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第四章 ~なんだかんだでゲームに沿う形でハーレムっぽい感じになる~

これが見たくて抱いてるようなもんだ $メリクル$

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「あ、ん……っ、……んふ…っ、……んっ。」

弱々しく喘ぐエステードが俺の下で身体をくねらせる。

頬や目の周囲が僅かに染まり、切なそうに俺を見上げる視線はえらく素直だ。
普段はちっとも顔色を変えねぇから余計に、表情豊かに見えるな。

いわゆるギャップ萌えってヤツだ。悪くねぇ。


まぁ、声より表情より。身体が一番、正直なモンだ。

エステードの身体は、腹も胸も、自分が出した精液に塗れて濡れてる。
後ろの肉壺はもっとビチャビチャにずぶ濡れだ。
タチと違って身体の奥側で感じるネコだから、一回の射精でタチ以上に体力を消耗する。
それでもエステードは大人しくベッドで仰向けになって、グッタリしながら俺のちんぽを深くまで咥え込んでた。



抜かずの三発で仕置きしてやった。
三発ってのは俺の回数だからな。
当然、エステードはそれ以上。そろそろ「もぉダメ、無理…」とか言い出してもオカシクないくらいの回数はイッてる。

……ま。言わないだろ~な。
コイツは初っ端から、嫌とか無理とか、止めてとか言わねぇからな。
最初の頃は正直……俺が何をしても何とも思わねぇのか、本当に人形なんじゃないかって思ったくらいだ。


「んっ……ぅ、……んくっ、あ……っ。」

甘く鳴きながら、眉を顰めたエステード。
コイツから色気が立ち昇るのはこんな時くらいだ。
吐息を漏らしながら時々唇を舐めてるのは、気付いてねぇんだろな。そんな計算とか演技が出来るんなら、もうちょっとは上手くやってるだろ。


突っ込んでる最奥の窄まりが俺に吸い付いて来る。
呼吸するように開いたり閉じたりで、緩急を付けて絶妙に刺激する。

足を抱え上げて、一番奥の、こっから先は立ち入り禁止のトコに擦り付ける。
エステードの一番好きなトコらしい。


もうそろそろ、出すのも辛くなって来てるよな。
でもイキたいんだろ? イカせてやる俺は最高に優しいよなぁ?


「っあぁ……! ぁ、うっ…、んっ、……っ! んん……っっ!」

イク直前、エステードはきゅっと目を瞑った。
少量の精液が出る。
イキながら、気持ち良さに身体を戦慄かせてエステードは薄っすら微笑んだ。

「あ、あっ……、……あ、…ん……。」

ゆっくりと目を開けるエステードは無防備に蕩けてた。
表情も、声も、身体も。
だらしなく開いたままの唇がいつもより赤い。


イク時にコイツ、凄い気持ち良さそうなエロい顔すんだよな。
俺はこれを見る為に抱いてる、ってトコもある。


絶頂したエステードに合わせて、肉壁が俺を搾り取ろうと痙攣する。
ただでさえ気を抜いたら持ってかれそうになってた所だ。
俺は波に逆らわず、ギリギリまで内壁を抉って楽しんでからエステードの中で射精した。遠慮してやる理由も無ぇしな。

奥にタップリ注いでグチャグチャ練り込んでやる。
自分の精液を掻き回すのはあんまり気持ちの良いモンじゃねぇけど、俺が出したものを中に擦り付けるとエステードが小さく笑い声を漏らした。

「ぁ、んふ……、……ふふっ。」

エステードが満足そうに、ふわっと微笑を浮かべる。
嬉しそうに眦を細める本人は、自分が声を出してる事も笑ってる事も気付いてねぇんだろ。

俺はこの顔が一番気に入ってる。
これを見る為に抱いてるようなもんだった。




顔を寄せて唇を合わせる。
脱力中のエステードは、舌で咥内を深く犯されても今度は抵抗しなかった。

「…っん、……ふっ、は…ぁ……。」
「ちょっと休憩させてやる。……三十分経ったら、またヤルからな?」
「ん……、ぅん……。」

体力の限界近いエステードは若干戸惑い。それから大人しく頷いた。


ちんぽを引っこ抜いて、俺もエステードの横に転がる。
一応『休憩』って名目だからな。
手のやり場に困るようにモゾモゾするエステードを引き寄せて、俺に抱き付かせた。抵抗はしないものの、エステードがビクッとしたのが丸分かりだ。

こういう時はくっ付いて来いよ……。
まぁ今は許しといてやる。





部屋の隅にある転移板へ、チラッと目をやった。
イグゥが戻って来る気配は、まだ無い。


……つか、イグゥは今日、帰って来られるかねぇ?


王都からノマルの町までは結構遠い。
馬車でまともに移動したら、間違いなく数日は掛かる所だ。
神殿にある転移板を使えるならともかく。……まぁ無理だろな。商人とかの一般人が使うには、かなり高額な費用が掛かる。

今のイグゥが上手く立ち回っても、使用料をチャラにするのはかなり難しいだろ。


……子供の頃の。
『俺』に奪われる前のイグゥなら、まだしも。
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