反応してるのを見たら、オレも大興奮っていうか、股間が熱く滾って仕方ない。
もう突っ込みたくって堪らないんだけど。
だけど我慢。

「ん、んっ…ぃ、イク! あっ、ぁん! い…グゥ、っ……イカせ、て…!」

乱れまくり過ぎで、オレの名前なんだか、イキそうになってる実況中継なんだかも分かんないけど。
とにかくこれは、一度イカせるしかないだろっ。
気持ち良くイッて貰おうっ。

これ以上は、オレがヤバい。


オレはメチャメチャ鼻息を荒くしつつ。さっきフィロウからお強請りされて気持ち良さそうだった場所を、重点的にコッテリネッチリ攻め立てる。
更に溢れて来る愛液ですっごいエッチな音が響いてて、中が細かく戦慄き出した。

「いいぞ、フィロウ。イッて……イクトコ、見せて?」
「んぁ、っはぁ…あっ、あうぅっん、ん゛ん゛ぅっ!」

せっかく気持ち良さそうな悲鳴なのに、最後の方は抱き締めてるクッションに吸収されたのが惜しまれる。
フィロウの内壁がオレの指にキツく吸い付いて来る。



「はぁっ、はぁ……っん、ふ……。」

顔を赤くしたフィロウの呼吸が整うまで、背中や腰の後ろ側を撫でるオレ。

この滑らかな肌に例の痣が出来ちゃうのは、なんだか勿体無いような気もするけど。
でもフィロウの肌に出来る『割れた実』はきっと、綺麗な色をしてる。


「んふ…っ、ねぇ……イグゥ? もう、大丈夫……じゃない?」

クッションにおでこを付けてフィロウがオレを振り返る。
鮮やかにシルシが浮かんだ瞳には、もっと先への期待が浮かんでた。

「ぉね、がい……。このまま、……入れて、欲しい。」
「っく……っ。」

クッションじゃなくてオレにしがみ付いて欲しいなぁ、とか。
正常位で繋がった方がフィロウの顔が見えるかなぁ、とか。
ちょっとオレもリクエストしようかなって考えたりも、したけどさ。
……いやぁ~、あぁもう、そんなのど~でもいいや。

気持ち良さそうに、エロい顔で「入れて」って言われるの。ホント、いいよな?
うん、オレ……本当に、強請られる言葉とか表情とかに激弱なんだ。再認識した。


「入れるぞ……フィロウ。」

もう、入れるだろ。当たり前じゃん。
指三本バッチリだったし、四本目も入りそうな感じだったし。大丈夫だよな?


後孔から慎重に指を引き抜いて、代わりに反り返ったオレのを押し当てる。
待たせてたオレ自身の先端も充分に湿ってるから、気を抜くと一気に突き刺しちゃいそうだ。

「んっ……早く、ぅ……。」

焦れたフィロウの声。
恨めしそうな視線がやたら可愛い。


ここで、下半身が我慢出来ないって定評を裏切らないオレは。
誘われるままにズブズブ。青筋立ってるオレのを、フィロウに潜り込ませてった…

「あぁ…、あっ、あ、…っん。……あ、ぅぐっ!」

…んだけど。


指が入ってた分よりちょっと先の方。
オレのが全部、入りきる迄にあとちょっと……って位置で。

フィロウが痛がるような声が聞こえて。
反射的にオレは腰を止めた。


「だ……大丈夫か? 痛かったか?」
「うん、ちょっと痛かった……けど。」
「少し落ち着くまで…」
「ヤだっ。痛いけどっ……中断するのも、イグゥが全部入れてくれないのも。どっちも嫌だよ?」

内側がピクピクする動きは確かに、ただ気持ち良いだけのさっきとは違うみたいだ。
本人も言ってる通り、痛みがあるんだ。

一旦休憩又は、今日は奥まで入れるのは止めておこうか。
って提案しようとしたオレに、フィロウはハッキリと意思を示した。


「フィロウ、ダメだ。ちょっとずつ……な?」
「い、や、だっ。」
「今日が最後じゃないんだから。焦るなって。……な?」
「ち、が、うっ。」

自分が言われた台詞に頼るオレ。
首を振ったフィロウは背筋を反らして、手を伸ばして。まだ入り切ってないオレのを、指先で触れる。


「痛いけど……痛くても、我慢するんじゃなくてっ。これも大事なっ、ボクの……経験、だから。」
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